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イタリア/ドロミテ (Dolomiti):Rifugio Passo Staulanza

訪問:[2013/7/11 12:40]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★★
今日のルート by Google マイプレイス(一覧の [2013/7/11のルート] をクリック)

5日目。この日からは晴天が続くとの予報で、ドロミティ(Dolomiti)に戻ることにした。
後でまとめるつもりだが、ドロミティ周辺の宿は多すぎて事前に決めきれないだけでなく、天候に左右されることもあって3日目と7日目以外は事前予約していなかったのだ。
結果的には事前予約よりも安く済んだうえに、部屋や食事内容のチェックをしながら選べたので正解だった。

この日から3日間は、コルティナで入手したドロミティ道路地図に記載されている峠を出来るだけ多く潰そうとルートを決めたのだが、まずは チビアーナ峠(Passo Cibiana/1530m)を経由して、昼過ぎにスタウランツァ峠(Passo Staulanza/1773m)に到着。

峠の一軒宿兼レストラン ライダーがたくさん集まっている

他の峠と違って、周辺にはこの山小屋(Rifugio≒避難小屋)1軒だけ。
「Rifugio」表記のある建物は、こんな車道に面した峠だけでなく登山道にも点在しているので、ドロミティをハイキングで歩き回ると必ず利用することになると思う。
写真や遠目で見えたものベースだが、日本の山小屋と違って山道の途中や山の頂上という立地でも立派な建物が多いようだ。

外壁に掲げられた大きな写真付メニューには、半分以上のパスタにホームメイドマークが付いていた。観光客向けの店だと乾麺を使っているケースが多いのに、これは驚きだ。
眺めの良いテラス席を陣取って、自家製パスタマークの付いていた2品をお願いすることにした。

パン パンを反対側から

コペルトは €1.50/人。南チロルで出てくるパン類は外れが少ない。
というのも、他の地域だと見た目が千差万別で当たり外れも激しいが、南チロルではほとんど同じタイプが出てくるうえに、小麦粉も焼き方も同じ感じなのだ。

Gnocchi di Patate con Ricotta Affumicata
Gnocchi di Patate con Ricotta Affumicata(€8.00)
Potatoes Gnocchi with Smoked Cheese


Traditional Gnocchi(Spatzle allo speck)を頼んだつもりなのに、Potatoes Gnocchi(Gnocchi di Patate)になってしまった。どうも、イタリア語ベースでニョッキとあるのはこれだけなので、SPATZLEと言わなければいけなかったようだ。実際は発音できないので、外壁に掲示されている写真付のメニューを指さして頼むべきだった。

ニョッキは柔らかくて非常に美味しい。
この食感、埼玉では桶川のどうろくじん でしか出会えていない。

ニョッキとソースをアップ

ソースというかオイルは、昨晩いただいたフリウリ名物のチャルソンス(Cjalsons)と同じ、燻製リコッタチーズベースのオイル。実は、昨晩分からなかった燻製香がチーズから出ていたことを、ここのメニュー表記で知ったというワケだ。

写真で分かる通り、香草やドライフラワーが相当量入っている。
油だらけという点では昨晩と同じだが、日本では経験したことが無い独特な風味で旨い!
クミンの爽やかな味わいがアクセントになっているのも、昨晩のチャルソンスで使われていたソース(というか、オイル)と同じだ。

Tagliatelle al Ragù di Selvaggina
Tagliatelle al Ragù di Selvaggina(€9.00)
Tagliatelle with Deer and Tomato Sauce


家内は鹿肉のタリアテッレ。
パスタを好まない家内が珍しく美味しいというので味見してみたが、埼玉イタリアンで食べる手打ちだか乾麺だか判断できないような麺で、私にはそれほど感動はなかった。

それにしても、麺のボリュームが凄い。鹿肉のラグーソースは、麺の下にそれなりの量が隠れていたが、しっかり鹿らしい野性的な味が出ていた。この付近で捕れるのかなぁ?
ラグーソースというと、日本の格下店ではいわゆるミートソース、すなわち肉入りトマトソースをイメージしてしまうが、昨晩も含めてイタリアではトマトは隠し味程度というのが常識で、肉本来の旨味を表に出す手法で出てくる。

以上にコーラと水を頼んで、お会計は €24.00

競争原理の働かない立地なのに、低価格で量と質の伴った食事に素晴らしい風景、ホスピタリティ抜群のサービスと良い事ずくめの店だった。

レンタカーでじっくりドロミティを回るとなれば、この峠にも来ることになると思うが、食事の時間帯であれば立ち寄る価値のある店だと断言したいと思う。

宿代が安いことも確認しているので、次回ドロミティに来た時には絶対にここで泊まろうと思っている。ここを拠点に、周辺を歩くというのも楽しそうだ。


※メニュー:外壁写真付①パスタ(英)メイン(英)サイド・デザート(英)

【詳細情報】
店名:Rifugio Passo Staulanza
電話:0437 788 566
営業:12:00~14:30、19:00~20:30
定休:3/31~6/9、10/1~12/7
住所:Passo Staulanza, Zoldo Alto, Belluno, Veneto (Dolomites)

大きな地図で見る
 

【スタウランツァ峠(Passo Staulanza)の風景】

▲店の前の道路(=峠)から見た左右の風景


▲その道路両端(坂になっている部分)から見た眺め


▲左:この景色を眺めながら食事を楽しめる  右:峠の反対側はハイキング道の出発地点
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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