イタリア/シウジ (Siusi|Seis):Wanderhotel Europa
訪問:[2013/7/9 12:40]
評価点:総合★★★☆☆、味★★★★☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★☆
3日目。いよいよ本命のドロミティ(Dolomiti)入りだ。
ツアーでおなじみのドロミテ街道だけでなく、ドロミティにある多くの峠道を5日間に渡って走ってきたので、順次紹介していこうと思う。
まずはオーストリアから南下してイタリア入り。道中、右手にタッソ城(Castel Tasso|Burg Reifenstein)が見えたので寄ってみたが、残念ながらガイドツアーのみの公開で時間が合わず。
さらに南下し、南チロルの中心地であるボルツァーノ(Bolzano|Bozen)の手前から山に入って、ドロミテツアーでおなじみのシウジ高原を目指したわけだが、あの写真に魅せられて行ったものの、ぜんぜん高原らしい景色が広がっていないのでガッカリしてしまった。どうも1つ手前の街であるカステルロット(Castelrotto|Kastelruth)から見た方が、高原が広がっているように見えるようだ。(4日後に再訪問して確認)

ランチをいただこうと物色中に、グリーンガイド推奨店シールが貼ってあったこのホテルを見つけたので決定。
良い時間帯なのに街の中心の教会を正面に見る広場に面したテラス席を確保できたのは、街自体が小さいうえに、特にこれといった店も無いので、観光客が立ち寄らないからだろう。非常にのどかな雰囲気で、長期滞在には良さそうな街だ。
メニューを見ると、ドイツ語ベースにイタリア語が加えられている。
南チロルがドイツ語圏であることをよく表しているが、南チロルでは道路標識もドイツ語とイタリア語の併記、地名もドイツ語とイタリア語ではまったく違うケースがある。ここシウジ(Siusi)は、ドイツ語名では「Seis」と比較的似ている方だが、2年前に出かけたカンポトゥーレス(Campo Tures)だとドイツ語では「Sand in Taufers」となってしまい、まったく別名になってしまう。(☞ 参考)
せっかくなのでパスタをいただこうと思っていたのだが、昼の食べ物系はパン類しかやっていないと。
仕方ないので、イタリアでは初めていただくことになるパニーノの中から、最高峰のものを選んだ。

Santner's Deluxe(€6.20)
(panino di segale con brie, speck, rucola e pomodoro)
東京でしかパニーノを食べた記憶がないが、わずか800円程度なのに想定外のものが出てきた。
写真を見ての通り具材たっぷりというか、生ハムもチーズもたっぷりすぎ!
日本だと安物のスライスチーズだろうが、こちらはブリーチーズをカットしたもの。生ハムも当然その場でカットしたものだろう。後で紹介する家内が頼んだケーキや珈琲よりも、出てくるまでの時間がかかったのだ。

とりあえず、トマト以外の具材全部をむりやりパンの中に押し込んで、日本でよくみるパニーニの形状にしてみたのがこちら。ガブっといただいてみたが、旨い!! 特にチーズが良い味を作り出している。パンも旨い。
こんなのを食べてしまうと、日本ではパニーニを食べる気にならなくなってしまう。何と言っても、日本のは価格が安い分だけサイズも小さいし具材もショボイ。こういったのを良心的な価格で食べさせてくれる店が目に入れば、試してみようとは思うが。
なお、この料理にある「Santner」とは何かと調べてみるも、正面に見えるドロミテの山々に関係する名称らしいが詳細不明。(山小屋の名称に存在することは確認した)

Torta di ricotta(€3.20)
家内は朝食がまだ残っていると言うので、自家製デザート(Dolci fatti in casa)の中からリコッタチーズケーキ。
こちらは平凡というか、がっかりな内容というべきかな。
日本のレストランで自家製ケーキと言われて出されるような形状でもないし。

以上に、カプチーノとマキアートを口頭で頼んでお会計は €14.20。
ということは、珈琲は2種で €4.80 ということになるが、街の一等地のホテルでこの価格設定は安い。前述のように、観光客の姿をほとんど見ない小さな街なので、観光客価格になっていないことが理由だろう。
※メニュー:スナック系、自家製ケーキ、パフェ①、②
【詳細情報】
店名:Wanderhotel Europa
電話:0471 706 174
住所:Piazza Oswald-v.-Wolkenstein-Platz 5, 39040 Siusi allo Sciliar, Dolomiti/Alto Adige
大きな地図で見る
☞ 当ブログで掲載した情報の地図は、Google マイプレイスの ドロミテ街道と南チロル周辺 に集約
【シウジ(Siusi|Seis)の風景】 (☞ 公式サイト)



【タッソ城(Castel Tasso|Burg Reifenstein)の風景】
(☞ 城の案内掲示、城と要塞の世界[独語]、Google Map)
入城料:大人€7.00、子供€4.00
公開日:(2013年度) 4/1~11/3 (ガイドツアーのみで公開)
休城日:(2013年度) 毎週土曜日, 4/27, 5/18, 8/10, 8/17, 11/2
開城時刻:(2013年度 すべて4名以上のガイドツアー) 10:30, 14:00, 15:00, 16:00(7/15~9/15のみ)



