« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

ブルネイ.Jerudong:The Empire Hotel

今回の旅のメインイベントは、世界に2つしか無い7つ星ホテルと言われていたこのホテルに泊まること。もちろん現在では他にも超豪華ホテルがたくさん出来ているが、世界の金持ちランキングに名を連ねるブルネイ国王が建てたホテルだけあって、特に空間の使い方やロビーの装飾は半端でない。

ホテル正面 エントランスは広々 フロントロビーから階下を望むと規模の凄さが分かる
▲ホテル正面、エントランスの一角、フロントロビーからの眺め

下から2番目のカテゴリー「OCEAN(正価:B$495≒32500円)」の部屋に宿泊したが、アジア方面に強いオクトパストラベルで、1泊朝食付18700円で手配出来たので正価の約半額。
高い天井の広い部屋に加え、別室の広々としたバスルームからはお湯に浸かりながら海が見えるというシチュエーション。(実際は浸かりながらは厳しく、中腰でないと見えないと思う)

Ocean 4618号室の部屋 バスルームには洗面台が2つ 部屋の正面はビーチ(ただしゴミの漂着物が多い)
お茶と水だけでなく、冷蔵庫のソフトドリンク5本も無料! アメニティは格の割には貧弱 バスタブ
▲Oceanカテゴリの部屋(4618号室)

と、ハード面では文句ないが、料理の方は7つ星どころか5つ星クラスのホテルの水準にも満たないだろう内容。これが、この国の外食文化を物語っているようだ。飲めない私には関係ないが、アルコール禁止国家だからだろうか?


お昼前にチェックイン出来たので、海の眺望を楽しみながら郷土料理を食べることが出来ると書かれていた「Bunker Bistro」で昼食を食べることにした。

Bunker Bistroのエントランス Bunker Bistro店内 海の眺望なんて全然楽しめないぞ!
▲Bunker Bistro

併設のゴルフコースのクラブハウス(プール以外の各種スポーツ設備もこの棟にある)の中にあるビストロだが、ルームサービスと同じ程度のメニューしかなくがっかり。
仕方なく「Nasi Goreng(B$19.80≒1300円)」を注文。

なぜかパンとバターが出てきたため、間違いではないかと尋ねると、みなさんに無料でお付けしていますと。

ナシゴレンに付く無料のパン
▲ゴルフ場のクラブハウスだけあって、ゴルファー人形がテーブルに置かれていた

でもねぇ、マレー料理のナシゴレンにイタリアン系のパンとバターって、どう考えても合わないと思うけど・・
テーブルセッティングも、ナイフとフォークにスプーン。完全に洋食モード

マレー料理をナイフとフォークでいただくことに・・
▲マレー料理をナイフとフォークでいただくことに・・

これがこの国の食文化と考えると、ディナーにコストを掛けるのはつまらないと悟ってしまった。(といっても、この日は他にイタリアンと中華しか無く、あとは朝食を食べる場所でのバフェのみ、屋外のシーフードレストランは日曜休業、他のレストランも曜日によって休業がある)

出てきたナシゴレン、サテとフライドチキンが乗っていたが、肝心のフライドライスのお味はというと、高級ホテルらしくなく水準が低い。
海老が2尾と烏賊が2切れ入っていたが、高級感を出し損ねたような味だ。フライドチキンは完全に作り置きを揚げなおしたようなもの、サテも再加熱品のような食感で、タレも不味くは無いが旨くも無い。

Nasi Goreng
Nasi Gorengの中身
▲Nasi Goreng(B$19.80≒1300円)


食事を終えて広い敷地を散策。プールもあるが、砂浜のある人口ビーチ的なプール(?)もある。試しに水をなめてみたが、塩分は多少あるものの海水ではなかった。
遊歩道になっている堤防の向こうは正真正銘の海だ。もちろん海の砂浜も何カ所かにあって、お決まりのバナナボートや水上バイクといった遊具も完備。

プール ビーチ風のプール 左側は本物の海
海との境界線は遊歩道になっている 日差しの強いプールでも、これなら安心 ちょっとした人口島も遊歩道で渡って行ける
▲ホテルのプールとビーチ


午後のひとときは、ロビーラウンジでお茶とケーキ。
こちらのケーキ、豪華な建物に恥じないような派手な装飾で面白い。

ロビーラウンジのケーキ

ここでは、アフタヌーンティーも楽しめるようで、4月末までは2人で B$27.50(≒1800円)と、驚きの価格が提示されていた。もちろん、こんなものを食べてしまうと夕食を楽しむことが出来なくなってしまうのでパス。(1人でも同じ価格なのでメリット無しというのもあったが・・)

Afternoon Tea の食べ物(右側にはケーキがたくさん並んでいた)
▲Afternoon Tea の食べ物


夜は屋外のシーフードレストランで食べようと思ったら、日曜の夜はお休み。残る選択肢は、昼の店、中華、イタリアン、バイキングレストラン「Atrium Cafe」の何れかで消去法の結果バイキングを選ばざるを得なかった。B$44.00≒2900円だから、日本の感覚からしたらかなり安い。
酒が無いだけあって、ジュース系(B$7.70≒510円前後)のメニューは充実していた。酒ではないから価格低めなのも嬉しいが、マンゴシェークを頼んだらフレッシュマンゴを使っていない! やはりねぇ・・という感じ。

例によって、可能な限り多くの料理を皿に盛って紹介するが、麺類やパン類は除外、サラダ・デザート・チーズ類は一部だけの紹介となっている。当地のカキ氷製造機もセルフサービスであった。

ローストラムはシェフがその場でカットして提供
▲ローストラムはシェフがその場でカットして提供

ディナーバイキング
ディナーバイキング
ディナーバイキング
▲バイキング料理の数々。寿司もあったが、ベチョ飯が不味!

