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フランス/マルセイユ[Marseille]: Bistro du Cours

訪問:2017/3/16 20:00 (☞ Via Michelin 紹介ページ
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆
旅の順番では1週間前に台湾にも出かけているが、4泊6日で出かけたマルセイユ周辺旅行を、パリの空港ラウンジから先に登録したい。フランス訪問は台湾に次いで多く、これで18回目となる。

マルセイユ周辺の海沿いの街はレンタカーでも回っているが、レンタカーでは大都市を避けてしまうので、今回は公共交通機関利用の旅だ。マルセイユの中心部は初めてだし、宿泊するモンペリエ[Montpellier]とニーム[Nîmes]、途中で立ち寄るアルル[Arles] も初めて。

ただ、公共交通機関利用で怖いのがストライキ。
フランスは年中ストを行っているので不安だったことから、多額の出費となる空港に行けずに帰国できないというケースを避けるために、最終日もマルセイユで泊まることにした。
案の定、帰国日の夜からフランス国鉄のストが予定されていると駅の掲示が出ていたが、ギリギリセーフ。最終日の保険だったマルセイユ泊は無駄になってしまったが、こればかりは公共交通機関利用だと仕方ない。レンタカーの旅の方が気楽に移動できる。(2人以上で旅行する場合は、交通費面でも安くなるのが普通)

さて、マルセイユ空港到着は18:00。ここからSNCF(フランス国鉄)の空港駅(Vitrolles-Aéroport-Marseille-Provence、略称VAMP)経由で、マルセイユの街に鉄道で出ることにした。
空港から駅まで無料のシャトルバスで移動するが、バス乗り場に鉄道側の有人切符売場とカード専用の自動券売機がある。空港からはバス便の方が多いが、こちらの方が約3ユーロ安いのも魅力。


Bistro du CoursBistro du Cours

初日は、フランクルフトのラウンジでたっぷりいただいたうえに、ワンワールド系と違ってルフトハンザは機内食もあったので、ホテルで安めの店を3軒選んでから向かったが、第一候補は満席。安全策を取って、Google Mapでの評価が低かったこちらを選んだら、最終的にも半分しか埋まらなかった。Google Mapの評価、結構使えるかも?

メニューは、32ユーロの3皿コース(ムニュ[Menu])だけ。
その選択肢を単品注文することで、アラカルト的な頼み方もできるが、前菜+メインの料金がコースと同額になるのでデザートを抜く理由も無いだろう。

そのメニューだが、ビストロではよくあるフランス語が分からないブロガー泣かせの黒板手書き文字だけ。これをGoogle翻訳や検索で補正しながらメニュー表記するわけだが、毎度ながら面倒な作業だ。
ただし、注文の際には英語で簡単に説明してもらえたので、そこで苦労することは無かった。さすがミシュラン掲載店だけあって、英語が通じるのだ。(過去フランスの掲載店で英語が通じなかったことは、1軒しか無かったはず)

水道水パン

お決まりのドリンク注文の問いには、いつもの通り(格上レストランは除く)水道水をお願いした。
フランスは日本と同様に水が無料であるうえに(注文する水は滅茶苦茶高い!)、たいていはこの店のように十分冷やしたボトルに入れて出してくれるので嬉しい。

同時にパンも出てきた。たまにどうしようも無いパンを出す店があるが、このパンの美味しさ、フランスに来たなぁって思ってしまう。ただし、ブルターニュ等のバターの産地周辺でないと、ビストロ系ではバターが出ないことが多いようだ。
日本のフレンチでもコスト削減の為にバターを出さない店が増えつつあるが、その前にバターを付けずに食べて美味しいパンを出してもらわなければ。
その点を間違えている日本のフレンチが多いのは、困ったものだ。


Bonite marinée
Bonite marinée, betteraves en croûte de sel, crème de betteraves, pickles

せっかくマルセイユに来たのだからと、前菜もメインも魚料理を頼んでみることにした。
マルセイユであっても、ビストロでは他の地域の店と同様に、肉料理がメインで魚料理は1種類しか選択肢が無いようだ。

