イタリア/ラ・ヴィラ (La Villa|Stern):Hotel Antines
訪問:[2013/7/13 19:00]
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CPN/A

▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG) (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)
7日目は、この旅行で一番短い移動距離だ。
時間的余裕があったので、3日目に行ったシウジ(Siusi|Seis)まで往復してから、ガルデーナ峠(Passo Gardena|Grödner Joch/2121m)を経由して、宿を予約してあるラ・ヴィラ(La Villa|Stern)という小さな街に向かった。

▲左:外観 右:ミシュラングリーンガイドの推奨シールが7年分貼ってある入口
この日は、充実した朝食をたっぷりいただけたのと、グリーンガイドに載っていた4つ星ホテルをハーフボードで予約していたので、昼食は抜き。このホテルも、街道に面していないことからか、宿泊者専用レストランだった。

Choice of fresh salad and tasting of cheese from Dolomites mountains
まずはお決まりのサラダバー。
ドロミテのチーズと記されているチーズの選択肢は非常に豊富だが、2種類を除いて保存の効くハードタイプばかり。

サラダバーに目を向けると、優秀といえるレベルでは無いが、まずまずの品揃え。
客が少なかったせいもあるだろうが、大きなプレートに複数種類を盛って並べられていた。

毎度変わり映えの無い皿だが(それだけ、パプリカ好き!)、こんな感じで取ってきた。
お味の方も普通だが、それほど差の出る料理ではないから仕方ないか。

Slice of veal in tuna fish sauce with patatoes pie
前菜の選択肢は無いが、仔牛のツナソースというお題。
全面ソースといった感じの得体の知れないものが出てきた。

隠れている仔牛肉は、こんな塩梅で入っている。ソースに漬け込んであるのではなく、皿に肉を重ねて盛って、その上にタップリすぎるツナソースをかけてあったのだ。
このツナソース、少量なら日本でも食べたことがあるが、ソースを食べるというスタンスの味付けだからか意外とおいしい。ただ、仔牛肉と合わせて美味しいかというと、かなり微妙な雰囲気。ツナの味が強いソースだけに、肉の方も癖の強いものでないと、肉を食べているというよりツナを食べている気にしかなれないのだ。

Potatoes "Schupfnudeln" with radicchio from Treviso and gorgonzola cheese
プリモのパスタは3択。家内も私も同じものを選んだ。
「Schupfnudeln(シュプフヌーデルン)」は、ドイツ料理の名称らしい。
じゃがいものニョッキを細長く伸ばした感じのものだが、フルーティーなソースが独特。
3日前にフリウリ料理の名物チャルソンス(Cjarsons)を食べに行ったが、その事前調査情報として甘いソースの話題があったので、そのタイプかな?

Baked mackerel fish, stuffed zucchini and natural potatoes
メインも3択。
魚を選んだ家内の料理は、想定外のサバを丸ごと1匹蒸し焼きにしたものが出てきた。
でも、山で海の魚を食べさせるという神経は理解できない。
私は青魚アレルギーなので(鰯・鯖・秋刀魚は、酢漬けでなければ一発アウト)、味見は一切できずコメント無し。

Milky veal tagliata, potatoes "Bridge" and mashed cauliflower
私は前菜と被る(ことに気付いていなかった)仔牛のタリアータ。
今度はソースがないので、もともと味の主張に乏しい仔牛肉を食べても美味しく感じない。
皿に見立てたマッシュポテト側にソースが乗っていたので合わせていただいてみたものの、やはり美味しいものではない。
ソースの味は悪くなかったので、素直に肉とソースでいただきたかったな。

Cream of natural jogurt, fruit ragout, homemade savoiardi biscuits
最初のデザートは2種盛りだが、水準低め。「jogurt」はドイツ語でのヨーグルト。南チロルだなぁ。
ついでに、「savoiardi biscuits」は、和訳でフィンガービスケット。
足りなければデザートバフェもあるとの説明があったが、やはりメニューには載っている。
フランスでも何軒かあったし、当地でも3回目だが、なぜコースに含まれているのにオプションみたいな言い方をするんだろう?
コースに記されている(=料金に含まれている)なら、例え満腹で食べられなくても、こちらから要らないと言わない限り出すのが当然と考えるのは、日本人的発想なのだろうか・・

Dessert buffet から私のチョイス
もちろん足りないので取りに行ったが、一番食べたかったジェラートやアイスクリーム類が無かった。
おなじみのアップル・シュトゥルーデルに、松の実がたっぷり入っていた点は、さすが4つ星ホテル!?

