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ビジネスクラス機内食/トルコ航空:イスタンブール(IST)⇒成田(NRT)

搭乗:[2013/7/16 TK050便]
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★
帰国便もトルコ航空。日本発は3度乗っているが、イスタンブール発は初めて。
日本の航空会社でも言えることだが、自国発の便で出てくる自国料理の水準は高いのが普通なので、現地発の便に乗ってみたいと思うわけだ。(例:JAL 日本発/日本着ANA 日本発/日本着

例によってラウンジ食だが、イスタンブールのラウンジは全スペースをくまなく回ってみないことには、何があるのか分からないということが判明した。
今回は、入口側の奥にオリーブコーナーがあるのを発見。キッズコーナーの近くで、すぐ横にトルコティーコーナーがある。トルコピザコーナーの奥にはスープとパスタ。これも存在に気付いていなかった。

イスタンブールのラウンジ食から

ミュンヘンからのルフトハンザ便の機内食が思ったよりもヘビーだったので、ラウンジはまたまた控えめに。
毎度同じ料理が並んでいるので、新しいものにチャレンジする必要性も無い。といって、ケーキ類は一切取ったことがないのだが、後の機内食を考えると重量級のケーキを取るのは無謀というものだし、見た目の水準も低そうだ。

機内に入ると、今日は搭乗率3割ほどとガラガラ。それでもビジネスクラス担当のCAさんに加えて、フライングシェフも往路と同様にアシスタントの女性を含めて2名搭乗していたので、合計5名でサービスに当たっていた。CAを減らして客サービスをおろそかにし、経費削減で黒字幅を大きくして自慢するANAとはエラい違いだ。

正規運賃を払ってビジネスクラスに乗るなら、ちゃんとサービス体制を整えている航空会社を選びたいものだ。(個人的に正規運賃でも乗りたいと思う航空会社は、ビジネスクラス搭乗経験のある20社の中でシンガポール航空トルコ航空だけだ。機内食だけでなく、シート、アメニティ、サービス体制、空港ラウンジのいずれをとっても優秀と判断している)

ウエルカムドリンク ゴディバのチョコ

まずは、離陸前のウエルカムドリンク。家内はカクテル、私はフレッシュオレンジジュースをいただいた。
もちろん、ゴディバのチョコレートも付くし、写真には無いが往路と同様にトルコ名物のロクムも配られる。

食前酒のお供

離陸後は、食前酒と共にナッツ。すぐに、メニューに掲載されているアミューズが供された。

カナッペ盛り合わせ
カナッペ盛り合わせ
Assorted canapés


カナッペと記されているが、いわゆるカナッペとは違って竹串に刺さった3品。
中央はチーズと西瓜で、両端が揚げ物という構成だ。



左の揚げ物は、スパイシーな海老の周りにパートフィーロを巻いて揚げたもの。
右のは、いかにも東欧風に味付けられた羊肉のミンチの肉団子に、アメリカンドックのような甘い生地を付けて揚げたもの。

どちらもアツアツ。
海老はイマイチだが、肉団子は羊肉を多用するトルコらしさが出ていて美味しい。(甘い生地は微妙だけど・・)

パン

ここでパンの登場。もちろんバスケットから自由に選択できるし、後で追加も可能。
種類は少なめだが(多い航空会社だと10種類位出てくる)、これが世界標準。ANAには無いサービスだ。

テーブルセッティング 前菜のワゴンサービス

せっかくなので、カトラリーを取り出して並べた写真も載せてみよう。
右の写真は、CAさんが撮ってくれた前菜が並べられたワゴン。今回のCAさんは、写真撮影にすごく協力的だった。

前菜のワゴンサービス全種盛り
前菜のワゴンサービス
Selection from our trolley

  スモークサーモン ホースラディッシュソース
  Smoked salmon with horseradish sauce

  シーフードサラダ
  Seafood Salad

  チキンシーザーサラダ / クルトン
  Chicken Caesar salad / croutons

  詰め物をしたぶどうの葉と「イマームバユルドゥ」詰め物をしたなす
  Stuffed wine leaves and "imam bayildi" stuffed eggplant

