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ポルトガル/ポルト [Porto]:フランセジーニャ・カフェ [Francesinha café]

訪問:2014/10/30 12:30
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆
ポルトのB級グルメの代表格だという「フランセジーニャ」という食べ物。
確かに、市内のカフェや食堂系店舗のあちこちでこの料理を見かけるのだが(写真まで掲示している店も多い)、お値段がB級グルメの定義から外れるのだ。

概ね8ユーロ台というのだから、千円越え。物価の安いポルトガルでは、かなり高価な食べ物だ。
見かけた中での最安値は€5.50だったが、7ユーロ台も少数派で価格協定でもあるのかと思えるほど8ユーロ台が圧倒的なのだ。これをB級グルメだという人(=ガイドブック執筆者)は、グルメに縁が無いのだろう。

外観 店内

ネットで情報を探っていると、店名がずばり「フランセジーニャ・カフェ」という店を見つけたので、そちらに出向くことにした。
メトロ1日券を買っていたので(このチケットも地球の歩き方の記述は不十分なうえに誤解を招くものだった。詳細は、ポルト市地下鉄(メトロ)のゾーン区分 に登録してある)、中心地から外れているものの問題ない。
最寄の地下鉄D線マルケース[Marques]駅から徒歩5分程度だ。

店頭に大きなフランセジーニャ [Francesinha] の写真を掲げているので難なく発見できたが、迎えてくれたのはFBに掲載されている写真のご夫婦(?)。
英語がほとんど通じないという問題はあったが、Francesinha を食べたいとお願いした。
メニューを見ると、期待していたフランセジーニャ専門店というわけではなく、どこの店でも見かけたオムレツ類をはじめとする普通のカフェメニューだったので、それほどこだわりは無さそうだ。

Francesinha especial
Francesinha especial(€8.50)
Fiambre, mortadela, bacon, linguiça fresca, salsicha fresca, queijo, bife do lombo, pão de forma e molho especial


写真の見た目以外まったく前提知識が無かったのだが、どうもサンドイッチのようだ。
表面にとろけるチーズをたっぷりかけてあるので、写真を見ただけでは何だか分からなかったわけだ。

フランセジーニャの断面

早速断面を紹介しよう。
メニューに具材名が詳細に記されていたが、ご覧の通りぎっしり丁寧に挟み込まれている。

出てきた時は、タバスコをたっぷり掛けたような強い酸味臭を伴っていたので、皿に敷かれているソースはさぞかし辛いのかと思いきや、ほんのり辛い程度。このソースが差別化の大きなポイントだろうが、意外にパッとせず。
ハムやソーセージの塩分や調味料が強いので、ここはもう少しこだわりを見せてほしかったなぁ・・

フランセジーニャを崩してみた

断面だけではわかりにくいので、ちょっと崩した写真も撮ってみた。
一番上のステーキが、このB級とは言えない高額の元だろう。でも、所詮サンドイッチサイズなので、それほどボリューム感は無いかな。(女性なら十分だろうけど・・)

ということで、どこでもだれでも簡単に作れる料理であることが分かったが、見ての通り予想できてしまうものなので、わざわざ食べに行く価値は無いと思う。さすがの私も、もう1か所で食べ比べする気にはなれなかった。
差が出てくるとすれば、この店のように具材を丁寧に積み上げているか否かぐらいだろう。ハム類の味がほとんどなので、味の差はそれほど出てこないと思う。

※メニュー:裏側(料理類)表紙側(酒類・珈琲・紅茶)

【詳細情報】
店名:Francesinha café
電話:22 550 2722
住所:Rua da Alegria 946, Porto
GPS:41.160196,-8.60064


※ポルトガル北部のポザーダ(Pousada de Santa Maria do Bouro)から登録しました。

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガル/ポルト[Porto]:アバディア・ド・ポルト[Abadia do Porto]

訪問:2014/10/29 21:00
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆CP★★★★★
乗継便の欠航で1日早く出発することになったことから、ポルトで2泊することになってしまった。

外観 入口

同じホテルで連泊を企んだものの、5日前に決まってからの確保では遅かりし。たまっていたポイントを消費できるibisに宿を取って、近隣を歩き回って見つけたのがこの店だ。
人通りの少ない路地(と言っても、道幅はかなりある)の向こうに明かりと人が見えたので行ってみたら、きれいな入口のレストランだったというわけ。

店頭にメニュー掲示があるのでチエックすると、高級感のある店構えにもかかわらず意外にもリーズナブル。
人通りの無いという場所的にも良い店である可能性が高いと踏んで、この店に決定した。

