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カナダ/ケベックシティ(Québec):ル・サンタムール(Le Saint-Amour)

訪問:[2012/9/20 19:30]
評価点:総合★☆☆☆☆★★☆☆☆サービス★★☆☆☆雰囲気★☆☆☆☆CP★☆☆☆☆
いよいよ旅も終盤。店が存在しなかったり、あいにく貸切ですと断られたりで、2度ほど真っ当な夕食を食べ損ねたことから、その分の予算を回して奮発することにした。

ランチで試したル・コンチネンタル(Le Continantal)よりも2~3割は高かったことから、当地最高級のフランス料理店と踏んだだけでなく、フォアグラをスペシャリテとしている事で、こちらの店がディナーとなった。私だけでなく、家内も大のフォアグラ好きなので意見が一致したわけだ。
しかし、結果は2万円散財したという印象。逆にすれば良かったと後悔することになってしまった。

外観 メインホール

外観写真はランチ検討時に撮ったものだが、ちょっと洒落た洋食店という感じ。ところが、中に入るとまったく趣が異なるのには驚いた。ケバケバしいいうか、エスニック調なのか、とても「超」高級店とは思えないのだ。
しかも、スタッフは軽装、テーブル間隔は詰め込みでゆとりなど全くなし。導線上にかかるようにテーブルを置いているから、スタッフが通るたびに接触しそうになる。(実際、何度か接触した)

サブホール側は食堂まがい テーブルセッティング

入口側のホールを見ると、まるで食堂のようなテーブルが並んでいる。価格だけ見れば文句なく超高級店だが、実態はこんな詰め込みで安っぽい店だったとは予想だにしていなかった。
まあ、それでも料理が美味しければ良いのだが・・

パンとバター

注文を終えて、パンとバターの到着。
バゲットだけというのは寂しいが、そこはフランス料理店。問題は無いだろう。パンのお味もまずまず。

アミューズ アミューズ

これだけ高い店だから、当然のごとくアミューズは出てくる。周りを見ると、全員共通のようだ。
店の雰囲気がエスニック調ということもあるせいか、マンゴー風味の甘いカスタード。
あまり美味しくないし、高級店らしくない安直な料理だという印象が先に来てしまった。

Foir gras Experoence
Foir gras from la ferme du Canard Goulu
Experoence(80 gr)
(C$45.50≒3800円)
in 5 distinctive gourmet ways


前菜はもちろんフォアグラ
店のスペシャリテだけあって、メニューにはフォアグラだけのページがある。その中で選んだのは、家内も私も5種類の味を楽しめるとあったこの皿だ。

5種類といっても、味わい的には3種類。テリーヌとコンフィに、他の食材と合わせたもの。
不味くは無いが、スペシャリテという言葉に期待したほどの味わいも独創的な手法も見当たらなかった。この程度なら、フランスの安めのレストランで普通に食べることが出来る。

後で調べてみたが、この Canard Goulu というフォアグラは、ケベックシティから35Kmほどの Saint-Apollinaire という街にある農場で生産されているフォアグラだった。(☞ こちら
フランス産はもちろんハンガリー産も日本では多く出回っているが、カナダ産のフォアグラというのは見たことが無いし、生産している事も知らなかった。フォアグラの味としては、ハンガリー産よりは美味しい気がするが、ソテーで食べない事には判断できない。家内と同じチョイスにしたのは失敗だった。

Quebec venison
Quebec venison(C$61.10≒5100円)

メインは、どれを選んでも5千円前後だったので、私は得意の鹿肉をチョイス。埼玉フレンチの冬の味覚である蝦夷鹿と比べてみようと。

5千円の皿にしては、肉は少量。左の網目が付いているのは、エリンギを焼いたものだ。
しかし、ル・コンチネンタルのランチで盛り付けが雑だったのは安い価格だからだろうと思っていたのに、1皿でランチ3皿コースを2人分頼んでお釣りがくるような値段でもこの盛り付け。カナダのフランス料理は期待しない方が良いという事の表れだろう。フランス語を使っていても、文化や風習はアメリカと同じなんだ!

で、お味の方だが、埼玉で食べる蝦夷鹿の平均よりも肉の主張が強く、鹿肉を食べているという感じがした点は良かった。でも、ソースが肉の味ばかりで旨味不足。これも、他の安い店で食べた時の印象と同じなので、やはりアメリカ流なんだと思う。埼玉フレンチの上位店の方が安くて優秀だ。

Canadian lobster
Canadian lobster(C$62.40≒5200円)

家内は、カナダ東部の名産品であるロブスターを選んだ。これで一皿5200円。普段私のブログを見られている方は、納得するだろうか?

下に敷かれているリゾットが苦手とのことで、その部分だけ私も食べたが、なんの優秀さも見られなかった。
こんな店でもメインホールは満席になり、食堂並みの雰囲気であるサブホール側に客を入れていたのだが、カナダ人の味覚なのか、単にバカな観光客の味覚なのか・・(実際、Trip Advisorでは689軒中の5位だったのだ)

お茶 お会計

もちろんデザートなど頼む気にはなれず、お茶(C$6.50≒540円)だけをお願いしたが、お会計はサービス料(15%)込で C$231.38≒19200円。前菜・メイン・お茶だけで1人1万円。超円高なのにだ。
いくら、当初予算が余ったとはいえ、つまらない選択をしたものだ。

立地的にも便利な ル・コンチネンタル(Le Continantal) の方が多少は安いし、雰囲気も高級フランス料理店といった趣なので、ラフな格好でなければそちらをお勧めする。

ちなみに、この店はGパンでもOK。店員もそうだが、客の服装もカジュアルだ。
そもそも、ケベックにはドレスコードのあるような店は無いと見た。


※メニュー:ランチフォアグラスープ・サラダ前菜魚・ベジタリアン肉料理

【店舗詳細情報】
店名:Le Saint-Amour
電話:(418)694-0667
営業:11:30~14:00、18:00~22:00(月~金)、17:30~22:00(土)、18:00~22:00(日)
住所:48, rue Sainte-Ursule, Vieux-Québec, Québec G1R 4E2

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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48ヵ国 をレンタカーで走り、
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