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ポルトガルの古城ホテル:ポザーダ サン・フィリペ(Pousada de São Filipe)

訪問2014/1/12~13 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €124.00、Rate: January Sale 20% OFF
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体4.0、サービス4.5、CP5.0

Pousada de São Francisco

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
セトゥーバル[Setúbal]の風景

最終日の宿は、毎度おなじみの古城ホテルだ。(☞ 泊まった欧州の古城・シャトーホテル一覧
リーズナブルな古城ホテルということで、昨年のポザーダ巡りのように最高峰のスィートルームで予約してしまった。

リスボンから50Km程。
Setúbal駅までは空港から地下鉄と電車だけで行けるので(約1時間)、残り3.5Kmはタクシー利用になるものの、レンタカー無しでも比較的行きやすい立地だ。(バックパックなら歩けない距離でもない)

Pousada de São Francisco

わずか16室の小さなポザーダだが、ナントこの日は私だけの貸切!
そのおかげか、ポザーダの建物直下にあるダンジョンに案内してくれたり、チャペルの中に入れてくれたりと、至れり尽くせりのサービスで気分よく過ごすことが出来た。
ダンジョンは真っ暗闇というだけだが、チャペルはぜひとも中を見せてもらおう。
 

外観とテラス席 店内の雰囲気
▲左:テラス席もある  右:店内の雰囲気(チェックイン時に撮影)

レストランも貸切。外部客も受け付けているが、城塞(Fortaleza de São Filipe)だけあって、城壁外側にある駐車場からレストランに向かうまでのトンネルを含む通路は、真っ暗だとちょっと恐怖感を覚えるだろう。

メニューを見ると、アラカルトの価格設定が他と比較するとかなり高めだ。
にもかかわらず、Menu Pousada(€25.00)という安いコースも存在することから、ポザーダ9軒目ではじめて最安値のコースをお願いすることにした。

コペルト

まずは、コペルトのパンとオリーブ類。これ、アラカルトだと €4.70 もする。
日本では普通にあるオリーブオイルと塩という組み合わせも珍しいが、この塩、フルール・ド・セルとの記載。
良い食材を使っていますということで、価格設定が高めなのかなぁ・・

オリーブ

貸切とのことで、ここからは全部フラッシュ撮影したもので紹介するが、このオリーブが旨い。
日本で1人用としてこの量が出てくることはまず無いが、美味しければこの程度の量は問題なくいただける。

Sopa de Legumes
前菜(2択):Sopa de Legumes
Vegetables Soup


前菜のもう一方が、トーストの上にソーセージと卵といった朝食的な料理。
これは避けたいので、スープをチョイス。ポルトガルのスープは独特で美味しいのだ。

選択の余地の無いコースだからか、割とオーソドックスなポタージュが出てきた。
ポルトガルらしい縮緬キャベツや豆をベースにコリアンダーの香りを加えた感じだが、5年前にエストレモスのポザーダ Rainha Santa Isabel でアラカルトでいただいたコリアンダーのスープのような強烈さは無い。

Arroz de Choco do Sado Perfumado com Coentros
メイン(2択):Arroz de Choco do Sado Perfumado com Coentros
Cuttle-Fish Rice with Coriander


肉料理は七面鳥のステーキとライスとあったので、昨晩と同じリゾットを選んでしまった。
昨晩の海老ではなく、甲イカとの表記だったが、出てきた皿には海老も乗っている。っていうか、甲イカが見当たらない。

リゾットを皿に盛り付け

皿に半分ほど盛りつけたのが、こちら。

どうもブツ切り蒲鉾みたいなのが甲イカ入りらしいのだが、これがイマイチ美味しくない。
化学調味料タップリだろうから、リゾットの方にその作られた旨味成分が溶け出して全体的には不味くないのだが、この蒲鉾だけは異色の存在で完食するのに苦労した。

反面、米は独特なリゾット専用米ではなく普通の米のようで、馴染みのある食感に仕上がっている。

Doçaria da Pousada
デザート:Doçaria da Pousada
Pousada's Pastry


デザートは、焼リンゴをシロップ漬けしたようなものが出てきた。
丸ごと焼リンゴを、過去ポルトガルのどこかで食べた記憶があるのだが、それとは違って焼いた後に皮むきし、カラメルベースのシロップに少し漬けこんで味を浸み込ませたものを、そのシロップと共に供している。
お味は想定通りだが、ポルトガル名物の激甘焼き菓子に比べれば、完食できるだけいいかな?

