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チェコ/プラハ(Prague):カンパ・パーク (Kampa Park)

訪問:[2011/9/24 11:45]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★CP★★★☆☆
前日は懲りずにもガイドブック掲載レストランに行ってしまったので、今回は自分の目で選んでみた。
といっても、これまたいつものパターンで、川沿いの景色の良い店だ。
それも観光客が大挙して押し寄せる カレル橋(Karlův most)のすぐ横、橋の上から見つけたちょっと高そうな店だ。

カレル橋から店を望む 店のゲート
▲左:カレル橋から店を見下ろす、 右:店の正面ゲート(中に入らないとメニューを拝めない)

店の入口にはメニューが掲示されていなかったが、通路を奥まで進んで建物の横に掲示があった。
すぐ横には受付担当が構えていたので入りにくい雰囲気もあるし、高級店らしい店構えなので覚悟は必要だと思うが、ランチは意外にもリーズナブルな専用メニューがあった。(ディナーだと7~8千円はかかると思う)
ただし、チェコの郷土料理を楽しもうという向きには使えない。イタリアンとフレンチがベースの西欧料理店だ。

エントランス テラス席の雰囲気
▲左:この建物の左側にメニューを掲示している、 右:カレル橋を拝めるテラス席

開店時間直後ということもあり、川沿いのカップル用特等席に案内された。
旧市街のあちこちにある狭いテーブルを所狭しと並べたテラス席と違って、ゆとりのある空間。やはり雰囲気というものは、単に立地だけで決まるものではない。

もちろんスタッフ全員、高級店らしい振る舞いだ。メニュー説明は丁寧、サービスも洗練されている。
価格帯は、昨日のスタロムニェストスカー(Staroměstská)の4割増程度。不明瞭なぼったくり的な上乗せが無いし、食事を楽しむ環境としては倍以上の価格差があってもおかしくなく、安心してカード払いが出来る店である。(私の場合、先進国以外ではリスクヘッジのため、信頼できると判断した店やホテルでしかカード払いにしていない)

テラス席から見たカレル橋
テラス席からカレル橋の反対側を望む

今度はカレル橋を拝むことになるわけだが、ランチだと逆光になるのがちょっと残念。
しかし、ひっきりなしに通る大小さまざまなツアーボートを見ると、ここを訪れる観光客の数が半端ではないことが分かる。日本人の実数もかなり多いが1%未満。それ以上に世界各国から人々が集まっている。

プラハのどこにそれほどの魅力があるのか正直理解に苦しむが、日本だけでなく世界各国を旅して色々な風景を見てきている私だからだろうか? 人混みを見に行くようなもので、個人的にはこんな人混みの中に入るのは大嫌いというのもあるだろう。

パンとバター

さて、注文を終えるとパンとたっぷりのバターが出てきた。(写真は2種類が見えるように並べ替えてある)
コペルトを取られるかと思っていたが、無料サービスのようだ。流石、格上レストランは違う。
いかにも自家製らしいお味の方も良い。観光地の一等地立地の店にしては期待できるかなと、この段階で察知した。

前菜に選んだのはチーズ入りのサラダ。
これ、★5つを付けたマルタの La Trattoria で食べたチーズたっぷりのサラダをイメージして注文してみた。

Goat cheese with walnuts and truffle honey au gratin with grapes
Goat cheese with walnuts and truffle honey au gratin with grapes(CZK275≒1240円+Tip)

イメージしていた美味しいドレッシングがかかっているサラダでは無かったが、チーズはリヨンの La Mère Jean で出された時のように丸々1個乗せ。あの時は、フランスだけが丸ごと1個食べる文化があるのかと思っていたが、これを見ると欧州全体がそうなのかもしれない。日本では有りえないなぁ・・

で、そのチーズも丸ごと1個そのままという訳では無く、想定以上のこだわりを見せてくれていた。

Goat cheese部分 Goat cheeseの断面

チーズの拡大写真を見ての通り、表面にトリュフ風味の蜂蜜を軽く通した胡桃を乗せてあるだけでなく、底にもその蜂蜜を浸透させたグラハムクッキーを敷き、軽く加熱処理してあるという、手の込んだものだ。
こんな風に加工されたチーズをいただくのは初めてだったので、ちょっと感動。

