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スイス/サンモリッツ[St.Moritz]:La Stalla(ラ・スタラ)

訪問:2015/8/20 19:00
評価点:総合★☆☆☆☆★☆☆☆☆サービス★☆☆☆☆雰囲気★★★☆☆CP★☆☆☆☆
ミラノからコモ湖を北上し、ランチを楽しんだキアヴェンナ[Chiavenna]の街を右折してスイス入り。ほんの30分も走れば、標高1800mのサンモリッツ(ザンクトモリッツ[Sankt Moritz])の入口にあたるシルス湖[Silsersee]に到着する。

20年ぶりのサンモリッツだが、街は大きく発展しているし、前回出かけた6月の雪の残る風景の残像とはかなり違っていた。
とりあえず、地図から楽に選べるBooking.comで目星を付けていた国道沿いの4つ星ホテル数軒を当たり、宿を確保。イタリアのドロミティ(☞ ドロミテ街道と南チロル - 峠と湖の地図)と同様に、当地にも Last Minutes と呼んでいた当日格安レートがあるようで、事前に調べていたレートよりも2割ほど安く泊まれた。

ホテルで連泊すると貰えるフリーパスを使った山巡りは翌日に回して、サンモリッツ駅前のサンモリッツ湖[Lej da San Murezzan|St. Moritzersee|(英)Lake St. Moritz]を散策してから、駅横の駐車場ビルにある長いエスカレーターを上り、ケーブルカー乗り場のある街の中心をレストランを物色しながらぶらぶら。やっぱり、この街並みには魅力を感じられない。

外観(2階部分) 店内
▲左:店は2階部分の全部。1階左端の階段を登って入る。

結局、家内が食べたいと希望していたチーズフォンデュを置いてあるレストランということで、バス通り沿いにあったこの店でいただくことにした。

スイス料理と言えば誰でも真っ先にチーズフォンデュが思い浮かぶだろうが、2度訪問している大都市チューリッヒでもチーズフォンデュを食べることが出来る店が少ないので(勝手な推測だが、他の料理と比べて客単価が安くなるからだと思う)、見つけられたらラッキーというスタンスで入ったわけが、注文を終えた頃に40人位の日本人ツアー客が入ってきて失敗を悟った。

水 伝票
1Lt Mineralwasser(CHF9.50≒1250円)

いつものように水をお願いしたが、後で伝票で確認すると9.50フラン(≒1250円)だって!
さすがスイスの物価だ。前々日のノルウェーも物価は高いが、あちらは日本と同じ様に冷たく冷やした(あるいは氷入りの)水を無料で出してくれる。

Fondue La Stalla
Fondue La Stalla(280g proPerson)x2(CHF36.50x2≒9600円)

お目当てのチーズフォンデュは3種類からの選択。(32.00~36.50フラン)
チューリッヒの Le Dézaleyでは200gでCHF28.50、Swiss Chuchiでは200gでCHF25.50だったので、量は1.4倍あることから店の名前の付いた最高峰のトリュフ味のものを1人前お願いした。

チューリッヒの店よりも大きな鍋だが、見ての通り底の方に少しだけチーズが入っているような感じ。もちろん直径が大きいので、チューリッヒの2軒と比べて深さが無くなるのは当然だが、どうみても1.4倍の量は無い。せいぜい Le Dézaley と同じ程度だ。(供されたパンの量と余った量から見ても間違いない)

確かにトリュフの粒々が入っているのは見えるが、それほどトリュフの香はしないしチーズが薄い。
4.50フラン差とはいえ、これならノーマルなものを頼めばよかった。

チーズフォンデュ用のパン

パンの量は、チューリッヒの店と同じぐらいかな。
こちらは直径が無い分だけ深さがある。

このチーズフォンデュにもケチが付いた。
先に載せた伝票の通り2人前の請求で来たので1人前で注文していると指摘したのだが、2人前で間違いないと言い張るのだ。
1人前5千円(こんなのでも5千円もする!)をダブルで取られたらたまらないと、チューリッヒの事例を出して徹底的に抵抗した結果、最終的には1人前の支払いで済んだものの最後まで2人前だとブツブツ言っている。こんな店なのだ。