ということで、はじめての最安値コース、結果的には価格相応ながらも満足感は乏しかったというのが感想だ。
やはり、失敗覚悟でもアラカルトから自由に選んだ方が楽しい気がするが、客が少ない時やこういった小さな宿の場合は食材も冷凍品中心になると思えることから、選択肢の少ないコースを選択するのも散財するよりはマシと考えるべきかもしれない。

※メニュー:Menu Pousada前菜・サラダパスタ・メイン・デザートグリル

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada de Setúbal, São Filipe
電話:265 550 070
住所:Forte de São Filipe, 2900-300 Setúbal
緯経:38.517769, -8.909105

駐車場:無料(城壁の外側の広場にある|緯経:38.517738, -8.909777)
ネット:WiFi無料
予約先ポザーダ公式HP
 
ポルトガルのポザーダ レビューインデックス
 
朝食のパン

朝食もディナーと同じレストランで。
客は私ひとりだけということで、パンがバスケットでテーブルの上に直接セットされた。

チーズとドリンク

客が少ない時は、他のポザーダでもセットメニューで出てきたこともあるが、ここでは何でも注文してくれと完全オーダー制だった。やりにくいなぁ・・
とりあえず、チーズとジュースにミルクタップリで珈琲をお願い。

ベーコンエッグ フルーツ

あとは、ベーコンエッグ(卵は1個でリクエスト)にフルーツをオーダー。
本当は生ハムも欲しかったのだが、うまく伝えることが出来ず(ハムと確認されたが、嫌いなボイルしたハムが出てきそうで断念)。サラミぐらいは頼めばよかったかなぁ・・

以上で、食事の紹介はおしまい。この後、ポザーダ内の写真と周辺の風景を掲載するが、今回の旅行ではこれが最後の店になるので、恒例の旅費を紹介しておこうと思う。

なお、掲載順が崩れているので紹介しておくが、この旅行の後は既に掲載済の1月下旬に家内と出かけた台北旅行(☞ こちら)、この記事の後に続くのも4月第一週に出かけた台北旅行になる。成田からLCCが台北に飛ぶようになって、国内旅行のノリで台湾に気軽に行ってしまうのだ。(5月と6月にも行く予定)
欧州旅行は、GWのスペインを予定しているので、この後の台北&北海岸旅行の後に登録することになると思う。

■今回の旅の費用
 往復航空券: 117910円(成田>パリ>リスボン>フランクフルト>成田、19679マイル獲得)
 現地宿泊費: 38904円(EUR362.00/4泊、うち3泊は朝食付)
 現地交通費: 15305円(EUR142.41)レンタカー・燃油・高速・駐車場
 飲食雑費等: 13855円(EUR128.92)
 国内交通費:  2020円
 旅費合計:  187994円(EURは事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)
 

【泊まった部屋(Suite D. FilipeⅠ)の内部写真】

▲左:正面中央のテラスのある部屋  右:部屋の入口は他の部屋と違って外から入ることになる


▲左:入口を入るとリビングルーム  右:スイートルームお決まりのウエルカムフルーツ


▲左:リビングルームのベッドルーム側  右:テラス側


▲小さいながらも街を望むことができるテラス(夏は夜景を楽しめそう)


▲ベッドルーム


▲バスルームは狭いが、もちろんバスタブ付
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲左:公道からこのゲートを中に入る  右:まだ城壁の外側。いかにも要塞という雰囲気


▲左:道なりに進むと駐車場。この城壁の門から中に入る  右:真っ暗の階段を登る


▲左:振り返るとこんな感じ(翌朝撮影)  右:登り切った出口。左手にあるチャペルは必見


▲左:階段横のガラス窓ごしにチャペルの中を見る  右:鍵を開けてもらって中から撮影


▲左:天井にも素晴らしいアズレージョ  右:壁の照明台(?)


