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ポルトガルの古城ホテル:Pousada Castelo Alcácer do Sal(Pousada de D.AfonsoⅡ)

訪問2016/11/18~19 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €119.70、Rate: Golden Age
食事: 総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体3.5、サービス4.5、CP5.0

Pousada Castelo Alcácer do Sal

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(No.201/Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
アルカセル・ド・サル[Alcácer do Sal]の風景

今回最初の古城ホテルは、1000年の歴史あるアルカサル城を利用したという Pousada de D.AfonsoⅡ。
チェックイン時にもらった案内書(英語版)

ポザーダの場合、公式HPでも建物に表記されている名称と異なることが多い上に、現在の運営委託先の問題なのか、しょっちゅう名称を変えてしまう。この結果、Google Mapやホテルサイトでも複数の名称が乱立したり別のホテルとして違う場所を指したりと、事前に情報を調べにくい事が多い。
玄関表示ベースでは「Pousada de D.AfonsoⅡ」だが、公式サイトでは表示ベースで「Pousada Castelo Alcácer do Sal」、ページタイトルベースで「Pousada de Alcácer do Sal」、レストランでのメニュー表示では「Pousada Castelo de Alcácer」、他にも別の表記があった。混乱するのは当然だ。

Pousada de D.AfonsoⅡPousada de D.AfonsoⅡ
▲古城ホテルの趣はまったく無い、新築ホテル的なポザーダ正面

今回もスタンダードルームとスイートルームの金額差に対して内容が雲泥の差となることが多いので、当然のごとくスイートルームを確保してある。
2人で朝食付税サ込119.70ユーロ(約14500円)と激安だったのは、街に何も観光資源が無いからだろうか。
 

レストランの雰囲気テーブルセッティング

ディナーは19:30から。
古城ホテルとは名ばかりの古城のあった場所に新築したホテルなので、レストランの雰囲気も軽い感じ。

期間は不明だが、割高感の強いポザーダのレストランという印象を払しょくするための(?)「Pousadas Gastoronomic Week」という特別コースが20ユーロで用意されていたが、魅力に欠けることからアラカルトでお願いすることにした。

Couvert
Couvert(€4.00x2人)
Bread, Butter, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flower (and Appetizer)


まずは、毎度割高感のあるコペルト。
これにアペタイザーが付くのだが、その内容によっては割高感が払拭される。

Appetizer

そのアペタイザーは、タコのサラダだった。
これで2人分だが、これなら納得のコペルト価格だろう。

ランチでいただいたタコ料理と同じ位の中型サイズのタコの足がブツ切りでゴロゴロ。
叩きが不十分なのか、ちょっと柔らかさに欠けるタコだし、ドレッシングがシンプルなせいか、野菜との調和もイマイチ。
まあ、これが一般的なポザーダクオリティというところだろう。

Caldo de Peixe c/ Hortelã da Ribeira
Caldo de Peixe c/ Hortelã da Ribeira(€7.00)
Fish broth with mint leaves


肉はダメそうという家内が頼んだ魚のスープ。
魚のブロスという表記なのに、魚の出汁はまったくと言ってよいほど出てない。
少し酸味があるうえに、ポルトガルではお決まりのコリアンダー風味もあって、日本に無い味が苦手な家内には関門だったようだ。

Sopa de Tomate com fatias de pão Alentejano
Sopa de Tomate com fatias de pão Alentejano, enchidos e oregaos(€7.00)
Tomato Alentejo soup, with slices of Alentejo bread, sausages and oregano


私は、ご当地アレンテージョの名前が入ったスープ。
具沢山に見えるが、アレンテージョのパンが下に敷かれている上げ底タイプ。

アレンテージョ名産のハムから出てくるエキスに、トマトの風味も加わり田舎を感じさせるスープで結構行けた。
これも日本では無いだろう。

取り分け用ワゴンカタプラーナ鍋

メインは、ポルトガル料理として有名なカタプラーナを選んだ。
日本はもちろん、現地でも食べたことが無いのは、大人数で頼む料理だからだが、このレストランでは1人用と2人用が用意されていたので、2人用を注文。

それにしても、用意された取り分け用ワゴンに置かれた専用鍋の大きいこと!

