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マルタ/マルサスカーラ(Marsaskala): 47 Summer Nights

訪問:[2011/4/11 12:10]
評価点:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★☆☆☆雰囲気★★☆☆☆CP★★★★☆
ガイドブックによると漁港だということで、日本でも漁港のレストラン(食堂)ばかり目指してしまうことから行ってみることにした。
ただでさえ標識がほとんど無い道を迷いながらも到達したのが マルサスカーラ (Marsaskala) という街。
確かに景色の良いひなびた漁港だと思っていたら、半島状になった先端部分でガイドブックで紹介する場所とは違った。実際は半島の付け根(入り江の奧)にある大きな街だったのだ。この国、人口わずか40万人とは思えないほど、あちこちに大きな街がある。高層ビルが無い分だけ平面に広がっているので、人口の割に街の規模が大きく感じてしまうのだ。

勘違いした半島の反対側にある漁港 予想外に大きな街だった
▲左:当初勘違いした漁港  右:実際の街の中心(あまり漁港という感じはしない)

レストランよりはバーの多い海岸沿いの中から、バス停に近い最も客の入っていたこの店を選んだ。
店頭メニューに「Traditional Maltese Recipes」と気になる見出しも発見。



色々なマルタ料理が並んでいたが、最初の行に載っていた「かたつむり」(別名:エスカルゴ、Bebbux は、マルタ語表記)。
酒のお供に最高といった説明が記されていたが、ノンアルコールの Diet Kinnei(€1.30)といっしょでも構わないだろう。

Bebbux, Snails, cooked in Mark's special Maltese recipe(€5.95)
Traditionally cooked snails in a very tasty maltese salsa, sided and spiced in Mark's special recipe, which involves a cooktail of herbs, and reduced to local ale.
Served with maltese bread & home made bigilla
Bebbux, Snails, cooked in Mark's special Maltese recipe(€5.95)

正直なところ出てきたカタツムリの量には驚かされた。サイズはいろいろだが、100個近くはあるだろうか。フランス料理では高級食材の部類に入るのに、この気前の良さというか不気味なほどの量は、圧巻というか、ちょっとたじろいでしまう。

凄い量のカタツムリ

爪楊枝が10本近く添えられていたので、本来は大勢で食べる料理だと思うが、周囲を見渡すとみなさんこれを頼んでいる。この店で一番安い料理ということもあるだろうが、マルタ人ってそんなにカタツムリが好きなんだろうか?

パンにカタツムリの身を乗せていただく 完食したカタツムリの残骸

パンの上に乗せて食べるには量が多すぎで、灯台ツブのようにひたすら中身をほじくり出して食べて食べて完食。(右側の写真がカタツムリの残骸)

リエットもたっぷり

サラダの野菜は鮮度が悪く、たっぷり付いていた bigilla(豆をベースにしたリエットのようなもので、マルタの郷土料理)も大味でいまひとつと、味覚的なレベルは低いが、日本では考えられない大量のカタツムリを食べたい向きにはお勧め。サザエのような苦みもなく、原形を無視すれば子供でも食べる事が出来るはずだ。
ただし、ほかの店でも置いているようなら、他の店の方が良いかもしれない。というのも、味付けに難あり(というか難無しの芸無し?)だからだ。


※メニュー:

【店舗詳細情報】
店名:47 Summer Nights
電話:2163 9904
住所:47 Marina Street, Marsaskala

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

マルタ/メリッハ(Mellieha): al Ponte

訪問:[2011/4/10 21:30]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆
日曜日の夕方、ゴゾ島でのきれいなビーチを満喫してからマルタ島に戻って ゴールデン湾 (Golden Bay) に向かったら予想もしなかった大渋滞。駐車場に入れるわけが無く、周辺の道路は 1Kmに渡って路上駐車の車でいっぱい。午後5時頃というのに海に向かう車も多く、帰る車と向かう車で身動きが取れない状態となっていた。

あっさり断念して海を拝むのは翌日回しとし、今度は首都方向に向かおうとしたら、こちらも日本と同じ様に行楽渋滞で車が動かない。そんなわけで、もう1か所予定していたセント・ポールズ湾 (St. Paul's Bay) も断念してUターン。近場のメリッハ (Mellieha) で宿を取ることにした。
4つ星の立派なホテルで1泊朝食付で €58と格安。事前に世界ブランドのホテルの価格も調べていたが、ローカルホテルだと同クラスで3分の1程度の価格で泊まることができる。

当初はホテルの近くにあったレストランに入ったが、フロア担当が1人だけで客が次々と入る状況。15分待っても注文は取りに来ないし、仮に注文が通ったとことで料理が出てくるまで1時間以上待たされることは確実と思い、出てしまった。

他にも数軒のレストランがあったが、メニュー構成がアジアも含めたインターナショナルで期待できないと考え、おとなしくホテル内のレストランに入ることにした。驚いたことに、宿泊客よりも外からやってきた客がほとんどという状況。

マルタの店はスポーツバーのようにモニターを置いている店が多い 広々とした店内

パスタといっしょに前菜のつもりでマルタサラダを頼んだら、量を減らすかと聞いてきた。
こちらの店では、サラダやパスタはスターターサイズとメインサイズの料金提示が多いが、この店は区別していなかったこともあって、同じ値段で請求してきた。ちょっと気に入らないなぁ・・

Maltese salad(€7.75)
lettuce, olives, capers, cherry tomato, onion rings, tuna, breadded maltese cheeselets and basil oil

