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イギリス/スコットランド.パース(Perth):The Priory Restaurant

訪問:[2012/7/18 19:50]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆
翌日は、パースにあるスクーン宮殿(Scone Palace)(☞ スコットランド古城めぐり情報)に行くことから近郊狙いで宿探し。米国と同様にハイウエイの出口周辺に宿がある場合、ベッドマークの付いた標識があるのでそれが手掛かりになる。
Inchture という人口700人程の小さな村の1軒宿を確保し、併設されたレストランで夕食を取ることにした。
というのも、この村のレストランはこの店だけのようで、選択の余地が無い。到着時には、地元客で大繁盛していたのだ。

店内窓側席 店内奥側

メニューを見ると、さすが田舎だと思わされる価格設定だ。
前菜とデザートは£4.50前後、メインは£10.00以下、珈琲や紅茶は£1.25と格安。特にコース設定は無かったが、この値段だと自由に好きなものを頼めるのが嬉しい。

Quenelles of Haggis
Quenelles of Haggis(£4.25≒540円)
Award winning haggis topped with our "Famous Grouse" whisky sauce


前菜の中から、リヨン名物のクネルの文字を発見。メニュー説明にある「受賞したハギス」とか「Famous Grouse(有名な雷鳥)」といった文字も気になったが、意味も分からず単にリヨン名物のクネルが食べられるのかと頼んだわけだ。(☞ リヨンで食べたクネル:ル・ノール(Le Nord)Le Musee

出てきたのは、ソースの色合いこそリヨンのクネルだが、クネルはまったく別物。川魚で作ったはんぺん風のムースではなくて、イギリスの朝食でおなじみのブラッドプディングみたいなものだ。
ソースは、甲殻類ではなくてマッシュルームという点も違う。

調べてみると「ハギス」というのはスコットランドの郷土料理で、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたものというのだから違う訳だ。(☞ wiki
しかし、羊肉好きから見れば羊肉を使っているとは気付けないほどに香草や香辛料タップリ。羊の内臓を食べるというよりは、店ごとに異なる味付けを楽しもうという感じだ。ここまで肉の味を消してしまうと、羊肉の内臓に興味を持って頼んだのであればがっかりだろうが、幸いメニューにはそんな単語は無かったので後で知ったという訳。

「Famous Grouse」は、ウィスキーのブランド名だった。酒を飲まない人間には、こういったブランド名はチンプンカンプン。ハギス料理には、スコッチウィスキーを掛けるのが定番らしい。

Chicken and Leek Terrine
Chicken and Leek Terrine(£4.60≒580円)
Chicken and leeks infused with garlic and thyme and set in a rich stock, wrapped in Prosciutto and served with slices of crusty bread and a fruit chutney


家内は、しつこくテリーヌを選択。冒険しようという気が無いみたい。(人の事言えるかって?)
クネルには、パンがバスケットに入れられて出てきたが、こちらは皿に直接盛られて付いていた。その方が、ボリューム感が出るからだろうが、食べにくそうだ。

テリーヌをアップ

テリーヌのまわりはハムが巻かれているが、見ての通り淡白なブロック肉が入っているし、挽肉も粗挽きで脂の少ない胸肉やささみを使っているのかボロボロとした感じで独特。
一口食べてみたが、食感はともかく味はオーソドックスなパテ・ド・カンパーニュそのもので、レバーも少なめで食べやすい。

当地定番のチャツネは、少しカレー風味。当地で何度も食べているが、どこで食べても日本で食べるものよりも酸味の強いものだ。

Inchture Ploughman's
Inchture Ploughman's(£6.25≒790円)
Crusty bread served with a chunk of cheddar and brie, some of our own chicken liver pate, tomatoes, spring onions and chutney


一人でランチを食べたので、私は軽めの皿(Lighter Dishes)から選んだ「地元百姓の」といったユニークなタイトルの料理。これでは何が何だかさっぱり分からないが、メニューには細かく内容が記されているのが助かる。