バイキングテーブル バイキングテーブル バイキングテーブル
バイキングテーブル フルーツの種類が少ないのは何故か? 店内
▲バイキングテーブルと店内。フルーツの種類が極端に少ない。

翌日の朝食も同じレストラン「Atrium Cafe」。選択肢は無い。
予想よりは料理の重複は少なかったが、やはり朝食が付いている場合はディナーでこちらを使うのは厳しいものがある。私の場合は、予定していたレストランが日曜日休業で、残りは昼の店か中華またはイタリアンしか無かったのでやむを得なかったが、それにしても国全体の食文化の低さはこのホテルでも証明された気がした。

朝食はこんな感じ
なぜか朝食の方がフルーツの種類が多い
▲朝食バイキングから


朝食の後は、本館の中を散策。
プール入口側から見上げたもの、エレベーターホールからの海の眺め、図書館(といっても形式だけで蔵書数は数百冊レベル)といった写真を載せておく。

メイン棟の下から見上げた雰囲気 メイン棟両端にある客室棟のエレベーターホール 図書館があると書いてあったので行ってみたが・・


と、中年オヤジひとりで豪華ホテルに泊まったわけだが、下手な東南アジアのリゾートホテルに滞在するツアーよりも、豪華でリーズナブルなこのホテルで連泊するのも良さそうだ。
子連れに優しい充実した施設という点でも小さな子供連れにお勧めしたいし、年代を問わずカップルにも最適だと思う。
興味があれば、ホテル公式サイトを見てほしい。さらに上位の部屋のお得なプロモーションが出ていた。

最短ルートは日本からコタキナバル経由になると思う。私はシンガポール経由で入ったが、日本からのシンガポール往復はかなり安く出ているし、シンガポールから当地の航空会社ロイヤルブルネイ航空での往復も事前購入で往復2万円弱と安い。

空港からはタクシーで片道B$30.00(≒2000円)。私のようにレンタカーを借りるのも手だが、空港売店はもちろん、レンタカー屋(Hertz)にも道路地図は置いていなかったので、方向感覚が無い方にはお勧めできない。

貧乏旅行者には、街の中心から路線バスを使ってわずか1ドルで来ることも出来ると案内版に書かれていた。ただし、ホテルの中に入ってくるバスの本数はかなり少ないようで、私は一度も見かけることはなかった。
帰りの飛行機で見た新聞記事によると、公共交通機関(=バス)の利用促進を図る方向で動き出しているようで、将来的には空港や街から誰でも簡単に路線バスで来ることができるようになるかもしれない。


【店舗詳細情報】
店名:The Empire - Hotel & Country Club

大きな地図で見る
関連記事

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
イギリス/聖ミカエルの山 [St Michael's Mount]: Island Cafe 2017/08/16
イギリス/ブリストル [Bristol]: Don Giovanni's 2017/08/14
イギリス/ペンブローク [Pembroke]: The Cake Shop 2017/08/12
イギリス/カーディフ [Cardiff]: Junction Restaurant@ホリデーイン 2017/08/10
イギリス/ラドロー [Ludlow]: Castle Tea Room@ラドロー城 [Ludlow Castle] 2017/08/09
イギリス/ストラットフォード [Stratford-upon-Avon]: エルグレコ [El Greco] 2017/08/07
イギリス/ワデスドン・マナー [Waddesdon Manor]: The Manor Restaurant 2017/08/04
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:成田(NRT)⇒ロンドン(LHR) 2017/08/02
オーストリア/ザルツブルク [Salzburg]: IMLAUER Sky Bar & Restaurant 2017/08/01
オーストリア/ザルツブルク[Salzburg]: カフェ・モーツアルト[Cafe Mozart] ② 2017/07/31
ドイツ/ヘレンキームゼー城 [Neues Schloss Herrenchiemsee]: Schloss Cafe 2017/07/30
オーストリア/アヘンゼー [Achensee]: Zillertaler Hof 2017/07/29
イタリアの古城ホテル:ブランド城 [Castel Brando] 2017/07/28
イタリア/オルティゼイ [Ortisei|St. Ulrich in Gröden]: Naturhotel La Cort 2017/07/27
イタリア/オルティゼイ [Ortisei|St. Ulrich in Gröden]: Cafe Demetz 2017/07/26
イタリア/セッラ峠 [Passo Sella]: Ristorante Al Sella 2017/07/25
イタリア/サン・カッシアーノ [San Cassiano(Badia)]: Picnic@Hotel Gran Ancei 2017/07/23
イタリア/サン・カッシアーノ [San Cassiano(Badia)]: Hotel Gran Ancëi 2017/07/21
イタリア/コルティナ [Cortina d'Ampezzo]: Ristorante Baita Son dei Prade 2017/07/19
イタリア/コルフォスコ [Colfosco]: Hotel Luianta 2017/07/18
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
66位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
25位
アクセスランキングを見る>>