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ビジネスクラス機内食/マレーシア航空:成田(NRT)⇒クアラルンプール(KUL) with Chef-on-Call予約方法

搭乗:2016/12/2 MH71便
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆
毎度お世話になっているtonogataさんのブログやじり鳥で、またまたマレーシア航空の激安ビジネスクラス情報を発見したのは8月のこの記事

昔から象に乗りたいといっていた家内に、バリ島でも乗れるみたいだけどどうかと誘ったら行くというので、二人で象を乗りにバリ島に行こうと、即時発券してしまった。(正確には、象乗りは家内だけで、私は2年連続JALダイヤモンド会員資格取得が目的)
ちなみに、運賃・税・燃油代をすべて含んだ往復で1人84170円だった。時間はかかるが、エコノミークラスの直行便で往復するのと大差ない金額だし、夜行便なら余計にかかる時間を帳消しできる。

今回は夜行便の機内食が貧弱なJAL(例:ジャカルタ⇒成田)や、ANA(例:羽田⇒シンガポール)と比較しようと往復とも夜行便を選んでみたのだが、直前になって「シェフ・オン・コール [Chef-on-Call]」という機内食事前選択サービスの案内が届いた。
まさか中距離路線の夜行便で、昨年夏の昼行便(☞ こちら)と同じアプローチで機内食が出て来るとは予想していなかったのだ。

成田でラウンジ食を食べると機内食は絶対に無理なのでパスしたことから、代わりにマレーシア航空ご自慢の「シェフ・オン・コール」の予約方法の紹介から始めたいと思う。

Chef-on-Call案内メール
▲Chef-on-Call案内メール

搭乗2日前に届いた「Chef-on-Call」の案内メールにある book my meals のリンクをクリックすると、Chef-on-Callで機内食を予約するページ(In-Flight Meal - Chef-on-Call Malaysia Airlines)が開く。ここにPDF版のメニューも登録されているので、予約する前にPDF版メニューで吟味しておいた方が良いと思う。

また、案内メールに載っていた搭乗便はクアラルンプール発の帰国便の方だったので、行先が東南アジア路線等の Chef-on-Call の対象外路線だと自動判定されないようだ。現地滞在が長い場合は案内メールが出発前に届かないと思われるので、メールを待たずに直接予約ページを開いて予約した方が良いだろう。(搭乗の24時間前までに予約すれば良いようだ)
予約ページの Booking Reference には、航空券番号ではなく予約番号を入力する点に注意したい。



Chef-on-Call対象搭乗便案内画面
▲Chef-on-Call対象搭乗便案内画面

必要情報を入力すると、最初に開く画面が対象の搭乗便と搭乗者情報。
複数の予約を持っている場合は、特に注意して内容を確認しておこう。



Chef-on-Call食事の選択
▲Chef-on-Callでの食事の選択画面

次の画面から、搭乗便毎に画像付メニューから選ぶ画面が表示される。メニュー名の部分をクリックすると、より詳細な料理内容が表示されるという、至れり尽くせりの画面構成だが、選べる種類が多いので、やはり事前にPDF版メニューで検討しておいた方が良いだろう。

一番上にどの便が対象か示されているほか、同時に複数人で予約した場合は「Passenger 1」「Passenger 2」というタブで、搭乗者毎にメニューを選択できるようになっているのだが、なぜか予約者である私が「Passenger 2」側にあって、ちょっと混乱。ページ上部に表示される搭乗者名を確認してから登録しよう。



Chef-on-Call予約確認画面
▲Chef-on-Callで選択したメニューの最終確認画面

一通り登録を終えると、次の画面で予約した内容を、予約者ごとに画像付で確認できる。
当たり前に思うが、こういった配慮の出来た画面構成を作れる企業は、案外少ないものだ。
特にJAL国際線の予約関連画面のような、ユーザーの視点に立っていないダメダメサイトが多いのは日本の弱点だ。(開発手法に問題があることは、システム開発経験35年以上の私から見ても明らか)

