FC2ブログ
« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

フランス/カンソン (Quinson):Relais Notre Dame

訪問:[2013/5/4 19:15]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
今日のルート by 旅レコ
▲今日のルート by 旅レコ(GPSLOG) (地図をクリックすれば、大きな地図が開きます)

この日は、モンテリマール(Montélimar)から南下し、オランジュ(Orange)、ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la-Romaine)、ル・バルー(Le Barroux)、ヴナスク(Venasque)、リュベロン(Luberon)地方のゴルド(Gordes)、アプト(Apt)、セニョン(Saignon)を経て、宿泊する古城ホテル「Chateau d'Esparron」のある人口300人ほどのエスパラン・ド・ヴェルドン(Esparron-de-Verdon)という村に向かうというハードスケジュール。

宿泊する古城を優先したかったので、リュベロン地方自然公園にある街のほとんど車窓からの眺めだけになってしまったし、昼食をレストランで取る時間が無いのでランチは出発前に仕込んだパンだけ。

外観 店内

古城ホテル(正確にはB&B、つまり民宿)の紹介は次の記事に回すとして、レストランが無いため 10Kmほど離れた人口500人ほどのカンソン(Quinson)にある、お勧めというレストランに向かった。
このレストラン、古城ホテルを予約した時点ではグリーンガイド掲載店だったが、2013年版では外れてしまったようだ。確かに2012年版のシールが店頭に貼られていたが、落とされたなりの理由はあるのだろう。

3皿コースは€20.30、€24.50、€28.50。メニューはフランス語版と英語版が綴じられているうえに、私が重視する地元の料理や食材(Local Spétialities)も英仏併記形式で1枚にまとめられていた。

じっくり吟味した結果、最高値の €28.50コースでお願いすることにしたのは、最も選択肢が多く、そのなかに地元の食材を使った料理がたくさん並んでいたからだ。

Escalope de Foie gras poêlée
Escalope de Foie gras poêlée, salade verte, compotée d'oignons (suppl.2€)
Soutee a Slieces of foir gras, green salad, onion jam
(追加料金:€2.00)

前菜から家内が選んだものは、またまたフォアグラ。といっても、今回は初めて見たソテーしたものということで頼んだみたい。
出てきたものは、ソテーというよりはカリッと揚げた感じ。

フォアグラをアップ

それほど脂分が抜けてしまったようには見えないが、フォアグラにしては脂分の少ないもの。
かといって、日本でよく見かけるようなパサパサしたどうしようもないものとも違うが、フォアグラらしい味わいが少ないという点では同じかも。

酸味のあるリンゴジャムと、オニオングラタンスープが作れそうなほどにしっかり炒めた玉葱は美味しい。

12 Escargots des Alpes
12 Escargots des Alpes, façon Bourgogne
- élevés au GAEC Escargots de la Robine, 04 La Robine sur Galabre
Snails from the Alps, Burgundy style


私は、60Kmほど離れた La Robine sur Galabre という山間の集落が産地というエスカルゴ。
日本と違ってたっぷり12個入りだが、出てきた時はタコ焼きプレートに見えてしまった。(笑)

お味の方は、ニンニク控えめで物足りない印象だったし、エスカルゴの大きさもかなりの個体差がある。
そこは、価格が安いので仕方ないだろうと割り切ることにしたが、グリーンガイドから落とされた理由は、この辺の姿勢かな? 食材のばらつきは、どう考えても評価できるものでは無いと思う。

Magret de Canard
Magret de Canard, au Miel des Alpes de Haute Provence
- Miel récolté sur la plateau de Valensole par Marc Jourdan, apiculteur a Quinson
Duck breast with honey


家内のメインは、村内の養蜂家が生産している蜂蜜を使った郷土料理。マグレ鴨は胸肉丸ごと1本分が出てきた。
質的にも悪くは無いが、メニューに記されているとはいえソースが強烈な蜂蜜味で美味しくない。
飼育期間が長いフォアグラを抜いた鴨ゆえにボリュームたっぷりで、半分近く私が引き受けることになってしまった。

Pied et Paguets à la Marseillaise Pied et Paguets
Pied et Paguets à la Marseillaise
- Agneau français, vin blanc de la cave coopérative de Quinson, coteau de Pierrevert
Tripe, Marseille style


私は、地元の白ワインを使っているというトリッパの煮込み。
イタリアンではよく頼む料理だが、マルセイユ風だとどう変わるのだろうと興味があった。

トリッパを皿に盛ってみた

イタリアンでおなじみのトリッパの煮込みとはまったく違って、大きな皮(というか胃の壁?)でミンチ肉を巻いて紐で縛り、その状態でソースで煮込んであった。

高級店らしいお上品な味わい(つまり内臓肉の癖がない)というわけではなく、内臓肉らしいしっかりとした主張があったものの、香草使いが下手なのかソースがイマイチおいしくない。
トマトの味がほとんどなく、フォンドヴォー、それも市販品的なものがベースになったような陳腐な味付けだった。