しかし、チェダーとブリーチーズの量が凄い。「a chunk of」の意味を知らなかったのが悪いのだが、イタリアの古城ホテルのレストラン Ristorante Castello di Valenzano で騙された「Testyng little cheese」(注:メニュー表記の原文のまま)に匹敵するようなボリュームだ。
ブリーチーズは美味しかったものの、チェダーはやはりチェダー。ハンバーガーのチーズのように肉といっしょに溶かしていただく分には美味しくいただけるが、そのまま食べるにはどこで食べても差を感じるものではないつまらないチーズだ。

チーズと同じ様にカットされた鶏レバーのパテは、家内が前菜で頼んだ鶏のテリーヌとはまったく違うもの。
確かにこちらはパテで、あちらはテリーヌだ。味としては、まあ普通。スーパーで売っているレバーパテとの差がほとんどないといった印象だ。

Salmon and Prawn Salad
Salmon and Prawn Salad(£9.75≒1250円)
Salmon topped with Cajun spices, served cold, prawns draped in a marie rose sauce and new baby potatoes tossed in a dressed salad


家内が選んだのは、季節メニューから相変わらずサーモン狙い。
出てきた皿は、なんだかなぁといったもの。

サーモンと海老をアップ

欧米で海老のサラダというと、決まってこんな感じの小エビを茹でただけのものが出てくる。
これって、茹でた汁ごとカップに入ったものがスーパーで安く売られているだよね。昔は、こんなものを買ってよく食べていたけど、とても料理とは言えない代物。たぶん、そのものずばりを盛っただけだろう。海老好き日本人には、こんなものレストランで出すなって言いたくなる。

ただ、味見していないので、コメントなし。家内はそういったものを食べたことが無いだろうから気にならなかったかもしれないが、まあがっかりな皿だったと思う。

Exotic Eton Mess Eton Messを上から
Exotic Eton Mess(£4.55≒580円)
A slight change to this dessert with some delicious fruit mixed with crushed meringue, freshly whipped cream and topped with a passion fruit coulis


デザートは、ウインダミアのフランシーヌ(Francine's) で食べたイギリス名物の「イートンメス」があったので、比較してみようと。

所変われば品変わるというか、ここまで違うものが出て来るとは予想していなかったが、確かに砕いたメレンゲとフルーツソースにホイップクリームという組み合わせは「イートンメス」だ。
でも、価格から考えるとかなりがっかりな内容。フランシーヌのような料理としての工夫が見えず、店の水準を確認できる内容だと思う。普通の店でイートンメスを頼んだら、こんな感じなんだろうなと。

Bannoffee Pie Hot Chocolate
Bannoffee Pie(£4.40≒560円)
A classic indulgent dessert which will make your mouth water. Made with bananas, cream and toffee on a sweet pastry base and topped with a chocolate sauce

Hot Chocolate(£1.75≒220円)

家内が頼んだバナナパイとホットチョコレートは、写真の通り。
やはり、ごく普通の店ではデザートを頼んでいけないというのが、海外ではお約束のようだ。

スコットランドのレストランはこれでおしまいだが、家内がネス湖にも行きたいと言っている。
私は20年前に行って曇天だったせいもあり良い印象を持っていないが、その先のスコットランド北部(特にスカイ島)にも行ってみたい気はあるので、退職後に出かける事になるかと思う。

この後イングランドに戻って、ハリーポッターの舞台となったアニック城に向かうことになる。


※メニュー:前菜・季節料理メインデザートカフェ(価格付メニューはHPにもPDFで掲載されています)

【店舗詳細情報】
店名:The Priory Restaurant (Inchture Hotel)
電話:(01828)686298
住所:Inchture Hotel, Main Street, Inchture, Perthshire, PH14 9RN

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スコットランド古城めぐり情報
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ジャンル : グルメ

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