予約者ごとの画面は、選択画面と同様に「Passenger 1」「Passenger 2」タブを使う。



Chef-on-Call確定画面

確認画面で「Confirm >」をクリックすれば、無事登録終了。
予約内容を変更したい場合は、現地への電話かメール(もちろん英語必須)で行うようにと案内が出ているので、日本人の場合は、よほど英語堪能でなければ難しいだろう。よく確認して登録したい。

*****

ビジネスクラスシートアメニティの中身

出発時刻の30分前に機内に入ると、すでにビジネスクラスは満席状態。
激安キャンペーンの効果だけではないと思うが、ここまでビジネスクラスが混んでいるのは他社搭乗経験を含めても珍しい。
前回同様アメニティも付いていたし(ケースが色違い、中身は同じ)、前回は無かったスリッパも、台湾のホテルにあるような薄っぺらいものが後から配られた。(前回は無し)


ウエルカムドリンク食前酒(コーラ)とおつまみ

離陸前のウエルカムドリンクは、グァバジュースをチョイス。
日本ではあまり馴染みのないグァバジュースだが、東南アジアのものは非常に美味しいのだ。

離陸後の食前酒は、いつものダイエットコーク(Coke light)。
おつまみが袋入りというのは悲しいが、原価の安いピーナッツが入っていないタイプは評価できるだろう。


Malaysian Satay
Malaysian Satay
Start your inflight dining experience woth our signature dish.
Let us knou your choice of chicken, beef or a comnination.


続いて、楽しみだったマレーシアンサテーがワゴンに乗って出てきた。
私の席に来た時はチキンが無くなってビーフ3本だけの皿を置かれてしまったが、ちょうど追加のチキンが届いたのでミックスが良いとお願いしたら2本追加。ピーナッツソースも加えてと頼むと写真のようにたっぷり盛ってくれた。(かけるソースのではなく、盛るソースというのが正しいだろう)

つまり、チキンかビーフを単品で頼むと3本だけになり、ミックスで頼むと5本になるようだ。
とはいえ、家内のミックスは4本だったので、気分なのかも?


前菜トレー

前菜は、前回は選択肢無しで2種類乗ってきたが、今回は3種類の中からの選択式になっていた。
うどんは、デフォルトでセットされているので、品数的には前回と同じだが、選択制になった分だけレベルアップ(?)。
選択した前菜とうどんに、塩胡椒、バターを乗せてトレイに乗って出てくるのは前回と同じ。


Roasted Duck and Mustard Spiced Chicken
Roasted Duck and Mustard Spiced Chicken
with carrot and raisin salad and herb citrus dressing


私が選んだのは鴨とチキン。
人参はスライスをマリネしたもの、容器に入っているのはシトラスドレッシングらしいが、シトラスらしい酸味も無く、なんだか中華あんかけの出来損ないみたいで不味くて使えなかった。

Roasted Duck and Mustard Spiced Chicken

鴨のローストと鶏のマスタード焼きとあったが、出された状態ではまったく分からないので、1枚ずつ並べて撮ってみた。
確かに断面の色が全く違うので、鴨と鶏肉の区別はつくのだが、鴨と鶏の調理法の違いは感じなかった。
ちょっと出来の悪い前菜かなぁ。


Japanese noodles UDON
Japanese noodles with traditional accompaniments


前回は蕎麦だったが、今回はうどん。
日本の航空会社でもエコノミークラスで付いてくることが多いが、量はその倍。
お味も悪くないけど、蕎麦の方がいいな。
葱と山葵は良いとして、味わいから椎茸とは思えないキノコが付いていた。家内はマッシュルームだと言っていたが?