▲左:暗いトンネル階段を登って出たところ  右:反対側がポザーダ


▲左:ポザーダ入口  右:入口前からチャペルの方を見る


▲左:フロント  右:ロビーラウンジ(窓側)


▲ラウンジとバーコーナー


▲左:通路は狭い  右:プールバーを通って


▲左:秘密(?)の扉を開けて、ダンジョンへ  右:さらに鉄格子を開けて中へ


▲真っ暗なので足元が見えない(ここまでの4枚はフラッシュ撮影。Nexus7で照らしながら進んだ)


▲左:ポザーダ全景  右:建物を抜けるトンネルを上がって城跡を見に行く






 

【セトゥーバル[Setúbal] の風景】

▲海岸の遊歩道はポザーダの下あたりから形を変えながら延々と続く


▲左:途中には漁港あり  右:対岸に渡る船もあり




▲街の中心となる広場と、そこにあった教会


▲海岸から一歩入った大通り沿いにも公園が延びている


▲左:新旧混在の建物と、 右:その裏手の方にあった旧市街への門

テーマ : 古城ホテル・シャトーホテル
ジャンル : 旅行

ポルトガル/ベージャ(Beja):Pousada de São Francisco

訪問2014/1/11~12 (Room Type: Standard、1名朝食付 €88.00、Rate: January Sale 20% OFF
食事: 総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★★☆
宿泊: 総合4.5、予約個室4.0、建物全体4.5、サービス4.0、CP5.0

Pousada de São Francisco

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Standard Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
ベージャ[Beja]の風景

アレンテージョ[Alentejo]地方の素晴らしい景色と古城めぐりを堪能してから向かったのは、エヴォラ[Evora]の南70Kmに位置するベージャ[Beja]という街のポザーダ。
昨晩のエヴォラのポザーダ(☞ こちら)と同じ元修道院(サン・フランシスコ修道院)の宿だ。

エヴォラは小規模の修道院を無理やり拡張した雰囲気で見応えに欠けたが、こちらは規模も大きく何もかもゆとりのある作り。共有スペースが広いことから家具や絵画・美術品類もそれだけ多く配置されている。
ギマランイス[Guimaraes]のポザーダ Santa Marinha ほどではないにしても、見応えのある宿だ。

一番安いスタンダードタイプの部屋を確保したが、部屋もエヴォラとは雲泥の差。
エヴォラのポザーダは、まるで安っぽい個人宿という雰囲気だったが、こちらはしっかり歴史感のある作りだ。
しかも、部屋は最安値にもかかわらず広々しているので、快適度は格段に上だ。
 
レストラン入口 レストランの雰囲気

夕食も、エヴォラのポザーダと同様にコース(€31.35)でお願いすることにした。
店頭に割安な今週のコース[Menu da Semana](€26.50)という案内もあったが、料理を選ぶことが出来ないので定番のコースの方が魅力的に感じた。エヴォラよりも選択肢が豊富なのだ。
(料理に記載してある金額はアラカルトで頼んだ場合のものであり、コースで頼んだ場合は無関係)

シェフ(Joaquim Filipeさん)の顔写真付お勧めメニューを店頭掲示していた(☞ こちら)ことから期待していたのだが、やはりエヴォラとは雲泥の差。(エヴォラは宿としても最悪 ☞ 泊まったポザーダのランキング

テーブルセッティングとアミューズ パン
Couvert
Variedade de Pão do cesto, patês, Azeitonas temperadas, Azeite e Flor de Sal e Acepipe(€4.00)
Bread, pate, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flour and Appetizer


最初のテーブルセッティングを取り損ねてしまったが、コペルトで出てきた皿はこんな感じだった。

人参のグラッセ風ピクルス

その中に、普通なら小皿でチーズが出てきそうなところに、通常の料理と同じ様な皿で人参のグラッセ風の料理。
グラッセでは食前酒には合わないなぁと思ったものの、食べてみると程よい酸味のビネガーを人参が柔らかくなるほどに浸透させているので、結構ハマる味だった。

オリーブとニンニク入りオリーブオイル
3種のスプレッドにキウイジュース

それに加えて昨日のエヴォラのポザーダと違って、パック入りバターの代わりに3種類の自家製風スプレッド。
オリーブの実は1種類だが質はこちらの方が上と、なかなか優秀なラインナップだ。
さらに、なぜかキウイジュースまで付いていた。

