« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

イタリア/Sant'Angelo in Vado(マルケ州):Ristorante Pizzeria Barbara

訪問:[2014/3/2 12:50]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★★
最終日の3日目は、ウルビーノ(Urbino)から標高1000メートルの峠を越えてフィレンツェに戻らなければならない。峠に積雪があると大きく迂回する必要があるのだが、宿で確認すると(地元警察に電話して確認してくれた)「No Snow」ということで、一安心。3週間前のスペインで突然雪になってしまったこともあり、山越えルートは神経を使う。

今日のルート by 旅レコ
▲今日のルート by 旅レコ (地図をクリックで、大きな地図が開きます)

ということで、マルケ州を少し見て回ろうと、ウルバーニア (Urbania) と、ちょっと山奥に入ったカルペーニャ (Carpegna) という街に寄ることにした。
途中2カ所で小さな天空の街(ペーリオ (Peglio) とフロンティーノ (Frontino))を見つけたので、寄り道。

一通り回って、サンタンジェロ・イン・ヴァード (Sant'Angelo in Vado) という街でレストランを探したのだが、さすが非観光地の日曜日。開いている店は2軒のバールだけで、入る気になれず。

昼抜きを覚悟して峠に向かうと、街の外れから1Km強の道路右手に1軒のレストランがあるのを発見。
10台近い車が停まっていたので、開いているだろうと入ってみたしだい。

外観 店内

後で調べると、ランチタイムは日曜日しか営業していない店だった。
イタリアでは、日曜日の街の中心部のレストランは観光客向けでなければお休みだが、街を外れた場所にある地元客向けのレストランは、逆に営業しているのかもしれない。
今まで、意識したことが無かったので、気づかなかった。

さて、店頭メニューを見ると、滅茶苦茶に安い。
前菜€3~7、パスタ€5.5~8、メイン€7~15、ピザ€3~6という具合。
年末に訪問したバジリカータ州のポリコーロ(Policoro)のレストラン Ragno Verde で食べた価格帯と同であることを見ると、どうも観光客が行く店と地元客しか行かない店の価格設定が違う気がする。

ただし、この店の場合はランチ営業では前菜とピザが無いだけでなく、パスタとメインそれぞれ5種類ずつの専用メニューなのが残念。

パン

コペルトは、€1.30
パンは、切りたてのものを出して来るのが見えた。他の客に出すものも、その都度切っていたのだ。

欧州のレストランでは、1人客でもこれぐらいの量を出して来るのが普通なので使いまわしだと思っていたことから、翌週出かけた地元浦和にあるアランチャ・デル・ソーレで、イタリアでサービスの修業をしてきたという方に聞いてみたところ、余ったパンは従業員が持ち帰ったり、食器の汚れを落とすのに使ったりするので、客に出すことは無いそうだ。

確かに、イタリアの店ではバスケットに入れられているパンが整然としているケースが多いので納得できるが、フランスだとバラバラに入っている事が多いうえに、量も多いので怪しい気もする。イタリアの方が、衛生面に気を使うお国柄なのかもしれない。
まあ、イタリアはコペルトという形で有料、フランスは無料だから、当然と言えば当然か。

Tagliatelle al cinghiale
Tagliatelle al cinghiale(€7.00)

パスタは、猪肉ラグーのタリアテッレ。
普通のタリアテッレよりもやや薄めだが、間違いなく手打ち麺。食感が乾麺とはぜんぜん違うし、埼玉イタリアンのようなコシだけという食感とも違うイタリアの手打ち麺らしいお味で、ラグーの出来も含めて非常に美味しい。

写真には写っていないが、パルミジャーノも別容器で出て来るのでたっぷり使える。

Stinco di maiale al forno
Stinco di maiale al forno(€8.00)

メインは豚肉を選んでみた。
豚肉という単語は分かるが、それ以外は分からないのでどんな料理が出て来るかと思いきや、ごっつい骨付き肉だった。

上の写真は出された向きのまま(日本と違って西欧は縦置きが多い)撮っているので判別できないので、横にした写真も載せておこう。

豚スネ肉

これも予想外に旨い。
豚スネ肉を骨付きのまま出す料理と言えばドイツ料理のアイスバインを思い出すが(☞ ベルリンの Gambrinus で食べたもの)、ドイツ料理の塩漬け肉と違って、こちらは香草ベースでマリネした肉を焼いてある。

