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ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL):香港(HKG)⇒羽田(HND)

搭乗:[2012/11/4 JL028便]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆
普段はANAのビジネスクラスばかり紹介しているが、プラチナメンバーなのでエコノミーから無償アップグレードされることが多いからだ。一度だけマイレージ特典で乗ったこともあるが、有償で搭乗した経験はない。

しかし、これだけANAをレポートしているのに、比較対象になるはずのJALのビジネスクラスが無いというのも悲しい。割引運賃で短距離路線に乗るとしても最低13万円を超えることから不可能だと思っていたが、台北発香港経由のキャセイ航空のチケットだと、香港=日本間はJALも選べるとの情報を見つけてしまったのだ。
乗るしかないじゃん!

香港空港キャセイ航空ラウンジ「THE CABIN」から搭乗機が見えた

ということで、台北までの片道切符を入手してから即座にキャセイ航空の台湾サイトでビジネスクラスのチケットをゲット。復路は旬のマンゴー食べ歩きを予定している来年6月に設定して、往復燃油諸税込86500円。
昨年末の台北=バンコク往復搭乗時を元に距離換算と円安進行で7.5万円前後と見ていたのだが、予想よりは高かったものの誤差の範囲と割り切ることにした。

食事がメインのブログだが、食事以外の部分でANAとの違いを少しだけ。
ドアを閉めた後のアナウンスがオール日本語。結構新鮮。ANAが一部英語なのは、客室乗務員に外人が多いからというわけではないだろうに。そのCAさんの平均年齢が高いのも気づいた点。ビジネスクラスには優秀なベテランを揃えている感じだ。

新聞・雑誌のサービスに続いて、ANAでは何もくれないのに、JALではアイマスク・耳栓・歯ブラシをバスケットに入れて配っていた。昼の便であるにも関わらずだ。この部分はJALの勝ち。
スリッパは有るものの、お持ち帰り自由との表記は無い。ヘッドフォンはエコノミーと同じ感じのノイズキャンセリング機能無しの安物。この部分はANAの勝ち。

最初のドリンクサービスに付くおつまみ 製造は亀田製菓となとりだった
▲離陸後のドリンクに付くおつまみは、亀田製菓となとりが1袋ずつ

本題の機内食に移ろう。
まず、ANAでは開始している世界標準といえるウエルカムドリンクは無い。(ANAも短距離路線は無いとの噂があるので、国内航空会社間で横並び調整しているのかも?)

離陸後のドリンクは、袋入りナッツとせんべいが2種で、ダイエットコークは缶なし。缶ごと出してくれるANAの方がいいな。ビールは缶で出すのに、なぜコーラは缶で出さないのだろう。普通のコーラで誤魔化してもばれないからかも?(実はメニューに掲載されていなかったし、味が甘ったるかったので疑っている)

洋食

メニューの選択肢は和食1種と洋食2種。ANAよりも選択肢が多い点でJALの勝ち。もちろん洋食をお願いした。
短距離路線なのでワントレーで出てくるのは仕方ないが、驚くべき点はスープが付いていたこと。これはポイント高い。

カトラリーにバターナイフが付いていたし(ANAに付いていたという記憶が無いのだが、付いていたら失礼)、おしぼりも珈琲とデザートを出す段階で新しいおしぼりも出してくれた。サービスいいじゃない!

前菜盛り合わせ
サーモンのタルタル タンバル仕立て
トマトとモッツァレラのカプレーゼ風
パルマハム


ANAの前菜も良くなっているが、JALもなかなかの水準だ。
カプレーゼの上には、刻みオリーブをベースにしたようなペーストが乗せられている。チーズの質もまあまあ。
サーモンのタルタルも、ありふれた感じでは無く、かなりアレンジしている良いお味。量も十分で満足。
となると、パルマハムは寂しいな。出来あい品そのものって、評価しようがない。