店内 テーブルセッティング

内部は2階建てのような構成で、案内された席から下の階が見える。その外壁に、なにやらこだわりのありそうな飾りがあったりで、なかなか良い感じの店だ。
都度交換していると思える真っ白な布テーブルクロスに、店名入りの白いナプキンと高級感もあるし、何よりスタッフがフレンドリーながらも洗練された振る舞いで気持ち良い。もちろん英語も通じる。

Pão
Bread[Pão](€0.35)

まずは、頼んでいないパンが出てきた。
取らなければ課金されないのだろうが、美味しそうだったのでいただいてみた。
特に左のカステラみたいな色をしたパン、かなりの重量級で甘いわけではないが美味しい。

メニューにも明記されているが、このパン代はわずか50円。
しかも21%の税金を含んでの価格なので、下手にイタリア的にコペルトを取る店よりも良心的だ。

Caldo Verde
Caldo Verde(Portuguese Kale Soup)(€2.50)

スープは、前回までのポルトガル旅行でも何度もいただいている「カルドベルデ」というスープ。
千切りにしたケールがたくさん入っているポテトポタージュだが、この店のはポテトが少な目であっさりしたお味。
さらに、舌触りの悪いはずのケールが、なんとなく海藻のような食感で独特だ。

Caldo Verde に入っている肉

ご覧のようにハムの小片も入っているのだが、そこからスープ側に旨味が溶けている感じがしなかったので、後から加えただけなのかも。そのためか、やや塩分少なめな気がしたが、持参の塩を加えたら(テーブルに塩が無かったのだ)おいしくなった。でも、ハムの旨味が出ていた方が美味しそうだ。

Tripas à moda do Porto(盛付後)
"Tripas à moda do Porto"(tripe stew with beans and various meats)(€9.00/1人用)

メインはポルトのご当地メニューらしい「トリパス」という牛の内臓肉のシチュー。(☞ wiki
上の写真は、スタッフが皿に盛り付けてくれたものだが、混ぜて盛り付けるか、あるいは分けて盛りつけるかと聞かれたところを見ると、混ぜ混ぜしていただくのが主流のようだ。

Tripas à moda do Porto

さて、盛付後の皿の写真だけ見れば、これで9ユーロもするの?っていう感想になるのだが、とんでもない。
上の写真は、盛り付けた後の残り。どうみても、全体の4分の1程度しか皿に盛りつけられていないのだ。

この料理だけでなく、この店のメニューには2人用の通常量に対して1人用(レシートベースでは1/2と記されているのでハーフポーションということになる)が多く並んでいるのだが、もちろん1人用をお願いしたはず。
そこで1人用を頼んだはずだと聞いてみたのだが、これで1人分だと。

4回目のポルトガルとなれば驚きは無いが、さすがポルトガルだなぁと。
間違っても2人で頼む場合でも2人用を選んではいけないということだ。

Tripasを拡大

せっかくなので、内臓肉だけを拡大してお見せしておこう。
最初の盛り付け写真では、内臓肉以外の部分も見えているが、だいたいこんな感じの肉がゴロゴロとたくさん入っている。
十分煮込まれているので柔らかいし、内臓肉の癖もほとんど感じないので、極端に苦手な方でなければ美味しくいただけるはずだ。

ライスは長粒種を固めに炊いてバターで炒めたもの。
シチュー側の味はスープと同様に薄めなので非常に食べやすく、美味しかったこともあって8割程度は食べてしまった。

お会計

さすがにこれ以上は入らないのでお会計。
コーラ代も含めて全部で13.75ユーロと、高級感のある店にしては非常に安い。大満足だ。

あとで調べたら、地球の歩き方掲載店だった。
レストラン情報では最初から相手にしていないガイドブックだが(JTB系とか他のガイドブックは見向きもしないから、まだ相手にしているとも言える)、掲載店一通りをTrip Advisorのランキングで調べてみると、この店だけ2桁順位にランクされている上位店だった。(あとはダメ)

ガイドブック掲載店の店から本当の良い店を当てるのは至難の業だが、安っぽい店内写真で大箱店であると否定的な文面を見れば、広告料をもらっていたり便宜を図った店ではないと納得できた。
まあ、今となっては、ガイドブックではなく日本の食べログの世界版ともいえるTrip Advisorのようなネット情報の方が確実だろうから、ガイドブックのインチキ情報を見抜きやすくはなっているのだが。

※メニュー:英語版

【詳細情報】
店名:Abadia do Porto
電話:22 200 8757
住所:rua Ateneu Comercial do Porto 22-24, 4000-380 Porto
GPS:41.148025, -8.607762


