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ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL):羽田(HND)⇒香港(HKG)

搭乗:[2013/6/8 JL029便]
評価点:総合★★★★★★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
GWのフランス旅行レポートの途中だが、先ほど搭乗したJALのビジネスクラスのレポートを香港のキャセイラウンジから得意の即日登録したいと思う。
フランス旅行でのレストランレビューは、今回の台湾旅行レポートの後に記してある。(☞ こちら

行きは、昨年11月に初搭乗したJALビジネスクラス(☞ こちら)の復路便。
台北発のキャセイ航空発券のチケットを利用しているので、日本を出る便が「復路」になる。

今回は、ANAのラウンジ食がいかに貧弱なのかを確認することが最大の目的だ。何しろ、倒産前の段階からJALのラウンジ食は優れていると多くのブロガーがレポートしていたので、それをこの目で確認したかったのだ。

充実したサラダに冷製スープまであった

まあ、改めて記すまでもなくANAは論外という結論だ。それも、一番不利な朝食時間帯というのに、ようやく世界平均クラスに達するというANA羽田の夜よりも優秀であることを確認できてしまったのだ。

もう1種の生野菜 その他パン類(下段)とご飯のお供(上段)

利用したのは羽田国際線のJALサクララウンジだが、米国を除くラウンジでは常識であるサラダが5種類も用意されていたうえに、水準の高いものも含まれている。
特に、高価なピンクペッパーをたくさん使ったオリジナルのドライパスタサラダが良かった。

メゾンカイザーのパン4種

パンは、メゾンカイザー (Maison Kayser) のクロワッサンといったブランド物のパン4種類のほかに、調理品であるフレンチトーストやパイ類まで存在。ANAなんてサンドイッチは良いとしても(ただし具の少ない安物)、他は不味くて食べれない安物袋入りのパンだから、コストの掛け方がまったく違う。
特に、ANAラウンジの朝の時間帯は、食べ物は何も無いに等しいのだ。世界的に見て低レベルである米国系ラウンジと同水準になってしまう。

ご飯とお粥のお供

ANAでは時々しかお目にかかれないスープは2種類(ANAは味噌汁がスープだそうだから、3種類と数えることも可能)、うち1種類はカリフラワーの冷製スープ。季節に合わせて冷製スープも出してくるという姿勢、しっかり客を見ているではないか。

ご飯のお供には、焼き魚や明太子といった日本食ならではのラインナップ。お粥もある。

食べたもの

もちろん洋食もスクランブルエッグにウインナーといった欧州では当たり前の料理がある。ANAは調理品が羽田の夜を除いて全く無いに等しいのだ。
昔から美味しいと噂のカレーが無かったのは、朝食時間帯だからだろうか。期待していただけに残念。

つまり、エコノミークラスでもラウンジが使える上級会員になるなら、ラウンジ食が充実しているJALの方がオイシイということだ。ANAだとラウンジ食の水準だけでなくエコノミーの機内食の水準も低いことから、一番多く利用する日本の空港でのメリットは少ないことになる。(あくまで、食い意地のはった私の価値観で、ANAには欧米線のプレミアムエコノミー当日無償アップグレードというのがあるので、欧米路線中心の方は魅力的だと思う。いつまで続くか分からないけど・・)

ダイエットコークとつまみ類本題の機内食に移ろう。
搭乗率は6割ほどというところか。

気になったのは、離陸後の最初のドリンクが出てくるまで非常に時間がかかったこと。
ドリンクが来る前にテーブルクロスを敷かれてしまったが、ANAと同様に離陸前のウエルカムドリンクが出ないなら、まずはドリンクを真っ先に出すのが筋だろう。

前回缶ごと出してくれなかったダイエットコークは缶といっしょに出してくれたが、相変わらずメニュー側に表記がないのも気になる。
品切れは起こりうる話だから、搭載しているのであれば明記すべきだと思うのだが。

ワントレーの機内食

食事は和食1種と洋食2種の中から選択。
前回魚料理で失敗したので、今回は肉料理で。もちろん洋食の方だ。

前菜・メイン・パン・スープがワントレーで一度に出てくるのは、時間制約の大きい短距離路線だから仕方ないが、前回ひどかったパンが良くなっているし(これは香港の調達業者の問題だろう)、見栄え的にもかなり良い感じ。

