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カンボジア/プノンペン:マリス [Malis]

訪問:2015/6/14 12:20
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
Amok Fish & Prahok Ktis
▲ピックアップ写真:注文した料理2品

実質初日のランチは、トリップアドバイザー2位(クメール料理では1位)に付けていたこの店に出かけてみた。
Livingをどう解釈するのかは判断が難しいが、「Living Cambodian Cuisine」を標榜している店だ。(たぶん「現代カンボジア料理」というニュアンスだと思うが、現地日本語紙では家庭の味と掲載されていた)

地球の歩き方にも掲載されていたが、「メニュー数が少ない」とか「高い」と悪意を感じる記述で、この店で食べた訳でもなく取材姿勢もいい加減である執筆者が担当したことは、店のHPに掲載されている価格付メニューを見れば証明できる。

実際、雰囲気は微妙ながらもサービスはもちろん、料理の品ぞろえだけでなく質という点で見ても、今回の旅ではダントツだったのだ。値段も他の観光客向けの店と大差はないだろう。格の違いから、むしろ割安感を感じた。

入口 ゲートをくぐると

中を伺うことができない立派な入口を入ると、いきなり正面に像のお出迎え。
両脇にテーブルがセットされていたので、夜はここまで客で埋まるということだろうか?

屋外席 室内席

客がほとんど入っていなかったのは想定外だが、外でも中でも良いというので冷房の効いている室内に案内してもらった。
後から次々と客がやってきたので、カンボジアの日曜日のランチタイムとしては時間的に早すぎたのかもしれない。

お通しはサービスだった

席に着くと、メニューと共に一口フレッシュジュースと漬物みたいなものが出てきた。
冷たいおしぼりも出してくれる。さすが高級店。

当然サービス料を取るだろうと思っていたが、最後の伝票を見るとサービス料を取っていなかった。つまり、完全無料のアミューズだったのだ。(その代わり税抜表記だったけど、メニューに明記されているので問題ない)

分厚い冊子状のメニューだが、最初に文字だけの一覧が掲載されている。(その部分を最後に掲載した)
これでは分からないなぁと思ってページをめくると、各料理の写真付メニューが続いているという構成だったので一安心。

後で気づいたのだが、HPに同じものが掲載されているので、現地でメニューを渡されてから選ぶよりも、事前にHPからPDFをダウンロードして写真を見ながら検討しておいた方が良いだろう。
料理に記号番号が付いているので、注文もそれを指定すれば良いだけだから、英語を話すのが苦手という方でも大丈夫だ。(読めないと話にならないが・・)

Amok Fish
[ST2] Amok Fish(US$7.70)
Traditional dish made with goby fish fillet resting on lemongrass curry paste and steamed in a banana leaf basket


1皿目は、クメール料理定番のアモック。
竹製の船の形をしたトレーに、同じく竹製の小鉢風の皿が3つ乗っている。

アモックのアップ

昨晩の店はほとんどタイカレーだったが、こちらは本来のアモックの製法通り、蒸して仕上げてある。
ソース部分が少なく、薄切りや角切りにされた魚がほとんどいう構成で、非常に美味しい。
汁状のソースだったらカレーと同じだが、蒸し上げて仕上げてあるタイプだとソースは固まっているのだ。

魚のブロックが見えるように 個々の器は葉っぱで作られていた

英文説明には書かれていたが、それに気づかず器が小さな葉っぱを丁寧に組み上げて作られていた点にも驚かされた。
何かの香草かと思って少しいただいてしまったが、バナナの葉ということらしい。バナナの葉で、これだけ小さなものとなると、そうは手に入らないだろう。(たぶん違う葉っぱだと思う)

Prahok Ktis
[CP1] Prahok Ktis(US$8.25)
Preserved fermented fish that is at the heart of many traditional Cambodian dishes. Made with minced pork, kroeung and coconut milk served with fresh mixed vegetables


もう一皿は、Prahok Ktis という料理。
これも、検索してみると画像がたくさんヒットするクメール料理の代表的なものらしい。

大量の野菜といっしょに

付けあわせの野菜は、凝った籠に盛られて出てきた。
茄子と巨大キュウリとキャベツ、人参、インゲンは判別できるだろうが、それ以外に青トマトのスライスと青マンゴーのスライスも加わっている。

検索画像を見ると、ほとんどがたっぷりの野菜と共に写っていたので、これがお決まりの供し方のようだ。

Prahok Ktisライス

キーマカレーのような硬めのペースト状のものと生野菜をどうやっていただくのか分からなかったので、例によってカレーライスならぬ Prahok Ktis Rice にしてみた。

このペースト状の味のベースは、kroeung というスパイスミックスを指すようだが(☞ wiki(英語))、インドカレーやタイカレーのような辛さはほとんどなく、これぞスパイス!っていう独特な味わいのあるものだ。
クメール料理は意外に奥が深い。

Banana Pancake
[D2] Banana Pancake(US$3.30)
Fresh banana wrapped in a light pancake batter and served with mashed banana in coconut milk


クメール料理のデザートと言えば、パンプキンプリンだが、パンプキンブリュレしか置いていないとのこと。
仕方なく、バナナのクレープ包みみたいなものを選んだわけだが、これは微妙にハズレたかも?

