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スペインの古城ホテル:パラドール ハエン [Parador de Jaén]

訪問:2014/5/5~6 (Room Type: Twin with Balcony(No.23)、室料 €156)
評価:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
宿泊:総合3.0、予約個室3.5、建物全体3.5、サービス3.0、CP2.5

Parador de Jaén

【インデックス】
直営レストラン「SALÓN CONDESTABLE」のディナー
泊まった部屋と内部写真
パラドールの外観
サンタ・カタリーナ城とハエンの街

コルドバ[Cordoba]から100Kmほどのハエン[Jaén]という街が、今日の宿泊地。
家内にとってのこの旅のメインとなるアルハンブラ宮殿のあるグラナダ[Granada]まで 70Kmという至近距離にある古城ホテルということで、このハエンのパラドールを選んだ。

パラドール公式HPで「城」を選んで選択すると、16軒のパラドールがヒットする。
それを頼りに宿を選ぶわけだが、このパラドールは残念ながら古城をそのまま使ったわけではなく、丘の上に建つサンタ・カタリーナ城 [Castillo de Santa Catalina] の敷地内に新築された施設だ。

ただ、隣に建つ城跡も整備されすぎで、せっかくの外壁も磨かれていたため、ハエン の街から見上げればパラドールと一体化しているように見えないでもない。
パラドールの内部に関しても、フロントから城側にあるレストランに向かっては古風な装飾で雰囲気もある。(客室側は作られた感じが強い)
 

レストランの雰囲気(昼) レストランの雰囲気(夜)
レストランの雰囲気(夜) テーブルセッティング

レストランの雰囲気は、新築感たっぷりの作られた歴史感ではあるものの、悪くは無い。
ここでは、2月に泊まったベニカルロのパラドール(☞ Parador de Benicarló)で大当たりだったスペシャルコース、題して「大聖堂コース [Menu Catedralicio]」というものがあったので、それをお願いすることにした。
ワイン3種と水と珈琲が付いて、税サ込 €39.00 というお値段。(ワインは全部家内の担当)

この記事を書く段階で気づいたのだが、「Incluye entrada para visitar La Catedral de Jaén」という記述があり、ハエン大聖堂の入場券が付いていたらしい。(らしい、と書いたのは、貰っていないのだ!)

パン オリーブ

まずは、パンとオリーブ。
夕方にバーコーナーでいただいた美味しいオリーブとは違ったものが出てきたが、こちらも美味しい。

グラスワインと食前酒 アミューズ

続いて、食前酒(全テーブルに出ていた)と、コースに含まれるワインと水。
メニューによると、ここで出てきたワインは、Copa de Amontillado de Lopera だと思う。
水は、Agua de Sierra Nevada Lanjaron と記されていた。

アミューズは、パイのカップにマッシュルームクリームを詰めたもの。
パイはサクサクだったので、その都度クリームを入れて出しているようだ。まあ、当然だろうが。
周りのフレーク状のものは、紅イモのような何かの芋のチップスだった。



ここで、この店の拘りを紹介しておきたいが、テーブルに乗っていた2種のオリーブオイルのうち1種類は、地元ハエンの「Oleo Cazorla」というブランド。(☞ Exportadora Andaluza de Aceites

水も、ハエンの東100Kmに位置するシエラ・デ・カストリル自然公園 [Parque Natural Sierra de Castril](☞ 公式サイトグラナダ観光協会)の Sierra Cazorla というブランドを使っていた。

Mosaico de Culturas del Renacimiento
Pastel de Manzanas, pimientos, queso de cabra, anchoas, tomate dulce y ajonjolí
Apple pie, peppers, goat cheese, sweet tomato and sauce


このコース、前菜・メイン・デザートに何かしらのお題を付けているのだが、前菜は「Mosaico de Culturas del Renacimiento」とある。Google翻訳にかけると「文化のルネサンスモザイク」だとか。よく分からん。

パイ包み焼きというよりは、パイだけで丸く膨らませたもの(英語説明にあるアップルパイではなく、アップル抜きのパイ)の上に、アンチョビとパプリカ、山羊のチーズを乗せたもの。
皿には、杏系の甘いジャムソースが付いていたが、これはチーズと合わせると美味。

Plato de Tintes Platerescos
Trascoro de Merluza con Revolconas Marineras y Salsa Mozárabe
Hake With boiled potatoes and Mozarabic sauce


魚料理のお題は「Plato de Tintes Platerescos」
まったく意味不明。
コースに付いているグラスワインは、Copa de Vino blanco y Copa de Vino tinto de Crianza

分厚いタラの蒸し焼きといった皿で、西欧ではよく見かける真鱈の類を分厚く縦にカットして焼いたもの。
たくさん乗っているトッピングは、イカの細切りを軽く湯がいた感じのもの。

このソースが異様に不味かった。
イカの出汁を加えた魚のソースに、干しレーズンの甘さを加えたものだと思うが、とにかく不味い。
魚の方も、塩が決まっていないのでぼやけた感じ。
この皿だけを採点したら、星1つ半しか差し上げられない。

