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アイルランド(Ireland)個人旅行 レンタカー情報

アイルランド島全体の8割強を占めるのがアイルランド共和国で、通貨はユーロ(€)、道路標識は日本と同じキロメートル単位。北部の2割弱は、つい10年ほど前までは何かと物騒な話題が多かった北アイルランドで、英国ポンド(£)マイル単位。
この両国を3泊5日の強行日程でレンタカーで回ってきた。
ここではアイルランドでの個人旅行者向けドライブ情報を中心に取り上げようと思う。

ダブリンの空港でレンタカーを借り、まず最初にお世話になるのがダブリン郊外を環状に走る高速道路 M50号線。アイルランドの高速道路は基本的には無料だが、一部だけ有料区間がある。その路線の利用価値がもっとも高い区間を有料化して、全体を補おうというスタンスに見えるが、料金自体は今回乗った4区間いずれも €1.90~€2.90 と安い。
しかしだ。ここでレンタカー利用者にとって困難が待ち受けている。それが、今回取り上げるM50線にあった有料区間だ。(空港から南部や西部に向かう場合は、必ずお世話になる地図のA~B間が該当)


大きな地図で見る

何が困難かというと、料金所が存在しないのだ。無線とナンバー読取機で対応し、日本でいうETC登録が無い車は、自分でインターネットサイト(http://www.eflow.ie/)にアクセスし、翌日午後8時までにクレジットカードで支払う必要がある。
つまり、レンタカー利用者は、後でネットアクセスしなけれならないし、自分のPCでなければ共有PCでクレジットカード情報の入力をしなければならない。翌日午後8時までという期限も短すぎる。

電話番号も道路標識に記されてはいたが、相当の英語力が必要だろうから普通の旅行者には厳しいだろう。
また、インターネットサイトには支払い可能場所が多く記されていたが、これらも事前情報無しでは難しいし、ただでさえ時間の少ない旅行者には現実的でない。

この手の有料道路は、豪州でも経験しているが、入り込む前にはしつこいぐらいの注意標識が存在していた。ところが、有料である旨の標識はいくつもあったものの、該当区間に入るまではセンサー方式であるといった事前警告的なものが無いに等しい状態だった。該当区間に入ってから、料金支払い方法の標識がたくさん出ていたので、なんとかURL(アドレス)を記憶して支払うことが出来たわけだ。
ダブリン居住者ならともかく、外国人はもちろん、ダブリン以外に住む人たちにとっても極めて不親切だ。

私の場合はPCを持っていたものの、このためにインターネット接続料金£5.99(≒810円/90分)の支払いまで余儀なくされてしまった。さらに、標識では €2.00 と記されていたのに、ネット支払では €3.00。豪州でもネット払い料なるものを別途徴収されたが、なんだか割り切れない。

アイルランドの人たちは、こんな仕組みに黙って従っているのか疑問だが、余計なコストを掛けずに低料金かつ渋滞を招かない手段で運用するアプローチと考えれば分からないでもない。実際日本と比べて極めて安い通行料金であるという結果が伴っている以上は、無駄を省く効率運用には強権発動も仕方ないだろう。トータルコストを考えれば間違いなく安く済むのは確かだ。(日本の首都高速のように、この方式に近い手段を導入して料金も値上げしようというのは言語道断だ!)

参考までに、レンタカーの約款に、こういった料金や駐車違反等の反則金支払い義務を怠った場合は、該当料金のほかに1件毎に規定手数料を加えてクレジットカードから事後引き落とす旨の記載があるので、無視するわけにはいかない。Hertz での手数料は €25.00 だったので約3千円。馬鹿に出来ない金額だ。

高速道路の料金所手前の標識
▲高速道路料金所手前の標識

M50号線以外は料金所があるが(将来的には全部センサー方式になるかも?)、コイン専用ゲートは無人化されていてお釣りが出ない仕組みになっている。大きなザルに向かってコインを投げ入れるとゲートが開く仕掛けだ。日本でも日光宇都宮道路の大沢料金所に同じアプローチがあるが、お釣りも出るところが日本的で高コスト体質の典型。
この方式は米国でもよく見かけるが、困るのは空港近くにあるとコインを持ち合わせていないことが多いので、お手上げになることがある。アイルランドでは有人ゲートがあるので問題ないが、米国では無いのが普通なので厄介だ。(大昔にデンバー空港の近くで失敗した)

