FC2ブログ
« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

イタリア/レッチェ(Lecce):Hilton Garden Inn Lecce

訪問:[2013/12/31 20:50]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービスN/A雰囲気N/ACP★★★☆☆
待望のプーリア州(Puglia)に入る前に、現地でチェックしていた yanpiiさんのブログ「ワキミチ見て歩き…ほぼイタリア」(☞ 2013年南イタリア)の影響で、予定していなかったサレント半島の海岸線をぐるりと回ろういう気になっていた。にもかかわらず、大晦日の今日は朝から雨。
特に目的地となる南部は低気圧に近くて絶望的だったことから明日に賭けることにして、当初パスするつもりだったサッシ(Sassi)と呼ばれる洞窟住居が世界遺産に指定されているマテラ(☞ マテラ[Matera/バジリカータ州]の風景)に行くことにしたのだが、ランチを食べようにもレストランが無く(南イタリアではリストランテを探すのが大変であることを改めて実感)、カフェで食べる気も無いのでこの旅で3度目の昼抜きになってしまった。

夜は大晦日ということで安全な大規模ホテルを予約しておいたのだが、1人110ユーロもするガラディナーだけ。仕方ないのでレッチェの中心部に行こうとしたら、延々と土砂降り状態でコンパクトな折り畳み傘では持ちそうもないし、旧市街は一般車進入禁止だし、周辺も混雑するから車を停められる所は無いよとホテルマン。
最後の手段であるルームサービスは頼めるかと聞いたらOKとのことだったので、贅沢なフルコース(合計€53.00+サービス料€7.00)にして注文してみた。ちなみに、当ホテルのレストランもグリーンガイド掲載店だ。

Veli di pesce spada marinato
Veli di pesce spada marinato al sale di Maldom e anice stellato con misticanza di foglie di quercia e olio leccino a filo(€12.00)
Sword fish marinated with salt from Maldom, anise, oak leaves and olive oil


前菜からはメカジキのマリネ。マリネという表記だが、日本ではカルパッチョに該当するもの。
Maldom は恐らく Maldon のスペルミスで、英国王室御用達のマルドン塩の事だと思う。

予想通りのボリュームだったのが、カジキのカルパッチョ。これで1人前だ。
北イタリアでは肉のカルパッチョが普通だが、南イタリアの沿岸都市では魚のカルパッチョが普通のようだ。

魚をアップ

ただ、日本のカルパッチョでは生魚をそのままマリネというアプローチだが、スモーク処理の前の段階、すなわち塩漬け工程を経た魚をオイルで軽くマリネしてある。
メニューにわざわざ記してある塩を使っているからか塩分過多といった印象を受けたが、高血圧だと多少気になる。(といいつつ、ケチ精神旺盛で完食したけど・・)

また、マリネ液に関しても何も手をかけた気配がない。単にオリーブオイルと刻んだ生トマトを使っているだけ。
やはり、南イタリア料理は超手抜き料理なんだな。いくら素材重視と言ったって、日本の良い魚を食べなれていると劣った感じしか受けない。

Bavettine pasta with mussels and venus clams
Bavettine di semola selezione De Cecco saltate con cozze tarantine e vongole a mezzo guscio(€12.00)
Bavettine pasta with mussels from Taranto and venus clams


パスタもボリュームたっぷり。もちろん乾麺で、ディチェコのバヴェッティーネ(リングイネ系)を使っているようだ。
パスタ自体の味を楽しむものではないが、地元ターラント産のムール貝とアサリの出汁が良く出ていた。
そこに塩も加えてあるので、やはり塩分過多。シェフの問題?

面白いと思ったのは、ミニトマトをあまり加熱しない状態で混ぜていること。
強い貝の出汁にミニトマトがアクセント、意外に美味しい。
トマトピュレ等は使われていないので、トマトソースにはなっていないのだ。

もうひとつ、カルパッチョで手抜きなんて書いたが、アサリに対して初めて見た手の掛け方。
写真では分かりづらいが(少なくとも食べ進むまで気づかなかった)、すべてアサリを半分に分けてあり、身の付いた方だけを大量に入れてあるのだ。
日本のように殻が開いたらいったん取り出すというアプローチではなく、生のまま殻を割って処理したものを加熱したものと思うが、こんな手の掛け方もあるんだと感心した。

Grilles sea bass
Darna di branzino pescato all'amo grigliato al carbone dolce su caponatina do verdurine caramellate all'olio di frantoio(€19.00)
Grilles sea bass with vegetables caponata steamed with olive oil from the oil mill


メインの魚料理を選んでも美味しくないことは分かりきっているのだが、せっかくの大晦日。奮発して高い方を選んでみたものの、写真の通り芸もないし味も伴わない。なんで、こんな料理が19ユーロもするんだろう?
日本人の感覚では付いていけないと思う局面だ。



