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ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL) JL97便: 羽田(HND)⇒台北松山(TSA)

搭乗: 2019/8/18 8:50発
評価: 総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
通算183回目(40社)のビジネスクラス搭乗は、結局昔と同様に嫌いになってしまったJAL便。
ANAからJALに移って4年間の間に貯めたマイルが20万マイル以上余っていたうえに、特典航空券大改悪のおかげで私がメインで利用する欧州長距離線では事実上使えなくなってしまったことから、国内線や短中距離路線でチマチマ消費するしかないわけだが、今回は台湾経由インドネシア行きの片道特典(48000マイル)で発券している。



まずは、ラウンジ食から。
ANAからJALに転向するきっかけにもなった2013年の羽田サクララウンジ食と比べるとサラダやパンの種類が減ってはいるものの、まだまだANAのラウンジと比べると比較にならないほど優秀だ。



この後、ビジネスクラス機内食があるというのに取りすぎた感もあるが、おなじみビーフカレーはパスしているし、結構取っていないものがある。



ANAのラウンジと比べて種類が多いだけでなく、質の面でも大差を付けているので、ラウンジ食や優秀なエコノミークラスのシートだけを見たらANAに戻る理由は無かったのだが、直近の数々の体験から元々のお役所体質に戻ってしまった感が強いので、役所嫌いの私が使えるわけがない。特に熱があるから体温計を貸してくれと言ったら、搭乗拒否をちらつかしてきたパリ便でのCAの行為は決定的だった。同様の経験があるANAとは真逆の対応だったのだ。

*****



今回の機材は767-300とのことだが、1-2-1配列でフルフラットシートだった。短距離路線でのフルフラットシートは初めてだ。たまたまだったのか、常時なのかは知らないけど、これこそビジネスクラスだよなぁ。



驚きだったのは、ヘッドホンがエコノミークラスと同じものだった点。ANA便でも短距離路線はノイズキャンセリング機能の付いていないヘッドホンだったが、もう少しマシなものだったはずだ。

おまけに、スリッパのビニールケースのシール接着剤が劣化していてベトベト。ANAは別に持帰り用の不織布製のケースが付くが、JALには付いていないので、このビニール袋が使えないではないか。
前にも消費期限わずか2か月先(他社は1年以上先の日付)のボトル水を平気で出してきたJALだが、先入先出の管理が出来ていない証拠だ。


機内食だが、比較対象は2年前のANA 羽田⇒香港便が適当だろう。ぜひ見比べていただきたい。

ANAの短距離路線と同様に、世界標準と言えるの離陸前のウエルカムドリンクは無いが、JALの場合は食前酒も無いに等しく、離陸後しばらく経過した食事のすぐ前に持ってくる。



そのドリンクは、食事のオーダー時に指定したものなので、いくらおつまみを持ってくるといっても(これが、ANAと比べて安物感たっぷりの亀田製菓のタイ産もち米を使ったあられミックス)、食事のドリンク扱いだろう。




お願いしたのは例によって洋食だが、サービス面での劣化を確認した。
前は、短距離路線でも高級感のある白い布のテーブルクロスを敷いてくれたはずだが(☞ 2016/1/23搭乗の同路線)、有色の安っぽいものになってしまったのだ。
確かに、高級レストラン風に白のテーブルクロスを敷いても、その上にトレイを乗せられては意味が無いとは思っていたが、悪い方に進んでしまったのは残念。




トマトカップ海老と野菜のゼリー寄せ
ウニのカッペリーニ

前菜の皿は、和食側と同様にいろいろ盛られている。
メニュー記載順に、細かく見て行こう。



トマトカップって何かと思っていたら、ミニトマトの中身をくり抜いて、そこに詰め物をしてある凝ったものだった。ANAの前菜は昔から優秀だが、JALも対抗意識を出してきたのかな?

ただ、味わい的には空振りの印象。それぞれの味が融合していないのだ。
何を食べているのか分からないといった感じ。



2016年の台湾の流行を意識したのか(2017年末にフランスのAuberge des Risでも遭遇)、ウニのカッペリーニにはソース入りのスポイトが刺さっていた。

そのソースが何だったのかは判断できなかったが、雲丹ソース側がちゃんと主張していたのは良かった。



ローストビーフと鴨ローストのサラダ仕立て フレンチドレッシング

サラダは、野菜よりもトッピングの肉が目立つ盛り付け。
質が伴っているなら問題ないが、見ただけで分かる市販の機械生産品的な断面で、味も予想通り美味しくない。

サラダの本命である野菜は、レタスと半分にスライスしたアスパラと葉っぱ(スーパーで袋入りで売っているもの)だけで、全部緑色。
フレンチドレッシングは、カップに入ったものが添えられていた。



牛煮込みのコンソメスープ

スープは、コンソメスープと表記されていたが、オニオンスープ。
大好物のオニオングラタンスープのベースになる、十分炒めて色づいた玉ねぎをベースにしたもので、コンソメではない。間違った表記をそのままにしておくのは、どんなものだろう。

味は悪くないのだが、牛煮込みが超が付くほど残念。味の染みていない質の悪い牛肉をサイコロ状にカットして、単に茹でただけのものを後から加えた感じだ。
調理担当者は、せっかくのスープを殺してしまうようなものだと気づかないのだろうか?



牛フィレ肉のグリル柚子胡椒ソース

選択肢の無いメインは、定番の牛肉だが、魚料理で用いる「フィレ」表記は、高級部位である「ヒレ肉」を誤認させようという悪意によるものかな? 肉が変な食感で不味かったのだ。



苦手な柚子胡椒ソースは別添えできたが、柚子の主張が少なく食べることはできたものの、ソースベースの主張も少なく水っぽい安物ソース。
要のソースで手を抜いたら、肉質の悪さを補えないではないか。



肉と同様に、付け合わせもひどかった。
舞茸は水分が飛び過ぎて食感が悪いし、ポテトグラタンは芋ばかりでクリーム分がほとんど無いもの。たまたまそのような部分に当たったわけではなく、最初からケチって作ってあるものだ。



ブラウンフラワーロールとベサン
フレッシュフルーツ

いままでダメダメだったパンだが、ANAに負けていたのを取り返そうとしたのか、改善していた。
特にベサンと書かれていたものが独特で良かったのだが、後で調べたらひよこ豆で作ったパンだったようだ。なるほど。

フルーツも、質の良いものが使われていた。



アイスクリーム

最後のハーゲンダッツは、エコノミークラスで出てくるものと同じ小さなカップで出てきた。
カチカチのまま出してくるANAと違って、ちゃんと良い状態で出してくる点では変わらず。


全体としては、前回と比べてコスト削減姿勢が見えるものの、評価点は6段階しか無いので変更なしにしたいと思う。たぶん、JALのビジネスクラスに乗るのは、これが最後になると思う。


※メニュー:食事ドリンク

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ジャンル : グルメ

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プロフィール

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海外旅行に目覚めて30年。
現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
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価格は常に税サ込で表記。

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