No Cook だと念を押された魚料理は、鰹のマリネのサラダ仕立てという感じ。

Bonite marinéeの魚部分

邪魔な野菜を食べて、魚が見えるようにお見せしよう。
ツナだと言われたが、見た目はブリのような白っぽい魚。でも食べてみると、確かにカツオだ。日本ではツナ=マグロというイメージだが、ライトツナと言わなくても鰹のことをこちらではツナと言うみたい。

これ、特にマリネされている感じは無かったが、ドレッシングに相当するものが面白い。
マッシュビーツにフランボワーズを加えたような、甘さのあるフルーツソースだったのだ。
そこに日本的な輪切り葱とか加えてあるのだが、意外に美味しい。新たな発見だ。


Merlu de ligne
Merlu de ligne, graines de grenade, purée de chou fleur, brocoletti, jus aux agrumes, pousses chou kale

メインは白身魚との説明だったもの。調べてみると、メルルーサのようだ。
運ばれてきた時に、ほんの少し甲殻類の匂いがしたが、わずかにかかっている魚のソースに含まれていたみたい。

魚の断面

魚を反対側にして、断面をお見せしよう。
メルルーサかどうかは判断できないが、まあ普通に多少脂の乗った白身魚。
加熱しすぎることも無く、淡泊すぎる鱈と違ってまずまずのお味だ。

ソースはわずかだったが、カリフラワーのピュレらしきものにもかすかにフルーツの味がした。
ザクロの粒がいくつか入っていたので、ザクロ果汁を加えているのかもしれない。


Déclinaison d'agrumes, crumble de navettes
Déclinaison d'agrumes, crumble de navettes

デザートは、ちょっと変わったものを頼んでみることにした。
ナベットという文字、見た記憶があるのだが内容が思い出せなかったので調べてみると、どうもマルセイユのナベットという名物のようだ。(☞ Navette de Marseille(仏語)

デザートの断面

断面を見ての通り、底の部分に黄色いムースというかマッシュが見えているが、軽いシトラスの味のするもの。そのまわりに、スプレークリームを施し、最後に中央部分に薄いカシス(?)風味のシャーベットと、ナベットを割ったものをトッピングしてある。

まあ、お決まりの簡単仕様のビストロデザートだ。
不味くは無いけど、美味しいというものでもない。


お会計

以上で、お会計はメニュー表記通りの32ユーロ也。
レストランカードも付けてくれたが、これが分厚い特別仕様。原価高いだろうなぁ。

フランスでは常に税サ込だし、イタリアのコペルトのようなチャージ(最近イタリアでは減りつつある)も無いし、チップも不要な明朗会計。私好みの国なわけだ。


※メニュー:コース[menu à 32€]デザートお勧め

【店舗詳細情報】
店名:Bistro du Cours
電話:04.86.97.59.11
営業:12:00~14:00, 19:30~22:00
定休:日曜日・月曜日
住所:13, Cours Julien - 13006 Marseille
GPS:43.295155, 5.382980 (☞ Bing Map


訪問したフランスのレストランと各地域圏の風景

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

フランス/ムスティエ・サントマリー(Moustiers-Sainte-Marie):La Treille Muscate

訪問:[2013/5/5 12:20] (☞ フランス語版ミシュランガイドの紹介ページ
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
いよいよ、GWフランス旅行の最終日。
最後のランチは、フランスの最も美しい村々(☞ Les plus beaux villages de France)の一つである、ムスティエ・サントマリー(Moustiers-Sainte-Marie)でいただくことにした。

今日のルート by 旅レコ
▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG) (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)

辺鄙な場所にある割にはメジャーな観光地のようで、雨天にもかかわらず多くの観光客でにぎわっていたが、ランチはおなじみのミシュラングリーンガイド推奨店シールが貼られていたこの店に決めた。
村の中心となる教会前の広場に面した一等地という立地だ。

