ミャンマー.Tachileik:Nine Nine Food Center
訪問:[2010/10/31 14:20]
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★☆☆☆、CP★★★★★
1週間後の総選挙を控え、政情不安が懸念されたミャンマー。タイとの国境も一部閉鎖されているとの情報があったが、タイのメーサイ(MAE SAI)と橋で結ばれている当地は、そんな気配を微塵も感じない雰囲気だったので、予定通りミャンマーに渡ることにした。

さすがに宿泊して翌日国境閉鎖されると困るので、おとなしく日帰り。タイに戻って、いまTVを見ていたらミャンマーの国境が閉鎖されたとか。映像から見ると別の場所のようだが、アブナイアブナイ。一歩間違うとミャンマーから戻れなかったのかもしれない。
さて、メーサイから橋で国境を渡った街「タチレイ Tachileik」。ミャンマーのガイドブックでは「タチレク」との表記があるが、タイのガイドブックと現地人の発音ベースである「タチレイ」が正しい。ついでに、タイ側の街の地名「メーサイ」は、タイのガイドブックでは「メーサーイ」と載っている。今回出かけた「ーイ」「ーン」と載っている街(メイサーイ、チェンセーン、チェンラーイ、チェンコーン)のすべてが伸ばさない「イ」「ン」だった。チェンセンだけはチェンセーンとも聞こえたが微妙。
国境を渡る日本人は、10米ドル(あるいは500バーツ≒1430円)の入国許可証を取得しなければならないが、カメラ付きPCの前に座っているだけでよく、何も記入するものが無いので楽チン。ちなみにチェンライとメーサイのバスは片道39バーツ+15バーツで済む。

早速、うるさい呼び込み連中を無視して街歩きを始めたが、意外なことにキリスト教の教会がたくさんあるのが目に付いた。ちょうど日曜日だったこともあり、教会付近の人出もたくさん。といった情報は旅行記では無いのでほかの方に譲るとして、食べたものの紹介をしよう。
当然ながらご当地料理を楽しみたいと思うわけだが、屋台はあるものの食堂レベル以上の店がほとんど無い。
とりあえず見つけたのが、ガイドブックに載っていた1軒。そこは何でもアリの店だったのでパスして、国境から700m程の所で見つけたのがこの店。
こんなところまで来る外国人(隣接国人は除く)などいるわけがなく、英語も通じないのは当然。

店に入ると、いきなりチキンかポークかと聞いてきた。店頭にずらりと料理が並んでいるわけでもなく、店の規模の割には昼は一品勝負の店のようだ。
辛くないことを確認してチキンをお願いしてみた。

たっぷりの御飯をスープ・サラダ・少量のメインでいただく、なんとも日本の安食堂的なセットが出てきた。
もちろんライスはパサパサの長粒種。カレーにあわせて食べるならともかく、おかずと食べるには日本人的には厳しい。炭水化物は控える方針なので、2割ほど食べてパスしたが、ごはんの上に乗っていた、日本的に見れば漬物の一種が意外に美味しい。中華メンマに近い味だったが、これならいくらでも食べれる。

メインの鶏肉は、カレーから辛味成分のスパイスだけ除いて、軽く醤油味で味を調えた煮込み料理だった。油たっぷりなのはミャンマーカレーの特徴らしいが、煮込みなのに肉の旨みが閉じ込められているので、美味しい。見た目は中華だが、味は中華ではないので当地の味なんだと思う。タイ料理と違ってハーブもきつくない。
日本以外で食べる中華と違って、骨付きのまま乱暴に切ったわけではなく、骨付き部分は僅かで丁寧な感じ。これは3倍量ぐらい欲しかった。

スープの中身は冬瓜のようなものがたっぷり。これも普通に美味しかった。
サラダ(?)は、タイと同じ。タレはナンプラーたっぷりという感じで唐辛子も入っている。私はキュウリだけいただいた。

日本では店頭に価格表記の無い店に入ることはまず無いが、タイでも店の中に入ってメニューを見ないことには価格が分からない。
ところが、ミャンマーではメニューすら置いていないようで、恐る恐るのお会計となったが、なんと20バーツ(≒60円)だと。
激安とは聞いていたが、ホントに激安だ。
【店舗詳細情報】
店名:NINE NINE FOOD CENTER
位置情報:タイからの国境を渡り、右側の商店街で一番広い道を700mほど直進、変形T字路にぶつかる手前右側
大きな地図で見る
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★☆☆☆、CP★★★★★
1週間後の総選挙を控え、政情不安が懸念されたミャンマー。タイとの国境も一部閉鎖されているとの情報があったが、タイのメーサイ(MAE SAI)と橋で結ばれている当地は、そんな気配を微塵も感じない雰囲気だったので、予定通りミャンマーに渡ることにした。

