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スイス/チューリッヒ(Zurich):ル・デザレー [Le Dézaley]

訪問:[2013/10/14 18:00]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆
ブダペストから1時間半、チューリッヒ空港には16:25着で乗継便は翌日13:00発。
往路のコペンハーゲンよりは3時間ほど余裕があるので、空港~市街地を自由に乗り回せる24時間フリー切符(TAGESKARTE Zone 110 121/CHF13.20≒1450円)を購入して、まずは初日の旧市街観光。

暗くなってきたのでレストランのメニューの物色を始めたが、ここでは大好物のひとつ、本場のチーズフォンデュをターゲットにした。日本では自分で作れるのでレストランで食べることは滅多に無いものの(といいながら、四谷のスイス料理店「ラムカーナ」でしっかり予習しているが、スイス料理と言うにはあまりにもレベルの低い店だった)、本場ものの違いは押さえておきたい。

入口 店内

ざっと見た感じでは、どこの店でも概ね CHF30(≒3350円)以下で食べられるようなので、路地の角にあったファミレス風の看板を掲げた店に決めた。もちろん英語表記のメニューが店頭に掲げられていたことも決め手になっている。
ちなみに、繁華街らしいニーダードルフ通り沿いの店は、観光客向けの安っぽい作りの店が多いだけに英語表記も多いが、それ以外の地域ではドイツ語表記だけの店がほとんどなので、メニューを見てもスイス料理の店なのか分からないケースが多かったのだ。

実際のメニューは、独仏英の3か国語表記。この辺りはドイツ語圏だと思うが、フランス語圏も近いので2か国語表記をベースに、観光客の多い地域という事で英語表記もあるのだと思う。
基本的に山岳地域も含めて観光地しか行ったことが無いが、スイスで英語が通じなかった記憶は無いので、公共交通機関の時刻が正確(これは、翌日に乗ったトラムの運転席に遅延時間表示があったので、改めて確認することが出来た)という点を含めても旅行しやすい国だと思う。宿代もドイツやフランスのように部屋料金ではなく、おひとり様には優しい価格体系なので(日本のような比例制ではない)物価の高さを除けば好きな国だ。

スープに付くパン

さて、注文を終えて出てきたのは、独特な形のパン。
これ、てっきり食事全体に付くパンだと思って手を付けなかったら、スープが終わった時点で回収されてしまった。
ハンガリーと同様に、スイスでもスープにパンが付くのか・・

Tagessuppe
Tagessuppe(CHF5.00≒670円)
Potage du jour / Soup of the day


割安感のあった「今日のスープ」が野菜のクリームスープだということで、前菜ではなくスープをお願いしてみた。
欧州のクリームスープ系は、美味しいことが多いのだ。

ちょっと予想と違ってトマト風味のあるスープだったが、粗挽き野菜といった感じのざらつき感がある濃厚スープ。変にクリームクリームしていない点で、日本のこの手のスープと違った美味しさがある。

Käsefondue
Käsefondue nach unserem uralten Familienrezept zubereitet(200 g)(CHF28.50≒3200円)
Notre fondue au fromage, recette grand-mère
Our cheese fondue, according to an old family recipe


お目当てのチーズフォンデュ、予想外にボリュームがあって驚き。
日本だったら間違いなく2~3人前の量だ。(四谷のラムカーナの倍以上はあった)

ぐつぐつ煮立っているチーズ パン

お味の方も、ちょっとブルーチーズ系が入っているのか、日本でおなじみの味とは違った印象。
何より、ぐつぐつ煮ている状態なのに、チーズのとろみが変わらない点も大きく異なる。日本だと水分が飛んでどんどん硬くなるわけだがら、どんな細工をしているのだろう?

パンを付けたところ

この写真を見て分かる通り、日本と違ってワインを大量に使っている感じだ。
チーズ200gとの表記があったので、それと同量近いワインを使っている気がするが、日本の市販品にあるようなでんぷん質を加えていないのか、最後までこんな感じで極端な粘り気が出なかった。
これが本場ものなのかと、他の店でも食べたくなってしまったわけだ。(今回は不可能)

完食直前 おこげをそぎ落としてくれた

あれだけ大量にあったチーズも、完食。
全部きれいに食べ終えたところで専用フォークを置いたら、店の主風のおじさんが鍋底にこびりついているおこげを、ナイフで豪快に音を立てながらそぎ落としてくれた。

これが、結構行けるのだ。
御飯のおこげと同じことをチーズでもやるとは知らなかった。

それにしても物価の高いスイスで、この量でこの価格は激安と言えるのではないだろうか。小食の方だと完食は厳しい量だ。(実際、隣の席の現地の老夫婦は、2人で1つという頼み方をしていた)

ただ、大食いの私には少し余裕があったので、スイスのデザートは無いかとお願いしてみた。
メニューの中の2品がスイスのものだというので、チョコムースは予想できてしまうことから、こちらをお願いした。

Zuger Kirschtorte
Zuger Kirschtorte(CHF9.50≒1050円)
Gâteau de Zoug au kirsch / Cake of Zug with kirsch


見た目は何でもないカステラケーキだが、キルシュをたっぷりしみこませてある。
表面に見える塊は砂糖が固まったものかと思ったら、薄く塗られたバタークリームの上にキルシュの液体が浮いていたのだ。
カステラの中身だけでなく、仕上げにもキルシュをふりかけてあるようだ。

ケーキの外周面 ケーキの断面

酒を飲まない私には、この量だけでも十分顔が火照ってきた。
それだけアルコール分が多いということなので、レンタカーの旅でなくてよかった!

以上でおしまい。
水代が CHF5.90(≒650円)と高めだった点では、さすがスイスだと思ったものの、お会計は総額 CHF48.90(≒5400円)
物価の安いはずのハンガリーの中でもブダペストで食べた金額と同じ水準だが、満足感がぜんぜん違ったのは事実だ。(スイス料理は、全般に洗練されていて美味しいということもあるだろうけど・・)

お会計 レストランカードレストランカード(裏)

※メニュー:前菜・メインチーズフォンデュ魚料理・チーズパンチーズ・デザート

【詳細情報】
店名:Le Dézaley
電話:044 251 61 29
営業:11:30~14:00(LO)、18:00~23:00(LO) 無休
住所:Romergasse 7&9, 8001 Zűrich

大きな地図で見る

最初はデンマーク、最後はスイスになったが、これで5泊7日のハンガリー旅行は帰国便を残すのみとなった。
そこで、恒例の旅費をまとめてみたいと思うが、ビジネスクラス利用といっても特典航空券を使ったことで、総額14万円強で抑えることが出来た。この金額は、この時期のエコノミークラスでの単純往復とほぼ同じ水準になる。

■今回の旅の費用
 往復航空券: 68390円(成田>コペンハーゲン>ワルシャワ>ブダペスト>チューリッヒ>成田、90000マイル消費)
 現地宿泊費: 41660円(DKK400+CHF81.09+HUF18131+EUR159/5泊、うち朝食付2泊)
 現地交通費:  5487円(DKK72+HUF5700+CHF13.20)路線バス・鉄道
 飲食雑費等: 24373円(DKK160+HUF33304+CHF53.79)
 国内交通費:  2960円
 旅費合計:  142870円+ANA9万マイル(EURは事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)

ハンガリーでのレストランレビュー
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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