広場からみた外観(上を見上げれば星の飾りが見える) 川の対岸から見た外観(左手の教会前が広場になる)
▲左:広場から見た外観  右:川の対岸から見た外観(左手の教会前が広場になる)

英語版のグリーンガイド(☞ こちら)にはこの村が掲載されていなかったのでノーマークだったが、後で調べるとフランス語版に載っていた。
いつも英語版しか見ていないのだが、フランス語版の方が掲載店は多いものの店のURLが載っていないうえに、フランス語という言語の問題もあり、私には使えないのだ。でも郵便番号から検索できるといった便利な面もあるので、これからは併用しようと思う。

半テラス席 川を見下ろせる席

店内は屋根付きの半テラス席と、その奥の建物の中にある席で構成されているが、開店と同時に入ったので好きな席を選べるとのことで、半テラス席で川を見下ろせる場所をゲット。
この後、外は土砂降りの雨になって、あっという間に店内は満席になってしまった。

アラカルトもあったが、ここはお手軽価格のコースで。日曜日とあって最安値のコース(€21)は頼めないが、店名を被せた「Menu Treille muscate(€29)」が魅力的だったので、それをお願いすることにした。

ここでお断りしなければならないのだが、最終日のレストランとあって採点だけはしてあったもののメモがまったく残っていなかった。メニュー写真はあるので、それをベースに書こうと思ったものの、どうも一部メニューと一致していない料理が出てきているようで、お手上げだ。英語で説明してもらったので、メニューに記載されていない料理を選択したのかもしれない。
味はまったく覚えていないので、ほんの少しの記憶を頼りに写真とメニューを見ながらの解説ぐらいしか書けない点をご容赦願いたい。



アミューズは、オリーブとタプナード。
中央にあるのは、バゲットを薄くスライスしてトーストし、オリーブオイルをかけてある。


▲タプナードを接写


▲左:アミューズのトーストバゲット  右:普通のバゲット


Une belle tranche de foie gras de canard
cuit au naturel à la fleur de sel et au piment d'Espelette, chutney d'agrumes confits


家内が選んだ前菜のフォアグラ。これはメニューに記載されている皿だ。

Une belle tranche de foie gras de canard

フォアグラにかけられているのは、おなじみのフルール・ド・セルと、バスクのエスプレット唐辛子

chutney d'agrumes confits

柑橘系のチャツネが添えられている。昼の外光が入る席は、キレイに写真が撮れてうれしいねェ。


Rosette de thonine à la façon d'un ceviche mariné au basilic frais, pequillos farcis, pois chiche, tomates confites et tapenade d'olives vertes

これなんか、メニューに書かれている内容とはかなり違う印象。
でも、もう一皿の内容とはまったく違うので、これを頼んだのだと思う。



確か、チーズではなかったと思う。白身魚のムースだった気がする。
上に乗っているのは、水ダコか貝類か・・記憶にない。



メニュー上はカツオかマグロの類なのだが、どう見ても白身魚。



サラダの上に刺身(正確にはマリネされているので刺身とは違う)がトッピングされている

Filet de truite
Filet de truite "arc en ciel" saumonée, cuisson douce au beurre mousseux, fine croute de citron jaune et d'orange

家内が選んだメインはニジマス料理。



いかにも、山間の村の料理食材だが、日本のニジマス料理とはまったく違ったアプローチだ。


Cuisse de petit lapin, désossée, mijotée en blanquette à la mode "bourgeoise"

私は、ウサギという言葉に反応してこれをお願いしたことは覚えている。
メニューの文字から選んでいれば、地元のスペシャリテを選んでいたはずだが・・



鍋から皿に自分で盛りつけたもの。
カルカソンヌの Comte Roger でスタッフに盛ってもらったら絵にならなかったので、ここは自分で盛りつけると言ったはずだ。


▲左:ウサギの足の骨  右:それを真ん中から切り開いたもの(可食部少ない!)

