キャセイパシフィック航空の「運賃保留」制度に注意しよう!
予約日:2019/9/30 発券操作日:2019/10/1
10月から燃油サーチャージが下がることから、その前日にキャセイパシフィック航空の公式サイトから来年7月のイタリア旅行の予約を入れ、先ほど支払いを済ませて発券しようとした。
ところが、表示された支払額の燃油サーチャージ額はそのまま。

▲お支払額内訳のサーチャージは2人で52000円(↑クリックで大きな画像が開きます)
昔から他の航空会社でも使っていたテクニックだが、念のためカスタマーサービスに電話で確認したところ、運賃ではなく支払額の保留だという。
航空会社により扱いが異なる可能性もあると思い、予約前にキャセイパシフィック航空の「運賃の保留」の説明に
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/manage-booking/travel-extras/hold-your-fare.html

▲(↑クリックで大きな画像が開きます)
「運賃」を72時間保留すると書いてあることだけでなく、下段にある「運賃の保留-ご利用条件」にも
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/manage-booking/travel-extras/hold-your-fare/terms-and-conditions.html

▲(↑クリックで大きな画像が開きます)
「運賃の保留」を選択した場合、保留期間中の運賃額は固定されますが、諸税、諸費用、航空会社が定めるサーチャージは変動するとしっかり書かれていることを確認していた。
サーチャージだけでなく、空港税等(例えば今年1月7日から適用開始となった日本の国際観光旅客税や、現地空港税の改定など)の変更も発券日ベースで徴収するのは国際共通ルールだ。
念のため燃油サーチャージが発券日ベースであることも、「燃油サーチャージについてのご案内」を見て確認している。
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/travel-preparation/travel-advisories/fuel-surcharge-updates.html

(↑クリックで大きな画像が開きます)
9月30日発券分までのサーチャージは2人分で52000円、

(↑クリックで大きな画像が開きます)
10月1日発券分からのサーチャージは2人分で37200円((2000+7300)x2x2)であると明記されているので、目論んでいた支払額は
194940-52000+37200=180140円(差額:14800円)になると考えていたわけだ。(現地空港税の為替変動分の微差は発生する可能性がある)
仮に、キャセイパシフィック航空側の言い分を認めるなら、過去の燃油サーチャージが上がるタイミングでの扱いも、発券日でなく予約日ベースでの燃油サーチャージが適用されていたはずだ。でも、たぶん違うだろう。(該当者は相当数いるはずなので、誰かいればこの記事にリンクを張って声を上げてほしい!)
今回のケースでは、カスタマーサービス側が1500円の保留料を無料にするので、もう一度予約しなおしてほしいとのことだったが、支払い前に確認した際には総支払額が予定していた金額よりも高かったことから、かなり怒りまくってしまった。
ところが、勢いで速攻で書いたこの原稿をアップする準備ができたところで、念のため同じ便を検索すると、当初想定していた金額で出てきたのだ。為替変動分と思われる140円ほど高くなってしまったものの、キャンセル処理した2人分の安い運賃枠が復活したのだろう。
ということで、やや不便ながらも2500円安いうえに、キャンセルチャージがキャセイパシフィック航空の6掛けと安いキャセイと同じ5つ星航空会社であるエバー航空便で確保することにしたという文言や、キャセイパシフィック航空と同程度に安い5つ星航空会社であるカタール航空云々という文言を削除し(実質削除していないけど・・笑)、今後は気を付けてキャセイパシフィック航空の予約を入れたいと思う。
みなさんも、燃油サーチャージや空港税等が変更される直前に予約して、変更後に発券する場合は気を付けていただきたい。
なお、カスタマーサービスに連絡を入れてキャンセル処理してもらって再予約した場合、私のように同じ運賃額で予約できるとは限らないので、そこは一種の博打になる。キャセイパシフィック航空側がANAやJALと同じように本則通り支払い時に再計算するようにシステムを変更するのが筋だと思うが、その際、ANAやJALのように予約保留期間を考慮して1週間前ぐらいから運賃部分だけを値上げをする真似は、勘弁していただきたいものだ。
最後におまけだが、キャセイパシフィック航空の72時間の「運賃の保留」制度は1500円。
ANAの72時間予約保留制度「Keep My Fare」の料金1000円と違ってデポジット扱いで、支払いを済ませると実質相殺される。(事務処理的には、最初に支払った1500円はクレジットカード会社の決済保留枠扱いで、その分がキャンセル処理されるそうだ)
また、ANAは1人当たり1000円徴収されるが、キャセイパシフィック航空の場合は1予約毎の料金だったことに、良心的だなぁと思った次第。
10月から燃油サーチャージが下がることから、その前日にキャセイパシフィック航空の公式サイトから来年7月のイタリア旅行の予約を入れ、先ほど支払いを済ませて発券しようとした。
ところが、表示された支払額の燃油サーチャージ額はそのまま。

