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フランス/コルシカ島.サンチュリ[Centuri]:U Marinaru

訪問:2014/9/18 19:30
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★★
今日の走行ルートランチを食べた後も晴れ間は望めず、そのまま東海岸を北上して、バスティア[Bastia]を通り、カップ・コルス[Cap Corse]と呼ばれる南北40Kmの半島東側北端の街ロリアーノ[Rogliano]へ。

南端のボニファシオ[Bonifacio]から北端の街まで一気に走ってしまったわけだが、この間ずっと曇りで山は厚い雲に覆われている。
さらに進んで峠を越えてカップ・コルスの西側に出たら晴れてしまった。箱根の山が雲をブロックして晴れることが多い関東平野みたいだ。

ということで、晴れたことをいいことにサンチュリ[Centuri]の港で宿探しすることにした。この街は、グリーンガイドで★2つが付いている。

漁港に面したホテルは態度の悪いネエちゃんだったり、別のきれいな宿は予算に合わなかったりで、200mほど港から離れたちょっと古びたホテルに決定した。気温27度、扇風機があれば冷房無しでも大丈夫だろうという判断だ。

このあたりの宿は、5~9月の5か月間だけの営業のようだ。フランスの決まりごとなのか、店頭あるいはフロントに料金表が必ず記されている点では、ぼられることもないが値引きしてくれることもないみたい。

もちろん英語はどこでもまったく通じず。
この宿も英語通じますって書いてあったのに、オーナー風のおじいさんは英語が話せなかったのだ。

後で知ったが、オーナーは漁師でもある息子さんのようで、英語担当者はフィリピン人の女性でレストラン対応。
コルシカ島では東洋人をほとんど見かけることが無いので珍しい!

外観 店内

かなり派手派手な看板を掲げている店なので、夕食を宿で食べるのはどうかとも思ったのだが、漁港に面したレストランはどこもお値段高めで、どう見ても美味しい料理を出してくれそうに見えない。

となれば、立地の悪さで頑張っているのだろうと好意的に解釈して、宿のレストランでいただくことにしたのだが、これが正解だった。一般客もわざわざ来ていたので、割と有名なのかもしれない。

追記:帰国後に知ったが、街唯一のグリーンガイド推奨ホテルだった。(☞ こちら
でも、推奨対象は宿泊施設ではなく、レストランではないかという気がする。

当地は伊勢海老(同種という意味で、オマールとは違うタイプ)の産地として有名らしく、北側の半島マップを見ると、ここだけに伊勢海老マークが付いていた。

しかし、先月食べてきたブルターニュ産オマール・ブルー(☞ La Chaumine、他3軒)よりも高い。港に面したレストランだと20€/100gという値付けだったが、この店は12.5€/100g。それでも1尾のサイズがオマールの倍以上だったので、簡単に2万円近くになってしまうはずだ。
宿がボロいので客層から考えれば注文されるはずないのに、なんと3組の客が大きな伊勢海老を注文していたことを考えると、この店見かけによらず出来るのかも?

で、お願いしたのは Menu 19,50€
3皿コースでこのお値段。素晴らしい価格差だ。

Assortiment de Charcuterie Corse
前菜(4択):Assortiment de Charcuterie Corse

まずは、おなじみコルシカ島のハムの盛り合わせ。
昨晩のサラダに付いていたものよりは上等なハム。特に肩ロース肉のハムは、初日の Tempi Fà の肩ロースのハムよりも美味しいかも。

ブルターニュみたいに、パンに使うバターを料理の上に乗せてあるのも嬉しい。(コルシカ島でバターが出てきたのは、現時点で2度だけ)

パン スープ皿

パンは普通だったが、バターがあるとついつい食べ過ぎてしまうのだが、またまたスープ皿だけが出てきた。
昨晩は材料費の安いコルシカスープだったが、まさかコストと手間のかかる魚のスープもボウルで出てくる?

croûtons et rouille maison

たっぷりのカリカリパン(クルトンと表記)に、マヨネーズではなく自家製のルイユソース、それに大き目なニンニク1片が出てきて、あとはスープが出てくるのを待つだけだ。

Soupe de poissons Maison
メイン(4択):Soupe de poissons Maison

きた~♪
巨大ではないものの、ボウルで出てきましたよ!

魚のスープ

皿に注いでちょうど2杯分。(写真は少な目に注いだので、これだと2.5杯分ぐらいある)
ランチでいただいた魚のスープと見た目は同じ感じだが、旨さは比較にならないほど上等。

アラカルトメニューの表記を見ると、
 La vraie Soupe de poissons 100% "Maison"
 (avec croûtons et rouille maison)

とあるので、店自慢のスープのようだ。

前述のように、オーナーは漁師を兼ねているので、おそらく伊勢海老の残骸から出汁を取ったものを加えているのだと思う。
海老の出汁が濃厚というわけではないが、(だったらビスクって表示されているはず)店のHPにそれらしき写真があるので、間違いないだろう。贅沢な隠し味で味を決めているのだ。

さて、ランチでも悩んだルイユソース(ランチはマヨネーズだったけど)、これも非常に旨かったのだが、隣の客が食べているところを見て使い方が分かった。

まずは、クルトン全面にニンニクの断面を擦り付けて、1面だけにルイユソースを塗ってスープに投入。
クルトンが少し柔らかくなったところでいただくというアプローチだった。
クルトンをスープに投入するときは、ルイユソースが上に来るように。

デザートメニュー Tarte aux Pommes citron et Broccu
デザート(4択):Tarte aux Pommes citron et Broccu

デザートはリンゴのタルトにしてみた。
うん、いかにもお手製っていう感じだが、家庭料理の水準よりは高い。
なかなかどうして、安いのに良い料理が出てきて大満足だった。部屋は暑くて扇風機かけっぱなしで寝ることになったけど・・

※メニュー:前菜魚料理名物伊勢海老・海老料理Menu①ドリンク

【詳細情報】
店名:Hôtel U Marinaru
電話:04 95 35 62 95
住所:Port de Centuri, 20238 Centuri
GPS:42.965895,9.353051


※コルシカ島中部のヴェナコ[Venaco]にある民宿から登録しました。
 

【サンチュリ(Centuri)の風景】





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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて30年。
現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
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価格は常に税サ込で表記。

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5月:ポーランド④、台湾
6月:リトアニア②、ラトビア
7月:台湾㊱:(芒果冰)
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9月:ルーマニア②,ブルガリア
10月:スペイン⑰,ポルトガル
年越:ベトナム⑩:ダラット
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