A Selection of Japanese Delights
A Selection of Japanese Delights
konbu marinated salmon, squid with green laver, poached prawns and seasonal greens


家内が選んだ前菜は、いつもの通り和食。
でも、昆布でマリネしたサーモンって、和食に有ったっけ?? 不気味なお味だった。
こちらの別容器に入ったタレは、カツオ出汁を濃くした醤油味のもの。醤油とは違う。


パン

前菜を終える頃になって、ようやくパンが出てきた。
前回は4~5種類はあったと思うが、バスケットに乗っていたのは写真の2種類だけ。
どちらも軽く温められている。


お次は、Chef-on-Call で予約しておいたメイン料理。
予約なしで選べるメニューも Chef-on-Call に掲載されているものが多いが、今回2人で選んだ料理は、予約なしメニューに含まれないものだ。(前回の経験から、予想して選んでいる)


Roasted Loin of Lamb
Roasted Loin of Lamb with Creamy Velouté
With creamy polenta, Romanesco broccoli, roasted roma tomatoes and sautéed spinach.


まずは、私が選んだラムのロースト。
カットラムの下に、ラム肉と同じぐらいの量のほうれん草炒めがこんもりと盛られている。

お味はというと、ブロッコリーを除いて前回書いた予想通りで、欧米のスーパーで多く見かける冷凍食品だろう。肉はパサパサだし、味も決まっていない。

つまり、Chef-on-Call は冷凍食品がベースで、そのおかげで20種類もの料理が選べるというわけだ。
冷凍食品でも味の劣化が起きにくいメニューを方が良いだろう。


Seafood Coconut Curry
Seafood Coconut Curry
Served with long­grain rice.


家内が選んだのは、シーフードココナッツカレー。
これなら、少なくともカレーソースは冷凍劣化は起きないが、ソース少なすぎだと。

シーフードと言っても、魚の切り身がほとんどで、あとは小さな海老が2尾だけ。魚が不味いというので私が平らげたが、ソースが意外に辛くて私には厳しかった。

トッピングの黒く見えるものは、東南アジアでよく見かけるスライスエシャロットを揚げたものだろう。
ちょっと焦げすぎ。


Haagen-Dazs Ice Cream
Haagen-Dazs Ice Cream

メインを片付けた時点で鹿児島上空。
デザートは、メニュー上には3種類掲載されていたが、家内の列では有無を言わさずハーゲンダッツアイスクリームとクッキーを持ってきた。


Apple Crumle Tart
Apple Crumle Tart
strawberry sauce


私は、メニューに載っているタルトを食べたいと申し出て、無事アップルタルトをゲット。
まあ普通だが、底に敷かれているクッキー生地(グラハムクラッカー?)が良かった。

*****

Baguette
Baguette
filled with shrimp and coleslaw


しばらく睡眠をとって到着1時間前に目が覚め、到着45分前にCAさんが Dine Anytime のメニューを持ってきて、何かいるかと聞いてきた。メニュー上では到着2時間前と明記されているのにだ。

あまりお腹はすいていないが、ここはブロガー魂でバゲットを注文。
海老とコールスローと好物が具材だったので、興味があった。

ちなみに室内の明かりがついたのは到着35分前。JAL や ANA だと、ビジネスクラスでも到着2時間前に明かりをつけられてしまいたたき起こされるが、機長からの到着前アナウンスがあったタイミングでようやく点灯された。夜行便でしっかり寝たい場合は、絶対に日本の航空会社を選んではいけない。

明かりがついてから、おしぼりサービス。
さらには、お土産にという意味だと思うが、プリングルスまで配り始めた。これは、前回搭乗には無かったサービスだ。
欧州系航空会社でも、最後にチョコ(スイス航空等)やアイス(ルフトハンザ系)を配ったりするが、それと同じサービス。

シェフ・オン・コールのクオリティの低さは、前回搭乗時に選ばない理由を書いたとおりだったが、中距離深夜便でこれだけ真っ当な機内食を出してくれる上に、サービスも一部問題はあるものの総じて優秀と言えるだろ。

※メニュー:Supper・Dine AnytimeBeverages

※バリ島ウブド近郊の Elephant Safari Park Lodge から登録しました。
ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/マレーシア航空:クアラルンプール(KUL)⇒成田(NRT)

