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スペイン/アランフェス[Aranjuez]:Casa Martin

訪問:2014/5/9 20:40
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆
もう1軒店を探すものの、世界遺産の街というのに、この街はレストランが少なすぎ!
バルも街の規模から見ればそれほど無いので、泊まったホテルで食べようかと諦めて戻る途中で見つけたのがこの店。
窓に英語併記のメニューが貼られていたことが決め手となった。

メニュー
▲テラス席用の割増金額が記されているメニュー(こちらはスペイン語のみ)

メニューを見ると、最初に見たものと金額が違うのでおかしいと思っていたが、後で調べるとテラス席は18%加算と、右下に記されていた。(スペイン語だから分かるわけがない!)

昨晩泊まったパラドール アラルコン城や、翌日泊まったパラドール トレドにもテラス席での加算料金の案内が記されていたので、マドリード州と、南側に広がるカスティーリャ=ラ・マンチャ州では、景色が良いといったテラス席で食べる必然性が無ければ、店内で食べた方が良さそうだ。
この店なんて普通の歩道に椅子を置いているだけで、楽しめる景色なんて無いに等しい。(今回は、写真撮影のために約5ユーロ加算されてしまったことになる。ちょっと悔しい・・)

パン アミューズ

まずは、パン(€0.59/人)とアミューズ。
アミューズは太いホワイトアスパラを使ったものが出てきた。これは期待できそうだ!

Anchoas del Cantábrico
Anchoas del Cantábrico en Aceite con Mermelada de Tomate y Caramelo al Vino Oloroso(€10.62/Half)
Cantabrian anchovies in oil with tomato jam and caramel Oloroso


前菜には、ベラボウに高いアンチョビを頼んでみた。
スーパーにも1枚あたり1ユーロ近いものが置いてあったので、高額なアンチョビというものに興味があったわけだが、メインを含むどの皿よりも高い価格なので、ハーフポーションで注文。

で、出てきた皿が上の通り。
ハーフポーションだとアンチョビわずか4枚。それで 10.62ユーロ!!(1枚が約380円!!)

もちろん、サイズが大きいわけでも無く普通のアンチョビサイズだから、1枚あたりの重量は5グラムも無いだろう。
仮に1枚5グラムとして計算すると、100グラムあたり8千円近い金額になる。本物のチョウザメのキャビアには負けるが、こんな高価な食材を名指しで頼んだのは生まれて初めてだ。
と同時に、なぜイワシがこんな高価な食材に化けるのか不思議にも思ってしまった。

で、お味はというと、超高級品に縁のない私には判断できない。
もちろん美味しいけど、トルトサのパラドールの朝食で食べたものと大差はない印象。つまり、超高級食材っていうのは、食べなれていない人が食べても無駄ということだ。

パンとジャム類

わずか4枚のアンチョビに付いてきたのが、このパンと2種類のジャムの類。
パンは丁寧に焼かれているものが4片。パンに2種類のジャムのいずれかを塗って、そこにアンチョビを1枚だけ乗せていただくということだろか?
やってみたけど、アンチョビがもったいない。硬いパンの食感とジャムの味に埋もれてしまった。

Mermelada de Tomate y Caramelo al Vino Oloroso

このジャムの類、メニュー上の「Mermelada de Tomate y Caramelo al Vino Oloroso」に該当する部分だろう。
右側が、単なるトマトジャム。といっても、日本ではトマトジャムなんて見ないから、甘めのサルサとでも言おうか。実際、そんな感じのもの。

左の濃厚なワインレッドのジャムは、キャラメルとオロロソというシェリー酒を混ぜたジャムのようだ。
キャラメルという味がした記憶はないが、ジャムらしい甘さもあって美味しかった。
でも、アンチョビとは合わない。フォアグラなら微妙な線かな?


Ensalada de Brotes con Codorniz(€4.72/half)
Quail salad with sprouts and garlic aioli


いつもの事だが、野菜不足を痛感していたのでサラダをハーフポーションで注文。
この店の料理は、ほぼすべてハーフポーションで選べるので、おひとり様にも優しい。

Quailが何か知らなかったわけだが、出てきたのは鶉の足肉が乗った立派な料理。
これが €4.72 というのだから、わけが分からなくなる。
足肉はコンフィだと思うが、よく身がほぐれるし下味十分で美味しい。

ウズラ肉を除けて撮影

肉を除けてサラダ本体を撮ってみた。
いわゆるサラダとは違った印象だが、確かに野菜中心で、そこにピーナッツや干しブドウが加わっている。
バルサミコベースにオリーブオイルと、特段変わった感じはしないがまずまず。
ミニトマトが甘くて濃厚だったのが印象的。

Arroz Cremoso con Boletus
Arroz Cremoso con Boletus(€8.26/half)
Creamy rice with mushrooms


もう1品は、ポルチーニのクリームリゾット。これもハーフポーションだが、日本的には1人前の量。
家内が食べれるものが無い(≒分からないのでリスクを取りたくない)と選んだ皿だ。

英語で mushroom とある場合、日本語でいうマッシュルームのこともあれば、ポルチーニ(セップ茸)のこともあるので判断できないが、リゾットということでポルチーニに掛けた。Boletus という単語を知っていれば、こんな掛けも必要なくなるのだが・・

で、予想通りというかポルチーニとマッシュルームの混合みたいな味わい。
それよりも、トリュフの香りが勝っていたのは、トリュフオイルを大量に使っていたからかも?
味が濃いめというのは、スペインのレストラン共通みたいだが、下手なイタリアンよりも美味しいと家内が大満足だった。

この間、パンのおかわりを持ってきてくれたし、英語がまったく通じないものの、奥様風の方のホスピタリティを十分感じる局面がたくさんあって、夫婦で営む小さなレストランという感じで非常に気分よく過ごせた。

ということで、観光客目当ての大規模レストランが苦手な方は、この店を候補にしても良いかと思う。
ただし、アンチョビとテラス席は避けることをお勧めしたい。

お会計外観
テーブルセッティング


【詳細情報】
店名:Casa Martin
電話:918 91 91 62
住所:Calle de la Fldrida 6, 28300 Aranjuez
緯経:40.032515, -3.606445


訪問したスペインのレストラン レビュー一覧
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

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現在 65ヵ国を訪問
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