フランス/コルシカ島.オルムト[Olmeto]:Chez Antoine
訪問:2014/9/14 19:20
評価点:総合★★☆☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★☆☆☆、CP★★★☆☆

▲ 今日のルート(アジャクシオ[Ajaccio]~プロプリアーノ[Propriano]~サルテーヌ[Sartène])
今回の旅は、宿泊代が高い海辺を避けて山側の街で泊まろうという計画だったことから、グリーンガイドに掲載されていたサルテーヌ[Sartène]という街で宿を確保。

掲載されていたレストランは1軒だけで、フロントで予約をお願いすると閉まっていると言うので見に行ったのだが、確かにやっている気配がないし、HPも開けない。仕方ないので、Fufulinaさんのブログに掲載されていた店(☞ こちら)まで20Kmほど戻ることにした。
オルムトの片側交互通行間のアジャクシオ側信号機に近い側にあるのだが(その信号機の近くに目立つ宣伝看板があったことから、昼間に通った際に気づいていた)、夜でないと路駐スペースを確保するのが厄介そうな立地だ。
ハムとチーズがあると記されていた Salade du chef(€12.50)を頼むと、ビッグと言って注文を受けてくれない。
それ以上の意思疎通ができないので、メインまで食べきれないと言っているのか定かではないのだが、私には儲からないからと受け止めてしまう。普通なら、残そうが注文を受けるものなのだが。
仕方ないので、メイン料理の中からコルシカ島の名産である豚肉をいただくことにした。

まずは、パンが出てくる代わりに、注文したコーラとオリーブが出てきた。
このオリーブ、まだ少ししか食べていなかったのに、早々に撤収されてしまった。割と美味しかったのに。
本来ワインの注文に付けるのかもしれないが(スペインだとコーラでも付くけど)、間違えて出してきたにしても何だかなぁ・・(食い物の恨みは大きいぞ!)

Côtes de porc (2 piéces)(€16.00)
注文した豚肉は、骨付きリブロース肉が2枚。日本で食べるポークソテーよりも少し厚めという感じ。
炭焼き特有の香ばしさと、ミディアムな焼き加減でジューシーな味わいのある肉で美味しいのだが、塩が足りないと感じたらテーブルの塩で補った方が良さそうだ。
フランスの食堂では薄味ベースで、足りなければ各自でテーブル備え付けの塩胡椒で補うというスタンスが普通だが、日本のフレンチでは塩胡椒を置いてある店はわずかだし、そもそも味付けが濃すぎることが多いので(だから日本人は塩分過多になるんだ!)、ぜひともフランス本場を見習ってほしいものだ。

実は、肉よりも付け合せに選んだ gratin de pommes de terre(ポテトグラタン)の方が印象に残った。
丁寧に薄切り(一般店で出てくるものの半分ぐらいの薄さ)にしたポテトを積み重ねてある上に、味も決まっていて過去1・2を争う出来だったのだ。

日本だったら1品料理で出てくるようなボリュームなので、これで満腹になってしまった。
デザートを勧められたものの、食堂デザートで良い思いをしたことはほとんどないので、ちょうどよかった。
ということで焼いただけのメインと付け合せだけで満足感は無いものの、いまさらサラダを頼んでも入らないのでお会計をお願いしたのだが、日本の安い店と同じような店名無しの金額表示だけのレシート。しかも、カードは使えないと。(フランスのレストランでは初めての経験!)
後でFufulinaさんのブログを読み返すと、コースを食べられていたことに気付いたのだが、私の左斜め前に着席したカップルにコース料理の案内をしていたので、なぜ私にムニュの案内をしなかったのだろうかという疑問もわいてきた。
英語がカタコトも通じないうえに、カード払いもできず、アラカルトのお値段は観光地価格。観光で成り立っているコルシカ島のレストランのサービス姿勢としては疑問を感じざるを得なかったというのが正直な感想だ。人はいいんだけどね。
そこそこ繁盛していたので、フランス語が出来る方のみにお勧めできる店なんだと思う。
※メニュー:前菜・メイン①、メイン②・デザート、ワイン
【詳細情報】
店名:Chez Antoine
電話:06 13 52 13 14
住所:12 crs Antoine Balisoni, 20113 Olmeto
GPS:41.718345,8.919034
※イタリアのサルデーニャ島、パラウ{Palau]という港町のホテルから登録しました。
【サルテーヌ(Sartène)の風景】
(☞ GPS:41.621101,8.971972)

▲左:丘の上にある街 右:街の中心

▲左:広場に面した町役場 右:その隣の教会

▲左:観光通り(?) 右:コルシカのものを集めた土産物屋

▲左:所狭しと並ぶコルシカ産生ハム 右:仕入れた状態(?)で並ぶ生ハム。何ともいい感じ。
評価点:総合★★☆☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★☆☆☆、CP★★★☆☆