サラダ側に目を向けると、丁寧に半分にカットされたマスカットタイプの(種無し?)葡萄がたくさん散りばめられていて、ほぼ塩胡椒だけで味を決めてあるサラダとお互い干渉せずに引き立てあっている。素材の持ち味を生かした手法だ。

Fettuccine with porcini and creamy sauce
Fettuccine with porcini and creamy sauce(CZK295≒1330円+Tip)

ランチということで、メインは頼まずパスタを主食に選んだが、ほぼ無風ではあるものの屋外のテラス席という不利な条件なのに、皿を運んできた時のポルチーニの香りが凄い。
日本で、これほどまでの香りを感じた経験は無いし、イタリアからは離れているのに、と思って調べてみたら、チェコのお隣のポーランド産の方が圧倒的に多いそうだ。なるほど納得。新鮮なポルチーニを大量に使える訳だ。

麺とポルチーニをアップ

思ったよりもボリュームがあり、ソースも濃厚、ポルチーニもしっかり味わえ大満足だ。
前日の件でぼったくり都市の印象を持っていたプラハ観光の中心地でこういった皿に巡りあえるとは、予想もしていなかった。

会計伝票
お会時はチップ抜きの価格。10%程度のチップをお願いしますとの案内があったが、カード払いの伝票にチップ記入欄が無かったため、現金でテーブルに残しておいた。

サービスなど何もないスタロムニェストスカー(Staroměstská)では15%を加算した金額を紙に書いて要求してきたので、これを考えればこの店がいかにスマートに正当な案内をしているか分かるだろう。

雰囲気・サービス・味と3拍子揃った非常に良い店ということで、郷土料理に拘りが無ければお勧めしたい。

良い席を確保したい場合は、正午前までに出かけた方が良いだろう。ただしカップル席ばかりなので、3人以上の場合は難しいかもしれない。


※ペプシ(CZK75≒340円+Tip)しか無かったので、水(CZK50≒230円+Tip)を注文した。
※メニューはHPに金額付で掲載されています。(英語版有;ランチメニューも掲載)

【店舗詳細情報】
店名:Kampa Park
電話:296 826 112
営業:11:30~25:00 無休
住所:Na Kampě 8b, Praha

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

チェコ/プラハ(Praha):スタロムニェストスカー (Staroměstská)

訪問:[2011/9/23 11:10]
評価点:総合★☆☆☆☆★★☆☆☆サービス☆☆☆☆☆雰囲気★★☆☆☆CP★☆☆☆☆
店の外観 日本人ツアー客にガイドがメニューを見せながら説明
▲左:店の外観、 右:日本人ツアー客にガイドがメニューを見せながら説明していた(こりゃ当然ダメな店だわ)

チェコでの最初のレストランなのに、分かっていながらも安易にガイドブック掲載店を選んだのは、旧市街広場という立地的に良かったことと周囲の店の価格と大差ないこと、こういった世界に名だたる観光地で大外れを掴むよりはマシという計算が働いたことに加えて、ガイドブック読者の参考になるだろうという思いがあったからだ。
まあ、人柱ですな。しかし、当然ながら撃沈されてしまった。

この日の夜は、コミッション(手数料) 0%と大きく掲げて多店舗展開しているウエスタンユニオンと言う確信犯的ぼったくり両替商にひっかかってしまったので(二重為替レートで3千円の両替に対して千円近い実質手数料を取られたのだ!)、踏んだり蹴ったりの1日だった。

テラス席からの眺め① テラス席からの眺め②

ちょうど朝食メニューが終わった時間帯だったので、ガラガラ。一等席に着席して撮った写真が上の2枚。
このポジションを確保できれば喫茶店の場所代と割り切れるが、明記の無いコペルトを取られた上に、「チップはお客様次第です」と書いておきながらしっかり15%も加算して請求してくるわで、ロクな店では無かった。
メニューに記されていた「テーブルチャージ(CZK30≒140円)は1品ごとに加算されます」という文言にも驚いたが、その加算が無かっただけマシか。