さすがに宿泊して翌日国境閉鎖されると困るので、おとなしく日帰り。タイに戻って、いまTVを見ていたらミャンマーの国境が閉鎖されたとか。映像から見ると別の場所のようだが、アブナイアブナイ。一歩間違うとミャンマーから戻れなかったのかもしれない。
さて、メーサイから橋で国境を渡った街「タチレイ Tachileik」。ミャンマーのガイドブックでは「タチレク」との表記があるが、タイのガイドブックと現地人の発音ベースである「タチレイ」が正しい。ついでに、タイ側の街の地名「メーサイ」は、タイのガイドブックでは「メーサーイ」と載っている。今回出かけた「ーイ」「ーン」と載っている街(メイサーイ、チェンセーン、チェンラーイ、チェンコーン)のすべてが伸ばさない「イ」「ン」だった。チェンセンだけはチェンセーンとも聞こえたが微妙。
国境を渡る日本人は、10米ドル(あるいは500バーツ≒1430円)の入国許可証を取得しなければならないが、カメラ付きPCの前に座っているだけでよく、何も記入するものが無いので楽チン。ちなみにチェンライとメーサイのバスは片道39バーツ+15バーツで済む。


早速、うるさい呼び込み連中を無視して街歩きを始めたが、意外なことにキリスト教の教会がたくさんあるのが目に付いた。ちょうど日曜日だったこともあり、教会付近の人出もたくさん。といった情報は旅行記では無いのでほかの方に譲るとして、食べたものの紹介をしよう。
当然ながらご当地料理を楽しみたいと思うわけだが、屋台はあるものの食堂レベル以上の店がほとんど無い。
とりあえず見つけたのが、ガイドブックに載っていた1軒。そこは何でもアリの店だったのでパスして、国境から700m程の所で見つけたのがこの店。
こんなところまで来る外国人(隣接国人は除く)などいるわけがなく、英語も通じないのは当然。


店に入ると、いきなりチキンかポークかと聞いてきた。店頭にずらりと料理が並んでいるわけでもなく、店の規模の割には昼は一品勝負の店のようだ。
辛くないことを確認してチキンをお願いしてみた。

たっぷりの御飯をスープ・サラダ・少量のメインでいただく、なんとも日本の安食堂的なセットが出てきた。
もちろんライスはパサパサの長粒種。カレーにあわせて食べるならともかく、おかずと食べるには日本人的には厳しい。炭水化物は控える方針なので、2割ほど食べてパスしたが、ごはんの上に乗っていた、日本的に見れば漬物の一種が意外に美味しい。中華メンマに近い味だったが、これならいくらでも食べれる。

メインの鶏肉は、カレーから辛味成分のスパイスだけ除いて、軽く醤油味で味を調えた煮込み料理だった。油たっぷりなのはミャンマーカレーの特徴らしいが、煮込みなのに肉の旨みが閉じ込められているので、美味しい。見た目は中華だが、味は中華ではないので当地の味なんだと思う。タイ料理と違ってハーブもきつくない。
日本以外で食べる中華と違って、骨付きのまま乱暴に切ったわけではなく、骨付き部分は僅かで丁寧な感じ。これは3倍量ぐらい欲しかった。

スープの中身は冬瓜のようなものがたっぷり。これも普通に美味しかった。
サラダ(?)は、タイと同じ。タレはナンプラーたっぷりという感じで唐辛子も入っている。私はキュウリだけいただいた。


日本では店頭に価格表記の無い店に入ることはまず無いが、タイでも店の中に入ってメニューを見ないことには価格が分からない。
ところが、ミャンマーではメニューすら置いていないようで、恐る恐るのお会計となったが、なんと20バーツ(≒60円)だと。
激安とは聞いていたが、ホントに激安だ。
【店舗詳細情報】
店名:NINE NINE FOOD CENTER
位置情報:タイからの国境を渡り、右側の商店街で一番広い道を700mほど直進、変形T字路にぶつかる手前右側
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