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イタリア/カターニア(Catania):シチリアーナ [Ristorante La Siciliana]

訪問:[2013/12/28 21:00] (☞ ミシュラングリーンガイドの紹介ページ
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★☆☆
今日のルート by 旅レコ
▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG)  (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)

今日の宿は、シチリア島の大都市カターニア(Catania)のお隣に確保したので、夕食をいただくレストランをグリーンガイドで探すことにした。で、目に留まったのがこの店。店名がずばり「シチリア」の店だ。

店内窓側席 店内奥側

写真を撮り忘れたが、道路側のゲートを入って店の入口の外には、アジアでは良く見られる光景である魚介類を並べた平台が置かれていた。言葉が通じれば、そこから選んで調理方法を指定できるのだろうが、残念ながらグリーンガイド掲載店にしては英語通用度がやや低めで不可能。(こちらの英語力をカバーできるほど達者でないという意味)

ミシュランシールの貼られた扉を入って、予約無しで1人だと告げると、入口横の席に案内されたが、すぐに飛び込んできた光景は、写真の通り壁一面に飾られた皿。良く見ると、みんなレストランの名前が入った皿だ。
夜9時に入店した段階では混んでいなかったが、店を出る段階でも客が次々とやってきていたので、本当に南イタリアの夜は遅い。

パン
Coperto(€2.88)

とりあえず水(€3.45)をお願いすると、パンと胡麻たっぷりの自家製っぽいグリッシーニ。(北イタリアの多くのレストランで食べたものと違って、ちょっと微妙・・)

2種のパンは堅い。南イタリアのパンって、なんでこんなに硬いんだろう。
左端のパンは、硬いなりにもほんのり甘味があったが、やはり美味しくは感じない。
日本のイタリアンでこの手のパンが出てこない理由が分かる気がする。

Insalata di mare
Insalata di mare(€14.95)

前菜は、店の奥の右側に見えるケースに入った料理から自由に取るバフェを勧められたので見に行ったが、どれも埼玉イタリアンで普通に見られるものばかりだったので(本当は、価格明記が無いのはケチなのでリスキーと避けてしまったのだ)、メニュー側からシチリアらしい料理を選んでほしいとお願いした結果が、お勧め料理(Piatti consigliati)の中あったこの魚介のサラダだ。

シチリアに限らず、南イタリアの沿岸部ではどこでも普通に見られるメニューだが、昨晩の店とは全然違って、鮮度抜群種類豊富。これを食べてしまうと、昨晩の店は確実に冷凍イカだったと思えてしまうほど違うのだ。

味はシンプルにレモンベース。香草使いもいたってシンプル。
やはり南イタリアの魚介のサラダって、こんな感じなのかな。日本で凝った味のドレッシングをあちこちで食べてしまうと、どうしても物足りなく感じてしまう。

Calamari ripieni alla griglia
Calamari ripieni alla griglia (piatto del buon ricordo)(€18.40)

メインはカラマリ。オーナー風のおじさんが、すごくお勧めだと選んでくれた。
メニューのカッコ書きの部分を Google翻訳にかけてみると、「良い思い出の一品」なんだそうだ。確かに。

やはり鮮度の違いがハッキリ分かるイカの胴体には、緑色の詰め物入り。この手の料理は、フィリピンのマニラでいただいているが(☞ The Place Food Court)、東南アジアの食堂系とは比較にならないだろう。

カラマリの断面

緑色はカターニア近郊名物のピスタチオで色付けした感じだが、ピスタチオの味は感じなかった。松の実もちょっとだけ入っていたが、北イタリアの南チロル&ドロミテで食べられる「アップル・シュトゥルーデル」にたっぷり入っているのを見てしまうと、これまた物足りない。北イタリアの水準を南イタリアに求めても無理だということは明らかになっているのだが・・

でも、料理としてみれば、かなり独創的で美味しい部類だ。甘めのリキュールに漬け込んだ干しブドウの存在と、やや甘めな味付けなので、烏賊を使わずカステラで巻いて甘めのクリームで甘さを補完すればお菓子にもなりそう。

添えられているトマトと茄子のカポナータ風のものも美味しい仕上がり。カポナータ系は何軒かで出てきているが、ここのが1番だったことから、素直に前菜系バフェをチョイスすれば良かったと大後悔してしまった。根がケチだと、こういった部分で損するものだ。

Cassata siciliana?