この皿で気に入ったのは、付け合せ側のポテトを加工したもの。
中身はコロッケ風だが、チーズを加えてあるので独特な美味しさ。

Assortimento di latticini e formaggi
Assortimento di latticini e formaggi stagionati serviti con miele, mostarde e pane(€10.00)
Asortment of dairy products and cheeses served with honey, mustard and walnut bread


南イタリアのチーズはどうだろうと、チーズ盛り合わせも頼んでみたが、3種類を3カットずつ。
ボリュームこそあるが、9種類出そうという発想は無いのかな?
ブリーチーズ系、パルミジャーノ系、ソフトタイプのスモークチーズというラインナップだが、まあ普通に美味しい。
一番はパルミジャーノ系かな?

パン

パンが付くと書いてあったが、紙袋に朝食仕様のものが3個入っていた。
これは、チーズの残りとあわせて、明日の朝食か昼食になるだろう。


さて、レッチェの街の年越しの様子だが、大雨の中、十数か所から打ち上げられる小型花火が凄かった。
たぶん、大雨だろうと地元の人たちは街や広場に繰り出して大騒ぎしているんだろうな。
私は、ホテルのベランダからすさまじい爆音とチラリと上の方が見える花火を眺めていたのだが、日本の花火大会と違って10分近く延々と打ち上げっぱなし。小型とはいえ、近くで見れば迫力あるだろうなぁ・・

結局、遅いところでは 0:30まで打ち上げが続いていた。
これだけバラバラであちこちから打ち上がると、誰が主催して資金を出しているのか興味がある。

※メニュー:前菜・パスタ・メイン(英語版)ピザ・洋食・サラダ・デザート(英語版)

【詳細情報】
店名:Hilton Garden Inn Lecce
電話:0832-5252
住所:Via Cosimo de Giorgi 62, 73100 Lecce

大きな地図で見る
 

【レッチェ (Lecce) の風景】

▲旧市街の入口となる門(2か所)


▲左:立派な観光案内所  右:その隣は遺跡


▲左:そのまた隣は円形闘技場跡(何やら展示がある)  右:別の場所にあった円形闘技場跡




関連記事

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:トルコ③、エジプト
12月:ラオス
年越:台湾
1月:モルディブスリランカ
1月:マレーシア⑫,カンボジア
2月:ベトナム
4月:フランス⑳、スペイン
5月:ポーランド④、台湾
7月:台湾
8月:スイス⑨、イタリア
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
ビジネスクラス機内食/カンタス航空: 羽田(HND)⇒シドニー(SYD) 2018/09/24
北アイルランド/ベルファスト城 [Belfast Castle]: The Castle Tavern & Bistoro 2018/09/22
北アイルランド/ベルファスト [Belfast]: The Crown Dining Rooms(Crown Bar) 2018/09/20
北アイルランド/ベルファスト [Belfast]: Mourne Seafood Bar Belfast 2018/09/17
イギリス(グラスゴー)⇔アイルランド(ベルファスト) バスとフェリーでのアクセス方法 2018/09/15
イギリス/グラスゴー [Glasgow]: Rishi's Indian Aroma (Glasgow店) 2018/09/12
イギリス/アバディーン [Aberdeen]: Patisserie Valerie(Aberdeen店) 2018/09/10
イギリス/フレーザーブラ [Fraserburgh]: The Saltoun Inn 2018/09/08
イギリス/アバディーン [Aberdeen]: Dyce Farm 2018/09/05
イギリス/ダンフリース [Dumfries]: Bankend Bar & Brasserie@Holiday Inn Dumfries 2018/09/03
イギリス/リーズ [Leeds]: Tharavadu 2018/08/31
イギリス/ケナールボン [Caernarfon]: Black Boy Inn 2018/08/28
イギリス/ストーク・オン・トレント [Stoke-on-Trent]: The Dining Hall@World of Wedgwood 2018/08/26
香港国際空港:キャセイ航空ファーストクラスラウンジ② 「The Pier」 2018/08/24
プリトヴィツェ湖群国立公園の歩き方(全トレイル紹介付) 2018/08/20
台湾/台北: Café無國界自助餐廳@Holiday Inn East Taipei 2018/08/17
台湾/台北・中山駅: 圓環三元號(魯肉飯・魚翅肉焿) 2018/08/16
台湾/台北・圓山駅: 丸林魯肉飯 ④ 2018/08/15
台湾/台北・菜寮駅: 今大魯肉飯 ② 2018/08/14
台湾/桃園: 榕樹下綿綿冰 2018/08/13
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
41位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
16位
アクセスランキングを見る>>