イタリア/ミラノ: Osteria Fara
訪問: 2019/8/10 19:00
評価: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★☆
スイスのサンモリッツから4時間半かけてミラノに到着。
スイス側の鉄道が乗換駅であるティラーノ[Tirano]駅に5分遅れて到着したので、乗換時間わずか3分。遅延を想定して、スイス側でミラノまでの通しチケットを買っておいたのと(別々に買うより通貨単位の違い分だけ安いことも事前確認しておいた)、レーティッシュ鉄道ベルニナ線側のティラーノ駅の構造を事前にGoogle Mapの航空写真で把握しておいたので、改札に近い車両(つまり2等車の先頭)に乗っていたことから、無事乗り換え成功。
日本のように接続待ちなど一切ないことも確認できてしまったが、乗り換え損ねたら次の電車は2時間後だったので、事前対策が功を奏したわけだ。


ホテルにチェックインした後、近場の店で良さそうな店を数軒チェックしておいたのだが、ほとんどの店が夏休み休業でお休み。どうりで、土曜の夜なのに街を歩く人や車が少ないわけだ。こちらの店は、8月に2週間程度休む慣習があるみたいだ。
そんな中で、営業していたこの店に入ることが出来た。
店内の先客は中国人グループ、後から来た客も中国人や韓国人ばかりだったが(たぶんイタリア人の夕食時間帯としては早いからだと思う)、ホールのおじさんが日本人と認識して日本語で挨拶してきたのには驚かされた。


メニューを見ていると、サービスですとスパークリングワインを注いでくれた。
私は飲めないというと、家内のグラスにダブルで入れると。(つまり、左上写真の半分が規定量)
その後、アミューズのブルスケッタまで出てきた。まだ注文を済ませていないのにだ。
フランスの比較的高級な店では、注文前にアミューズが出てくることも珍しくないが、イタリアでもあるのか。
ちなみに、コペルトは1人2.50ユーロと良心的。

無事注文を終えると、焼きたて風のフォカッチャが出てきた。(注文前だったかもしれない)
これが、なかなかの美味しさで、テーブルに置かれているオリーブオイルを付けてパクパク行ってしまう。


Gran Antipasto di Mare dell'Osteria Fara(€18.00/人;2人以上)
Fish Mix starters of Osteria Fara - for two persons minimum
前菜からは、Google mapの投稿写真でマークしていた海鮮盛り合わせだろうと思って注文したのだが、出てきたのは2種類の料理を別々の皿に盛ってきて、ガッカリ。
投稿写真のスクショを取ってあったので、見せて注文すればよかったと後悔したわけだ。


ところが、後から別に2皿出てきてびっくり。
1皿9ユーロと考えれば、やや安いか妥当な線だと思うが、スイスの高い料理ばかり見てきた後だったので、これ全部で2人前なのかと確認してしまった。やっぱり、イタリアは安いね。(スイスと比べてだけど)

スモークサーモンだと思ったが、中途半端に加熱したようなサーモンのマリネ。
ケッパーではなく、粒胡椒を使っているところが微妙な組み合わせだが、ボリューム感はあった。(たいして美味しくないという意味)

タコとジャガイモのガーリックバター炒め風のものは、タコも芋も美味しい。
特に、タコの食感が日本とスペインのガリシアの中間程度で、良い塩梅。
日本のは硬すぎるし、ガリシアやポルトガル全般のものは単独で食べる場合は柔らかすぎなので、美味しくいただけた。

海老サラダ(?)も、西欧では珍しいプリプリのものが出てきた。
アジア産の冷凍ものだと思うが、東洋人の客が多いからかな?

好物のムール貝は、アサリを添えて茹でたてのものが出てきた。
大皿の方にパパドを添えているところが、なんともアジア風?

Tagliatelle "Bellagio":pere e gorgonzola dolee(€12.00)
イタリアのメイン料理は概して美味しくないし、北イタリアということで手打ちパスタを期待して、メイン代わりにシェフのお勧め[The Chef recommeds]に記載されていたタリアテッレを注文したのだが、これはダメだった。
地元ロンバルディア州のパスタらしいが、手打ちだと思うものの、ソースの要であるゴルゴンゾーラが全然薄くて水っぽい。

Pizze Fantasiose Quattro Stagioni(€8.50)
Pomodoro, Mozzarella, Prosciutto Cotto, Funghi, Carciofi, Origano, Capperi, Acciughe, Olive
Tomato, Mozzarella Cheese, Ham, Mushrooms, Artichokes, Origan, Capers, Anchovies, Olives
クワトロフォルマッジ好きの家内は、ピザにクワトロの文字があるのを見つけてStagioniの意味も分からず選んでいたが、出てきたものを見てガッカリしていた。
メニューをよく見るとチーズ4種類でないことが分かったはずだが、人のことは言えないけどちゃんとメニューの詳細表記を見ていなかったみたいだ。