Cataplana de Cação e Camarão
Cataplana de Cação e Camarão(€32.00/2人用)
Dogfish and Shrimp "Cataplana"


メニュー表記でドッグフィッシュと海老のカタプラーナと書かれていたので、日本でよく見かける魚介鍋では無さそうと思っていたが、本当に2種類だけ。
あとは、芋とパプリカと玉葱ぐらいしか入っていない。素朴だなぁ・・

Cataplana de Cação e Camarão

取り分けてくれた皿。
ちゃんと見栄えの良いように盛りつけてくれた。珍しい?

ドッグフィッシュをアップ

ドッグフィッシュはサメの一種のようだが、見た目は白身魚にしたブリの切り身という感じ。
お味の方は、アンコウに近いだろうか。ちょっと変わった食感だが、意外に美味しい魚だ。

このドッグフィッシュだが、他のレストランでも何度かメニュー上に存在しているのを見ているので、ポルトガルではメジャーな食材なのかもしれない。

取り分け後の鍋に残ったカタプラーナ

カタプラーナ鍋にはもう1皿盛れるぐらいの量が残っていたので、魚と海老は2人で分け、残りは全部私がいただいた。

Doçaria Regional ou Conventual
Doçaria Regional ou Conventual(€4.50)
Regional and Conventural Sweets


予想よりも少なかったので、デザートも注文。
家内が選んだのは、地域の修道院のお菓子と題したもの。
甘い!

Tarte de Pinhão
Tarte de Pinhão(€4.50)
Pine Nuts Pie


私は、松の実のタルト。
産地であるスペインのスーパーに行くと、松の実は鍵のかかったケースに入れて売っているぐらい高価なものだが(約1000円/100g)、その松の実の使いっぷりが凄い。
これが家内の選んだデザートと同じ価格なのだ。

松の実のタルトの淵の部分

あまりにもたっぷり松の実が使われているので、淵の部分も拡大して撮ってみた。
こちらは、普通のケーキ並みの甘さで大いに満足できる味だった。

※メニュー:Pousadas Gastronomic Week営業案内前菜・スープメインデザート・Menu Pousada案内

【ポザーダ直営レストラン詳細情報】
名称:Pousada Castelo Alcácer do Sal
電話:265 613 070
営業:13:00~15:00、19:30~22:00(~22:30/週末)
住所:EB1 de Alcácer do Sal, 7580-197 Alcácer do Sal
GPS:38.372274, -8.513483


今日のルート実績
▲昨晩到着の空港から今日のルート実績(by Geo Tracker)
 
宿泊した古城ホテル・シャトーホテル レビュー一覧
 



オフシーズのポザーダの朝食は、過去の経験からガッカリな注文方式になることが多いのだが、この日は恐らく最大5組しか宿泊していないのに、しっかりしたバイキング形式で用意されていた。

昔は人数によって朝食込の宿泊代金が変動(10ユーロ/人換算)していたのだが、現在は変動していないようなので、1人で泊まる場合は無駄に朝食代を払うことになる。その変更が影響しているのかもしれないが、朝食無しではポザーダに泊まれないので、もう1人では泊まることは無いだろう。



チーズは地元産が3種類、ハム類も1種類は地元産の証の入ったものが置かれていたが、この地元産のハム(左側のサラミタイプのもの)が、メチャウマだった。



ポルトガルの朝食といえば甘いケーキ類だが、ご覧のような充実した品ぞろえ。
絶対にはずせない「ナタ(エッグタルト)」もしっかり用意されていた。
ジャム類も自家製だけでなく、市販瓶詰のものも豊富に用意されている。