メニューを翻訳すると、「ウサギの足、骨、ブルジョアファッション煮」なんていう訳になるのだが、ブルジョア風のシチューでググっても、タンシチューとか単なるビーフシチュー(JALの機内食の定番らしい)とかばかりで、内臓肉の話が出てこない。



その内臓肉を切ってみると、昨晩食べたマルセイユ風トリッパにそっくり。
いや、切る前の見た目も含めて、豪華な毛皮をまとったような印象を受けるので、それがブルジョア風の語源ではないかという気がした。

Fromages de chèvres artisanaux
Fromages de chèvres artisanaux de la ferme de Terrasson et la sélection du moment

最後はデザートかチーズの選択で、当然私はチーズをチョイス。
さすがにワゴンから選べる訳ではなかったが、4種盛りでまずまずの美味しさ。やはり山羊のチーズが中心になるようだ。



家内が選んだのは、メニュー上では以下の2種類のいずれかになるはずだが、どちらも該当しないと思う。
Nos choux à la crème "patissière", à arroser d'un chocolat chaud
Ou
Croustillant vanille et mangue confite, èmulsion d'ananas frais

で、満足した店では食後の珈琲を頼む方針なので、お願いしてみた結果が以下の写真。



珈琲代が €3.50 クラスになると、小菓子もそれなりの内容で出てくるようだ。
でも、味が伴っていなかったという記憶は残っている。

以上で、お会計は €65.00。
観光地のど真ん中にしては良心的な内容だと思うものの、これは美味しかったと思える料理の記憶が無い。全体的に見栄えは良いものの、味の方が決まっていなかったんだと思う。

もっとも、昨晩のマルセイユ風トリッパと比べれば美味しいという記憶もあるし、今回の旅行で最初に食べたグリモー(Grimaud)の La Bretonnière と比べれば、同じ価格帯で同じプロヴァンス料理の範疇なのに、満足感ははるかに高い。

ということで、前半は期待外れの店が多かったものの、後半は納得できる店に恵まれ、最後のレストランも満足できる内容で終えられたので良かったのかなと思う。

この後、雨天の中で景色はイマイチだったものの、ヴェルドン渓谷(Les Gorges du Verdon)を経由して、出発地のニース空港でレンタカーを返却して帰国した。

※メニュー:アラカルトMenu 29€、41€平日ランチ、デザート

【詳細情報】
店名:La Treille Muscate
電話:04 92 74 64 31
営業:12:00~14:00、19:00~21:00
定休:水曜日、木曜日
住所:Place de l'Eglise 04360 Moustiers-Ste-Marie

大きな地図で見る

これで、2013年GWフランス旅行記(??)はおしまい。
旅費はいつも食べログの日記に書いているのだが、こちらにも転記しておく。
GWを挟んだ日程で、これだけ食べて古城ホテルにも泊まってレンタカーで2000Km以上も大回りしても、総費用は1人当たり30万円弱。レンタカーの旅は、ツアーなんかよりも安いうえに、自由に回れるのだから止められないわけだ。

特にフランスは、道路標識が完璧で地名や単語の綴りが英語に近いことから瞬時に判読しやすい。
そういった意味でも、非英語圏の中では特にレンタカーで回りやすい国だと言えるだろう。(ただし、パリの市街地をパリ初心者が走るのは無謀だと思う。今なら大丈夫だが、15年前に走った際にラウンドアバウトての交通ルールがまったく違う事から怖い思いをした経験がある)

■今回の旅の費用(注:家内と出かけたので総額の半分で表示)
 往復航空券: 137540円(羽田<>フランクフルト<>ニース、17484マイル獲得)
 現地宿泊費: 50733円(€472.07/11泊、うち1泊のみ朝食付)
 現地交通費: 31237円(€290.66)レンタカー&燃油・高速・駐車場代等
 飲食雑費等: 64644円(€601.51)
 国内交通費:  2020円
 旅費合計:  286174円...2人で57万円(事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)