恐らく利益にならない日本人ツアー客(サラダと鱒のソテーとデザートだったが、ドリンク代をメニューよりも安く案内していた)を大量に受け入れているので、日本人を面白く思っていないのだろう。あるいは、何も知らないツアー客をカモにして美味しい思いをしていることから、日本人なら騙せると思ったのだろうか。

こんなぼったくりをどうどうとやられた店は、このブログに載せているだけでも世界各国700軒近くの店を食べ歩いていて初めてだ。タイでボッタクリ経験は何度かあるが、金額が大きすぎるので比較にならない。

Rösti
Rösti(CHF25.00≒3300円)
Potatos Chips fried in butter with tomato, ham an cheese


上記のトラブルは後で起こった話なのでひとまず置いておいて、チューリッヒの経験から1人前(しかも表記上はチューリッヒの2軒の1.4倍量)を2人でシェアしても十分な量だと思っていたものの、予想より少なかったので追加注文。
こちらは、スイス土産でレトルトパックを何度か買っているレシュティ[Rösti](ロスティ)だ。

レシュティ自体は細めの千切りにしたジャガイモを茹でて平たく敷き詰め、バターでこんがり焼き固めたシンプルな家庭料理だが、本場のレストランで3千円以上払うのだからと期待していた。

ところが出てきたのは、本当に英語説明で書いてある通り。
トマトの輪切りが乗っているのでボリュームは想像できるだろう。

レシュティを取り分け

しかし、どうやったらこんな不味いレシュティを作れるのだろうかと思うほど、レシュティの要である芋が不味い。バターをケチっている上に、上の写真では分からないが裏側の焼面の芋の焦げが強烈で、修復不能なほどだ。まるで、下手な小学生が家庭科の授業で作ったような感じの料理と言えない失敗作と言えるものだった。
いや、失敗ではなくこの店の実力なのかもしれない。味だけでなく内容的にも無星相当。

結果的に支払では当方の主張が通ったのでCP点を★1つにしたが(内容的に、それ以上の★は付けられない)、フリーで日本人が利用するには問題のある店であると警告しておこう。
リスクを覚悟の上で注文するか、チーズフォンデュを頼まないなら大丈夫だと思うが、今度は料理の水準でガッカリする可能性が高いと思う。

ただでさえ物価の高いスイスで、競争原理の働かない観光地の中心にある店に入るぐらいなら、真っ当なホテルレストランで食べたほうが良いと思う。チーズフォンデュを食べたいなら、中心地からは離れるが(バス便多数あり、歩いても20分程度)、この後で紹介するミシュラン推奨店をお勧めする。何故か日本語メニュー完備の店だったが、ホスピタリティも含めて良い店だったのだ。

※メニュー:チーズフォンデュ郷土料理スープ前菜肉料理サイド

【店舗詳細情報】
店名:La Stalla
電話:081 837 58 59
営業:11:30~14:00、18:00~22:00
住所:Plaza dal Mulin 2, 7500 St.Moritz
GPS:46.498897, 9.839873

 

【サンモリッツ[St.Moritz]|ザンクトモリッツ[Sankt Moritz] の風景】
日本ではフランス語表記の「サンモリッツ」で通じるが、現地サイト等を見ているとドイツ語表記の「ザンクトモリッツ」も幅を利かせている。どうりで、事前にネットで色々調べている際に「St.Moritz」で検索しても期待したほど出てこなかったわけだ。

でも、フランス語やドイツ語を話せなくても英語でまったく問題なしだった。
すぐお隣の国境沿いのイタリア側では英語が通じないケースが多かったものの、レストランはもちろんロープウエーの駅係員でも英語がしっかり通じた。彼らは3か国あるいはイタリア語を含めた4か国語を自由に操れるということだろうか?


▲サンモリッツ湖畔から市街地中心部


▲左:湖畔の教会  右:氷河急行[Glacier Express]の機関車@サンモリッツ駅


▲左:城風の Badrutt's Palace Hotel  右:ケーブルカーの先に見える城風ホテルとサンモリッツ湖
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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R923E

Author:R923E
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現在 61ヵ国を訪問
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8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
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1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン
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