搭乗:2015/7/20 MH070便
評価点:総合★★★★☆★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
いよいよ夏休み第一弾のドイツ旅行の最終行程。ドイツの帰りがマレーシア経由(しかもドイツ路線運休でパリ経由)というのだから、いくら激安のビジネスクラスチケットとはいえ大変だ。

往路のロンドン便の前に寄ったマレーシア航空のラウンジ食に魅力が無いことは確認済なのパスして、早速最終帰国便の機内食をレポートしたいと思う。9日前に乗った成田⇒クアラルンプールで往路便のレポートもしているが、構成的には同じなので簡単に紹介したいと思う。

グアバジュース 窓の外に乗ってきたA380同型機が見えた

まずは、ウエルカムドリンク。
パリで搭乗した際に出てきたオリジナルカクテル「Rubby Passion」は無かったが、グアバジュースがあったのでゲット。
離陸前の移動中に、乗ってきたオール2階建てのA380型機が停まっていたので、パチリ。

MALAYSIAN SATAY
MALAYSIAN SATAY
Our Award-Winning Signature Dish
Charcoal hand-grilled chicken and beef skewers, peanut sauce and traditional accompaniments


まずは、お決まりのワゴンサービスによるサテーが出てくる。都合4回いただいたわけだが、何度食べても旨い。
パリ⇒クアラルンプール便で出てきたサテーのソースが違うと書いたが正解だった。本場ものらしく隠し味が効いていた。生姜も強めで、甘さは控えめ。ピーナツもやや細かく砕いてある。もちろん、本場ものの方が美味しいに決まっている。

MALAYSIAN SATAY

毎回同じ写真なので、角度を変えて撮ってみた。
肉のサイズが分かると思うが、機内食でこのサテーを食べて美味しいと思って、マレーシアの屋台(シンガポールでも同じ)でいただくとぜんぜん肉のサイズが小さくてがっかりするだろう。

この、日本の焼き鳥サイズの肉で作られたサテーを食べるには、どこに行けばよいのか12月に行く予定のクアラルンプール市内で確認したいと思っている。(ホントに、サテー大好きなのだ!)

STARTER

残りの前菜2品(なぜか長距離欧州線は1品で、デザートがいっしょに出てきてしまう)は、ワントレーで。
この写真を撮った目的は、右にあるカトラリーの種類を見てほしかったのだ。

見事に全部サイズとタイプが違うわけで、バターナイフ、前菜用ナイフ、メイン用ナイフ、前菜用フォーク、メイン用フォークとなっている。日本路線で蕎麦が出てくるので、ちゃんと袋入りの箸も付いてきた。(左端に移動)

SEARED TUNA LOIN BROWN SOBA
左:SEARED TUNA LOIN
  Cherry tomato, fresh lettuce and lemon

右:BROWN SOBA

茶蕎麦はともかくとして(上尾の業者が製造している似非山葵がきつかった)、マグロがなんともいただけない。
中途半端な加熱で、日本語的にいう「ツナ」(加熱製品という意味)と「マグロ」の中間みたいなもの。ハーブをブロックの周りに付けているようだが、まったく味わい無し。

GRILLED BEEF TENDERLOIN
GRILLED BEEF TENDERLOIN
Sauteed potato, chunky vegetables and herbs garlic sauce


3択のメインからは、普段は選ばない牛肉をチョイス。
鶏肉はヌードルだったし、魚は日本食だったから、これしか選びようがなかったわけだが、思ったよりも柔らかく真っ当な肉質だった。
ガーリックソースとあるが、普通のフォンドヴォーベースでまずまずだし、付け合せの野菜も茹ですぎという問題はさておき、量がたっぷりで満足。

CHOCOKATE APPRICOT SPICE CAKE ケーキの断面
CHOCOKATE APPRICOT SPICE CAKE WITH MANGO SAUCE

デザートは、ちゃんと最後に出てくる。
長距離欧州路線では、前菜といっしょにトレーに乗せて出してくるのだから、手を抜けるところは抜いてしまおうという姿勢が出ているのかも?