スープとパン

パン2種類に添えられているバターは、北海道産手作りバターとの表記。
生クリームから手作りしたバターではなく、単に手作業で盛り付けたという意味だと思う。

見た目単なる卵とワカメのスープかと思えたのは、スペルト小麦の卵スープ
この粒々小麦の食感と、チキン風味のスープの味が意外にも美味しい。

洋食屋の前菜ボックス
洋食屋の前菜ボックス
・チーズ盛り合わせ(マカダミア)
・彩り野菜のマリネ
・空豆のクリームスープ
・ビーフパストラミパイとパルマの生ハム
・シーフードのマリネ ポテトサラダ添え
・フレッシュフルーツ


ANAの和食にこの手の弁当箱タイプのものがあるが、JALでは和食でも洋食でも内容は異なるものの同じように出してくるようだ。

これがなかなか手の込んだ料理ばかりで、抜群に良かった。見た目は同じでも、「質」というか調理技術面でJALの方が格段に上なのだ。

ビーフパストラミパイとパルマの生ハム特に良かったのはコレ。

パイの中身はお題通りパストラミだけかと思いきや、チーズで美味しさをグレードアップ。パイの下にパルマハムを敷いているなんて、贅沢ではないか。

サーモンマリネも質の良い鮭を使っているので、ANAのようなコスト削減のために質の悪い食材を使ってごまかそうという姿勢が見えてこない。
上級客には上級客に相応しい食事を出そうという姿勢が良く出ている。(ANAは上級客をカモとしか見ていないこと間違いなしだ!)

ANAでもミシュラン星付店監修なんていうのがあるが、実際食べてみると量産過程で水準を落としてしまっているのに対し、JALは量産過程までしっかり考慮してメニューを考案しているのだろう。これは、機内食担当者の水準の違いとしか言いようがない。新生JALでは、しっかり適材適所で人員配置しているようだ。旧態依然で役所仕事のANAがかなうわけがない。

ビーフサーロインの煮込み
ビーフサーロインの煮込み

メインは、前回の教訓から肉料理を選んでみた。安直なステーキでないことも魅力だ。
ただ、ステーキ用のサーロインを一口大にカットして下茹でした後、小麦粉をまぶしてソースと和えたような感じ。肉の筋感が残ってしまっているので、煮込み不足は否めないといった出来だった。

でも、不味いわけではないし、ズッキーニの状態も良く、付け合せのマッシュポテトも加工が加わっていて、短距離路線の皿としてはかなり上等な印象だ。

デザートは、ハーゲンダッツ カスタードプディング
ちゃんとすぐ食べられるように、カチカチの状態で出すような真似はしない。

食後には、歯ブラシやアイマスク類を配っていた。これもANAには無いサービスだ。
歯ブラシを配ってしまうとトイレ滞留時間が伸びて混雑する問題もあるが、長距離路線ではアメニティセットを配るのが普通だから(ANAには無い)、短距離路線でそれに代わるアプローチが用意されているというのも会社としてのサービス姿勢の表れだと思う。

前回初搭乗でいきなりANAを抜いて小差ながらも4位にランクしたJALビジネスクラス機内食だが、日本発の便では一段と優れた機内食が出てしまった。ラウンジ食の「質」の部分の差がそのまま機内食に表れている感じだ。
短距離路線としては文句ない水準で、★5つを進呈したいと思う。

ただし、ANAとの差が大きく開いたのは確かだが、搭乗した20社のビジネスクラス機内食の中では4位変わらずだ。3位に上がるには特にサービス面での問題を解決する必要があるだろう。

10月には6年ぶりにスカンジナビア航空のビジネスクラスに搭乗する予定だが、スカンジナビア航空が4位に浮上する可能性が高いと見ているので、4位安泰は難しいかもしれない。

※メニュー:食事ドリンク

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テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

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現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
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9月:オーストラリア
10月:セルビア
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12月:トルコ③、エジプト
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