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ビジネスクラス機内食/トルコ航空:成田(NRT)⇒イスタンブール(IST)

搭乗:[2012/7/12 TK051便]
評価点:総合★★★★★★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★★
今年の夏休みは、20年前から約束していた英国の湖水地方と古城めぐりに家内を連れて行くことにした。
私の趣味の部分は、往復のビジネスクラス選択と、復路に立ち寄るオランダぐらい。

往路に選択したのは、昨年のGWに初めて搭乗して感動したトルコ航空だ。(☞ 2011年GW搭乗時のビジネスクラス機内食
このルート、イスタンブールで1泊しなければならないが、イスタンブールも魅力的な街なので問題なし。問題があるとすれば、豪華な機内食で腹いっぱい食べてしまうので、街のレストランに行くおなかの余裕がなくなることぐらい。(笑)

復路はもちろん4回目のオーストリア航空(☞ オーストリア航空ビジネスクラス機内食)を選んでいるので、ビジネスクラス初めての家内は往復共に感激してくれるだろう。

マイ・アジアワースト3に入る成田ANAの貧弱なラウンジ食はパスして、搭乗開始と同時に機内へ。

ゴディバチョコレート

離陸前に出てくるウエルカムドリンクは、シャンパン・オレンジジュース・水からの選択。
そして、前回同様にフライングシェフ(というのか知らないが、オーストリア航空と同じ会社のシェフなので)が、ゴディバのチョコレートを5種類トレーに乗せて持ってきた。もちろん家内は全種類ゲット!

前回同様にメニューには個人名が書かれたものが配られるが、今回は私の分が作られていなかったと、その場で搭乗券を見ながら名前を書き込んでいた。(苦笑)
今回は、日本語版だけでなくトルコ語&英語版の全メニューの写真を最後に掲載しておくので参考にしてほしい。

エフェとおつまみ おつまみ

で、離陸後の最初の食事の前に出されるドリンクは、メニューのアペリティフ欄から選択できる。
おつまみのナッツもたっぷり充実した内容で満足。
今回は、アルコールに強い家内がいっしょなので、二人でエフェというトルコのブドウのお酒と記されたものを頼んでみたが、薬っぽい変な味で私は一口でギブアップ。家内が言うには、昔北欧でお土産に買ってきた黒いキャラメルみたいなお菓子の味に似ているとかで、全部引き受けてもらった。一口目は変な味なんだが、癖になるんだとか。

バスケットのパン

テーブルに白い布がかけられ、最初の食事の開始だ。
まずは、パンをバスケットから選択。今回はおしぼり置きと間違えた前回の教訓が生かされた。(笑)

ワゴンサービスの前菜

前菜は、ワゴンサービスで7種類の中から自由に選べる。
メニューから転記すると、
 アーティーチョークのマリネ
 ナスのトルコ風ラタトゥイユ
 エビ入りニース風サラダ
 ローストビーフサラダ
 寿司
 モッツアレラチーズとトマト
 野菜春巻き

ということで、私は前回同様に寿司を除いた全種類をお願いした。

前菜6種盛り

この盛り付けは、フライングシェフではなくCA担当だが、木曜日発の便だけは中国本土横断ルートで飛ぶせいか(通常より1時間以上余計にかかる)、やたらと揺れるので大変そう。ニース風サラダのオリーブがトルコ風ラタトゥーユ側に転がってしまった。

見た目ではわからないが、中央下がアーティーチョークのマリネ。おなじみの酢漬けアーティチョークをカップ状に丸めてポテトサラダで埋めてある。中央上のカプレーゼに使われている生モッツアレラは、欧州産のものだろう。
左下のニース風サラダは、ニース風で必須のゆで卵が大きなエビよりも表に立っているのは、偶然か?

マッシュルームスープ
マッシュルームスープ チャイブ(西洋葱)添え

スープは事前リクエスト制だった。
日本語メニューには前菜 または スープという表記だったので、最初にスープは要りますかという問いに戸惑うかもしれないが、英語メニューには and / or と表記されているので両方いただける。

オーストリア航空と同じ DO&CO社が機内食を担当しているので、スープの水準が非常に高い。
搭乗する機会があれば、必ず頼んでほしい逸品だ。

ビーフケバブ ハーブバターソース
ビーフケバブ ハーブバターソース
トマトとピーマンのソテー ナスのピューレ トルコ風ピラフ


メインは3択だが、うち2種類が和食という外国の航空会社とは思えない構成。
もちろん和食など選ぶわけがないので、残りのトルコ料理マークの付いていたビーフケバブをお願いした。
今回は最前方席を事前に予約しておいたので余裕で選択できたが、前回のように欠品も考えられるので早めにリクエストしてしまおう。

しかし、この肉が硬すぎた。赤身肉だけなのでなおさら硬い。
機内食となると再加熱品になってしまうのだから、地上のように肉をそのまま焼くというアプローチではなく、もう少し対策が必要だろう。実際問題として、肉側の下味も不十分でソースはどちらかというと魚料理向けの軽いソースで機能していない。ピーマンのソテーも、串焼き肉の間にピーマンを使っているのだからおかしな選択だ。最低でも黄色かオレンジのパプリカを使ってほしかった。DO&CO社らしからぬ皿の構成だ。