フランスでの訪問レストラン一覧
 

【ムスティエ・サントマリー(Moustiers-Sainte-Marie)の風景】
(☞ 観光協会サイトフランスの最も美しい村々

▲掲示されていた街の案内図


▲左:「フランスの最も美しい村々」の標識  右:麓から見た村の全景


▲左:メインストリートから断崖を見上げる  右:断崖の間に架けられ鎖の中央にある星の飾り


▲その星を見上げる陶芸家の作品(家の壁に掲げられていた)


▲崖の中腹から見た村の眺め


 

【ヴェルドン峡谷(Gorges du Verdon)の風景】 (☞ 観光協会サイトGoogle Map
あいにくの雨模様できれいに撮れなかったが、ドライブルートとしては雨でもお勧めできそう。




テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

フランス/カンソン (Quinson):Relais Notre Dame

訪問:[2013/5/4 19:15]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
今日のルート by 旅レコ
▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG) (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)

この日は、モンテリマール(Montélimar)から南下し、オランジュ(Orange)、ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la-Romaine)、ル・バルー(Le Barroux)、ヴナスク(Venasque)、リュベロン(Luberon)地方のゴルド(Gordes)、アプト(Apt)、セニョン(Saignon)を経て、宿泊する古城ホテル「Chateau d'Esparron」のある人口300人ほどのエスパラン・ド・ヴェルドン(Esparron-de-Verdon)という村に向かうというハードスケジュール。

宿泊する古城を優先したかったので、リュベロン地方自然公園にある街のほとんど車窓からの眺めだけになってしまったし、昼食をレストランで取る時間が無いのでランチは出発前に仕込んだパンだけ。

外観 店内

古城ホテル(正確にはB&B、つまり民宿)の紹介は次の記事に回すとして、レストランが無いため 10Kmほど離れた人口500人ほどのカンソン(Quinson)にある、お勧めというレストランに向かった。
このレストラン、古城ホテルを予約した時点ではグリーンガイド掲載店だったが、2013年版では外れてしまったようだ。確かに2012年版のシールが店頭に貼られていたが、落とされたなりの理由はあるのだろう。

3皿コースは€20.30、€24.50、€28.50。メニューはフランス語版と英語版が綴じられているうえに、私が重視する地元の料理や食材(Local Spétialities)も英仏併記形式で1枚にまとめられていた。

じっくり吟味した結果、最高値の €28.50コースでお願いすることにしたのは、最も選択肢が多く、そのなかに地元の食材を使った料理がたくさん並んでいたからだ。

Escalope de Foie gras poêlée
Escalope de Foie gras poêlée, salade verte, compotée d'oignons (suppl.2€)
Soutee a Slieces of foir gras, green salad, onion jam
(追加料金:€2.00)

前菜から家内が選んだものは、またまたフォアグラ。といっても、今回は初めて見たソテーしたものということで頼んだみたい。
出てきたものは、ソテーというよりはカリッと揚げた感じ。

フォアグラをアップ

それほど脂分が抜けてしまったようには見えないが、フォアグラにしては脂分の少ないもの。
かといって、日本でよく見かけるようなパサパサしたどうしようもないものとも違うが、フォアグラらしい味わいが少ないという点では同じかも。

酸味のあるリンゴジャムと、オニオングラタンスープが作れそうなほどにしっかり炒めた玉葱は美味しい。

12 Escargots des Alpes
12 Escargots des Alpes, façon Bourgogne
- élevés au GAEC Escargots de la Robine, 04 La Robine sur Galabre
Snails from the Alps, Burgundy style


私は、60Kmほど離れた La Robine sur Galabre という山間の集落が産地というエスカルゴ。
日本と違ってたっぷり12個入りだが、出てきた時はタコ焼きプレートに見えてしまった。(笑)

お味の方は、ニンニク控えめで物足りない印象だったし、エスカルゴの大きさもかなりの個体差がある。
そこは、価格が安いので仕方ないだろうと割り切ることにしたが、グリーンガイドから落とされた理由は、この辺の姿勢かな? 食材のばらつきは、どう考えても評価できるものでは無いと思う。

Magret de Canard
Magret de Canard, au Miel des Alpes de Haute Provence
- Miel récolté sur la plateau de Valensole par Marc Jourdan, apiculteur a Quinson
Duck breast with honey