お味は、お題のスパイス感もなく安物ケーキという感じ。
炭水化物のみという感じだったので、半分残してしまった。

*****

Refreshments
2食目は、到着2時間前に出てきた。
ちゃんと白のナプキンをかけてくれるので、中距離路線なのに2食しっかりいただける体制なのだが、もちろん出てくるのは軽食レベル。今度はデザートの KAPITI ICE CREAM もいっしょだ。

右上のボウルは、結局何にも使う機会が無かった。
単にトレーがさびしいから、空間を埋めるために乗せているだけなのかなぁ?


ASSORTED SANDWICHES
Toasted French bread with smoked salmon, onion and capers
Toasted French bread with cream cheese and dried fruits


表記上はサンドイッチであり、フレンチトーストでもあるのだが、出てきたのはスペインバスクでおなじみのピンチョス2種類。単に単品を乗せるだけでなく、本場バスクのピンチョスみたいに凝った組み合わせで盛り付けてある点では、こだわりを見せてくれた。

以上、さすが本拠地発の便だけあって、機内食の水準も高く、私のビジネスクラス機内食ランキングでは、27社中6位をキープできた。

※メニュー:Lunch・Refreshments

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

以上で、激安ビジネスクラス航空券を使ったドイツ7泊10日の旅の行程はすべて終了。
最大の目的であるドイツ全州走破達成のほかに、JAL上級会員の最上位であるダイヤモンド会員資格の取得確定、通算27社目のビジネスクラスとなるマレーシア航空搭乗と、3つのテーマを達成したことになる実のある(?)旅行だった。

これで、ひとまずJGPというほぼダイヤモンド会員と同じ扱いとなる会員資格が取得できたわけだが、秋の5連休を含めた旅行で家内と共にパリ路線に搭乗する際に威力を発揮できるかがチェックポイントになるかと思う。ANAでは50%以上の確率でインボラアップグレードされている路線なので、JALでも期待するのは当然のことだろう。

ANAよりもワンランク上のステータスとなっているわけだし、年末までには正真正銘の最上級会員であるダイヤモンドに到達することから、再来年の3月までの資格有効期間中のインボラアップグレード率が低ければ、その後は再びANAの利用も選択肢に入れることになると思っている。
ANA並みのアップグレード率を確保できれば、今度はJGP維持に走るかもしれない。(笑)


さて、この後は7/31から出かけた台湾旅行(高雄,屏東,台東)のうち、シーズン終盤のマンゴーかき氷の店4軒を先に紹介してから、夏休み第二弾のノルウェー&イタリア(&スイス=天候によってはパス)旅行を現地からお届けしたいと思う。
台湾の残りは、しばらく欧州旅行が続くことから9月分と合わせて年末の紹介になると思う。

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/マレーシア航空:パリ(CDG)⇒クアラルンプール(KUL)

搭乗:2015/7/19 MH021便
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆
帰国便の最長路線であるパリ⇒クアラルンプール便は12時間半の搭乗時間。パリから日本にダイレクトに飛ぶよりも1時間余計に乗っていることになる。

往路のクアラルンプール⇒ロンドン便と同様にオール2階建てのA380機だが、ビジネスクラス席は半分程度しか埋まっていない。これなら、日本から往復20万円強という破格値でチケットを売り出しても利益になるわけだ。
経営状況が悪化していることでチケット購入時には倒産リスクも覚悟していたが、無事に搭乗できたので良かった。(国がバックに付いたそうなので、倒産リスクは当初よりは薄れたと思う)

SALON ICARE 左がバーカウンター、右がソフトドリンクとパン類置き場

パリのターミナルは、なぜかスターアライアンスが利用しているターミナル1。
スターアライアンス共用ラウンジの1つ下の階にある「SALON ICARE」という聞きなれないラウンジが指定されたが、これが狭いうえに米国航空会社のラウンジと同じわずかな乾き物とパンとドリンクぐらいしかないお粗末なもの。

