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フランス/バイヨンヌ(Bayonne):ミュラ(François Miura)

訪問:[2012/2/24 13:30] (☞ ミシュラングリーンガイドの紹介ページ
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★★CP★★★★☆
スペインバスクのサンセバスチャン(Donsotia)からフランスバスクのバイヨンヌへ、スペイン側は民鉄、フランス側は国鉄で移動。
スペイン側は30分間隔で運転していたが、フランス側の列車数は極端に少なく、TGVを利用せざるを得なかった。といっても、35Kmの距離で普通運賃€7.10に対して€9.00と、僅か€1.90の差。各駅に停まる名前だけの特急に、過剰な上乗せ特急料金を課す日本とは考え方が違うようだ。(☞ スペインバスクからの移動情報詳細

外観 入口ドア

フランスバスクでの店の選択は、ミシュラン本拠地ということでグリーンガイド掲載店に絞った。
まず1軒目は、ローマ字読みで「三浦」と解せる店だ。事実、当地を訪れる日本人がたくさん訪問していると奥様(だと思う)が言われていたが、日本とはまったく無関係でバスクの名称だそうだ。

アミューズ
バイヨンヌハムをアップ

席に着くと、メニュー(英語版は無い)と共にアミューズが出てきた。日本でも有名なバイヨンヌ名産の生ハムだ。
食前酒を飲みながらメニューを検討するというのが普通だろうが、飲めない私にはこのアプローチは気に入った。
といっても、フランス語は読めないので定食の Menu du Labourd(€32) をお願いすることにしたが、選択肢の部分が分からなかったので英語で説明していただいた。そう、英語が通じる店だったので助かった。

店内 無料の水はバイヨンヌ地方のボトル入り

ドリンクは水でお願いした。立派なバイヨンヌ地方の地名一覧が記されていたボトルで出てきたので、前にパリ郊外で7ユーロも取られた水代が頭をよぎったが、無料だった。気軽なビストロとは違い、空間を広く取ったレストランであることからも、絶対に有料だと思っていたので拍子抜け。(でもケチな私には嬉しい)

パン

注文内容を決めると、まずはパンが出てきた。ところが、バターが出てこない。
バターが出ないのはリヨンぐらいしか経験していないが、フランスでも意外と多いのかもしれない。この疑問は、来年のGWに計画しているフランス巡りで解を得られるかと思うが、当地のパンはスペインバスクの影響を受けているのか、ややフランス標準と違う風味で、そのままでも問題なかった。

Bouquet de salades au foie gras de canard, vinaigrette au Porto
Bouquet de salades au foie gras de canard, vinaigrette au Porto

前菜はフォアグラサラダ。好物のフォアグラが入った料理が2種類あったが、無難なこちらを選んだ。
写真では量が少なそうに見えるが、かなり厚切りのフォアグラなのでボリュームは十分。お味の方も、極めてオーソドックスなものとはいえ、美味しい。ただ、野菜との組み合わせが合うのかというと疑問は生じたが。

Poisson du jour, riz paella, beurre acidule aux pistils de safran
Poisson du jour, riz paella, beurre acidule aux pistils de safran

メインはバスク地方ということもあるので、魚料理を選んでみた。
パエリアという文字が入っている点でも興味があったわけだが、パエリアは付け合せという形で盛られていた。

魚料理を角度を変えて

魚は鱈だと思うが、皮目はかりっと焼き上げられて、身はほろほろと柔らかく絶妙な焼き加減。この焼き加減は、愛用している埼玉ふじみ野のレ・ミロワールのフランス人シェフが焼く魚料理と同じ感じだ。
甲殻類の出汁を加えたブイヤベースのようなソースがたっぷりというのも嬉しい。

ただ、パエリアの上に乗せられていた小イカの輪切りが酢漬けされていたものだったので、崩れてソース側に浸食した際に味を壊してしまった点が残念。パエリア側にも酸味が回っていたので、なんともアンバランスなトッピングという印象だ。

tuile aux amandes Les deux sorbets, jus d'agrumes
Les deux sorbets, jus d'agrumes, tuile aux amandes

2択のデザートの一方に「yuzu」というスペルがあったので、苦手な柚子だと予想して普段はまず選ばないアイスにしてしまった。

シャーベットが隠れてしまうほど巨大なアーモンドチュイルには驚いたが、チュイルを割りながらシャーベットを乗せていただくということかな、と思って半分はその方法でいただいた。チト食べにくいけど。
2種のシャーベットは、パッションフルーツとフランボワーズで、どちらも濃厚。その下に敷かれているソースは、本体に負けないほど酸味の強いも柑橘系のものだった。

請求書 レストランカード
▲左:勘定書、 右:レストランカード

問題なく英語が通じたし、店内は広々として非常に居心地が良い。ホール担当者は普通の食堂のような接し方で、決してかしこまった店という感じがしないのも気に入った。
やはり、フランスの地方都市にあるレストランは、安い価格でも期待に応えてくれるものだ。


※メニュー:前菜・魚料理・肉料理・チーズデザート・定食

【店舗詳細情報】
店名:François Miura
電話:05 59 59 49 89
住所:24, rue Marengo - 64100 Bayonne

大きな地図で見る
 


【バイヨンヌ(Bayonne)の風景】
電気自動車
▲右下:旧市街地区は電気バスが高頻度で走っている



▲川沿いの街並み


▲フランスでのチョコレート発祥の地ということで、チョコレートショップがたくさんある
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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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