チーズ少なめだが、具材はたっぷり。生地もナポリ風の薄いタイプで、普通に美味しくいただけたのは確か。でも、私だったら安くて美味しいマルゲリータ系だな。


ということでお会計は、炭酸水代も含めて全部で63.50ユーロ也。
約7500円となると、スイスの都市で食べるシンプルなチーズフォンデュ2人前と同額。
満足感はスイスとは比較にならないが、イタリア全体で見れば標準クラスということで、★3つにしたい。
※メニュー:店頭掲示全体、おすすめ、デザート、ドリンク、
【店舗詳細情報】
店名:Osteria Fara
電話:02-6707-6789
営業:12:00~14:30、19:00~23:00
定休:土日の昼
住所:Via Gustavo Fara, 25, 20124 Milano
GPS:45.484255, 9.198434 (☞ Bing Map)
☞ イタリア訪問レストラン 地域別ランキング一覧
評価: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★☆
スイスのサンモリッツから4時間半かけてミラノに到着。
スイス側の鉄道が乗換駅であるティラーノ[Tirano]駅に5分遅れて到着したので、乗換時間わずか3分。遅延を想定して、スイス側でミラノまでの通しチケットを買っておいたのと(別々に買うより通貨単位の違い分だけ安いことも事前確認しておいた)、レーティッシュ鉄道ベルニナ線側のティラーノ駅の構造を事前にGoogle Mapの航空写真で把握しておいたので、改札に近い車両(つまり2等車の先頭)に乗っていたことから、無事乗り換え成功。
日本のように接続待ちなど一切ないことも確認できてしまったが、乗り換え損ねたら次の電車は2時間後だったので、事前対策が功を奏したわけだ。


ホテルにチェックインした後、近場の店で良さそうな店を数軒チェックしておいたのだが、ほとんどの店が夏休み休業でお休み。どうりで、土曜の夜なのに街を歩く人や車が少ないわけだ。こちらの店は、8月に2週間程度休む慣習があるみたいだ。
そんな中で、営業していたこの店に入ることが出来た。
店内の先客は中国人グループ、後から来た客も中国人や韓国人ばかりだったが(たぶんイタリア人の夕食時間帯としては早いからだと思う)、ホールのおじさんが日本人と認識して日本語で挨拶してきたのには驚かされた。


メニューを見ていると、サービスですとスパークリングワインを注いでくれた。
私は飲めないというと、家内のグラスにダブルで入れると。(つまり、左上写真の半分が規定量)
その後、アミューズのブルスケッタまで出てきた。まだ注文を済ませていないのにだ。
フランスの比較的高級な店では、注文前にアミューズが出てくることも珍しくないが、イタリアでもあるのか。
ちなみに、コペルトは1人2.50ユーロと良心的。

無事注文を終えると、焼きたて風のフォカッチャが出てきた。(注文前だったかもしれない)
これが、なかなかの美味しさで、テーブルに置かれているオリーブオイルを付けてパクパク行ってしまう。


Gran Antipasto di Mare dell'Osteria Fara(€18.00/人;2人以上)
Fish Mix starters of Osteria Fara - for two persons minimum
前菜からは、Google mapの投稿写真でマークしていた海鮮盛り合わせだろうと思って注文したのだが、出てきたのは2種類の料理を別々の皿に盛ってきて、ガッカリ。
投稿写真のスクショを取ってあったので、見せて注文すればよかったと後悔したわけだ。


ところが、後から別に2皿出てきてびっくり。
1皿9ユーロと考えれば、やや安いか妥当な線だと思うが、スイスの高い料理ばかり見てきた後だったので、これ全部で2人前なのかと確認してしまった。やっぱり、イタリアは安いね。(スイスと比べてだけど)

スモークサーモンだと思ったが、中途半端に加熱したようなサーモンのマリネ。
ケッパーではなく、粒胡椒を使っているところが微妙な組み合わせだが、ボリューム感はあった。(たいして美味しくないという意味)

タコとジャガイモのガーリックバター炒め風のものは、タコも芋も美味しい。
特に、タコの食感が日本とスペインのガリシアの中間程度で、良い塩梅。
日本のは硬すぎるし、ガリシアやポルトガル全般のものは単独で食べる場合は柔らかすぎなので、美味しくいただけた。

海老サラダ(?)も、西欧では珍しいプリプリのものが出てきた。
アジア産の冷凍ものだと思うが、東洋人の客が多いからかな?

好物のムール貝は、アサリを添えて茹でたてのものが出てきた。
大皿の方にパパドを添えているところが、なんともアジア風?

Tagliatelle "Bellagio":pere e gorgonzola dolee(€12.00)
イタリアのメイン料理は概して美味しくないし、北イタリアということで手打ちパスタを期待して、メイン代わりにシェフのお勧め[The Chef recommeds]に記載されていたタリアテッレを注文したのだが、これはダメだった。
地元ロンバルディア州のパスタらしいが、手打ちだと思うものの、ソースの要であるゴルゴンゾーラが全然薄くて水っぽい。

Pizze Fantasiose Quattro Stagioni(€8.50)
Pomodoro, Mozzarella, Prosciutto Cotto, Funghi, Carciofi, Origano, Capperi, Acciughe, Olive
Tomato, Mozzarella Cheese, Ham, Mushrooms, Artichokes, Origan, Capers, Anchovies, Olives
クワトロフォルマッジ好きの家内は、ピザにクワトロの文字があるのを見つけてStagioniの意味も分からず選んでいたが、出てきたものを見てガッカリしていた。
メニューをよく見るとチーズ4種類でないことが分かったはずだが、人のことは言えないけどちゃんとメニューの詳細表記を見ていなかったみたいだ。

チーズ少なめだが、具材はたっぷり。生地もナポリ風の薄いタイプで、普通に美味しくいただけたのは確か。でも、私だったら安くて美味しいマルゲリータ系だな。


ということでお会計は、炭酸水代も含めて全部で63.50ユーロ也。
約7500円となると、スイスの都市で食べるシンプルなチーズフォンデュ2人前と同額。
満足感はスイスとは比較にならないが、イタリア全体で見れば標準クラスということで、★3つにしたい。
※メニュー:店頭掲示全体、おすすめ、デザート、ドリンク、
【店舗詳細情報】
店名:Osteria Fara
電話:02-6707-6789
営業:12:00~14:30、19:00~23:00
定休:土日の昼
住所:Via Gustavo Fara, 25, 20124 Milano
GPS:45.484255, 9.198434 (☞ Bing Map)
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