トルコ風ピラフ

半面、ピラフが良かった。具材は軽くシロップ漬けしてあるレーズンと松の実。
長粒種米の炒飯類は東南アジアでもいただくが、まったく違う味付けだ。欧風ピラフの味とも違うので、トルコらしさが出ているのだと思うが、いかんせんトルコでピラフを食べたことがないので推測領域。だが、旨いと思ったのは事実だ。ケバブがダメだった家内も、このピラフだけは評価が高かった。(苦笑)

デザートワゴン

おまちかねのデザートは、もちろんワゴンサービスだ。

トルコ菓子の棚 ワゴンチーズ

チーズ4種、フルーツ7種、ケーキ類3種にトルコ菓子4種という豪華ラインナップだが、前回よりも種類数が多少前後している。
ひとりで全種類は不可能なので、家内はケーキ類とフルーツの全種盛り、私はチーズ3種とフルーツの全種盛りでお願いした。

ケーキとフルーツ全種盛り
ケーキ&フルーツ全種盛り(家内が頼んだもの)
チョコレートスフレ、レモンのタルト、バニラアイスクリーム

チーズ3種盛り フルーツ全種盛り
フルーツ全種とチーズ3種盛り
カマンベール、グリエール、バニッシュブルー(ほかにチェダーがあったがパス)

トルコ菓子

例の甘い甘いトルコ菓子(メニュー上は、トルコのデザートと標記)は家内とシェアで。
解剖写真は前回載せたので省略するが、家内はパイ生地のような皮の部分に使われている香辛料が気になると。味覚音痴の私はわからないが、東南アジアや南アジアの料理を好んで食べているので気づかないのかもしれない。

 食後酒に家内が頼んだトルコ産リキュール(チリー)は、強烈なフルーツの香りとアルコールの強いもの。
お菓子作りに使う酒をそのまま飲む感じだったそうだ。

あと、前回は食後のお茶と小菓子のワゴンサービスがあったが、これは省略され、他の航空会社と同じように食後のドリンクを口頭で聞かれる。
まあ許容範囲だが、前回の感動要素が1つ減ってしまったのは残念な感じ。

前回同様トルココーヒーをお願いしたところ、日本で家内がお土産にマークしていたというロクム(Lokum)というお菓子が付いていたので、事前に味見ができた。イスタンブール市内のホテルでもお茶と共に付いてきたし、ホントどこでも売っているメジャーなお菓子だ。
ちなみにホテル近くの大きな土産物店で買ったKOSKA社の薔薇のロクムは 250gで TL3.25(≒150円)。日本向け土産物通販価格の5分の1だった。

ここまでは最初の機内食の内容で、次から到着前の食事。

2食目最初のトレー

今回は少し睡眠を取ったので前回食べた中間食が出てきたかは定かではないが、到着2時間前の食事は相変わらずボリューミー。
まずは、前回同様に前菜とデザートが乗ったトレーが配膳される。

サーモンのタルタル 松の実のロースト
サーモンのタルタル 松の実のロースト

前菜は前回とほぼ同じ見栄えのサーモンのタルタル。
前回と違ってサーモンだけの味わいで、馴染みのある味付けだ。

タルタルをアップ

接写してみると、香草も少なく前回のようなトルコ料理という感じではなくなっていた。
選択肢のない料理だから仕方ないが、もっと郷土料理的なものを出してくれた方が個人的には嬉しいなあ。

茹いんげん カプレーゼ

メインの前菜のほかに、小鉢が2種。
茹でいんげんを玉ねぎのみじん切りと酸味を加えたトルコ風のサラダ、それに1食目のワゴンサービス前菜にもあったカプレーゼ。
同じものを出してくるという点を見ると、DO&CO社の企画能力が落ちたかな?


ラムチョップ ハーブバターソース
 ホウレンソウのソテー ニョッキタイムソースがけ


2択のメインは、好物のラムをチョイス。
皿こそエコノミークラスみたいな感じだが、骨付きラム肉が2本とボリューミー。

ラムチョップ

このラム肉が柔らかくて味わい深く、久々に美味しいと思えたた羊肉だった。
埼玉フレンチやイタリアンでも好んで食べる料理だが、ラム肉の質が全然違うという印象。トルコ産の羊なのかな?
どちらかというと、1食目のメインとしてちゃんとした皿に盛りつけて出してもらった方が良いと感じた料理だ。

付け合せのニョッキは美味しくないが、ソースがラム側のバターソースと合体してパンに付けていただくと抜群。
またまた、到着前に大量に食べてしまって、イスタンブール市内レストランに入るのは諦めてしまった。

リガトーニ トマトサルサソース
リガトーニ トマトサルサソース
アーティチョーク・ナス・ズッキーニのソテー
モッツアレラチーズ


羊肉は絶対ダメという家内は、パスタを選択。
サルサソースとあって、加熱トマト嫌いなのに美味しいと食べていた。
味見してみたが、パスタは米国並みのフニャフニャ、ソースは辛いだけで旨くない。嗜好の違いということだ。

前回と比べると、やや水準が落ちた印象も無きにしも非ずだが、他社と比べれば十分に★5つを進呈できる内容だ。
来年は北欧を計画しているのでトルコ航空には縁がなさそうだが、トルコ自体は再訪したい国でもあるので、いずれ試す機会はあると思う。そのためにも、がんばってマイルを貯めなければ。(陸マイラーではないので、乗って貯めることになる)

※メニュー:1食目(日)1食目(外)2食目・飲み物(日)ドリンク(外)ワインリスト①(外)②(外)

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
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8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
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