スプレッドのうち2種類は海鮮系だ。
左はカニ缶の出汁をいっぱい含ませた感じの蟹サラダ風、右はバカリャウ(干しダラ)ベースのもので美味しい。
この段階で、ここのシェフ期待に応えてくれるなぁと思ったわけだ。

Acorda de Ovas de Bacalhau
Acorda de Ovas de Bacalhau em pão de azeitonas e Camarões(€9.75)
Codfish Roes "Acorda" in Olives Bread and Shrimps


前菜から選んだのがこれ。ポルトガルと言えばバカリャウだよね。

焼きたての熱々パンをくりぬいて、干しダラとポテトをベースに蟹を加えたサラダのようなものをたっぷり詰め込んだ料理だ。

バカリャウベースの詰め物

サラダと違ってマヨネーズは隠し味程度だったので、パテのような詰め物的な料理。
味付けは日本には無いタイプで表現しづらいが、まずまずの美味しさ。ポルトガルのバカリャウ料理は奥が深い。
エヴォラのポザーダで選んだ前菜が量的にも貧弱だったので油断していたが、結構お腹にたまる。

Arroz de Tamboril com gambás
Arroz de Tamboril com gambás e amêijoas da nossa Costa Alentejana(€21.50)
Monkfish rice with prawns and clams from Vicentine coast


初めてポルトガルに来た5年前は一般のレストランで食べたので、リゾットというかお粥的なコメ料理を多く食べていた。特にタコのリゾットは激ウマだった印象が残っている。

ポザーダのメニューに、それらの料理が載っていることが無かったことから今まで選べなかったのだが、Arrozの文字を発見して頼んだのがこちら。タコではないが、魚と海老とアサリという構成だ。

米がアルファ米みたいな感じ(この米、昨年イギリスで購入したリゾット米と同じだが、先日のイタリアでも発見している。外観が麦みたいなもので、ちょっと米とは異なる見た目のものだ)で、日本で食べるリゾットとは食感が異なる。

別にオーブンで加熱した一口大の魚の切り身を皿に並べて、そこに別鍋で調理したアサリ入りのリゾット(というか硬めのお粥)を流し込んで、最後に海老をトッピング。
リゾット側にアサリの出汁が十分だったら美味しかったんだろうけど、出汁不足。トマトと香草で決めている感じの味わいだ。

Doçaria da Pousada
Doçaria da Pousada(€4.00)
Pousada's Pastry


デザートは、盛り合わせだというこちらをお願いしたのだが、やはりポルトガルのケーキ類は劇甘で半分も食べれなかった。

左手前の黄色いものは、おそらく卵黄と砂糖で作られたもの。日本の正月料理でも似た料理があるが、甘い甘い。
フルーツはスモモのシロップ漬けというか、砂糖漬け。これも劇甘。
カステラ風のものは、ただでさえ甘いのに砂糖シロップをしみ込ませて甘さを増強した感じ。
手前の硬いプリン風のものが一番甘さ控えめだったが、今度はクリームが少なくて水っぽい感じで味が良くない。

※メニュー:前菜メインデザート今週のコース

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada de Beja, São Francisco
電話:284 313 580
住所:Largo D. Nuno Álvares Pereira 7801-901 Beja
緯経:38.012762, -7.860736

駐車場:無料(正面左横のゲートから中に入る)
ネット:WiFi無料(フロント周辺を含む共有エリアのみ。2階のラウンジがお勧め)
予約先ポザーダ公式HP
 
ポルトガルのポザーダ レビューインデックス
 



朝食はレストランとは別の部屋に用意されている。
オフシーズンで宿泊客も少ないのに、しっかりバイキング形式で用意されているのは素晴らしい。
ポザーダでは、宿泊客が少ないと個人宿と同じように個別オーダー形式になったりするのだ。



ハムとチーズに、ポルトガル名物のナタ(エッグタルト)等をチョイス。
しっかり温められているナタは、今回リスボンの普通の店で食べたものと比べて濃厚で味が良い。


▲左:朝食会場  右:美味しいので追加してしまったナタとトマトジャム(当地では普通にある)
 