高速道路の交通量は M50号線を含むダブリン市周辺地域を除けば交通量も少なく快適に走れる。
今回利用した Belfast~Dublin を結ぶ M1号線 は、首都を結ぶ高速道路ということもあって、それなりの交通量はあるが、Dublin~Galway 間の M6号線と M4号線は極端に少ない。
M6号線は Google Map では全線が一般道「N6」で表示されているが、最近高速道路として開通したようだ。 ☞ Wikipedia

高速道路の最高速度は 120Km/h。途中で降りて Gort に向かう一般道の N66号線を走っていると、減速せずに大型車がすれ違うのは困難と思える道路に、しつこいほど 100Km/h の標識が立っていて驚かされた。もちろん、そんな速度で走っている車は皆無に等しく、70~80Km/h 程度で流れていた。

こんな道でも 100Km/h の標識! もっと狭い部分やカーブもあった
▲こんな道でも 100Km/h の標識! もっと狭い部分やカーブもあった

普通の人ならそんな速度を出せるわけがないといった逆手に取ったアプローチか? というのも、こんな極端な速度制限としつこいぐらいの標識の立て方は、他では見なかったからだ。ぜひとも、その成果(事故率が上がったのか下がったのか)を知りたい。

目的地に向かう時のルートを事前に調べておけば、主要道路には道路番号標識がかなりの頻度で立てられているので問題ないと思うが、ひとたび脇道にそれてしまうと標識は皆無に等しい状態となった。誤って1本違う道に入り込んだときは、はたしてどこを走っているのか分からなくなってしまい、方位磁石に活躍してもらったぐらいだ。

道路地図は Hertzの営業所でもらえたので、特に事前に用意する必要はないと思うが、細かい部分は Google Map を印刷して持っていくことをお勧めする。私のように年に何回も海外ドライブする場合は、Amazon.co.jp で道路地図を仕込んでおくと便利。洋書部門で「road europe」といった具合で検索すれば出てくるはずだ。もちろん、持っていくのは必要ページだけを切り取って。無駄な荷物は減らそう。

アイルランド共和国北アイルランドの間には国境らしき目印は無かった。
西海岸を北上して N13号線で Londonderry 近くの国境地点を通過した時は、いつのまにか越境していた。標識に記されている最高速度制限値が低すぎるなぁ・・と思って気づいたのだ。キロメートルからマイルに変わったわけだから、約2/3になる。その時、周囲の車のナンバープレートを見たら、全部英国ナンバー。一瞬、越境しては拙かったのかと不安がよぎるほど、しばらくの間英国ナンバーだけだった。
東側の A1号線を南下している時は気を付けて標識類を見ていたが、あったのは税関の案内だけ。もちろん路上に施設があるわけではないので、実態は不明。この時は、国境を越えてもアイルランドナンバーの中に英国ナンバーが多少混在していた。さすが首都どうしを結ぶ動脈だ。


最後に、食べ歩きブログである以上は、食の話題を。ホテルの朝食で出てきたアイルランド料理を簡単に紹介しよう。
泊まったのは、アイルランド側がヒルトンとクラウンプラザ、北アイルランド側がヒルトンと、大手チェーンホテルばかり。それでも、当地名物の豚の血が入った真っ黒なソーセージ(というよりは、太い腸詰ハンバーグという食感)は、ホテル毎に大きさも味もかなり違っていた。ほかに、生のマッシュルームをソテーしたものも必ずあったが、大きさはまちまち。日本のよりははるかに大きいが。
それ以外は、ソーセージが太くやわらかな食感であること以外、欧州や米国での高級ホテル系の朝食と大差はない気がする。違いは好物の焼トマトの焼が非常に甘い(つまり、ほとんど生)というぐらいか。

Crowne Plaza Dublin Airport の朝食
▲Crowne Plaza Dublin Airportのセッティングが一番豪華な雰囲気で良かった

Hilton Dublin Airport の朝食
▲Hilton Dublin Airportの朝食は、やっぱりヒルトンっていう感じ

Hilton Templepatric 朝食の豚の血入りソーセージ
▲豚の血入りソーセージ(サイズ的にもハンバーグだが、周りはちゃんと腸を使っている・・と思う

Hilton Templepatric 朝食のマッシュルームソテー
▲マッシュルームソテーは、ホテルの朝食だけでなくレストランメニューにも有った


in : 2010/5/27 成田[NRT 11:35→16:00 LHR]ロンドン[18:30→19:50DUB]ダブリン
  by 全日空 W(Y)クラス、ブリティッシュ・ミッドランド航空
out: 2010/5/30 ダブリン[DUB14:50-17:50CDG]パリ[20:00→14:40* NRT]成田
  by City Jet(Air France)、全日空 L(Y)クラス
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R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
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4月:マルタ②、イタリア
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