デザートからは、シチリア名物のカッサータCassata siciliana(€5.75))をお願いしたつもりだが、担当のおじさん、しきりにリコッタ?と繰り返して聞いてくる。
確かにリコッタチーズとドライフルーツのアイスクリームというイメージはあったので、それで良いとお願いしたのだが、出てきたのは、ご覧のようなコルネタイプのもの。

カッサータ(?)の断面 お土産にくれた皿

でも、これが抜群に美味しい!
巻いている皮の部分はパリパリ、中のクリームが激ウマなのだ。

とりあえず、リコッタチーズのクリームに、砕いたピスタチオを加えてあるのでカッサータの一種だと思うが、埼玉イタリアンのカッサータはアイスクリームタイプなので新鮮な驚きだった。
ちなみに、お会計での請求が €3.45 だったので、カッサータでは無かったのかもしれないが、真相は闇の中だ。

※追記(2013/1/30)
昨日出かけた浦和のリストランテ「イ・プロフーミ」のシェフに写真を見せて、カンノーロ(Cannolo)というシチリア発祥のものであることが判明した。(☞ wiki


さて、例の店の壁に飾られている皿だが、担当のおじさんが箱に入ったこの店の皿をプレゼントすると持ってきてくれた。あまりにも飾られていた皿をしっかり見比べていたからだろうか?
いっしょに、この皿に記されているレストランの一覧が掲載されたガイドブックもいただけた。
Unione Ristoranti del Buon Ricordo」という団体に所属しているレストランのようで、イタリア国内90軒のほか、日本の店も9軒掲載されている。(☞ こちら

既に帰国しているので書けることだが、今回のイタリア旅行で一番満足できた店であり、間違いのない魚介類を提供してくれる店ということで推奨したいと思う。サービス料15%が加算されるが、スタッフ数は十分でサービス面でも今回の旅で訪問したレストランの中では最高だった。(英語が通じにくい点はこちらの問題なので評価対象外。皿のプレゼントも評価対象外)

なお、駐車場は交通量の非常に多い3車線道路での店頭路駐になる。夜間時間帯は店頭にスタッフが常駐しているようで、彼にそこに停めたので問題ないかと一声かければ良いだろうが、昼間はどうなのか分からない。(日本のようなランチ価格というものは無いだろうから、同じだとは思う)

※表記価格は当ブログの方針に基づき税サ込金額で表示しています。
グリーンガイドにも目立つように注記されていましたが(ここが、日本のレストランガイドと違ってミシュランガイドの信頼できる点でもあります)、珍しくサービス料(15%)外枠表示の店でした。

お会計店頭のオブジェ
店の皿
▲左:お会計  右上:店頭のオブジェ  右下:いただいた皿のデザイン

※メニュー:前菜・パスタ・メインお勧め・サイド・デザート
Unione Ristoranti del Buon Ricordo での紹介サイト

【詳細情報】
店名:Ristorante La Siciliana
電話:095-376400
住所:Viale Marco Polo 52/a, 95126 Catania

大きな地図で見る
 

【ミラッツォ (Mirazzo) の風景】(翌日出かけたシチリア島北側の城下町 ☞ Google Map

▲左:海岸沿いのプロムナードから城を拝む  右:何のポーズ?


▲左:城の全景(反対側から)  右:城からの眺め(街の反対側)


▲左:外壁の内側はほぼ崩壊。教会の中もイベント広場化していた  右:外壁の中の城の門



▲城の中は、割と展示物が充実。(イベント開催日のためか、入場料は取られなかった)
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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