受付前にバーカウンターあったものの、係員がいないのでアルコール注文も厳しい雰囲気。
ターミナル1にはワンワールド系のラウンジが無いので、逃げようがない。

*****

MH A380ビジネスクラスシート Signature Drink Rubby Passion
右:SIGNATURE DRINK Rubby Passion
Enjoy this refreshing drink concocted from black tea flavoured with calamansi juice and tropical spices


搭乗すると、ちょうどウエルカムドリンクを配っていたことで、席に着く前に選ぶことになったのだが、オレンジとリンゴのジュース以外に見慣れない色のドリンク。

何かと聞くと、お茶の類だというのでお願いしてみたが、メニューブックに載っていた「Rubby Passion」というノンアルコールカクテルだった。
甘いけど、少し薬っぽい癖になる味。フルーツとスパイスを組み合わせているそうだ。

MALAYSIAN SATAY
MALAYSIAN SATAY
Our Award-Winning Signature Dish
Charcoal hand-grilled chicken and beef skewers, peanut sauce and traditional accompaniments


急病人が出たようで、離陸が1時間半も遅れてしまったことから、離陸後すぐに食事の開始。
テーブルクロスが敷かれて、食前酒とお供のナッツが配られてから、毎度おなじみのマレーシアンサテーがワゴンでやってきた。

MALAYSIAN SATAY

「I Love Satay!!」なんて言ったら、1本多めの6本盛り。
マレーシアで作ったものを冷凍して搭載しているものと思うが、肉質が微妙に良かったのとソースに微妙なアクセントが無かったような気もするので、ひょっとしてパリで作っている?

前菜とデザートがワントレーで

サテーを片付けると、残りの前菜とデザートがトレーに乗ってやってきた。
他社でもあるが、デザートをこの段階で出してくるって、ちょっと考えてほしいなぁ。
それに、パンがなかなかやってこないし。

パン

パンはバスケットの3種から選択。
今度は、パリ発ということでフランスらしいパンを選んでみたのだが、不味くは無いけどイマイチ。
なぜ本場フランス発の便だというのに、美味しいフランスパンが出せないのだろう?(ANAのパリ発も不味いパンを出してくるので、ターミナル1利用航空会社は同じ製造元だったりして?)

PAN-FRIED SCALLOPS WITH COLESLAW
PAN-FRIED SCALLOPS WITH COLESLAW

前菜の残りの1品は、こちら。
何とも情けないというか、美味しそうに見えない料理だ。
帆立をフライパンで焼いてあるって書いてあるけど、燻製したものを軽くオーブンで焼いただけっていう感じ。それに、日本の帆立と違って平べったくないので、身が硬い。

さらには、コールスローがぜんぜん決まっていなかった。
見た目から違うが、これもコールスローって言うのかな?

PAN-FRIED SALMON FILLET
PAN-FRIED SALMON FILLET
Creamy mashed potatoes, ratatouille and prawn basil sauce


メインは魚料理を選んでみた。
見ての通り、まったくひどい仕上がりだし、サーモンの質も白鮭みたいに脂がのっていなくて不味い。
ソースは海老とバジルって書いてあるけど、どこに海老が入っていたのだろう?

芋とラタトゥーユだけは普通にいただけたけど、あまりにも質の悪い皿でガッカリだ。
これ、たぶん事前オーダー制で頼む料理のクオリティだと思う。
次にマレーシア航空に乗る機会があれば、今度は事前オーダーシステムで料理を選んでみようと思う。

RASBERRY TART
RASBERRY TART

デザートは、かなりマシなものが出てきた。
見栄えも良いし、底に敷かれているグラハムクッキー風のものが美味しい。

RASBERRY TARTの断面

恐らくNYチーズケーキを薄く焼いて、その上にラズベリーをきれいに並べたものだろう。

この後、珈琲と紅茶がワゴンで回ってきたが、いつまで待ってもメニューに記されているチーズが出てくる気配がない。
仕方なく、こちらからチーズを食べたいと言って出してもらったが、これってサービス姿勢の欠如ではないか?