これだけ充実していると、普段食べない朝食であってもこれだけ取ってきてしまう。(日本時間に換算すれば、お夜食の時間帯だから食べれるのだと思う)
オレンジジュースはフレッシュもの、ナタもパリパリの皮で美味しい。

ポザーダに泊まる場合は、郷土食に興味が無ければディナーは外で食べて、朝食だけで良い気がする。
私は郷土食を優先するので、多少高くてもポザーダで食べているのだが、正直これはと思える美味しいことに出会えることは滅多にない。



甘い物好きな家内は、ケーキ類をこれだけ取ってきた。
スポンジタイプのものばかりだが、右奥のシナモン風味のケーキはなかなか。
 

【泊まった部屋(No.201/Suite Room)の内部写真】
古城ホテルと言っても、城のあった場所(城壁も再現構築した感じ)に建てられた、おおよそ古城とは言えない新しい建物だったので、普通のホテルと考えて良さそうだ。
そうはいっても、朝食代を除いて12000円程度でこれだけ充実した部屋に泊まれるのは、やっぱりポザーダだからかもしれない。


▲部屋の入口のあるリビングルーム



▲ベッドルームもジュニアスイート並みの広さ、別に屋根が無い専用テラスがある


▲バスルームとアメニティ(前回と変わっていた)


▲ベッドルームからの風景


▲洒落たウエルカムフルーツがあったので、専用テラスでいただいた
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲左:フロント(中央奥)  右:斬新なデザインの吹き抜け








▲昼と夜の城から見下ろす川沿いの景色


▲レストランの窓から城壁(再建?)を拝む


▲左:こちらはオリジナル?  右:城壁から街の反対側を見下ろす


▲古城ホテルとは言い難い、いかにも近代的なポザーダ
 

【アルカセル・ドゥ・サル[Alcácer do Sal] の風景】
何もない街だったけど、絵になる風景はあると思う。




テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガル/アマレス[Amares]:Pousada Santa Maria do Bouro

訪問2014/11/2~3 (Room Type: Suite、1名朝食付 €106.92、Rate: Early Booking - Golden Age
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体4.5、サービス4.0、CP4.0
ポルトガルのポザーダ レビューインデックス

Pousada Santa Maria do Bouro

スペインのガリシア地方の帰りは、アクシデントの影響で単純に往路と同じルートを戻ることになってしまった。
実質最終日はポルトガル側での宿泊だが、不便な場所にある修道院跡のポザーダを予約しておいた。

ここは Google Map で示される位置と、ポザーダ予約票に示されている緯度経度が示す位置が異なっていたのだが、もちろん公式サイトに示されている方が正しいことは航空写真ベースで確認済。
アマレス [Amares] の中心地から10Kmほど山奥(スペイン国境側)に進んだ N308号線の道路沿いにある。アクシデントが無ければ、その道をスペイン側から入ったのだが・・残念。

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真

入口 反対側
ハロウィンの飾り ハロウィンの飾り

スペインのパラドールと同様に、こちらもハロウィン仕様でお出迎え。
後半の写真集でも登場するが、中庭の柱と柱の間すべてにハロウィン南瓜が置かれていたほど凝っていたのだが、なんと宿泊客は(たぶん)私ひとりだけ。
そりゃあ、こんな僻地にあると車でしか来れないだろうが、1月に泊まったサン・フィリペ城(Castelo de São Filipe)のポザーダ(Pousada de São Filipe)の倍以上の規模を考えると、この集客力の無さの原因は部屋の内装を現代風にしたことではないだろうか、と思ってしまう。(後半の部屋の写真で確認してほしい)
 

レストラン(入口から) レストランの最奥部

さて、お約束のディナーの紹介。
いつもは、選択肢の少ない3皿コースの価格が前菜+メインのアラカルトと同じ水準なのでアラカルトを攻めることが多いのだが、コベルトが €6.80 もするので断念。
それに客が私ひとりでは、下手にアラカルトを頼むのも食材の質という面でリスキーだ。

