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ビジネスクラス機内食/ガルーダ・インドネシア航空:羽田(HND)⇒デンパサール(DPS)

搭乗:2014/6/27 GA887便
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★
通算25社目のビジネスクラス機内食の紹介は、ガルーダ・インドネシア航空
ANAとの提携キャンペーンで3割引マイルで乗れるとあったので、ビジネスクラス機内食を試そうと発券してしまった。もう、完全にビジネスクラス機内食ヲタだ。

ラウンジは、その他航空会社共用のTIAT LOUNGE ANNEXを利用するように案内された。
別名カードラウンジと言われている年会費を払えば誰でも入れるラウンジで、空港経営会社の直営だ。
食べ物の内容を重視する私には価値を感じないので未加入だが、やはり超貧弱。手作りの品はおにぎりだけ。後は、カップ麺と缶詰フルーツにシリアルとヨーグルトぐらい。
JALより格段に落ちるANAよりもさらに劣る、米国系航空会社のラウンジと同水準という書き方もできる。(米国系航空会社のラウンジは論ずるに値しないので、相手にしていない)

ビジネスクラスのシート アメニティ

ということで、ラウンジ食の写真は載せるものがないので、1番乗りで搭乗。
先々週の中国国際航空(☞ 羽田⇒北京)と違って、足元広々快適なシートに、アメニティもエビアンのペットボトルといっしょに置かれていた。

アメニティが付かない航空会社は論外だが(つい最近までのANAがそうだ!)、このロクシタンのロゴ入りポーチが再利用可能な立派な作り。しかも男性でも問題ないデザインだ。
昔のトルコ航空のものは使いやすかったが、ご多分に漏れず質の低下が進んだので、過去最高水準のこの入れ物はビジネスクラス客に対するおもてなしの姿勢だと思う。

ただし、このブログでの採点では対象外。あくまで機内食だけが採点対象なのだ。(機材やシートに加えて、食事以外のサービスも対象外なので、その手の情報を望む方は他のサイトで見てほしい)

ウエルカムドリンクのシャンペンボトル 基本飲めないので、この量でストップしてもらった

さて、着席と同時に、ウエルカムドリンクの案内。
シャンペン、オレンジジュース、水から選択ということで、飲めないのにシャンペンをお願いしてしまった。(初搭乗の時は、このパターンが多い)
ここでおしぼりと共にシャンペンのボトルを持ってきて、その場でついでくれた。
ウエルカムドリンクで、このサービスは初めてだ。

アミューズ アミューズの断面

離陸後最初のドリンクサービスでのアミューズは、シュー生地を半分にカットしてパプリカ(?)クリームを挟んだもの。これは、イマイチ。ナッツの方がうれしいかも。

機内食の選択は離陸前に聞かれるので、搭乗したらすぐにシートポケットに入っているメニューでチェックすることをお勧めするが、洋食3種にインドネシア料理と和食から選択できる。
普段ならインドネシア料理を選ぶところだが、中距離路線なのに到着前にも食事があるうえに、その選択肢に代表的なインドネシア料理が2皿あったので、ここは洋食「極上のモダンヨーロピアン」を選んでみた。

テーブルセッティング パン3種

まずは、テーブルクロスとナプキン。
このクロスとナプキン、どちらもガーゼの様な薄い布地をパリパリに固めたような感じのもの。インドネシア仕様なのかなぁ?
セッティングと同時に、パンとバターに塩胡椒が出てきた。

ガラスの洒落たトレイの上に3種類のパンとバター。この段階でのカトラリーは、バターナイフだけ。
せっかくパンが温められていたので、ひとまずバターをたっぷり付けてパンをいただいてみたが、あまり美味しくは無いなぁ・・

続いて、前菜。
前菜用のカトラリーもこの段階で出てきたのだが、完全にレストラン仕様のサービスだ。
この後の料理でも同様に、都度カトラリーが交換されたが、過去25社のビジネスクラス機内食をレビューしてきて、皿ごとに料理を供するタイプの航空会社も少数派なのに、カトラリーまでレストラン仕様で都度交換するタイプというのは初めてだ。
しかも、長距離路線ではなく中距離路線でこのサービスとは、いきなり感動させられた。

ローストダックと黒豆のフムス
ローストダックと黒豆のフムス バルサミコとレモンのソース

で、その前菜だが、日本で作ったとしたら業者が悪いのか、あるいはレシピを出している側(つまり航空会社側)が悪いのか、東南アジアで食べるフランス料理もどきという感じの皿が出てきた。と思って機内で原稿を書いておいたのだが、投稿前の調査で中東料理であることが判明。(☞ wiki

こればかりは、インドネシアの人たちが美味しいと思う洋食を出さないと拙いのだろうが(インドネシアでは、中東料理も洋食という認識なのか?)、ローストダックはフランスの鴨料理ではなく中華圏の鴨料理の鴨を使うとこうなるのかという感じだったし、バルサミコソースはイタリアやスペインで色々売っているプラボトル入りのそれと同じ感じで(日本でも種類は少ないものの売っている)、レストランで出てくるソースになっていなかった。

事前にガルーダインドネシア航空のホームページでメニューを確認した際には(☞ ガルーダ・インドネシア航空 機内食(羽田発))、前菜とスープの両方が出てくるような表示だったが、実際は2択だったのでスープを試すことはできず。真っ当なスープを機内食で出す航空会社は圧倒的少数派なので期待していたのだが、残念。

