スペイン/アストゥリアス州・ヒホン[Gijón]: A Feira Pulperías Gijón店
訪問: 2019/10/21 13:40
評価: 総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★★
連泊するオビエド[Oviedo]から、スペイン狭軌鉄道「FEVE(Ferrocarriles de Vía Estrecha)」で35分ほどのヒホン[Gijón]に出かけてきた。(3.30€/片道)


フランスと同様に真っ当なレストランは月曜日がお休みのようで、Google Mapベースで月曜営業になっていた店を何軒かマークしていたのに、それもお休みっぽい。食べログでもそうだったが、定休日情報は信用できないな。
ということで、予備にしていたお隣ガリシア名物の蛸料理チェーン店に入ることにした。
メニューはスペイン語しか無かったが、親切なおじさん店員がカタコト英語で説明してくれた。
当初はアラカルトで蛸とマテ貝を食べるつもりだったが、テーブルに置いてあったランチコースに蛸があったうえに、アラカルトよりも5€高い20.00€で、肉料理のメインとドリンクに加えてデザート(または珈琲)も付くというので、それをお願いすることにした。
もうこの段階で夕飯は抜きになるのは覚悟の上だ。どうせ真っ当な店は定休日なのでいいか。


無料のドリンク、メニューには水かワインと書かれていたが、ダイエットコークでもOKとのこと。
コースなので、パンも無料。

Pimentos del Padrón
最初に出てきたのは、シシトウを素揚げして軽く塩を振りかけたもの。
これ、Googleの投稿写真でよく見かけていたものだが、安いランチコースなのにフルポーションで出てきた。アラカルトでは6.5€と記載されているので、このランチものすごくお得。
我が家の菜園で作るシシトウは、ロシアンルーレットごとく滅茶苦茶辛いのにあたるが、こちらのシシトウは当たり無し。でも、振りかけてある塩の粒が大きいので、それに当たることはある。噛んでいると、突然ガリってくるのだ。

Pulpo con Cachelos
魚料理扱いは、見た目ガリシア風のタコ。店のLED光源と我がカメラ(Canon G9X)と相性が悪いようで、まったくピントが合わずにこんな写真になってしまった。(これでも一番マシなものを採用したんだけど・・)
Cachelosは塩味のスライスポテトを意味するようで、蛸と同量程度が下に敷かれていたが、決して上げ底という感じはしない。アラカルトだと16.90€となっていたが、量的には芋が別皿になるだけど同じ器(台)という感じ。
利用している蛸の大きさが伴わないB級品的なものを使っていることと、叩いて柔らかくする処理を省いたものである気がした。日本で食べるゆでだこと同じような食感なので、本場ガリシアのタコの柔らかさが嫌いな家内みたいな人には良いかも。

Entrecot de Ternera Gallega
肉料理は、ガリシア牛のステーキ。焼き加減を聞いてくれたので、ミディアムレアでお願いした。
たっぷりのポテトに、大好物のパプリカのマリネが付いてきた。

肉は、カットされている部分にも火を通してあったが、結構筋の部分が見える。
当然ながら硬い肉だが、4切れ目をいただいている時に拒否反応が来てしまい、その段階でパス。


一部の牛肉で、時々拒否反応が起きるのだが、何が原因なのか未だに不明。っていうか、これがあるので牛肉料理を積極的に頼まないわけだけど。(他に、羊肉の脂身で起きることが判明している)
拒否反応を鎮めるために、パプリカとポテトで口の中を洗浄することにした。

Postre casero
自家製デザートは、チーズケーキ、アイスクリームともう1種類からの選択とのことで、チーズケーキ。
デザートの代わりに珈琲でも良いそうだ。(凄い原価差!)

これが自家製感たっぷりというか、焼き過ぎて気泡が大量にできてしまったケーキの味を誤魔化すために、大量にカラメルをかけてある感じのものが出てきた。
底の被害が少ない部分は、チーズ感たっぷりで悪くは無いんだけど・・

お会計は、本当に20.00€ポッキリ。
この内容でこの値段は驚きだが、アラカルトだと普通の値段なので要注意だ。
※メニュー:平日ランチ①、②、アラカルト、ドリンク
【店舗詳細情報】
店名:Afeira Pulperías Gijón - Barrio del Carmen
電話:984 181 869
営業:11:30~24:00
定休:無休
住所:Calle del Horno 4, 33206 Gijón, Asturias
GPS:43.542638, -5.664587
☞ スペインの訪問レストラン一覧(地域別ランキング順)と各州の風景
【ヒホン(ギィホン) [Gijón] の風景】
日本語表記はほぼすべて「ヒホン」だが、実際の発音を聞くと「ヒ」であることは皆無で、Gの文字を表す抜けたような「ギィ」と聞こえたことから、あえて「ギィホン」とも記すことにした。ただし、「ギ」と発音してはいけない。日本語表記に無い文字なので、1音表記の「トゥ」(twoやtoの発音表記)のノリで、軽くGの発音を先頭に加えた1音文字としての「ギィ」と発音しよう。ギーといった2音ではない点に注意。

▲駅の近くに広がるビーチ(☞ 案内掲示)


▲ビーチの隣のハーバーと、角地の建物


▲その先の広場には、ヒホン名産らしきシードルの樽や瓶で作ったタワーも


▲岬を一周して反対側へ


▲こちら側のビーチは犬の入場OK。数十組のワンコ連れがサーファーに紛れて遊んでいた


▲渋い建物もちらほら


▲左:FEVEとRenfeのヒホン駅 右:最初のビーチに行く途中に鉄道博物館!(休館日)