ということで、2食付で予約した場合と同じメニューである €32.00Menu Pousada をお願いすることにした。

Couvert
Couvert
Variedades de Pão, Manteiga, Azeitonas, e Petiscos(€6.80)

Variety of Bread, Butter, Olives and Appetizer


まずは、コベルトの内容。
他のポザーダと比べて2ユーロ高い設定の理由は、アミューズ(アペタイザー)の皿の内容にあるようだ。

Petiscos

しっかり塩抜きされた干しダラをニンニクオイルと海藻でマリネしたものに、地元のチーズをカナッペ風にして出してきた。
このバカリャウが美味しい。塩分を完全に抜いているのに、水っぽさが無い。鮮魚ではないので、バカリャウ特有の旨味はちゃんと残っているのだから技術なんだろう。我が家では真似できないや。


スープ(2択):Canja de Galinha com Folhas de Hortelã(€4.70)
Home Chicken Broth with Mint


コースには前菜かスープが選べると記されていたが、実際はスープしか選べない。
アミューズでしっかりした皿が出てくるからだとは思うが、仕方ないのでミント入りチキンスープをお願いしてみた。

ミントの葉はトッピングされているだけで、米粒パスタがタップリ入ったチキンスープ。
インスタントでないことは確かで、しっかり鶏ガラから作っている事が分かるお味で美味しい。

Arroz de Galo Pica no Chão Malandrinho
メイン(5択)Arroz de Galo Pica no Chão Malandrinho(€19.00)
Country Chicken Rice


ポルトガル料理系であるマカオのアントニオ [EST. DE COMIDAS ANTÓNIO] で食べたチキンライスと比較できるかと思って、ご当地のチキンライスをお願いしてみたのだが、出てきた皿は予想とまったく違うものだった。

ご覧の通り、洋食のハヤシライスといった感じのもので、ハヤシライスとの違いは牛肉ではなく鶏肉であることと、最初から米をシチューの中に入れて混ぜてあることか。
味は、見た目通りで日本のハヤシライスに近い。

Maçã Caramelizada em Mel
デザート(10択)Maçã Caramelizada em Mel e Vinho do Porto com Gelado de Baunilha(€7.90)
Toffee Apple with Honey, Port Wine and Vanilla Ice Cream


デザートの選択肢は非常に多く、スペシャリテ側からも選べるとのことで、そちらから選んだ。
なんとも魅力的な文字が並んでいたのだ。

シナモンを加えた甘いポートワイン(ポルト酒)で煮込んだリンゴを軽くキャラメリゼした感じのデザート。
中央には、煮込んだ時に使った太いシナモンが添えられていた。

以上、ディナーの紹介だが、客は私ひとりだけということで、フラッシュを使って撮影させていただいた。
フラッシュ無しで撮影したものと比較して、きれいに再現できた方を掲載している。
 

朝食セッティング

朝食は、ディナーと同じ席に用意されていた。
宿泊客は私ひとりだけなので、Pousada de São Filipe のように完全オーダー制かと覚悟していたら、黙っていても上の写真のようにセットしてくれた。助かる。

パン ジャンボクロワッサンもどき

パンは例によってたっぷり。
クロワッサン風に焼いたパンは、やや甘めのケーキ風。

ケーキ

パンがタップリなのに、ポルトガルとかスペインでは、この手のケーキもたくさん並んでいる。
私一人用なのに、ここまで出して来るとはサービス精神旺盛。それに、意外にも美味しかった。

フルーツ

フルーツポンチもすべてフレッシュもので5種類。
かなり豪華な盛り合わせになっているし、これも美味しい。満足満足。

ハムとチーズ ミルクティー

ハムとチーズはサラミとか生ハム類が無くて残念だが、ミルクティーをお願いしたら温めたミルクも大量に持ってきてくれた。これは日本では珍しいけど、真っ当な欧州のホテルの朝食なら普通の光景だ。