【泊まった部屋(Standard Room)の内部写真】

▲左:入口から部屋の中を望む  右:ベッド


▲ベッドルームを両方向から


▲バスルーム両側
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲左:名称標  右:フロント


▲左:フロント正面の教会跡  右:1階配置図


▲小さな礼拝堂らしき部屋がいくつもある


▲1階の通路(以下の写真にあるような客室以外の部屋が配置されている)





▲1階にある部屋


▲2階の通路(客室が配置されている)


▲左:2階ラウンジ(ここでWiFi接続していた)  右:他にも共有スペースがある


▲2階から見た中庭


▲左:外にはプールも見えた  右:2階配置図


▲左:建物の裏側に回ると教会らしい外観  右:その横にある庭
 

【ベージャ[Beja] の風景】
公式HPwiki


▲ポザーダ前の歩道に植えられているオレンジの木(誰も取って行かないのかな?)




▲ベージャ城[Castelo de Beja](公開時間:09:30~12:30、14:00~18:00/無料)


▲塔の内部(右写真の右側階段を登れるはずだが、臨時閉鎖の張り紙があったので断念)





テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガル/エヴォラ(Évora):Pousada de Évora, Convento dos Lóios

訪問2014/1/10~11 (Room Type: Standard、1名朝食付 €100.00、Rate: January Sale 20% OFF
食事: 総合★★☆☆☆、味★☆☆☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★☆☆☆☆
宿泊: 総合2.0、予約個室2.0、建物全体2.5、サービス3.5、CP1.5

ディアナ神殿跡の左奥にあるポザーダ
▲有名なディアナ神殿跡のすぐ横にあるポザーダ(左後方に見える)

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Standard Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
エヴォラの風景

Pousada de Évora

昨年に引き続き、今回のポルトガル旅行もポザーダ巡りとなってしまった。
今回の目的は、アレンテージョ地方の街めぐり。ひとり旅なので、当初は割安な普通のホテルにしようとも考えたものの、どうしてもポルトガルとポザーダを切り離すことができなかった。

ということで、ツアーなどにも組み込まれるケースが多いスタンダードの部屋を確保し、昨年レポートした全部 SuiteSpecial Suite(☞ 泊まったポザーダ一覧)といった最高峰の部屋との比較をしてみたいと思う。

最初の宿は、5年前にも来ている世界遺産の街エヴォラ
当時は時間の都合で15分しか観光できなかったので、リベンジだ。

最初に結論を書くが、価格設定が高い事もあってか宿としての印象が悪い。
ここはツアーでも宿泊先として組み込まれていることが多いが、当然カテゴリは私が泊まったのと同じスタンダードルームのはずだ。過去9軒のポザーダに泊まったが、部屋だけでなく施設面を含めても最悪という結果。
オビドスの Castelo de Óbidos といい、ガイドブックで煽られている作られた人気で宿代が高止まりしてしまい、宿泊施設としてはお勧めできないところばかりだ。(注:街の雰囲気は別の話)
 

レストランは中庭を囲む通路 レストランの雰囲気

ディナータイムは、19:30~22:00。(昼:13:00~15:00、朝:07:30~10:30)
レストランは中庭を囲む通路のうち2面を使ってテーブルを配置しているのだが、本来は通路なので非常に狭い。(この形式のレストランは、ベースが修道院タイプのポザーダに多い気がする)

中庭を眺められるとはいえ、雰囲気の良い中庭というわけでもないし、冬場は暗いのであまり意味が無い。それよりも、構造的に暖房が隅々まで行き届かないので、この時期だと少し寒い。

テーブルセッティング パン

今回はひとりなので、おとなしくコース(€31.35)でお願いすることにした。
アラカルトメニューで指定されている安い料理から選ぶことが出来るものの、他のポザーダと比べて指定品が極端に少ない点からも高飛車な営業姿勢が読み取れる。(記載した金額は、アラカルトベースの料金)

Couvert
Couvert
Variedade de Pão do cesto, Manteiga, Azeitonas temperadas, Azeite com Alho e Flor de sal, Queijo e Enchido regional(€4.00)
Bread, Butter, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flower, Regional Cheese


ポザーダではイタリアと同じコペルト方式を採用しているので、その料金でパンとおつまみ類がカバーされる。
たっぷり盛られたオリーブは、日本ではあまり見かけない軽く漬けただけといった自家製風。先週まで出かけていた南イタリアでも、街中でオリーブの実がたくさん付いた木を見かけたが、そんな木から取ってきたものを漬けましたよ、っていうお味。