※スペインのガリシア州カンバドスにあるパラドール(Parador de Cambados)から登録しました。

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガル/ポルト(Porto):Pastelaria Tupi(Confeitaria TUPI)

訪問:[2013/2/8 14:20]
評価点:総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★★
ポルトでは、ドウロ川(Rio Douro)の河口にあるフォズ城(Castelo da Foz)や世界遺産の旧市街を回った後、ボリャオン市場(Mercado do Bolhao)で何か食べようと思ったら8割程度の店が閉まっていた。午後2時のマーケット見物は遅すぎたようだ。

仕方なく車を置いたボルサ宮殿前の地下駐車場(3時間で€5.00だった)に向かって歩いている途中で見つけたのが、この店。地元客で繁盛していたことと、店頭に美味しそうなポルトガル菓子が並んでいたのが選択理由。


▲左:外観  右:店を出る時に撮った入口側からの店内の様子

まず、入口のショーケースにある菓子類を指差し注文して、奥の空いている席に着けば持ってきてくれる。
その段階で飲み物を聞かれたので、そこで注文。お会計は、店を出る前でOKだ。

NATAとMINIATURAS
左:NATA(€0.75)、右:MINIATURAS(€0.30)

選んだお菓子は、ポルトガル定番のお菓子と言えるナタ(エッグタルト)と、やはりポルトガルらしく見える砂糖たっぷりの「MINIATURAS」というお菓子。これ、後で Google翻訳かけたら、単に「ミニチュア」っていう意味なので、大きなサイズがあったのかもしれない。(名称はレシートで拾っている)

NATAの断面 MINIATURASの断面

エッグタルトは、カスタードがポルトガルらしく(笑)、やたらと甘かったので、他国の観光客が多く来る店は、マカオのように甘さ控えめで作っているのかも。

もうひとつのミニチュアは、パイ生地に期待したのだが、パイの食感はほとんど無く、見た目通りの砂糖だらけといった感じで残念。でも、1つ30セントという価格付けが素晴らしい。(この店、お菓子とその場で絞るフレッシュオレンジジュースで€1.60というセットを盛んに宣伝していた。安い!)

BOLINHOS BACALHAU バカリャウコロッケの断面
BOLINHOS BACALHAU(€0.80)

お菓子以外にも、これまた名物の干しダラのコロッケがあったのでお願いした。
全体写真で読み取れる表面の状態と、断面写真から繊維質が大量に見えることで予想できる通り、ほとんどバカリャウだけという具に少しだけ薬味的な野菜を加えてある。バカリャウらしい塩分の強さも無く、繊維質も細かく切られていたので、マイルドなお味で美味しかった。
やはり温められるわけではないが、確かに常温で食べた方が美味しいかもしれない。

紅茶(CHA/€0.80)はティーバッグ入りのポットでサーヴされ、当地定番の珈琲「ガラオン」のマグカップサイズ版(GALAO CIMBALINO/€0.90)も1ユーロもしない価格。本当にポルトガルのカフェは安くて気軽に使える。

レシート 入店直後の状況

ちなみに、総合点を★4つにした理由は、CPの良さだけでなく、観光客に汚染されていない現地の雰囲気を良く出していると思えたから。ひっきりなしに客の出入りがあり、現地の人たちで常に混雑していたことから、ポルトガル標準のカフェの雰囲気を味わうには良いだろう。
簡単な英語は通じたし、親切に対応していただけたので、日本人が行っても苦労することは少ないと思われる。


【詳細情報】
名称:Confeitaria TUPI
電話:222 057 574
住所:Rua Sá da Bandeira 144, Porto

大きな地図で見る

※参考サイト
Mistura de Portugal(ポルトガルのカフェの料金体系はイタリアと違う)
 

【ポルト(Porto)の風景】


▲左:サンフランシスコ教会とボルサ宮殿  右:高台から見たポルサ宮殿


▲左:カテドラル  右:サンベント駅前の教会



▲サンベント駅


▲左:リベルダーデ広場から市庁舎方向  右:市庁舎


▲カルモ教会


▲左:クレリゴス教会  中:クレリゴスの塔  右:トリンダーデ教会


▲左:ボリャオン市場を2階から  右:市場で売っていたスープの材料のキャベツ類の千切り


▲どちらも廃墟。ポルトに限らず、都市でこういった建物が意外に多く見られた。


▲左:市電  右:ボルサ宮殿前の地下駐車場のカード(ゲート挿入後に戻ってくるタイプ)

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
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今後の旅行計画
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン
3月:高雄/台湾
3月:ハノイ/ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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