付け合わせ

さらに、付け合わせの野菜とパスタ生地のようなものを合わせて香草バターで炒めたものも良かった。

この手の付け合わせは、南イタリアでは皆無だったので、やはりイタリアでも中部から北部にかけては料理に拘りのある地域だと言えそうだ。
っていうか、南イタリアは素材重視と言われるものの、素材が良くない店も同じ路線だから美味しくない気がする。
要は、南イタリア料理は手抜料理文化なんだろうな。(200軒以上食べ歩いている埼玉イタリアンを見ていると、ある程度納得できる)

※メニュー:日曜日のランチ営業用

【詳細情報】
店名:Ristorante Pizzeria Barbara
電話:0722-818470
営業:19:00~(日曜のみランチ営業:12:00~)
定休:月曜日(6~8月は営業)
住所:Loc Fosso 21, S.Angelo in Vado
緯経:43.657423,12.389872

大きな地図で見る


この後は、2年前に観光し損ねたトスカーナ州のアレッツオ(Arezzo)で毎月開催されているという骨董市を見てから、フィレンツェ空港徒歩圏のホテルで1泊して早朝便で帰国。
今回の旅費は以下の通りだが、航空券代の比率が高すぎるなぁ・・

■今回の旅の費用(EURは事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)
 往復航空券: 124110円(羽田<>フランクフルト<>フィレンツェ、18232マイル獲得)
 現地宿泊費: 17410円(EUR162.00/3泊、すべて朝食付)
 現地交通費: 21651円(EUR201.46)レンタカー・燃油・高速・駐車場
 飲食雑費等: 16358円(EUR152.21)レストラン・ドリンク、入場料等
 国内交通費:  2020円
 旅費合計:  181549円
 
イタリアのレストラン レビュー&各地の風景一覧
 

【ウルバーニア (Urbania) の風景】(☞ Google Mapwiki



 

【ペーリオ (Peglio) の風景】(☞ Google Mapwiki

▲左:ウルバーニアの街を抜けた時に目に入った景色。これで寄り道する気になったワケ 右:街の標


▲左:丘の上にある教会  右:教会の横から陸の上の塔に向かう路地


▲左:頂上にある塔  右:そこから小さな街を見下ろす(裾野も含めて人口700人ほど)


▲左:頂上からの風景  右:この頂上周辺は、大理石で出来ているみたい
 

【カルペーニャ (Carpegna) の風景】(☞ Google Mapwiki現地掲示航空写真
イタリア・マルケ州政府観光局公式日本語サイトに載っていた街なので行ってみたが、見どころは何も無い。

▲左:1674年建造(?)の Palazzo dei Principi di Carpegna(☞ 内部説明掲示
 

【フロンティーノ (Frontino) の風景】(☞ Google Mapwiki
カルペーニャに行く途中にあった丘の上の小さな街。帰りに寄ってみた。


 

【サンタンジェロ・イン・ヴァード (S.Angelo in Vado) の風景】
(☞ Google Mapwiki現地掲示地図



関連記事

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,アイルランド④,他
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
ポルトガル/メアリャーダ [Mealhada]: Churrasqueira Rocha 2017/10/23
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ロンドン(LHR)⇒羽田(HND) 2017/10/22
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ダブリン(DUB)⇒ロンドン(LHR) 2017/10/21
アイルランド/ダブリン [Dublin]: Gourmet Food Parlour(Santry店) 2017/10/20
アイルランドの古城ホテル:カブラ城 [Cabra Castle] 2017/10/19
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ロンドン(LHR)⇒ダブリン(DUB) 2017/10/16
イギリス/レディング [Reading]: Riverside@クラウンプラザ 2017/10/15
イギリス/アシュフォード [Ashford]: Holiday Inn Ashford - North A20 2017/10/13
イギリス/Bodiam Castle: Wharf Tea Room@ボディアム城 2017/10/11
イギリス/クローリー [Crawley]: The Master Fryer 2017/10/08
イギリス/サウサンプトン [Southampton]: Holiday Inn Southampton 2017/10/06
イギリス/エクセター [Exeter]: Bill's (Exeter店) 2017/10/04
イギリス/Berry Pomeroy Castle: The Castle Café@ベリーポメロイ城 2017/10/03
イギリス/ティンタジェル [Tintagel]: King Arthur's Cafe 2017/10/02
フィリピン/セブ: Café Laguna (SM City Cebu店) 2017/10/01
フィリピン/セブ: Hukad (Ayala Center Cebu店) 2017/09/30
フィリピン/セブ: Mang Inasal (Parkmall店) 2017/09/29
フィリピン/セブ: Cebu's Original Lechon Belly (Parkmall店) 2017/09/28
フィリピン/セブ: Chika-an Sa Cebu (Parkmall店) 2017/09/27
フィリピン/セブ: The Mango Farm (Cebu J Centre Mall店) 2017/09/27
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
59位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
20位
アクセスランキングを見る>>