ソーセージ 目玉焼き

これで全部かと思っていたら、後から卵料理とソーセージ・ベーコン類は要るかと言ってきたので、卵1個の目玉焼きにソーセージを付けてとお願いしたのだが、ソーセージの量が半端ない。
自家製なら無理してでも食べたが、安物の市販品だったので半分以上残してしまった。

※ディナーメニュー:シェフのお勧め前菜メインデザート

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada Santa Maria do Bouro
電話:253 371 970
住所:Largo do Terreiro - Santa Maria do Bouro, 4720-633 Amares
GPS:41.659375,-8.270662

駐車場:無料(正面階段下の広場 入口GPS:41.659603,-8.271383)
ネット:WiFi無料
予約先ポザーダ公式HP
 

【泊まった部屋(No.209 Suite Room)の内部写真】
ルームキー ベッド
ベッドルーム 古風な机と椅子
▲せっかくの歴史ある建物なのに、中は斬新でがっかり(快適さを求めても仕方ないのに・・)

リビングルーム リビングルーム
▲リビングルームはテーブルが無いので、使い勝手が非常に悪い。

壁に冷蔵庫が隠れていた 部屋の窓からの眺め
▲左:壁に冷蔵庫が隠れていた  右:部屋からの眺め

バスタブ 洗面所
▲バスルーム
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲なんとなく新しく作られた感じのする館内2階部分



▲1階部分にはラウンジ的なスペースがたくさんある




▲正面裏側から見た建物外観



▲中庭が1番の見所かな? 柱の横にはハロウィンのカボチャがたくさん!

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガルの古城ホテル:ポザーダ サン・フィリペ(Pousada de São Filipe)

訪問2014/1/12~13 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €124.00、Rate: January Sale 20% OFF
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体4.0、サービス4.5、CP5.0

Pousada de São Francisco

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
セトゥーバル[Setúbal]の風景

最終日の宿は、毎度おなじみの古城ホテルだ。(☞ 泊まった欧州の古城・シャトーホテル一覧
リーズナブルな古城ホテルということで、昨年のポザーダ巡りのように最高峰のスィートルームで予約してしまった。

リスボンから50Km程。
Setúbal駅までは空港から地下鉄と電車だけで行けるので(約1時間)、残り3.5Kmはタクシー利用になるものの、レンタカー無しでも比較的行きやすい立地だ。(バックパックなら歩けない距離でもない)

Pousada de São Francisco

わずか16室の小さなポザーダだが、ナントこの日は私だけの貸切!
そのおかげか、ポザーダの建物直下にあるダンジョンに案内してくれたり、チャペルの中に入れてくれたりと、至れり尽くせりのサービスで気分よく過ごすことが出来た。
ダンジョンは真っ暗闇というだけだが、チャペルはぜひとも中を見せてもらおう。
 

外観とテラス席 店内の雰囲気
▲左:テラス席もある  右:店内の雰囲気(チェックイン時に撮影)

レストランも貸切。外部客も受け付けているが、城塞(Fortaleza de São Filipe)だけあって、城壁外側にある駐車場からレストランに向かうまでのトンネルを含む通路は、真っ暗だとちょっと恐怖感を覚えるだろう。

メニューを見ると、アラカルトの価格設定が他と比較するとかなり高めだ。
にもかかわらず、Menu Pousada(€25.00)という安いコースも存在することから、ポザーダ9軒目ではじめて最安値のコースをお願いすることにした。

コペルト

まずは、コペルトのパンとオリーブ類。これ、アラカルトだと €4.70 もする。
日本では普通にあるオリーブオイルと塩という組み合わせも珍しいが、この塩、フルール・ド・セルとの記載。
良い食材を使っていますということで、価格設定が高めなのかなぁ・・