Maltese salad

あちこちでマルタサラダを食べているが、この店のは単なるツナサラダといった趣。単に材料を加えているだけで味覚面ではまったく芸のない皿だった。茹で卵を乗せたらニース風サラダだ。
アクセントのつもりなんだろうけどケッパーがやたら塩辛く、量を減らしてもらったにもかかわらず、かなり残してしまった。

tagliatelle alla panzanella greca(€7.95)
feta cheese, bell peppers, cherry tomato, black olives, basil oil

tagliatelle alla panzanella greca

マルタのレストランで頼むパスタ、他店でも見ていたが、ボリュームたっぷりで出てくる。
で、予想通り麺の重量200グラムという感じで出てきた。前菜サラダにツナがたっぷりだったので、こちらも完食は無理。何しろ、写真では見えにくいがチーズを中心に具材がタップリで麺を控えなければそれらを食べきるのは無理なボリュームだったからだ。

お味の方は、チーズ・オリーブ・トマトがうまく調和していたし、麺もイタリアの隣の国ということで悪くはないが、総じて普通。
別添えで出してくれたパルメザンを加えないと味がぼけた感じの皿だった。

教訓。マルタでは決して2皿頼んではいけない。

※参考:Diet Kinnei(€1.55)


※メニュー:ホテル価格だけあって、断念した店より2割前後高い
前菜サラダ・パン類パスタメインリキュール類ビール・ソフトドリンク

【店舗詳細情報】
店名:al Ponte (Pizzeria Bistro)
電話:2152 0923
住所:Maritim Antonine Hotel 2F, George Borg Olivier Street, Mellieha

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

マルタ/スリーマ(Sliema): Il-Fortizza

訪問:[2011/4/9 13:00]
評価点:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★☆☆☆
城塞都市バレッタから、レンタカーを借りるスリーマ(Sliema)へはマルタ名物のバスで向かった。(€0.47)

当地で唯一海岸側に構える大規模レストラン テラス席からの眺め

例によって海辺に建つレストランを選んだわけだが、かなり規模の大きな店だ。
お城のような店内はスポーツバーを兼ねているようだが、せっかくの海辺のランチタイムという事で海を見ながら食事を楽しめるテラス席側に陣取った。

Diet Kinnei(€2.00)
Diet Kinnei

いつもは Diet Coke を頼むが、マルタではコーラに代わる独自のドリンクと言える「Kinnie」。
made from bitter oranges and aromatic herbs と、何とも女性好みの煽りだ。確かにコーラにオレンジ系の苦みを加えたような味だが、ハーブの味は感じなかった。
人口わずか40万人という小国で、マルタ産の加工食品はほとんど見なかったが、れっきとしたマルタ産。空港ではお土産用の6缶パック(€4.95)まで売っているほどのドリンクだ。ゴゾ島のスーパーでは500mlペットボトルで€0.71。

この後で訪問したすべての店で Diet Kinnie を注文しているが、缶ごと出てきたのはこの店だけで、あとはスライスレモンを入れた氷なしのグラスで出てきた。ちなみに、当地で氷入りのソフトドリンクには、この店を除いて一度も出会えていない。水道水は海水を淡水化したものらしいが、それが理由だろうか?

無料のパンとバター

さて、フランスの食堂みたいに、いきなりたっぷりのパンが出てきた。
イタリアンなのにバターまで付いている。それもマルタ産のバター。ほとんどの食品がお隣イタリアを中心とした輸入品だそうだが、バターを自国生産しているとは意外。しかし、ブルスケッタを頼んでいたので手を付けられず。当地ではパン系の皿を頼んではいけないようだ。(でも、メニューにベーカリーというカテゴリで掲載している店は多い)

Bruschetta(€3.00)
3 pieces toasted bread topped with fresh diced tomatoes, onions, garlic, capers, olieves, basil & parsley
Bruschetta

街のレストランのほとんどがイタリアンというお国柄、お隣イタリアの本場の味を期待していたのだが、なんとも普通のブルスケッタ。日本で食べるちょっと凝った店の方が、断然美味しい。
お手軽スナックなので、凝った味にしようという発想が無いのかもしれない。

メインは、Local Food の中から
Fried Rabbit in garlic(€13.50)
Rabbit fried in farlic and flamed with white wine
Fried Rabbit in garlic(€13.50)
うさぎをアップで

アンドラで食べたウサギに感動して(☞ こちら)、最近は日本でもウサギばかり食べている気がするが、やはり美味しいウサギに出会える確率は極めて低いようだ。肉質はもちろん、基本的には焼きとソースの出来に大きく左右されるようだ。
当地は、ウサギ料理が郷土料理らしく、バーベキューのほかにシチューを置いている店も多い。
ガーリック焼きというのにガーリックはほとんど香らず、ソースはうさぎ脂だらけなのか、やたらとオイリー。白ワインなんて全く感じず、ずばりうさぎオイルそのものっていう感じで、とても付けて食べられるものではなかった。
またまたウサギは外れということで、この後マルタでのうさぎチャレンジはやめてしまった。



ただ、別皿で付いてきたフレンチフライが良かった。じゃがいもを適度の塩分を加えて茹でてから油で揚げているようで、過去最高だったオランダで食べたものに匹敵する味わいだ。
あちこちに畑はあるので農産物・海産物は自国生産だと思うが、マルタのじゃがいもは美味しいのかも。

さらにサラダまで別皿で出てくるのだから、マルタでの注文は1皿だけにした方が良さそうだ。
実際、この後に出かけたレストランで、いつものように前菜とメインという頼み方をすると、2皿目を断られたり、量を減らして出そうかと打診されたりしたのだ。
そういえば、マルタは米国と同じように太った人が多い気がした。外食でこんなに大量に出されると、太って当たり前。


※メニューは、HPに掲載されています。

【店舗詳細情報】
店名:Il-Fortizza
電話:2720 4499, 2132 3439
住所:Tower Road, Sliema

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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