▲お支払額内訳のサーチャージは2人で52000円(↑クリックで大きな画像が開きます)
昔から他の航空会社でも使っていたテクニックだが、念のためカスタマーサービスに電話で確認したところ、運賃ではなく支払額の保留だという。
航空会社により扱いが異なる可能性もあると思い、予約前にキャセイパシフィック航空の「運賃の保留」の説明に
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/manage-booking/travel-extras/hold-your-fare.html

▲(↑クリックで大きな画像が開きます)
「運賃」を72時間保留すると書いてあることだけでなく、下段にある「運賃の保留-ご利用条件」にも
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/manage-booking/travel-extras/hold-your-fare/terms-and-conditions.html

▲(↑クリックで大きな画像が開きます)
「運賃の保留」を選択した場合、保留期間中の運賃額は固定されますが、諸税、諸費用、航空会社が定めるサーチャージは変動するとしっかり書かれていることを確認していた。
サーチャージだけでなく、空港税等(例えば今年1月7日から適用開始となった日本の国際観光旅客税や、現地空港税の改定など)の変更も発券日ベースで徴収するのは国際共通ルールだ。
念のため燃油サーチャージが発券日ベースであることも、「燃油サーチャージについてのご案内」を見て確認している。
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/travel-preparation/travel-advisories/fuel-surcharge-updates.html

(↑クリックで大きな画像が開きます)
9月30日発券分までのサーチャージは2人分で52000円、

(↑クリックで大きな画像が開きます)
10月1日発券分からのサーチャージは2人分で37200円((2000+7300)x2x2)であると明記されているので、目論んでいた支払額は
194940-52000+37200=180140円(差額:14800円)になると考えていたわけだ。(現地空港税の為替変動分の微差は発生する可能性がある)
仮に、キャセイパシフィック航空側の言い分を認めるなら、過去の燃油サーチャージが上がるタイミングでの扱いも、発券日でなく予約日ベースでの燃油サーチャージが適用されていたはずだ。でも、たぶん違うだろう。(該当者は相当数いるはずなので、誰かいればこの記事にリンクを張って声を上げてほしい!)
今回のケースでは、カスタマーサービス側が1500円の保留料を無料にするので、もう一度予約しなおしてほしいとのことだったが、支払い前に確認した際には総支払額が予定していた金額よりも高かったことから、かなり怒りまくってしまった。
ところが、勢いで速攻で書いたこの原稿をアップする準備ができたところで、念のため同じ便を検索すると、当初想定していた金額で出てきたのだ。為替変動分と思われる140円ほど高くなってしまったものの、キャンセル処理した2人分の安い運賃枠が復活したのだろう。
ということで、やや不便ながらも2500円安いうえに、キャンセルチャージがキャセイパシフィック航空の6掛けと安いキャセイと同じ5つ星航空会社であるエバー航空便で確保することにしたという文言や、キャセイパシフィック航空と同程度に安い5つ星航空会社であるカタール航空云々という文言を削除し(実質削除していないけど・・笑)、今後は気を付けてキャセイパシフィック航空の予約を入れたいと思う。
みなさんも、燃油サーチャージや空港税等が変更される直前に予約して、変更後に発券する場合は気を付けていただきたい。
なお、カスタマーサービスに連絡を入れてキャンセル処理してもらって再予約した場合、私のように同じ運賃額で予約できるとは限らないので、そこは一種の博打になる。キャセイパシフィック航空側がANAやJALと同じように本則通り支払い時に再計算するようにシステムを変更するのが筋だと思うが、その際、ANAやJALのように予約保留期間を考慮して1週間前ぐらいから運賃部分だけを値上げをする真似は、勘弁していただきたいものだ。
最後におまけだが、キャセイパシフィック航空の72時間の「運賃の保留」制度は1500円。
ANAの72時間予約保留制度「Keep My Fare」の料金1000円と違ってデポジット扱いで、支払いを済ませると実質相殺される。(事務処理的には、最初に支払った1500円はクレジットカード会社の決済保留枠扱いで、その分がキャンセル処理されるそうだ)
また、ANAは1人当たり1000円徴収されるが、キャセイパシフィック航空の場合は1予約毎の料金だったことに、良心的だなぁと思った次第。
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