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イタリア/ペイヨ [Peio|Pejo]:ホテル アルピーノ[Hotel Alpino]

訪問:2015/8/23 20:00
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆
トレント市街地を後にして、南チロルの西側にある山岳地帯を越えてボルミオ[Bormio]まで向かうつもりだったが、トナーレ峠[Passo del Tonale]付近は霧で、ボルミオに抜ける山道の道路状況も読めない事から断念。峠の手前のペイヨ[Peio|Pejo]周辺を当たることにした。


▲今日のルート実測(by GPSLOG)  ↑クリックで大きな画像で見れます↑

もちろん4つ星ホテルを狙っていたのだが、3つ星半のホテルしか見当たらず、一番きれいなこのホテルにアタック。2食付2人で140€、1ランク上の部屋を含めた3つの部屋から好きな部屋を選んでよいと言うので決めた。(後で調べたら、道路から入り込んだ集落に何軒か4つ星ホテルがあった。値段もほぼ同額のホテルもあったので、ちょっとショック)

ここでも2日間有効の Trentino Guest Card を貰えたので、スイスでは2泊しないと貰えない無料パスが、トレンティーノ地域の約1000軒の宿泊施設では1泊でも貰えるようだ。

ホテル外観 レストラン

昨晩泊まったカヴァレーゼ[Cavalese]には、比較的大きな街だったので単独レストランが存在したが、小さな山間の集落にはレストランはホテル併設のものしか存在しないのが一般的だ。ということで、おとなしくホテルでディナーをいただくことにした。

部屋番号が記されているテーブルに着席すると、英語版メニューが置かれていた。
まさか3つ星半のホテルで英語メニューを用意してくれるとは、なかなか気が利いている。(料理名は英語をメインに、後で店頭に掲示されていたイタリア語版を併記という形で記載してある)
お値段は1人€20.00だと、店頭に記載されていた。

パン 無料の水

注文を終えると、パンと水の到着。
イタリアでは水は有料と思っていたが、さすがスイス国境に近い山岳リゾート。大きなピッチャーに入れて持ってきてくれた。しかも、ちゃんと冷やしてある。

サラダバーから

メニューでは前菜3品が並んでいたが、その前にサラダバーもあるとの案内。南チロルのホテルでは、正規の前菜の前にサラダバーが付いているパターンがほとんどだ。

ここで、食事の水準をおおよそ予想することが出来るのだが、まあ良くも悪くも無い無難な料理が出てくると予想した。
キノコの炒め物とかは期待値が上がるが、そんな料理はわずかで、手前のちょっと変わった物体が目立つぐらい。

芋ベースの団子?

その変わった物体の断面写真も紹介しておこう。
芋コロッケの中身を衣を付けずに整形してオーブンで焼き上げた感じだろうか。
量を食べると飽きる味だが、1個ぐらいなら腹にたまるし悪くない存在だ。(パンは見た目で不味そうだったので、この段階でパスを決めていた)

前菜は3択。
悩んでいると、唯一(?)英語を話せるおばさんが、3種類少しずつ出しましょうかと嬉しいお言葉。
英語メニューもそうだが、なかなか気のきくホテルだ。

Zuppa d'Orzo alla Trentina
Tipical Barley Soup
Zuppa d'Orzo alla Trentina


最初はスープ皿を持ってきて、鍋からその場でよそってくれたスープ。
おたま1杯でストップをかけたのに、私の方はもう一杯入れられてしまってご覧の量だ。

見た感じでは具材たっぷりで、メインまで食べれるか心配になってしまったが、具材は大きめに刻んだ玉葱と大麦が中心で、芋よりは腹にたまらず助かった。
お味は、ちょっと何かの出汁が効いていたけど普通のクリームスープかな。イタリア語版のメニューには、トレンティーノのスープと記されていたので、当地ではどこでも出てくるものだろう。

Garganelli, Maccaroni
Pasta with Country Sausage
Garganelli in Salsa Rustica

Small Maccaroni with Sausages and Tomato Sauce
Sedani alla Mantovana


残りの2品は盛り合わせで出てきた。
マカロニは乾麺だと思うが、ガルガネッリは自家製の手打ちだろう。

どちらも英語版にはソーセージが使われていると書かれていたが、マカロニ側は単なる粗挽き肉っぽいもので、ボロネーゼに近いもの。(ボロネーゼよりも肉が少ないのは、ボローニャの北にあるマントヴァ風ということだと思う)
ガルガネッリ側もソーセージという味わいではないが、肉の旨味を表に出したソースだ。