Dessert buffet から家内のチョイス
家内が取ってきた巨大ティラミスも味見したが、オーソドックスながらもまずまず。
朝食は規模が小さいうえに客も少なかったせいか意外に貧弱だったので、写真掲載は見送ることにしたい。
悪いという意味では無いが、フレッシュチーズが無いに等しかった点が不満だ。
※メニュー:夕食メニュー
【詳細情報】
店名:Hotel Antines
電話:0471-844-234
住所:Str. Picenin 18, 39030 La Villa (BZ) | Alta Badia - Dolomites
大きな地図で見る
【ガルデーナ峠 (Passo Gardena|Grödner Joch) の風景】



▲峠からの360度
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CPN/A

▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG) (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)
7日目は、この旅行で一番短い移動距離だ。
時間的余裕があったので、3日目に行ったシウジ(Siusi|Seis)まで往復してから、ガルデーナ峠(Passo Gardena|Grödner Joch/2121m)を経由して、宿を予約してあるラ・ヴィラ(La Villa|Stern)という小さな街に向かった。


▲左:外観 右:ミシュラングリーンガイドの推奨シールが7年分貼ってある入口
この日は、充実した朝食をたっぷりいただけたのと、グリーンガイドに載っていた4つ星ホテルをハーフボードで予約していたので、昼食は抜き。このホテルも、街道に面していないことからか、宿泊者専用レストランだった。


Choice of fresh salad and tasting of cheese from Dolomites mountains
まずはお決まりのサラダバー。
ドロミテのチーズと記されているチーズの選択肢は非常に豊富だが、2種類を除いて保存の効くハードタイプばかり。

サラダバーに目を向けると、優秀といえるレベルでは無いが、まずまずの品揃え。
客が少なかったせいもあるだろうが、大きなプレートに複数種類を盛って並べられていた。

毎度変わり映えの無い皿だが(それだけ、パプリカ好き!)、こんな感じで取ってきた。
お味の方も普通だが、それほど差の出る料理ではないから仕方ないか。

Slice of veal in tuna fish sauce with patatoes pie
前菜の選択肢は無いが、仔牛のツナソースというお題。
全面ソースといった感じの得体の知れないものが出てきた。

隠れている仔牛肉は、こんな塩梅で入っている。ソースに漬け込んであるのではなく、皿に肉を重ねて盛って、その上にタップリすぎるツナソースをかけてあったのだ。
このツナソース、少量なら日本でも食べたことがあるが、ソースを食べるというスタンスの味付けだからか意外とおいしい。ただ、仔牛肉と合わせて美味しいかというと、かなり微妙な雰囲気。ツナの味が強いソースだけに、肉の方も癖の強いものでないと、肉を食べているというよりツナを食べている気にしかなれないのだ。

Potatoes "Schupfnudeln" with radicchio from Treviso and gorgonzola cheese
プリモのパスタは3択。家内も私も同じものを選んだ。
「Schupfnudeln(シュプフヌーデルン)」は、ドイツ料理の名称らしい。
じゃがいものニョッキを細長く伸ばした感じのものだが、フルーティーなソースが独特。
3日前にフリウリ料理の名物チャルソンス(Cjarsons)を食べに行ったが、その事前調査情報として甘いソースの話題があったので、そのタイプかな?

Baked mackerel fish, stuffed zucchini and natural potatoes
メインも3択。
魚を選んだ家内の料理は、想定外のサバを丸ごと1匹蒸し焼きにしたものが出てきた。
でも、山で海の魚を食べさせるという神経は理解できない。
私は青魚アレルギーなので(鰯・鯖・秋刀魚は、酢漬けでなければ一発アウト)、味見は一切できずコメント無し。

Milky veal tagliata, potatoes "Bridge" and mashed cauliflower
私は前菜と被る(ことに気付いていなかった)仔牛のタリアータ。
今度はソースがないので、もともと味の主張に乏しい仔牛肉を食べても美味しく感じない。
皿に見立てたマッシュポテト側にソースが乗っていたので合わせていただいてみたものの、やはり美味しいものではない。
ソースの味は悪くなかったので、素直に肉とソースでいただきたかったな。

Cream of natural jogurt, fruit ragout, homemade savoiardi biscuits
最初のデザートは2種盛りだが、水準低め。「jogurt」はドイツ語でのヨーグルト。南チロルだなぁ。
ついでに、「savoiardi biscuits」は、和訳でフィンガービスケット。
足りなければデザートバフェもあるとの説明があったが、やはりメニューには載っている。
フランスでも何軒かあったし、当地でも3回目だが、なぜコースに含まれているのにオプションみたいな言い方をするんだろう?
コースに記されている(=料金に含まれている)なら、例え満腹で食べられなくても、こちらから要らないと言わない限り出すのが当然と考えるのは、日本人的発想なのだろうか・・

Dessert buffet から私のチョイス
もちろん足りないので取りに行ったが、一番食べたかったジェラートやアイスクリーム類が無かった。
おなじみのアップル・シュトゥルーデルに、松の実がたっぷり入っていた点は、さすが4つ星ホテル!?

Dessert buffet から家内のチョイス
家内が取ってきた巨大ティラミスも味見したが、オーソドックスながらもまずまず。
朝食は規模が小さいうえに客も少なかったせいか意外に貧弱だったので、写真掲載は見送ることにしたい。
悪いという意味では無いが、フレッシュチーズが無いに等しかった点が不満だ。
※メニュー:夕食メニュー
【詳細情報】
店名:Hotel Antines
電話:0471-844-234
住所:Str. Picenin 18, 39030 La Villa (BZ) | Alta Badia - Dolomites
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【ガルデーナ峠 (Passo Gardena|Grödner Joch) の風景】






▲峠からの360度
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