CHEESE SELECTION
CHEESE SELECTION
Brie, Comte and goat Cendre with Carr's water crackers and dried fruits


催促して出てきたチーズだが、ANAよりも全然良い感じ。
ブリーチーズは適温だったし(ANAは熟成不足のうえに、冷たいまま)、ゴートチーズも美味しい。
ハードタイプのコンテは趣味ではないので、論評無し。

それに、お供のドライフルーツも普通と違ったものが出てきた。
右奥に見えるものは、シナモン味のドライアップル。これは美味しい。クラッカーは安物だけど。

*****

さて、往路とちがって今回はしっかり起きていたので、最初の食事から5時間経過した段階で中間食をいただくことにしたのだが、ANAの中間食の水準をベースに考えてしまうと、何コレっていうほどプア。。

Club sandwich
Club sandwich of grilled vegetbles

クラブサンドイッチは、注文して1分で到着。
パックから取り出して盛り付けただけっていう感じ。

Club sandwichの断面

見ての通り、具材が少なすぎ!
これ、クラブサンドイッチって言わないのでは??
パンの焦げ目も不自然な風味があって、余計な焦げ目を付けずに単にサンドイッチとして出した方が良いだろうと思える水準だ。

Fresh fruits
Fresh fruits

きわめつけは、フレッシュフルーツ。
まるごとそのまんま。自分で皮をむいて切って食べろって。
それに、あれだけ出してくれるおしぼりすら請求しないと持ってきてくれなかった。
サービスの悪さは、この便に搭乗していたCAグループだけの問題かなぁ?

*****

到着3時間前に明かりが付いてたたき起こされる点はANAみたいだ。(笑)
それでも、朝食の注文を取ってから実際に出てきたのは40分後。もう少し効率よく出来ないものだろうか。

STARTER,MUESLI
STARTER
MUESLI Choice of fresh or law fat milk

往路のクアラルンプール⇒ロンドン便と基本的には同じなのでメイン以外は省略するが、ミューズリーは違う種類が出てきたので、袋のままいただいてしまった。

CREPES FILLED WITH PEAR AND CHOCOLATE
CREPES FILLED WITH PEAR AND CHOCOLATE
Maple syrup and fresh cream


メインに選んだのは、クレープ。
オムレツでは芸がないし、せっかくのパリからの便なので、フランスらしく。

クレープの断面

まあ、機内食だから美味しいクレープが出ることに期待してはいけないのだが、生地が不味い。
面白いと思ったのは、お題ではフレッシュクリームなのに、出てきたのはヨーグルトクリーム。
チョコレートにヨーグルトにメープルシロップ(本物ではなく似非シロップだと思う)という組み合わせ。それこそ何でも組み合わせれば良いというパターンなんだが、合わないことも無かった。ふーむ。

以上で、機内食すべて終了。
ANAのパリ発の便もダメだが、他社でもパリ発の便はダメみたいというのが結論だろうか。(こうなると、JALのパリ発に是が非でも乗りたくなる)

ということで、1食目の水準の低さと、メニューに書いてあるチーズが請求しないと出てこなかったサービス面でも拙さ、往路では知ることができなかった悲惨な中間食も評価対象となってしまって、総合で★3つまで2ランクダウン。
私のビジネスクラス機内食ランキングでは、1つ落として6位とした。
この後、成田までの乗継便は本拠地マレーシア発なので、期待できるだろう。

※メニュー:LunchRefreshments・BreakfastBEVERAGE SELECTION

CDG-KULルートマップ
▲パリ~クアラルンプールのルートマップ(紛争地域を微妙に避けて飛んでいる)

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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