クレープの底の部分が見えるとおり真っ黒に焦げるほど固まっていて(不思議に焦げた味は強くなかった)、ナイフで切るのも苦労するほど食感的に悪いものだったのだ。

バナナパンケーキの断面

例によって断面写真だが、その硬く焦げた部分がなければ、かなり美味しかったかもしれない。
恐らく加熱用の青バナナを使っているのか、程よい甘さの糯米で酸味のあるバナナを包んである。

別添えのグラスに入っているココナツミルクの中にもタピオカの他に、この酸味のあるバナナの乱切りが加えられていた。

以上で、コーラ代も含めたお会計は US$21.67
支払った金額以上の料理が出て来るし、サービスも洗練されているとは言い難いが当地ではほとんど無いであろう高級店らしいもので、大満足の店だった。

プノンペンで屋台飯を食べても台湾のような感動が生まれるとは到底思えないことから、物価の安い国では高級店狙いで食べた方が満足すること請け合いという典型店と言えると思う。お勧めします!

※メニュー(HPにPDFで掲載有):ビジネスランチ総覧①

【詳細情報】
店名:Malis
電話:023 221 022/012 342 555
住所:No.136 Street 41, Phnom Penh
GPS:11.553168, 104.928967

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

カンボジア/プノンペン:iRoHa Garden Hotel & Resort

訪問:2015/6/13 20:30
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆
GW明けから1カ月半は、大きな仕事の納期を控えるために予定を入れていなかった。
ところが納期延期となってしまい、急遽発券したのが年末年始旅行でベトナムから足を延ばす予定だったカンボジアの首都プノンペン行き。
10日前に予約して海外に行ったのは、過去100回程度はあるだろう海外旅行でも初めての経験だ。

店内 頼んだ2品

観光が目的ではなく、訪問国の首都が未訪問状態ということに抵抗があった「行くことに意義がある」だけの旅行なので、現地滞在時間は正味1日半。東南アジアは1日休暇を取れば簡単に行けるのだが、好みの国はベトナムとマレーシアに限られているため、前回印象の良かったカンボジアの国の印象を固めに行くのも目的になるだろう。

到着日は夜8時にチェックインとなったうえに、雷雨で外出も難しいことからホテルのレストランでいただくことにした。開業して今月でちょうど1年という真新しいホテルだ。

ちょっと残念なのは、ご当地クメール料理がほとんど無かったこと。
まあ、欧米人向けのホテルだから仕方ない。

Khmer Traditional Amok
Khmer Traditional Amok(US$4.50/Small)
Choice of Fish or Seafood with Khmer Spice, serve with Steamed Rice


まずは、クメール料理の定番であるアモック。
魚かシーフードが選べるとの記載(どう違うのか??)があったが、定番であるはずの魚をチョイス。

一口いただいてみると、辛みを押さえたタイのイエローカレーみたいなお味。

アモックライスにしてみた

ということで、お決まりのカレーライスじゃなかった、アモックライスにしてみた。

脂の乗った白身魚は、シェムリアップで食べたもの(雷魚?)よりも上品なお味で美味しいしソースの旨味も十分だが、彩のために加えてあった野菜は、ちょっと食感の良さを邪魔している感じ。

Cashew Nut Chicken
Cashew Nut Chicken(US$8.00)
Chicken with Cashew nut, Ca**cum, Carrot, Mushroom, Serve with Steamed Rice


メインは(アモックもライスが付くのでメインだろうけど)、スタッフがしきりに勧めたこの料理。
鶏肉のカシューナッツ炒めと言えば中華料理の定番なので、中華料理ではないかと聞いたものの違うという。それでは、ということで頼んだわけだが、やっぱり中華料理だ。

中華定番料理と違うのは、鶏胸肉の処理がされていない(つまり硬い)ことと、核となる鶏肉とカシューナッツの比率が少ないこと。それとレタスを敷いて出してくるところも違うか。ここでもトッピングのフライドガーリックが、邪魔をしていた。なんでもかければ良いというものではないだろう。
普通に食べられるが、高級感の無い見栄えと調理技術で、アモックの充実感と比べるとかなり落ちるという印象。ここは、現地人との味覚の違いなんだろうが選択を誤った。

そうそう、こちらにもライスが付くことになっていたが、ライスが2盛出てくる訳では無かった。
出てきても炭水化物は余計に食べないことにしているので構わないが、何か説明があっても良いのでは?
スタッフは必要以上に多いのだが、数が多ければ良いというわけではないだろう。

以上にコーラ代を加えて、お会計は US$14.50
日本円換算で1800円となると、やはりホテル価格だなぁ。(部屋自体は快適だったけど・・)
翌朝近隣を歩いて候補だった店以外にも良さそうな店があったので、雷雨を恨むしかないか。

※メニュー:サラダサンドイッチ・メインスープ・パスタ・デザート朝食

おまけだが、宿代が朝食込だったので、朝食も写真だけ紹介しておく。
4種類のセットから Cambodian breakfast Set Menu を選んだ。
外部利用者は US$8.00 との金額が記されていたが、外部から来る人なんているんだろうか?