いずれにしても、この後にレンタカーで回った地方都市と比較して、前述の両替商の件も有り、
プラハは観光客からぼったくる精神に満ちた嫌らしい都市 であると理解した。

で、頼んだ料理は、「チェコ家庭料理の逸品」から

200g チェコ伝統の味盛り合わせ
200g チェコ伝統の味盛り合わせ(豚の背肉、脇腹肉、グリルソーセージ)(CZK278≒1250円+Tip)
赤白のキャベツサラダ、西洋わさびのリンゴ和え、マスタード、オニオン

に、「付け合せ」から
120g 1/2ポテトダンプリング、フライドオニオン添え(CZK20≒90円+Tip)
を加えたもの。ポテトダンプリングは、じゃがいも版のクネドリーキのこと。

ガイドブックには、メイン料理と付け合せ(ここでは名物のクネドリーキ)を別々に頼むのが普通と記されていたが、回った地方都市のレストランや空港の食堂ではクネドリーキに関してはデフォルトで付いていたので、ガイドブックの記載は怪しい感じがする。ぼったくり精神に満ちた(クドイ!)プラハ市街地限定なのかもしれない。

グリル料理部分のアップ

チェコ伝統の味って、単なるグリル。ソーセージだけがグリルだと思っていた。

同一国家だったスロバキアで失敗しているのに(☞ こちら)、またまた単純なグリル料理を選んでしまったようだ。



スロバキアの店よりも救えたのは、西洋わさびのリンゴ和えと記されていたピュレの存在。(写真左端)

皿の両端にたっぷり盛られていた2種類のマスタードは、一方の味が、他の店で付いていたものと同じだったので、多分市販品だろうから、店の調理技術水準は2種の酢漬けキャベツとピュレだけで判断するしかない。肉は安物ですな。

クネドリーキをアップ ガイドブックによると、チェコの主食であるクネドリーキには色々なバリエーションがあるそうで、メニューにもたくさんの種類が記されていたが、私が選んだのは準主流のじゃがいもベース。

といっても、実際はジャガイモというよりは、小麦粉ベースにジャガイモを加えて練って丸めたものを茹で上げたようなもので、重量感だけがあるものだ。

主食だからか日本のご飯と同じで、そのまま食べてもほとんど味は無い。

ソースを吸わせていただくらしいのだが、見ての通り気泡が無いべったりした小麦粉団子という代物。ソースを吸う事は不可能だろう。

といっても、ソースの無いグリル料理を選んでしまったので、マスタードを付けて食べるしかなかった。

もちろん旨いわけがないが、貧乏性なので全部平らげてしまったが、これが夕食をレストランで食べることが出来なくなった原因となってしまった。いつまでもお腹に残っているのだ。悔しいなぁ・・


「地元民にも愛され庶民的な料理を提供」とガイドブックで煽られていた店だが、店頭には過去の栄光を大きく宣伝している(6年前にプラハ最高のチェコレストランに選ばれた)うえに、日本語を含めて5ヵ国以上の言語でメニューを掲示しているような店だから、ウソであることは明らかだ。

その過去の栄光を自慢する記述は日本語で記されていたので分かったわけだが、たぶん全言語で過去の栄光を自慢しているのだろう。
こういった店が地元民に愛されているわけがない。単に過去の受賞経験で地元民の知名度が高いというだけだろう。(恐らく地元グルメ人からは、その後まったく受賞出来ないくせに、いまだに自慢していると失笑を買っていると思う)

※Diet Coke : CZK55(≒250円)+Tip (グラスで出てくる)

※店頭メニューに記されていた日本語版の店の煽り:
※日本語メニュー: 朝食前菜肉料理チェコの家庭料理付け合せデザート
(HPに金額付英語メニューが掲載されています)

【店舗詳細情報】
店名:Staroměstská restaurace ←日本語ページ有
電話:224 213 015
営業:9:00~24:00(冬季11:00~) 無休
住所:Staroměstské náměstí 549/19, Praha

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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