そうそう、牛肉では無くて羊肉の胃というのだから、羊肉がダメな方が知らずに頼むと悲惨な思いをするかもしれない。マルセイユ風が羊肉を使うのかは知らないが、フランス語表記で「Pieds et paquets」とあれば、ラムの足や胃を意味するらしい。(こういった時は、英語メニューだけで判断すると危ないのだ)

Fromage
Fromage
Cheese


最後はチーズかデザートの2者択一。となれば、ここまでで味を占めたチーズを選ばない手はないだろう。
で、出てきたのが予想外に多品種のチーズワゴンならぬチーズバスケット。
人口500人にも満たない集落で、レストランは2軒だけ。そんな僻地のレストランで、この品ぞろえには驚いた。

選んだチーズ

今回の選択は5種類。だんだん大胆になってきた。
お味の方も、予想外に良くて満足。やっぱりフランスのチーズは美味しい!

Pâtisserie Maison
Pâtisserie Maison
home-made patisserie


家内は自家製デザートをチョイス。
こちらも、店の格から考えればまずまずの出来だったそうだ。

お会計 羊の子供
▲左:お会計  右:道中みかけたかわいい羊の親子(これがマルセイユ風トリッパの材料?)

※メニュー:郷土料理Menu 24.50€Menu 28.50€(英語版)Menu 41€ベジタリアン用ランチ・お子様用

【詳細情報】
店名:Relais Notre Dame
電話:04 92 74 40 01
住所:Route de Montmeyan, 04500 Quinson

大きな地図で見る
 

【オランジュ(Orange)の風景】 (☞ 公式サイトWiki



 

【ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la-Romaine)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map



▲壁画があまり修復されていない教会って、フランスではあまり見なかった気がする
 

【バルー城(Le Château du Barroux)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map




☞ 参考:南仏プロヴァンスの大自然の魅力
 

【ヴナスク(Venasque)の風景】 (☞ 公式サイトGoogle Map




☞ 参考:BonVoyage!ボン・ヴォヤージュ
 

【ゴルド(Gordes)の風景】 (☞ 公式サイトWiki



関連記事

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:トルコ③、エジプト
12月:ラオス
年越:台湾
1月:モルディブスリランカ
1月:マレーシア⑫,カンボジア
2月:ベトナム
4月:フランス⑳、スペイン
5月:ポーランド④、台湾
7月:台湾
8月:スイス⑨、イタリア
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
ビジネスクラス機内食/カンタス航空: 羽田(HND)⇒シドニー(SYD) 2018/09/24
北アイルランド/ベルファスト城 [Belfast Castle]: The Castle Tavern & Bistoro 2018/09/22
北アイルランド/ベルファスト [Belfast]: The Crown Dining Rooms(Crown Bar) 2018/09/20
北アイルランド/ベルファスト [Belfast]: Mourne Seafood Bar Belfast 2018/09/17
イギリス(グラスゴー)⇔アイルランド(ベルファスト) バスとフェリーでのアクセス方法 2018/09/15
イギリス/グラスゴー [Glasgow]: Rishi's Indian Aroma (Glasgow店) 2018/09/12
イギリス/アバディーン [Aberdeen]: Patisserie Valerie(Aberdeen店) 2018/09/10
イギリス/フレーザーブラ [Fraserburgh]: The Saltoun Inn 2018/09/08
イギリス/アバディーン [Aberdeen]: Dyce Farm 2018/09/05
イギリス/ダンフリース [Dumfries]: Bankend Bar & Brasserie@Holiday Inn Dumfries 2018/09/03
イギリス/リーズ [Leeds]: Tharavadu 2018/08/31
イギリス/ケナールボン [Caernarfon]: Black Boy Inn 2018/08/28
イギリス/ストーク・オン・トレント [Stoke-on-Trent]: The Dining Hall@World of Wedgwood 2018/08/26
香港国際空港:キャセイ航空ファーストクラスラウンジ② 「The Pier」 2018/08/24
プリトヴィツェ湖群国立公園の歩き方(全トレイル紹介付) 2018/08/20
台湾/台北: Café無國界自助餐廳@Holiday Inn East Taipei 2018/08/17
台湾/台北・中山駅: 圓環三元號(魯肉飯・魚翅肉焿) 2018/08/16
台湾/台北・圓山駅: 丸林魯肉飯 ④ 2018/08/15
台湾/台北・菜寮駅: 今大魯肉飯 ② 2018/08/14
台湾/桃園: 榕樹下綿綿冰 2018/08/13
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
45位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
17位
アクセスランキングを見る>>