▲屋外展示は柵外からある程度見えてしまう(東欧と違ってちゃんとメンテナンスしていた)
評価: 総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★★
連泊するオビエド[Oviedo]から、スペイン狭軌鉄道「FEVE(Ferrocarriles de Vía Estrecha)」で35分ほどのヒホン[Gijón]に出かけてきた。(3.30€/片道)


フランスと同様に真っ当なレストランは月曜日がお休みのようで、Google Mapベースで月曜営業になっていた店を何軒かマークしていたのに、それもお休みっぽい。食べログでもそうだったが、定休日情報は信用できないな。
ということで、予備にしていたお隣ガリシア名物の蛸料理チェーン店に入ることにした。
メニューはスペイン語しか無かったが、親切なおじさん店員がカタコト英語で説明してくれた。
当初はアラカルトで蛸とマテ貝を食べるつもりだったが、テーブルに置いてあったランチコースに蛸があったうえに、アラカルトよりも5€高い20.00€で、肉料理のメインとドリンクに加えてデザート(または珈琲)も付くというので、それをお願いすることにした。
もうこの段階で夕飯は抜きになるのは覚悟の上だ。どうせ真っ当な店は定休日なのでいいか。


無料のドリンク、メニューには水かワインと書かれていたが、ダイエットコークでもOKとのこと。
コースなので、パンも無料。

Pimentos del Padrón
最初に出てきたのは、シシトウを素揚げして軽く塩を振りかけたもの。
これ、Googleの投稿写真でよく見かけていたものだが、安いランチコースなのにフルポーションで出てきた。アラカルトでは6.5€と記載されているので、このランチものすごくお得。
我が家の菜園で作るシシトウは、ロシアンルーレットごとく滅茶苦茶辛いのにあたるが、こちらのシシトウは当たり無し。でも、振りかけてある塩の粒が大きいので、それに当たることはある。噛んでいると、突然ガリってくるのだ。

Pulpo con Cachelos
魚料理扱いは、見た目ガリシア風のタコ。店のLED光源と我がカメラ(Canon G9X)と相性が悪いようで、まったくピントが合わずにこんな写真になってしまった。(これでも一番マシなものを採用したんだけど・・)
Cachelosは塩味のスライスポテトを意味するようで、蛸と同量程度が下に敷かれていたが、決して上げ底という感じはしない。アラカルトだと16.90€となっていたが、量的には芋が別皿になるだけど同じ器(台)という感じ。
利用している蛸の大きさが伴わないB級品的なものを使っていることと、叩いて柔らかくする処理を省いたものである気がした。日本で食べるゆでだこと同じような食感なので、本場ガリシアのタコの柔らかさが嫌いな家内みたいな人には良いかも。

Entrecot de Ternera Gallega
肉料理は、ガリシア牛のステーキ。焼き加減を聞いてくれたので、ミディアムレアでお願いした。
たっぷりのポテトに、大好物のパプリカのマリネが付いてきた。

肉は、カットされている部分にも火を通してあったが、結構筋の部分が見える。
当然ながら硬い肉だが、4切れ目をいただいている時に拒否反応が来てしまい、その段階でパス。


一部の牛肉で、時々拒否反応が起きるのだが、何が原因なのか未だに不明。っていうか、これがあるので牛肉料理を積極的に頼まないわけだけど。(他に、羊肉の脂身で起きることが判明している)
拒否反応を鎮めるために、パプリカとポテトで口の中を洗浄することにした。

Postre casero
自家製デザートは、チーズケーキ、アイスクリームともう1種類からの選択とのことで、チーズケーキ。
デザートの代わりに珈琲でも良いそうだ。(凄い原価差!)

これが自家製感たっぷりというか、焼き過ぎて気泡が大量にできてしまったケーキの味を誤魔化すために、大量にカラメルをかけてある感じのものが出てきた。
底の被害が少ない部分は、チーズ感たっぷりで悪くは無いんだけど・・

お会計は、本当に20.00€ポッキリ。
この内容でこの値段は驚きだが、アラカルトだと普通の値段なので要注意だ。
※メニュー:平日ランチ①、②、アラカルト、ドリンク
【店舗詳細情報】
店名:Afeira Pulperías Gijón - Barrio del Carmen
電話:984 181 869
営業:11:30~24:00
定休:無休
住所:Calle del Horno 4, 33206 Gijón, Asturias
GPS:43.542638, -5.664587
☞ スペインの訪問レストラン一覧(地域別ランキング順)と各州の風景
【ヒホン(ギィホン) [Gijón] の風景】
日本語表記はほぼすべて「ヒホン」だが、実際の発音を聞くと「ヒ」であることは皆無で、Gの文字を表す抜けたような「ギィ」と聞こえたことから、あえて「ギィホン」とも記すことにした。ただし、「ギ」と発音してはいけない。日本語表記に無い文字なので、1音表記の「トゥ」(twoやtoの発音表記)のノリで、軽くGの発音を先頭に加えた1音文字としての「ギィ」と発音しよう。ギーといった2音ではない点に注意。

▲駅の近くに広がるビーチ(☞ 案内掲示)


▲ビーチの隣のハーバーと、角地の建物


▲その先の広場には、ヒホン名産らしきシードルの樽や瓶で作ったタワーも


▲岬を一周して反対側へ


▲こちら側のビーチは犬の入場OK。数十組のワンコ連れがサーファーに紛れて遊んでいた


▲渋い建物もちらほら


▲左:FEVEとRenfeのヒホン駅 右:最初のビーチに行く途中に鉄道博物館!(休館日)





▲屋外展示は柵外からある程度見えてしまう(東欧と違ってちゃんとメンテナンスしていた)
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