魚料理をフラッシュ撮影

暗くて上手く撮れなかったので、フラッシュを使わせていただいた写真がこちら。
右手前に見える細巻みたいなものは、棒状の蟹を具にしてコメの代わりにマッシュポテトを使った海苔巻だ。
面白いけど、美味しいものではなかった。

Solomillo Ibérico en Costra de Especias
Solomillo Ibérico en Costra de Especias, Orejones y Jugo de Pato
Iberian pork fillet in spices crust, dry apricots and duck juice


肉料理のお題は「Retablo Barroco de」
Google翻訳では、バロック祭壇画だとか??
グラスワインは、Copa de Amontillado de Lopera

スペインとかポルトガルでは、普通にイベリコ豚の文字を見ることが出来るが、今回のイベリコ豚もヒレ肉のような棒状で出てきた。両端にドライハーブを付けて焼いてある点が、他の店と異なる。

Retablo Barroco de イベリコ豚の断面

これもソースがなんだかわからないような薄味のもので(なぜか、鴨のジュを使っていると記されていたが・・)、淡泊なイベリコ豚にはまったくなじまず。
ただし、干し杏を戻したものと一緒にいただくと、まあ救える味になった気がする。

Postre Dulce Custodia
Tocinillo de Cielo, Mouse de Chocolate y Sopa de Naranjas
Egg yolk, Chocolate Mousse and orange soup


デザートにもちゃんと「Postre Dulce Custodia」というお題が付いていた。
甘いデザートカストディって出て来たけど、カストディって何だ? 単独で翻訳にかけると「親権」だって。

劇甘プリンにリンゴのピュレ。(メニューではオレンジと書いてあるが、リンゴに感じた)
アイスクリームに見えるのは、甘さのほとんど無いチョコクリーム。
単独で食べるとダメだが、全部合わせると不思議に美味しくなった、なんとも言えないデザートだった。

以上に、通常なら別料金の珈琲(Café o Infusión)が付いておしまい。
ちょっと期待しすぎたが、食前酒に3種のワインと珈琲まで付いたフルコースで €39.00 なら、悪くは無いだろう。
味はともかく、雰囲気とサービスは4つ星ホテルの格に見合うものだった。

※メニュー:スペシャルコース通常コースアラカルトワイン

【パラドール詳細情報】
名称Parador de Jaén
電話:953 23 00 00
住所:Castillo de Santa Catalina, 23001 Jaén
緯経:37.768672,-3.801791(ゲート)、37.76849,-3.802016(フロント入口)

駐車場:無料
ネット:WiFi無料(ロビー周辺に限る)
予約先パラドール公式HP

訪問したパラドールのレストラン レビューインデックス
 

【泊まった部屋(No.23)と内部写真】

▲ベッドを両方向から(ワンランク上の部屋だからか、少しは雰囲気がある)


▲左:ベッド反対側  右:部屋の配置図(この部屋は右端の隣)


▲左:バルコニー(配置図でも分かる通り、全部屋のバルコニーが丸見えの構造)
 右:バルコニーからの眺めは、市街地の反対側になるのでパッとしない


▲左:部屋の扉は城の雰囲気が出ている  右:通路も歴史的建造物的な造り


▲共有ラウンジ2階部分(ネットはここで接続可能)


▲左:2階から1階部分を見下ろす  右:案内表示に日本語の文字を発見!


▲フロントから城側にあるレストランやバーに向かう通路は雰囲気が良い


▲バーコーナー兼レストラン側のラウンジは広々


▲テラス席で、パラドール会員特典のドリンクとおつまみ(ここのオリーブ最高!)
 

【パラドールの外観】

▲左:フロント入口  右:レストランの奥にサンタ・カタリーナ城が見える


▲左:城側からパラドールを見る  右:パラドールの裏手を覗き込む


▲左:プールで泳いでいる人がいた!  右:プール側から見ると城と区別がつかない!
 

【サンタ・カタリーナ城[Castillo de Santa Catalina] と ハエン の街】

      ↑写真をクリックすると、大きな画像で見ることが出来ます↑
▲左:城の案内版  右:城の外壁の内側のチケット売場前の案内版(入場有料化されていた)


▲左:城の外壁(入口は閉鎖されていた)  右:翌朝撮った城の入口


▲左:内側から見た城の塔  右:入場券売場前から内部撮影(有料エリアには入らなかった)


▲左:城の全景  右:昔の城壁跡らしきものも見える


▲左:丘の先端から城の塔を見る  右:先端にある十字架


▲その十字架から見下ろしたハエンの市街地


▲左:ハエン大聖堂(Catedral de Jaén;地球の歩き方では「カテドラル」)  右:不明
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テーマ : 古城ホテル・シャトーホテル
ジャンル : 旅行

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プロフィール

R923E

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
7月:スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
9月:オーストラリア
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:トルコ③、エジプト
年越:台湾
1月:モルディブスリランカ
1月:カンボジア
2月:ベトナム
4月:フランス⑳、スペイン
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