  自家製チーズパイ
  Home made cheese puff pastry

  にんにくとハーブ入りのクリーミーヨーグルト
  Creamy yoghurt with garlic and herbs

  ハーブ入りホワイトチーズ / カラマタ・オリーブ
  Herbed white cheese / kalamata


もちろんワゴンサービスとなれば全種盛りだ。日本発の便には(不味いはずの)寿司があるのでそれだけ抜いてもらうが、トルコ発にはそんな無粋なものは無い。

でも、思ったよりもトルコ料理が少なくてちょっと残念。(以下を含めて、☆マークがトルコのスペシャリテ)
世界三大料理のひとつなんだから、半分以上はトルコ料理にすれば良いのに・・
ただ、さすがトルコ発の便だけあって、前菜全体が出来立て感もあって成田発よりも断然美味しい。

詰め物をしたぶどうの葉 イマーム・バユルドゥ

拡大写真はトルコ料理部分だけにしよう。左は、ブドウの葉っぱで米や野菜の煮込みを包んだもので、トルコ料理の定番料理。イスタンブールのラウンジでも何度も食べたお気に入りの料理だ。
右は、「イマーム・バユルドゥ」という、茄子の中に刻んだ玉葱やトマト等にニンニクを効かせたものを挟んだ冷菜で、この類もラウンジでもいただける好物だ。

いずれにしても、東欧の野菜の煮込み料理は、西欧料理とは違った味わいで抜群に美味しい。
東欧に出かけた場合は、煮込み系の料理は外せないと思う。

トルコの伝統的なレンズ豆スープ
トルコの伝統的なレンズ豆スープ
Traditional Turkish Lentil Soup

オリーブタプナードのブルスケッタ
Olive tapenade bruschetta


スープは、トルコのものが出てきた。やはり、こうでなくっちゃ!
でも、ラウンジにあったものと同じという点はいただけない。どうもトルコ航空では、同日の乗継便でも料理が被るので、同じ料理が被らないようにするという配慮が欠けているようだ。トルコ人気質なのかな?

何故か、タプナードを乗せたバゲットも付いてきたが、西欧料理のスープとは違った独特な異国のスープ。美味しいと感じるかは個人差が大きいとは思うが、せっかく世界に旅に出るならご当地料理を楽しみたいものだ。
特に、トルコ料理は世界三大料理と言われるのに日本で食べられる店が非常に少ないので、貴重な体験になる。

シシケバブ
「シシケバブ」
"SIS KEBAB"

ラム肉の串焼き / トマトとピーマンのグリル / なすのクリームピューレ / トルコ風ライス
Lamb skewer / grilled tomato and green pepper / Creamy eggplant puree / Turkish style rice


シシケバブのアップ

メインは3択だが、もちろんトルコ料理を選択。といっても、往路と同じシシケバブというのは悲しい。
往路と違って、ずばり「シシケバブ」と表示されているが、内容的には差がないだろう。しいて上げれば、明らかに焼いた形跡があるか否かの違いだけ。

ただ、さすがにトルコ発の便だ。
スパイス感だけでなく焼き加減も成田発のものとは比較にならない出来だったし、付け合せもぜんぜん美味しい。

クリーミートマトソースのリガトーニ
クリーミートマトソースのリガトーニ
Rigatoni with creamy tomato sauce

バジルソース / サンドライトマト / オリーブ / ルッコラ / パルメザン
Pesto sauce / sun-dried tomato / Olive / arugula / parmesan


家内は何を血迷ったか魚料理を選ばずにパスタを選んでしまった。これも往路の選択肢と同じなので、何を見ていたんだろう?

これを見る限りは、トルコ航空の機内食のレパートリーは非常に少なく、全部が一致するわけではないものの、往復とも同じものが出てきて当たり前と考えてよさそうだ。ちょっと残念だなぁ。

ワゴンデザート ワゴンチーズ

次は、ワゴンデザート。
ミュンヘンからのルフトハンザ便だけでなく、ラウンジでも控えめとはいえそれなりに食べてしまったので、デザートまではとても入らない状況。
それでも何とか食べようと、往路と違ったトルコ菓子は並んでいたので、それとフルーツをお願いした。
チーズは断念。