サラダとドレッシング
フレッシュサラダ

透明ガラスの器に盛ったサラダ。何ともフレッシュサラダという感じだ。
ドレッシングはオーストラリア産。ちょっと安っぽいなぁ。

パンとスープ
ヴィシソワーズ
パン


スープは意外にもヴィシソワーズ。ごく普通のお味だが、安直なコーンポタージュという選択をしないだけ優秀。
でも、オーストリア航空トルコ航空で出てくるようなスープを飲んでしまうと、ちょっと寂しい感じ。

それより、パンはこれ以上不味いものには滅多にお目にかかれないというほど酷かった。米国発のエコノミーで出てくるような感じだ。
最初から2種類乗せてあったが、エコノミークラスならともかくビジネスクラスでは量より質だろう。キャセイのラウンジのパンは美味しいだけに、発注先の問題だと思いたい。

大鮃のソテー 赤ピーマンのサルサ添え
メインディッシュ(2択):大鮃(オヒョウ)のソテー 赤ピーマンのサルサ添え

メインのオヒョウはダメ。刻んだオリーブで食べろと言わんばかりの味付けで、加熱しすぎも手伝って不味い部類。
両隣で出されていた牛ヒレステーキの方が美味しそうに見えた。

月替わりだが、3か月分の内容を見ると9月の鱈と魚が違うだけで同じものだったので、普通なら自信作と考えられるのだが、手抜き作だったのかも?

デザートと珈琲
アイスクリーム、コーヒー(JAL CAFÉ LINES)

デザートはハーゲンダッツアイスクリーム固定。
ANAのように安い袋入り焼き菓子よりはマシかな?

コーヒーに関しては拘りがあるようで、「JAL CAFÉ LINES」と題して大きくアピールしていた。
今月のコーヒーは、エルサルバドルのモンテカルロス農園のブルボン・パラァという豆を使用とあったが、どうして選べないんだろう?
いくら拘っても1種類固定だと、趣味に合わなければ単なる自己満足。なんだか、ANAの自己満足パフェと同じ路線に感じてしまった。どうも日本人の発想って、同じ方向に走りたがるようだ。シンガポール航空(だったかな?)のように、コーヒーの豆を選ばせてもらった方が嬉しいと思うのだが・・

ということで、ラウンジ食は優秀だが機内食はダメだとの噂だったのは倒産前の旧JALの話だったのか、新生JALの方がサービス面も含めてANAよりも小差ではあるものの良いではないか、という予想外の結果になってしまった。
ANA派の私としては、JALに刺激されてANA側の改善を期待するしかない。

1回だけの短距離線搭乗でランクするのも気が引けるが、せっかく9月のシカゴ線(☞ こちら)で第5位にランクアップしたばかりのANAを抜いて、JALが初登場4位にランクイン。キャセイが落ちたことから、ANAは5位変わらずとなった。
特に比較対象となる近距離路線の2回分の印象と比較してしまうと、明らかにANAの方が劣っていた。(ANAの近距離路線 ☞ 2011.11台北線2010.12上海線

ANAが再びランクインするには、中長距離路線に次回搭乗した際に(インボラアップグレードしかありえないので、いつになるか不明)前回のシカゴ線と同等以上の改善を確認できるか、あるいは同じ近距離路線で単純比較できるか(最短は今月下旬の羽田=台北松山間でアップグレードされた場合)、来年6月に再びJALに搭乗した際に新生JALプレミアムが剥げて水準ダウンがあるかのいずれかになる。

空港ラウンジ食の比較は来年6月まで待たなければならないが、他の方のブログで確認する限りは倒産前から圧倒的にJALの方が優秀であることは間違いないので、税金投入で再生したJALに不公平だと文句を垂れている暇があるなら、顧客サービスの改善に目を向けたらどうだろうか。
何しろ相手は親方日の丸企業だ。権力を握っている連中に正面から抵抗しても勝ち目はない。顧客に支持されるという本来の競争で負かすしか選択の余地は無いはずだ。

※メニュー:食事ドリンク

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テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
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9月:オーストラリア
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:トルコ③、エジプト
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1月:モルディブスリランカ
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