▲ 今日のルート(アジャクシオ[Ajaccio]~プロプリアーノ[Propriano]~サルテーヌ[Sartène])
今回の旅は、宿泊代が高い海辺を避けて山側の街で泊まろうという計画だったことから、グリーンガイドに掲載されていたサルテーヌ[Sartène]という街で宿を確保。


掲載されていたレストランは1軒だけで、フロントで予約をお願いすると閉まっていると言うので見に行ったのだが、確かにやっている気配がないし、HPも開けない。仕方ないので、Fufulinaさんのブログに掲載されていた店(☞ こちら)まで20Kmほど戻ることにした。
オルムトの片側交互通行間のアジャクシオ側信号機に近い側にあるのだが(その信号機の近くに目立つ宣伝看板があったことから、昼間に通った際に気づいていた)、夜でないと路駐スペースを確保するのが厄介そうな立地だ。
ハムとチーズがあると記されていた Salade du chef(€12.50)を頼むと、ビッグと言って注文を受けてくれない。
それ以上の意思疎通ができないので、メインまで食べきれないと言っているのか定かではないのだが、私には儲からないからと受け止めてしまう。普通なら、残そうが注文を受けるものなのだが。
仕方ないので、メイン料理の中からコルシカ島の名産である豚肉をいただくことにした。


まずは、パンが出てくる代わりに、注文したコーラとオリーブが出てきた。
このオリーブ、まだ少ししか食べていなかったのに、早々に撤収されてしまった。割と美味しかったのに。
本来ワインの注文に付けるのかもしれないが(スペインだとコーラでも付くけど)、間違えて出してきたにしても何だかなぁ・・(食い物の恨みは大きいぞ!)

Côtes de porc (2 piéces)(€16.00)
注文した豚肉は、骨付きリブロース肉が2枚。日本で食べるポークソテーよりも少し厚めという感じ。
炭焼き特有の香ばしさと、ミディアムな焼き加減でジューシーな味わいのある肉で美味しいのだが、塩が足りないと感じたらテーブルの塩で補った方が良さそうだ。
フランスの食堂では薄味ベースで、足りなければ各自でテーブル備え付けの塩胡椒で補うというスタンスが普通だが、日本のフレンチでは塩胡椒を置いてある店はわずかだし、そもそも味付けが濃すぎることが多いので(だから日本人は塩分過多になるんだ!)、ぜひともフランス本場を見習ってほしいものだ。

実は、肉よりも付け合せに選んだ gratin de pommes de terre(ポテトグラタン)の方が印象に残った。
丁寧に薄切り(一般店で出てくるものの半分ぐらいの薄さ)にしたポテトを積み重ねてある上に、味も決まっていて過去1・2を争う出来だったのだ。


日本だったら1品料理で出てくるようなボリュームなので、これで満腹になってしまった。
デザートを勧められたものの、食堂デザートで良い思いをしたことはほとんどないので、ちょうどよかった。
ということで焼いただけのメインと付け合せだけで満足感は無いものの、いまさらサラダを頼んでも入らないのでお会計をお願いしたのだが、日本の安い店と同じような店名無しの金額表示だけのレシート。しかも、カードは使えないと。(フランスのレストランでは初めての経験!)
後でFufulinaさんのブログを読み返すと、コースを食べられていたことに気付いたのだが、私の左斜め前に着席したカップルにコース料理の案内をしていたので、なぜ私にムニュの案内をしなかったのだろうかという疑問もわいてきた。
英語がカタコトも通じないうえに、カード払いもできず、アラカルトのお値段は観光地価格。観光で成り立っているコルシカ島のレストランのサービス姿勢としては疑問を感じざるを得なかったというのが正直な感想だ。人はいいんだけどね。
そこそこ繁盛していたので、フランス語が出来る方のみにお勧めできる店なんだと思う。
※メニュー:前菜・メイン①、メイン②・デザート、ワイン
【詳細情報】
店名:Chez Antoine
電話:06 13 52 13 14
住所:12 crs Antoine Balisoni, 20113 Olmeto
GPS:41.718345,8.919034
※イタリアのサルデーニャ島、パラウ{Palau]という港町のホテルから登録しました。
【サルテーヌ(Sartène)の風景】
(☞ GPS:41.621101,8.971972)


▲左:丘の上にある街 右:街の中心


▲左:広場に面した町役場 右:その隣の教会


▲左:観光通り(?) 右:コルシカのものを集めた土産物屋


▲左:所狭しと並ぶコルシカ産生ハム 右:仕入れた状態(?)で並ぶ生ハム。何ともいい感じ。
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