ジュースと紅茶 フルーツ
▲左:Fruit juice, Selection of Teas  右:Seasonal Fresh Fruit


Cambodian Fried Noodle with Chichken

【詳細情報】
店名:iRoHa Garden Hotel & Resort
電話:023 966 330
住所:No8, Street 73, Sangkat Tonle Bassac, Khan Chamkarmorn, Phnom Penh
GPS:11.540416, 104.924162


※プノンペンのホテルから登録しました。

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

カンボジア/シェムリアップ(Siem Reap):ボパ・アンコール(Bopha Angkor)

訪問:[2012/1/29 13:00]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★☆☆
カンボジア最後の食事は、複数のガイドブックに掲載されていたホテル併設のこの店。
前夜、オールドマーケットから川沿いを歩いていた時、対岸に見えた派手に電飾していた店だ。

外観

実際はそんな安っぽさが無くて、周囲にビルがない事も手伝って良い雰囲気。
店頭メニューをチェックしていると、他店ではまったく見なかった VAT10% を別枠加算するとの表記があったので、一瞬入るのをやめようかと躊躇したが、他に候補の店が無かったので突入。日本人団体客が入っていたのには幻滅したが、日本の複数のガイドブックに載っているのだから仕方ないか。

レストラン正面 見える客は日本人団体!

と、否定的な書き出しをしているが、実は当地で試した6軒の中で一番気に入った店になってしまった。
価格的には高級店に入るし、ウルサイ日本人を相手に商売しているとなると手抜き料理を出すわけにはいかないという、良識ある経営者の努力の結果なのかもしれない。

料理だけでなく、空間の広さと花が沢山咲いていた雰囲気も気に入った。基本的に行列や人ごみが嫌いなので、郊外型の店(というほど郊外では無く、オールドマーケットから歩いて5分程度)にはアドバンテージがある。

テラス席 テラス席から入口側の眺め

セットメニュー(US$16~19)に目が行ったものの、ランチ2軒目ということもあって無理と判断し、ガイドブックお勧めの Traditional Khmer Beef Curry with Coconut Milk(US$8.00)をお願いした。
ライスは別料金(US$1.50)。

注文を終えると、なぜかおしぼりが2つ出てきた。
しかも、使ったらすぐに下げるということもないので、いつでも使えるという面で嬉しい。

Traditional Khmer Beef Curry with Coconut Milk

例によって東南アジアらしい器でカレーの到着。
じゃがいもゴロゴロ、という感じの具沢山のカレー。コースのカレーと違って十分なボリュームだ。

空中のおひつから直接ごはんをよそう ご飯の量が凄い!

いっしょに、大きなおひつに入った御飯を持ってきたが、写真のように手におひつをもったまま、空中から皿にご飯をよそってくれる。やはり、日本で普通にいただくご飯も、ところ変わればアプローチも違う。
ライスごときで US$1.50 もしたので、さすが高級店価格だと思っていたが、ご覧のように優に3人前はありそうなボリュームだ。ホテル併設店だから、日本の旅館の食事のような錯覚。

さて、これでは中身が見えてこないので、お約束のカレーライスにした写真。

カレーライスにしてみた

じゃがいもだけでなく、人参や肉も大きなサイズでゴロゴロ。
肉は柔らかく、野菜も十分に味が浸みていて、高級店らしい味わいだ。

伝統クメールビーフカレーのお味はというと、タイの甘いチリソースをベースにしたような甘口で、いわゆるカレーからは外れる感じだが、他店ではタイ料理か中華料理という路線の味が多かった中で、独自性のある味を楽しめた。特に、肉と野菜の旨味が凝縮された奥深さを感じたので、煮込料理と考えれば非常に美味しい。

付属の調味料 レシート

タイ料理みたいに調味料が3種類いっしょに出てきたが、なめてはみたもののうまく使う自信が無いので、カレーはそのままの味で(おひつのご飯を除いて)完食。最後の店で満足できる味を楽しめたのはラッキーだった。


カンボジアというよりシェムリアップの街だけなのかもしれないが、英語は通じるし、食事代だけでなく宿代も安いし(今回連泊した宿は1泊US$20で、広々快適な部屋に加えてそこそこ充実した朝食付だった)、街はごみごみしていないし、食べものも割と美味しいとあって気に入ってしまった。
老後の避寒地候補をあちこち物色しているが、今のところ当地が第一候補になりそうだ。


※メニュー:朝食セット前菜牛肉鶏肉・魚野菜・炒飯デザートドリンク

【店舗詳細情報】
店名:Bopha Angkor
電話:063-964 928
住所:0512 Acharsva Street, Siem Reap

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
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価格は常に税サ込で表記。

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