家内のメインは、村内の養蜂家が生産している蜂蜜を使った郷土料理。マグレ鴨は胸肉丸ごと1本分が出てきた。
質的にも悪くは無いが、メニューに記されているとはいえソースが強烈な蜂蜜味で美味しくない。
飼育期間が長いフォアグラを抜いた鴨ゆえにボリュームたっぷりで、半分近く私が引き受けることになってしまった。

Pied et Paguets à la Marseillaise Pied et Paguets
Pied et Paguets à la Marseillaise
- Agneau français, vin blanc de la cave coopérative de Quinson, coteau de Pierrevert
Tripe, Marseille style


私は、地元の白ワインを使っているというトリッパの煮込み。
イタリアンではよく頼む料理だが、マルセイユ風だとどう変わるのだろうと興味があった。

トリッパを皿に盛ってみた

イタリアンでおなじみのトリッパの煮込みとはまったく違って、大きな皮(というか胃の壁?)でミンチ肉を巻いて紐で縛り、その状態でソースで煮込んであった。

高級店らしいお上品な味わい(つまり内臓肉の癖がない)というわけではなく、内臓肉らしいしっかりとした主張があったものの、香草使いが下手なのかソースがイマイチおいしくない。
トマトの味がほとんどなく、フォンドヴォー、それも市販品的なものがベースになったような陳腐な味付けだった。

そうそう、牛肉では無くて羊肉の胃というのだから、羊肉がダメな方が知らずに頼むと悲惨な思いをするかもしれない。マルセイユ風が羊肉を使うのかは知らないが、フランス語表記で「Pieds et paquets」とあれば、ラムの足や胃を意味するらしい。(こういった時は、英語メニューだけで判断すると危ないのだ)

Fromage
Fromage
Cheese


最後はチーズかデザートの2者択一。となれば、ここまでで味を占めたチーズを選ばない手はないだろう。
で、出てきたのが予想外に多品種のチーズワゴンならぬチーズバスケット。
人口500人にも満たない集落で、レストランは2軒だけ。そんな僻地のレストランで、この品ぞろえには驚いた。

選んだチーズ

今回の選択は5種類。だんだん大胆になってきた。
お味の方も、予想外に良くて満足。やっぱりフランスのチーズは美味しい!

Pâtisserie Maison
Pâtisserie Maison
home-made patisserie


家内は自家製デザートをチョイス。
こちらも、店の格から考えればまずまずの出来だったそうだ。

お会計 羊の子供
▲左:お会計  右:道中みかけたかわいい羊の親子(これがマルセイユ風トリッパの材料?)

※メニュー:郷土料理Menu 24.50€Menu 28.50€(英語版)Menu 41€ベジタリアン用ランチ・お子様用

【詳細情報】
店名:Relais Notre Dame
電話:04 92 74 40 01
住所:Route de Montmeyan, 04500 Quinson

大きな地図で見る
 

【オランジュ(Orange)の風景】 (☞ 公式サイトWiki



 

【ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la-Romaine)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map



▲壁画があまり修復されていない教会って、フランスではあまり見なかった気がする
 

【バルー城(Le Château du Barroux)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map




☞ 参考:南仏プロヴァンスの大自然の魅力
 

【ヴナスク(Venasque)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map




☞ 参考:BonVoyage!ボン・ヴォヤージュ
 

【ゴルド(Gordes)の風景】 (☞ 公式サイトWiki



テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて30年。
現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
12月:台湾㊳:宜蘭・羅東
年越:ベトナム⑩:ハノイ周辺
1月:インドネシア⑨:バリ島
1月:メキシコ③、台湾
2月:マレーシア⑮、ベトナム
3月:マレーシア
4月:イタリア⑲~ドイツ
5月:アメリカ⑮:ナイアガラ
6月:台湾㊵:(芒果かき氷)
7月:イタリア⑳:南チロル
10月:ロシア:ウラジオストク
丸数字:累計訪問回数

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