▲左:城の門 右:高速道路の反対側の山にも城が見えたが、道が分からず訪問断念。
評価点:総合★★★☆☆、味★★★★☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★☆
3日目。いよいよ本命のドロミティ(Dolomiti)入りだ。
ツアーでおなじみのドロミテ街道だけでなく、ドロミティにある多くの峠道を5日間に渡って走ってきたので、順次紹介していこうと思う。
まずはオーストリアから南下してイタリア入り。道中、右手にタッソ城(Castel Tasso|Burg Reifenstein)が見えたので寄ってみたが、残念ながらガイドツアーのみの公開で時間が合わず。
さらに南下し、南チロルの中心地であるボルツァーノ(Bolzano|Bozen)の手前から山に入って、ドロミテツアーでおなじみのシウジ高原を目指したわけだが、あの写真に魅せられて行ったものの、ぜんぜん高原らしい景色が広がっていないのでガッカリしてしまった。どうも1つ手前の街であるカステルロット(Castelrotto|Kastelruth)から見た方が、高原が広がっているように見えるようだ。(4日後に再訪問して確認)


ランチをいただこうと物色中に、グリーンガイド推奨店シールが貼ってあったこのホテルを見つけたので決定。
良い時間帯なのに街の中心の教会を正面に見る広場に面したテラス席を確保できたのは、街自体が小さいうえに、特にこれといった店も無いので、観光客が立ち寄らないからだろう。非常にのどかな雰囲気で、長期滞在には良さそうな街だ。
メニューを見ると、ドイツ語ベースにイタリア語が加えられている。
南チロルがドイツ語圏であることをよく表しているが、南チロルでは道路標識もドイツ語とイタリア語の併記、地名もドイツ語とイタリア語ではまったく違うケースがある。ここシウジ(Siusi)は、ドイツ語名では「Seis」と比較的似ている方だが、2年前に出かけたカンポトゥーレス(Campo Tures)だとドイツ語では「Sand in Taufers」となってしまい、まったく別名になってしまう。(☞ 参考)
せっかくなのでパスタをいただこうと思っていたのだが、昼の食べ物系はパン類しかやっていないと。
仕方ないので、イタリアでは初めていただくことになるパニーノの中から、最高峰のものを選んだ。

Santner's Deluxe(€6.20)
(panino di segale con brie, speck, rucola e pomodoro)
東京でしかパニーノを食べた記憶がないが、わずか800円程度なのに想定外のものが出てきた。
写真を見ての通り具材たっぷりというか、生ハムもチーズもたっぷりすぎ!
日本だと安物のスライスチーズだろうが、こちらはブリーチーズをカットしたもの。生ハムも当然その場でカットしたものだろう。後で紹介する家内が頼んだケーキや珈琲よりも、出てくるまでの時間がかかったのだ。

とりあえず、トマト以外の具材全部をむりやりパンの中に押し込んで、日本でよくみるパニーニの形状にしてみたのがこちら。ガブっといただいてみたが、旨い!! 特にチーズが良い味を作り出している。パンも旨い。
こんなのを食べてしまうと、日本ではパニーニを食べる気にならなくなってしまう。何と言っても、日本のは価格が安い分だけサイズも小さいし具材もショボイ。こういったのを良心的な価格で食べさせてくれる店が目に入れば、試してみようとは思うが。
なお、この料理にある「Santner」とは何かと調べてみるも、正面に見えるドロミテの山々に関係する名称らしいが詳細不明。(山小屋の名称に存在することは確認した)

Torta di ricotta(€3.20)
家内は朝食がまだ残っていると言うので、自家製デザート(Dolci fatti in casa)の中からリコッタチーズケーキ。
こちらは平凡というか、がっかりな内容というべきかな。
日本のレストランで自家製ケーキと言われて出されるような形状でもないし。


以上に、カプチーノとマキアートを口頭で頼んでお会計は €14.20。
ということは、珈琲は2種で €4.80 ということになるが、街の一等地のホテルでこの価格設定は安い。前述のように、観光客の姿をほとんど見ない小さな街なので、観光客価格になっていないことが理由だろう。
※メニュー:スナック系、自家製ケーキ、パフェ①、②
【詳細情報】
店名:Wanderhotel Europa
電話:0471 706 174
住所:Piazza Oswald-v.-Wolkenstein-Platz 5, 39040 Siusi allo Sciliar, Dolomiti/Alto Adige
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☞ 当ブログで掲載した情報の地図は、Google マイプレイスの ドロミテ街道と南チロル周辺 に集約
【シウジ(Siusi|Seis)の風景】 (☞ 公式サイト)





【タッソ城(Castel Tasso|Burg Reifenstein)の風景】
(☞ 城の案内掲示、城と要塞の世界[独語]、Google Map)
入城料:大人€7.00、子供€4.00
公開日:(2013年度) 4/1~11/3 (ガイドツアーのみで公開)
休城日:(2013年度) 毎週土曜日, 4/27, 5/18, 8/10, 8/17, 11/2
開城時刻:(2013年度 すべて4名以上のガイドツアー) 10:30, 14:00, 15:00, 16:00(7/15~9/15のみ)





▲左:城の門 右:高速道路の反対側の山にも城が見えたが、道が分からず訪問断念。
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