Cogumelos recheados com Farinheira e Beringela
Entradas/Starters
Cogumelos recheados com Farinheira e Beringela(€6.50)
Stuffed Mushrooms with Eggplant and Portuguese smoked Sausage


なんとも美味しくない詰め物。
茄子とポルトガルの燻製ソーセージを組み合わせたものと記されているが、その燻製の味をうまくまとめることができなかったという感じの料理だ。

全体の構成 皿タルトの上にタルタル上の具材を盛っただけ
▲左:皿全体  右:詰め物の上の部分をすくい取った断面

ボリューム面を見ても、これが1皿千円もするのかという寂しさ。
まあ、これ以上多くても不味くて食べられないので良いが。

Tradicional Ensopado de Borrego a Alentejana Perfumado com Hortelã
Carnes/Meats
Tradicional Ensopado de Borrego a Alentejana Perfumado com Hortelã(€19.50)
Regional Soaked Lamb with Potatoes and Mint


部屋が暗いので、これだけフラッシュを使わせていただいたが、骨付きブツ切りラム肉とジャガイモを並べた皿が供され、そこに肉のスープを後からかけてくれるというパフォーマンス付の料理。ご当地アレンテージョ地方の料理らしい。

前にポルトガルに来た時に食べたイベリコ豚も肉の主張が激しかったが、どうしてポルトガルの肉は、こうも癖が強いんだろうと思える肉質。
確かに肉の柔らかさはラムなのだが、味も匂いもマトン以上に個性がある。
羊肉大好きのはずなんだが、この肉は脂身部分を食べると危なそうだったので少し残してしまった。

Queijada de Évora
Sobremesas/Desserts
Queijada de Évora(€4.50)
Flour, Milk, Eggs and Fresh Cheese


ポルトガル土産の定番でもあるケイジャーダ。(英語表記は笑ってしまったが・・)
これ、地域によって色々なバージョンあるそうだが、エヴォラバージョンとの記載があったので試してみた。

ポルトガルお決まりの劇甘ということもなく(ケイジャーダ自体が、ポルトガルでは珍しく甘さ控えめのお菓子なのだ)、かといって見た目の通りチーズケーキとも違うケイジャーダ感が出たケーキ。

チーズっていう感じがしないことと、見た目の色合いや食感から味の異なる芋羊羹という線が妥当かも。
美味しいという水準ではないが、夕食の中ではこれが一番良かったかな?

※メニュー:前菜メイン・パスタ・サラダデザートランチ

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada de Évora, Convento dos Lóios
電話:266 730 070
住所:Largo Conde Vila Flor, Évora 7000-804
緯経:38.572692, -7.907060

駐車場:無料(宿の前に停めて、フロントに鍵を預けて移動してもらう)
ネット:Wi-Fi無料(フロント周辺のみで、部屋では使えない)
予約先ポザーダ公式HP
 

朝食

朝食会場は、ディナーと同じレストラン(というか、通路だよなぁ・・)
オフシーズンというのに客は10組近くいるということで、朝食はしっかりバイキングスタイルだった。

どこのポザーダでも、バイキング形式の朝食に関してはそれほど差が無いのでパスしたいところだが、宿代に含まれてしまっているのでケチ精神が働き、これだけ取ってしまった。例によって、昼食抜きになるパターン。
 

【泊まった部屋(Standard Room)の内部写真】
ベッド テーブル
▲部屋が狭いので、大きなスーツケースだと広げるスペースが無い


▲バスルーム


▲左:部屋のキーはいい感じ  右:部屋の窓からは小さなプールが見える
 

【上記以外のポザーダの写真】



▲左:入口から入ったところ  右:その右手にあるフロント


▲左:ロビーラウンジ(ここでしかWiFiが使えない)  右:客室に向かう階段


▲部屋の配置図


▲中庭に面した通路と、奥に向かう通路


▲左:3階の部屋は、屋根裏部屋みたいな通路から向かう  右:2階通路から見える外の眺め


▲左:中庭は見応えナシ  右:喫煙所は中庭2階にある


▲左:中にはの上部風景  右:何か意味のあるアズレージョかな?
 

【エヴォラの風景】













テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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