トルコのデザート
トルコのデザート
Turkish Desserts

  「レヴァニ」、「エクメクカダイフ」/クロテッドクリーム
  "Revani", "Ekmek kadayifi" / clotted cream


家内の選択したデザート
自家製サワーチェリー・シュトゥルーデル
Home made sour cherry stroudel

バニラアイスクリーム
Vanilla ice cream


家内は、チロルやドイツでたくさん食べたアップルステュルーデルらしきものがあったので、それをお願いしていたが、中身はアップルではなくチェリーだった。しかも、一見小豆あん風で、チェリーよりは豆という感じ。
お味の方も、チロルやドロミティで食べたもの方がはるかに美味しいとのこと。

食後のドリンクは、往路では廃止されていたワゴンサービスだった。
食後酒のほかに、珈琲や紅茶に小菓子を乗せてやってきたが、もうお腹いっぱいで珈琲もパスしてしまったからか、小菓子を勧められることもなかった。後でメニューをチェックしたら、オーストリアの有名なデメルのものだって。写真掲載のためにも、もらっておけば良かった。(掲載不可でスミマセン)

以上で、最初の食事はおしまい。

機内の温度が27度と異様に暑く、寝なければいけないのにほとんど寝れずブログの原稿書きをしていたのだが、中間食の配布は無かったようだ。ギャレーにはパンとケーキが菓子が2種類だけ。もっとも、お腹いっぱいでそれらを食べる余裕はなかったけど・・

到着2時間半前の日本時間の朝7時半前に明かりが付いておしぼりが配られ、フレッシュオレンジジュースが配られた。普段はオレンジジュースなど取らないのだが、トルコ航空はフレッシュジュースなので必ずいただく。

2食目の朝食は、昔オーストリア航空で採用していたチェックシート方式。
オーストリア航空側では昨年の段階で廃止されていたのを確認済みだが(☞ ウィーン⇒成田線)、同じ機内食提供会社(Do & Co社)が手掛けているトルコ航空ではまだ続けているということだろう。
トルコ航空の過去の比較はできないが、5年前のオーストリア航空と比べると多少選択肢が少ないかな、といった印象だ。

自由に選べる朝食
自家製スムージー
紅茶(トルコブレンド)+ ミルク
ミューズリーとフルーツヨーグルト
鶏と七面鳥の胸肉
サワーチェリージャム
季節のフルーツプレート
各種チーズ


まずは、メインとパンを除いて選んだものが出てくる。パンは後から。
メインは、この皿をある程度片づけた後に別のプレートで出て来るので、朝からボリューミー。

自家製スムージー ミューズリーとフルーツヨーグルト
左:自家製スムージーサワーチェリージャム
右:ミューズリーとフルーツヨーグルト

鶏と七面鳥の胸肉 焼き立てパン
左:鶏と七面鳥の胸肉  右:焼き立てパン

トルコ風ほうれん草のパイ
メイン:トルコ風ほうれん草のパイ
Turkish style spinach puff pastry

  チキンソーセージのグリル
  モッツァレラのパン粉焼き
  チェリートマト

  grilled chgicken sausage
  mozzarekka pane
  cherry tomato


さすがに完食は無理で、パイの半分を残してしまった。
家内はもっと控えめに頼んでいたが、メインは完全にパスしていた。

トルコ風ほうれん草のパイの断面 モッツァレラのパン粉焼きの断面
左:トルコ風ほうれん草のパイ  右:モッツァレラのパン粉焼きの断面


以上で、12日間でドイツのノイシュバンシュタイン城を皮切りに、オーストリアの北チロルと東チロル、イタリアの南チロルとドロミティを周遊してきた今年の夏休み旅行の旅程はすべて終了。
この次の海外旅行は、10月3連休のハンガリーまで開くので、懸案だった食べログの日記に掲載していたビジネスクラス機内食の記事の移植作業を行いたいと思う。
出来れば、2007年の初めてのビジネスクラス搭乗時の分まで遡って移植作業を完了させたいと思っている。

※メニュー:1食目(日)(英・トルコ語)飲み物・2食目(日)(英・トルコ語)

成田⇒イスタンブール線のビジネスクラス機内食(往路)
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ジャンル : グルメ

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
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