オリーブ

貸切とのことで、ここからは全部フラッシュ撮影したもので紹介するが、このオリーブが旨い。
日本で1人用としてこの量が出てくることはまず無いが、美味しければこの程度の量は問題なくいただける。

Sopa de Legumes
前菜(2択):Sopa de Legumes
Vegetables Soup


前菜のもう一方が、トーストの上にソーセージと卵といった朝食的な料理。
これは避けたいので、スープをチョイス。ポルトガルのスープは独特で美味しいのだ。

選択の余地の無いコースだからか、割とオーソドックスなポタージュが出てきた。
ポルトガルらしい縮緬キャベツや豆をベースにコリアンダーの香りを加えた感じだが、5年前にエストレモスのポザーダ Rainha Santa Isabel でアラカルトでいただいたコリアンダーのスープのような強烈さは無い。

Arroz de Choco do Sado Perfumado com Coentros
メイン(2択):Arroz de Choco do Sado Perfumado com Coentros
Cuttle-Fish Rice with Coriander


肉料理は七面鳥のステーキとライスとあったので、昨晩と同じリゾットを選んでしまった。
昨晩の海老ではなく、甲イカとの表記だったが、出てきた皿には海老も乗っている。っていうか、甲イカが見当たらない。

リゾットを皿に盛り付け

皿に半分ほど盛りつけたのが、こちら。

どうもブツ切り蒲鉾みたいなのが甲イカ入りらしいのだが、これがイマイチ美味しくない。
化学調味料タップリだろうから、リゾットの方にその作られた旨味成分が溶け出して全体的には不味くないのだが、この蒲鉾だけは異色の存在で完食するのに苦労した。

反面、米は独特なリゾット専用米ではなく普通の米のようで、馴染みのある食感に仕上がっている。

Doçaria da Pousada
デザート:Doçaria da Pousada
Pousada's Pastry


デザートは、焼リンゴをシロップ漬けしたようなものが出てきた。
丸ごと焼リンゴを、過去ポルトガルのどこかで食べた記憶があるのだが、それとは違って焼いた後に皮むきし、カラメルベースのシロップに少し漬けこんで味を浸み込ませたものを、そのシロップと共に供している。
お味は想定通りだが、ポルトガル名物の激甘焼き菓子に比べれば、完食できるだけいいかな?

ということで、はじめての最安値コース、結果的には価格相応ながらも満足感は乏しかったというのが感想だ。
やはり、失敗覚悟でもアラカルトから自由に選んだ方が楽しい気がするが、客が少ない時やこういった小さな宿の場合は食材も冷凍品中心になると思えることから、選択肢の少ないコースを選択するのも散財するよりはマシと考えるべきかもしれない。

※メニュー:Menu Pousada前菜・サラダパスタ・メイン・デザートグリル

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada de Setúbal, São Filipe
電話:265 550 070
住所:Forte de São Filipe, 2900-300 Setúbal
緯経:38.517769, -8.909105

駐車場:無料(城壁の外側の広場にある|緯経:38.517738, -8.909777)
ネット:WiFi無料
予約先ポザーダ公式HP
 
ポルトガルのポザーダ レビューインデックス
 
朝食のパン

朝食もディナーと同じレストランで。
客は私ひとりだけということで、パンがバスケットでテーブルの上に直接セットされた。

チーズとドリンク

客が少ない時は、他のポザーダでもセットメニューで出てきたこともあるが、ここでは何でも注文してくれと完全オーダー制だった。やりにくいなぁ・・
とりあえず、チーズとジュースにミルクタップリで珈琲をお願い。

ベーコンエッグ フルーツ

あとは、ベーコンエッグ(卵は1個でリクエスト)にフルーツをオーダー。
本当は生ハムも欲しかったのだが、うまく伝えることが出来ず(ハムと確認されたが、嫌いなボイルしたハムが出てきそうで断念)。サラミぐらいは頼めばよかったかなぁ・・