ラム肉の煮込み 根セロリとポテトのピューレ添え
ラム肉の煮込み 根セロリとポテトのピューレ添え
ブロッコリーのソテー にんじん
ローストポテト ローズマリー風味


3択のメインは例によって羊肉。
付け合せはお椀のような皿で、2皿別に出てきた。

ラム肉の煮込み 根セロリとポテトのピューレ添え

しかし、選択を誤った。前菜と同様に、煮込みソースが市販品というお味なのだ。
しかも、メダル状に成形された肉は、脂身たっぷりでギブ。
特に右上のは、中心部分のほんの一口以外は全部脂身というもので、これは無いだろうという皿だったのだ。

ここでも東南アジア仕様と思えたのは、根セロリとポテトのピュレ。
東南アジア特有のスパイスを加えてあるようで、日本ではまずお目にかかれないような味わいなのだ。
現地の人たちは、こういった味付けで西欧料理を食べているのかしら?

ブロッコリーのソテー にんじん、ローストポテト ローズマリー風味

別皿の付け合せも低水準。
洋食屋のランチタイムで出てくるような、手をかけていない加工法だった。

まあ、野菜をたっぷりいただけるという点では評価できるかも?
煮込みすぎでドロドロ野菜を出してくる航空会社もあるのだから、形状を保っている野菜という面でも良いかもしれない。

シェフがおすすめする世界のチーズ
シェフがおすすめする世界のチーズ
ブルー・ド・ヴェルニュ、クルー・ド・リヨン カマンベール


チーズは2種類ながらも、ブルーチーズとカマンベールといった両極端のものを出してくれた。
苦手な方が多いブルーチーズの癖はそれほど無かったので、さすが万人向けのチョイスだと思う。
左の串刺しのものは、杏とデーツ。

デザート デザートの角度を変えて
デザート:温かいアプリコットのクランブルケーキ ブラリネアイスクリーム ストロベリー添え

デザートとチーズは、メインの後に要るかと聞いてくるので、両方食べたければはっきり伝えよう。
ケーキはチーズケーキ風のお味で割と好み、アイスはハーゲンダッツほどではないけど高級タイプのもので、これもビジネスクラスのデザートに相応しいもの。

デザートワイン デザートワイン

デザート側にアイスクリームがあったので、先に片付けてチーズに取り掛かっていると、チーズにデザートワインは要るかと案内があった。飲めないのに、甘いデザートワインならと、またまた頼んでしまった。
なみなみと注ごうとするので写真の量でストップをかけたのだが、それでも飲んだ後はちょっと厳しい具合になり横になってしまった。調子に乗って飲んだらダメだ!

ということで第一弾の食事は、質や味という面では劣るものが多かったものの、中距離路線としては最高クラスの構成だったし、レストラン仕様のサービスは特筆に値すると思う。

さて、食事が出てきたのが離陸後1時間半経過とかなり遅めだったのだが、到着2時間前に第2段の食事の案内。この間、わずか3時間だ。
ANAの深夜便のように12時間の長距離路線でも軽めの食事が1回しか出てこない航空会社もあれば(☞ 羽田⇒フランクフルト)、3時間ごとに出してくる航空会社もあるのだから、機内食に対する意気込みの違いが良くでている。

2食目は「旅の途中の軽いお食事」と題されたメニューからの選択。
前菜1品、メイン2品、フルーツ、おつまみの5種類から選択できる。

ビーフ チキン 魚のすり身のサテ
ビーフ チキン 魚のすり身のサテ

お願いしたのは、計画通りインドネシア料理2品。
好物のサテはマレー半島共通だが、やはり再加熱品は無理があるなぁという印象だ。

でも、最もインドネシアらしい右側の魚のすり身のサテは、つくねのような柔らかい食感で再加熱でも問題なし。
ちょっと香りの強い笹の茎みたいなものに巻かれているので、独特な風味がある。

ナシゴレン フライドチキン
ナシゴレン フライドチキン

定番中の定番であるナシゴレンは、非常に美味。さすが本場もののレシピだ。
フライドチキンとあるのは、唐揚げというよりはロースト風の出来だったが、これも旨い。

隣のブロックの人が頼んでいた「新鮮なフルーツ」が美味しそうだったので、追加注文をお願いしたのだが、すでに品切れとのこと。で、気を効かせてくれたのか、これを持ってきてくれた。

ナチョス チーズ チリソース
ナチョス チーズ チリソース

うーん、アメリカ人が好みそうなビールのおつまみですな。
チーズソースもチリソースも市販品だ。

ということで、限りなく★5つに近い★4つという採点になった。個人の嗜好を抜きにしても、料理のクオリティはやや低めと言わざるを得ないのが★5つを進呈できない理由。
ただし、それは洋食を選んだからであって、インドネシア料理を選べばクリアできる気がする。

帰国便はガルーダ・インドネシア航空の本拠地であるジャカルタから搭乗して、本場のインドネシア料理をいただくつもりなので、大いに期待している。味の面では間違いないはずなので、サービスや構成が同等以上であれば、間違いなく★5つになると思う。

※メニュー:インドネシア料理・和食洋食到着前の2食目お茶珈琲

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング
※バリ島クタから登録しました。
 空港からクタ・スクエアまで歩いて30分弱(2.3Km)。
 空港敷地内は強硬突破ですが、それ以外は歩道完備で楽に歩けます!
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