粉チーズ

どちらのソースも、日本のパスタと比べるとソースの味が上品すぎる(薄いとも言う)ので、たっぷりの粉チーズは欠かせない。
イタリアではこの量で出てくるのが当たり前だが、日本だと滅多にお目にかかれないので嬉しい。

Veal Filet with Mushroons Creme
Veal Filet with Mushroons Creme
Filetto di Vitellone alla Crema di Porcini

Roasted Potatoes
Patate a Spicchio


メインは4択だが、2品はイタリア料理とは言えないものだったので実質2択でどちらも仔牛肉。
私は、マッシュルームクリームと記された方を選んだが、後でイタリア語版を見ると、仔牛肉ではなく成牛肉だし、マッシュルームではなくポルチーニだった。(英語表記だとポルチーニだろうが何だろうがマッシュルームとなっている事が多いのがイタリアでの英語版メニューの欠点。故に、レストランで食べる時は、必ずイタリア語版もいっしょに見せてもらおう!)

それほどポルチーニっていう風味は無かったけど、ブロック肉をパイ包み焼きにしたものをカットしたものが出てきた。
まあ、普通にいただけたが、ポテトが意外に美味しい。

Vitello Tonnato ai Capperi
Cold Veal in Thuna Sauce
Vitello Tonnato ai Capperi


家内は、ツナが嫌いなくせにツナソースを選んだので、2年前に Hotel Antines で食べたものと同じはずだとアドバイスしたものの、構わないと。

予想通りほぼ同じ皿が出てきたが、こちらの方がツナの固形分が主張していた。それでも完食していたので、予想外に美味しかったのだろう。
私は味見程度だけなので、特に感動はなし。

アイスクリーム3種盛り

Dessertsは口頭説明。
さすがにお腹いっぱいだったので、私はアイスクリームを3種類ほど。(5種類位あった)

プラムとアイスクリーム

家内はプラムにアイスクリームを付けてもらっていたが、ボリュームたっぷりだ。

テーブルに置かれていた封筒 隣の席の封筒は何かを入れて膨らんでいた

さて、テーブルに各自1つずつ封筒が置かれていたのが気になっていた。それにペンも置いてある。
周りの食べ終えたテーブルを見ると、封筒が膨らんでいるので何かを入れてあるみたいだ。

ナプキンをたたんで入れてあるのだろうと予想は出来たが、よく分からないので英語の出来るおばさんに聞いてみたら、ディナーで使ったナプキンを翌朝にも使う場合に入れて、封筒には部屋番号と名前を書いておくのだそうだ。

封筒をそのまま置いておけば、翌日は新しいナプキンを出してくれるとの話だったが、みなさんしっかり封筒にナプキンを入れられていたので、当地の習わしに従うことにした。

朝食

翌朝、朝食会場に来ると(南チロルでは、ディナーで指定された席が朝食の指定席となるのが一般的)、封筒がちゃんと残っていたが、ディナーで手を付けなかったパン(写真左上に見える)も、そのまま残っていた。
そうなのか。

※メニュー:ランチ・ディナー英語版(ディナーのみ)

【店舗詳細情報】
店名:Hotel Alpino
電話:0463.753212
営業:宿泊者専用(12:30~13:30、19:30~20:00)
住所:Via delle Acque Acidule 32, 38020 Peio Terme
GPS:46.354160, 10.662200


レンタカーで楽しむドロミテ街道とドロミーティ[Dolomiti]周辺情報(2015.8時点)
 

【ペイヨ[Peio|Pejo]の風景】(☞ 公式サイト
せっかくタダでロープウェイに乗れるとあって、翌朝山上のは雲の上であると願ってロープウェイで山に上ったのだが・・


▲左:出札窓口でTrentino Guest Cardを見せて、このカードを取得  右:ゴンドラで中継点へ


▲左:2011年1月に開通したという「Pejo300」に乗り換え  右:山上駅の両側にゴンドラが停車中
(ロープウェイってケーブルカーと同様に1本のロープで結び交互にバランスを取るものだと思っていた)


▲晴れていれば、こんな景色が見えるらしい


▲左:到着時は霧の中  右:20分後に少し視界が開けてきた

本当だったら、こちらのような景色を拝めたはずだが、残念。
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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現在 61ヵ国を訪問
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9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
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