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ビジネスクラス機内食/アシアナ航空:仁川(ICN)⇒フランクフルト(FRA)

搭乗:[2011/7/23 OZ541便]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆
仁川での乗換はわずか1時間。それでもラウンジは拝んでおかなければと、駆け足でアシアナ航空のビジネスラウンジに寄ってきた。

アシアナ航空ラウンジのフードカウンター これしか調理品が無かった!

部屋は広々として立派だが、食事は極めて貧弱で、ANA成田よりも格段に劣る。確か2年前、アシアナ航空のエコノミークラスが世界1位を受賞していたと思うが、機内が良ければ地上はダメなのかもしれない。ANAのように機内もラウンジもダメだが地上の職員対応だけが世界1位なんていうのも、褒められたものではないと思うが。

さすがに長距離路線ということもあって、ウエルカムドリンクの選択肢にシャンパンが加わっていた。(私には無縁だけど・・)

離陸してすぐに、有無を言わさず窓のシェードを下してきた。まだお昼だというのにだ。これでは機内食をきれいに写せないので、構わず上げて外光を入れたが、最後のお茶を出した時に閉められてしまった。これって韓国の習わし?

他社なら食前酒が最初に出てくると思うが、いきなりメニューを配って(ワインメニューは存在するものの配られない!)昼食の開始。成田=仁川線と同様に洋食か韓国食の選択だったが、韓国食のメインは「プルコギ栄養サムパプ」と、やはり前菜やデザートも含めて安っぽい印象だったので、洋食でシーフードを選んでみた。短距離の成田線と違って、洋食側はメインは肉か魚が選べる。

マグロのコンフィと白インゲン豆
マグロのコンフィと白インゲン豆

アミューズはカナッペとあったが、何故か全員に韓国食側の前菜が出てきた。搭乗率6割程度と空いていたので、手を抜いてきたのか? それに、ワゴンサービスなのに、ワゴンは1つの料理をまとめて移動するための道具として使っているだけで、あまり良い印象を与えない。

マグロ版の「カツオのたたき」という感じの料理だが、味付けはレモンの皮を刻んだものだけ。魚肉の味だけで食べさせるようだ。韓国って、食材ストレートのものを食べさせるのか。日本人的には不味い部類に入ると思う。

前菜トレー

メニューの順番は無視して、前菜とサラダがワントレーで出てきた。
何も説明が無かったので、左にあるパック入りの液体の使用法が分からなかったが、このレビューを書く際にメニューをじっくりチェックしてようやく判明した。右側の鴨肉とフォアグラにかけるものだったようだ。味が無いのはアミューズのたたきと同じなんだと誤解して、塩胡椒で食べてしまった。ちょっとサービス姿勢に難ありという感じ。

鴨とフォアグラのサラダ
鴨とフォアグラのサラダ、トリュフドレッシング

大好物のフォアグラはというと、冷製鴨肉に合わせて冷たい前菜になっているわけだが、単にソテーしたものを冷やしただけという芸の無さ。冷製ならテリーヌ等に加工して出せばよいのに、やはり韓国での洋食水準はかなり低いということを感じさせられた。

別にサラダがあるのに、こちらにもサラダという表記があるのもいただけない。葉っぱをちりばめているだけで、乾燥してしまっていた。

新鮮なサラダ
新鮮なサラダ エンダイブとブルーチーズ、カラメルフルーツ、ホワイトバルサミコドレッシング

こちらがサラダに該当するわけだが、前菜側の皿に散らしてあるカイワレの葉っぱ部分のようなものが含まれている。韓国では、このカイワレの葉っぱをサラダという訳ではないだろうが・・

で、ホワイトバルサミコドレッシングとあるが、配られたのは瓶入りの「Vinaigrette」で、ホワイトバルサミコではない。パンにバターが付いていないフォカッチャだったので、トリュフドレッシングがこちらのサラダ用で、この瓶入りバルサミコがパン用なのかと誤解して使ってしまったのだ。(もっとも、トリュフらしきドレッシングが美味しくなかったので、サラダはこの瓶入り側を使ったので、用法としては半分正しかった)

フォカッチャ 甘いフォカッチャ風のパン

そのパンは、バスケットに入った4種類から選ぶ方式。
右側のものは後から追加したものだが、甘いパンケーキ風のフォカッチャという感じで面白い。

メニューでは前菜とサラダの間に記されていたスープが、この後に出てきた。

ジャガイモとネギのヴルーテ トッピングのイガイ(貽貝)
イガイがよく調和した、ジャガイモとネギのヴルーテ

調和しているかは疑問だが、ビシソワーズをポタージュ風にとろみを付けた感じのスープに、直径2cmほどのソテーされた貽貝が3つ加えられていた。
スープが出てきたのは、アジアの航空会社では初めて。(欧州系では3社で体験)
これは、出してくること自体を評価したい。