以上で、食事の紹介はおしまい。この後、ポザーダ内の写真と周辺の風景を掲載するが、今回の旅行ではこれが最後の店になるので、恒例の旅費を紹介しておこうと思う。

なお、掲載順が崩れているので紹介しておくが、この旅行の後は既に掲載済の1月下旬に家内と出かけた台北旅行(☞ こちら)、この記事の後に続くのも4月第一週に出かけた台北旅行になる。成田からLCCが台北に飛ぶようになって、国内旅行のノリで台湾に気軽に行ってしまうのだ。(5月と6月にも行く予定)
欧州旅行は、GWのスペインを予定しているので、この後の台北&北海岸旅行の後に登録することになると思う。

■今回の旅の費用
 往復航空券: 117910円(成田>パリ>リスボン>フランクフルト>成田、19679マイル獲得)
 現地宿泊費: 38904円(EUR362.00/4泊、うち3泊は朝食付)
 現地交通費: 15305円(EUR142.41)レンタカー・燃油・高速・駐車場
 飲食雑費等: 13855円(EUR128.92)
 国内交通費:  2020円
 旅費合計:  187994円(EURは事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)
 

【泊まった部屋(Suite D. FilipeⅠ)の内部写真】

▲左:正面中央のテラスのある部屋  右:部屋の入口は他の部屋と違って外から入ることになる


▲左:入口を入るとリビングルーム  右:スイートルームお決まりのウエルカムフルーツ


▲左:リビングルームのベッドルーム側  右:テラス側


▲小さいながらも街を望むことができるテラス(夏は夜景を楽しめそう)


▲ベッドルーム


▲バスルームは狭いが、もちろんバスタブ付
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲左:公道からこのゲートを中に入る  右:まだ城壁の外側。いかにも要塞という雰囲気


▲左:道なりに進むと駐車場。この城壁の門から中に入る  右:真っ暗の階段を登る


▲左:振り返るとこんな感じ(翌朝撮影)  右:登り切った出口。左手にあるチャペルは必見


▲左:階段横のガラス窓ごしにチャペルの中を見る  右:鍵を開けてもらって中から撮影


▲左:天井にも素晴らしいアズレージョ  右:壁の照明台(?)


▲左:暗いトンネル階段を登って出たところ  右:反対側がポザーダ


▲左:ポザーダ入口  右:入口前からチャペルの方を見る


▲左:フロント  右:ロビーラウンジ(窓側)


▲ラウンジとバーコーナー


▲左:通路は狭い  右:プールバーを通って


▲左:秘密(?)の扉を開けて、ダンジョンへ  右:さらに鉄格子を開けて中へ


▲真っ暗なので足元が見えない(ここまでの4枚はフラッシュ撮影。Nexus7で照らしながら進んだ)


▲左:ポザーダ全景  右:建物を抜けるトンネルを上がって城跡を見に行く






 

【セトゥーバル[Setúbal] の風景】

▲海岸の遊歩道はポザーダの下あたりから形を変えながら延々と続く


▲左:途中には漁港あり  右:対岸に渡る船もあり




▲街の中心となる広場と、そこにあった教会


▲海岸から一歩入った大通り沿いにも公園が延びている


▲左:新旧混在の建物と、 右:その裏手の方にあった旧市街への門

テーマ : 古城ホテル・シャトーホテル
ジャンル : 旅行

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 65ヵ国を訪問
47ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:ギリシャ②、キプロス
12月:ラオス
年越:台湾
1月:モルディブスリランカ
1月:マレーシア⑫,カンボジア
2月:ベトナム
3月:台湾
4月:フランス⑳、スペイン
5月:ポーランド④、台湾
6月:リトアニア②、ラトビア
7月:台湾
8月:スイス⑨、イタリア
丸数字:累計訪問回数

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