シーフードとアスパラガスのテルミドール
シーフードとアスパラガスのテルミドール

2択のメインは魚料理を選択したが、失敗した。韓国の洋食水準の低さをハッキリ表しているような皿が出てきた。
まずソースが単なるホワイトソースで、ちっとも高級感が無い。食材こそエコノミーよりは優れているものの、内容的にはエコノミーと大差がない皿が、ビジネスクラスのメイン料理とは呆れるばかりだ。
これ以上解説しようがないので、写真で判断してほしい。

チーズ
チーズ(キャステロブルー、サンタンドレ、カマンベール)とアプリコット、干しブドウのチャツネ

ここで普通ならデザートかチーズの選択というのが普通だが、アシアナ航空ではデザートの前にチーズが自動的に出てくる。酒飲みにとって順番的にはどうかと思うが、これがボリューム満点の量。

5月にフランスのリヨンにある La Mère Jean で食べた時に出てきたチーズの量に驚いたばかりなので、欧州文化ではこの量が普通なんだと理解できるが、アジア人にはどうだろう?
チーズ自体は、いたって普通という感じだったが、サンタンドレが良かった。

アールグレーのムースとレモンソース ムースの断面
アールグレーのムースとレモンソース

チーズを全部平らげて、デザートと食後のお茶が同時に出てきた。
もちろん紅茶をお願いしたが、その場でティーバッグを選んで入れてくれたのは初めて。

生チョコレート菓子 メニュー上には「生チョコレート菓子」と記されていたが、デザートを平らげた段階で出てきた。お茶を飲み終えていたら、タイミング的にはどうかと思うが。
それに、生チョコではなく単なるベルギーのノイハウスの個食タイプ。選ばせてはくれるものの、1つだけしか選ばせてくれないのはどうかと思った。

以上、ボリューム的にはかなりの内容だったが、質より量と言っては失礼ではあるものの、技術的な面を上げることができないので、その分を量でカバーしたという印象を持ったのは事実だ。韓国食側を見るとボリュームを追及している感じがしなかったので、韓国食を理解できる方はそちらを選んだ方が良い気がした。(ただし、ナッツ類アレルギーの注意書きがあった)



この後、到着前の食事までは、ANAと同様に間食メニューからいつでも自由に選べるが、1食目が結構なボリュームだったことから、フルーツだけいただいた。
他の選択肢として、サンドイッチ、ラーメン、うどん、おにぎり、お菓子とあったが、お菓子って何だろう?

新鮮なフルーツ

他社に多いバーコーナーが存在しないので、まったく見当が付かなかったが、そのバーコーナーすら存在しないのに、食事が終わってからすぐに室内を真っ暗にして、数時間にわたってまったく回ってこない状態。用があれば呼び出しボタンを押さなければならないのだ。
しかも、最初に配られたメニューを窓側に置いていたら、お茶の前に再度シェードを強制的に閉められた際に持って行ってしまった。間食の説明や到着前の食事の選択肢が載っているのにだ。

前述した件も含めて、サービス姿勢全体は標準未満であると判断せざるを得ない。なぜエコノミーとはいえ世界1位の航空会社に選ばれた実績があるのか疑問を感じるサービス姿勢だった。


到着前の食事は、メインだけ3択となる。
洋食で失敗したので、中華風に見えた肉料理を選んでみた。

仔牛のヒレ肉とサラダ、ツナマヨネーズドレッシング
仔牛のヒレ肉とサラダ、ツナマヨネーズドレッシング

前菜のサラダの葉物はビジネスクラスらしい構成。
さすがに長時間保存となるため、欧米のスーパーで見かける袋入りの葉物サラダそのものという感じだったが、ツナマヨがそれぞれ控えめな主張の優しい味わいで良かった。

低温調理法の豚ヒレ肉とご飯、赤タマネギとマーマレードのソース
低温調理法の豚ヒレ肉とご飯、赤タマネギとマーマレードのソース

中華という読みが外れて、ほとんどカレーソース。[タマネギ]+[マーマレード]=[カレー]という式は想定できなかった。
豚ヒレも単に蒸しただけで、ボリュームだけの皿。さすがに完食は難しかった。
シーフードの水準が低かったので肉料理にしたのだが、ここでは韓国食の参鶏湯にしておけば良かった。
と、成田線(☞ こちら)も含めてアシアナ航空ではことごとく選択を誤った。

新鮮なフルーツ

完食断念でトレーとクロスを返してしまったので、デザートのフルーツを単独でいただいた。
間食でいただいた同名の「新鮮なフルーツ」とは構成が違って、間食の方が豪華な内容。確か、ANAでは同じものが出てきたと思うので、多少は拘りがありそうだ。間食で食べたものの方が美味しい。


メニュー昼食(離陸直後)と間食軽食(到着前)

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11月:フーコック島/ベトナム
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3月:台湾㉙、ベトナム
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