ビジネスクラス機内食/スリランカ航空: コロンボ(CMB)⇒成田(NRT)
搭乗:2019/1/16 19:25発 UL454便
評価: 総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
往路は1泊しなければならなかったコロンボ空港だが、復路の乗継時間は2時間半。

ラウンジは、モルディブに飛ぶ際に使ったスリランカ航空の「Serendib Lounge」が指定されていたが、JALやANAのラウンジと違って出ている料理が変更されていた。
一部同じものはあるものの、時間的には早めのディナータイムになるので、ひょっとするとランチメニューとディナーメニューの間にも入れ替えがあったのかもしれない。
しかし、時間帯に合わせてメニューを総入れ替えするって、ANAやJALではあり得ないよなぁ・・

今回は、春巻きと肉団子に魚団子の断面写真を撮っておいた。
**********


帰国便は夜行便。しかも、偏西風に乗れるので往路よりも2時間近く所要時間が短い。
にもかかわらず機内食は2回構成で、最初にヘビーな内容で出てくる。
サービスや注文手順等は往路(☞ 成田⇒コロンボ))と同じなので、食べたものだけを簡単に紹介したいと思う。
ちなみに、今回の離陸前のウエルカムドリンクは、オレンジジュースを選んでいる。
残念ながら、パック入りの安物系だった。

離陸後の食前酒は、定番のダイエットコーク。おつまみは往路と同じカシューナッツ。
モルディブもスリランカも、ZEROではなくlightが標準なのは嬉しい。
ZEROとlightを併売している国もあるのに、なんで日本はZEROだけにしてしまったんだろう?

アラビア風軽食の盛り合わせ:ババガヌーシュ、マグドゥーズ 野菜のグリルを添えて
Arabic mezze consisting of baba ghanoush and makdous presented with grilled assorted vegetables
2択の前菜からは、洋食系ではつまらないのでアラビア風軽食を選んでみた。

日本語だと魅力ないが、英語版に Arabic mezze とあったので、トルコ料理のメゼが大好きなことから飛びついたというわけだ。

パプリカの下にスライスビートルートが乗った前菜、それらを片付けてみたら、小型のナスの中央をくり抜いて、カレーとパプリカ味の挽肉炒めを詰めた料理だった。
こういった料理が出てくる点が、メゼ好きにはたまらない。


スライス胡瓜を巻いてザクロをトッピングしてある方は、刻んだナスと野菜をマリネしてたっぷりのオイルで炒めた感じのもの。これも美味しい。やっぱり、メゼ大好きだ。
後からバスケットで出てきたパンは、カレー味だろうと見えたものを取ってみたが、フワフワの食感に少しだけカレー風味。これも美味。

海鮮ヌードル
イカの天婦羅、キングプラウンのグリル、ポーチドサーモンの海鮮ヌードル オイスターソース風味
Mixed Seafood Noodle
comprising calamari tempura, grilled king prawns and poached salmon cubes
served on a bed of fried egg noodles drizzled with oyster sauce
4択のメインは、あまり魅力的なものが無く(さすが夜行便だ!)、恐らく日本路線を意識したであろう海鮮ヌードルを選んでみた。
右の天婦羅、やっぱり日本で食べるイカとは違った種類を使っているみたい。
ここは、イカ天ではなくエビ天の方が良かったかな。
いや、そもそも炒麺に天婦羅を組み合わせるというアプローチがダメか。

反対側を見ると、白っぽい鮭の大きなブロックが2つ。
キングサーモンのように脂が乗っていないので、ちょっとパサパサ感のある鮭でイマイチ。

一番興味があったのが、モルディブのレストランや食堂のメニュー写真でよく見た麺の形状。
現地では、乾燥インスタント麺の形状のまま出していたので、a bed of fried egg noodlesという表記が、それに該当すると予想したのだ。
微妙に雰囲気が違ったものの、弁当箱に茹でた麺を押し込んで、ひっくり返して皿に盛った感じは少し似ている。
味は期待通り。(期待していなかったという期待)
メインの後は、往路と違って小さなトレーの上にチーズとフルーツを乗せて要るかと持ってきた。
もちろん両方をお願いした。

チーズ
世界各国から選ばれた美味しいチーズを野菜やクラッカーとともに
フレッシュフルーツ
旬の美味しい果物の盛り合わせ
メニュー表記も微妙に異なるが、往路のチーズとはかなり異なるお味。
ブルーチーズはしっかり主張した癖があるし、カマンベール風のものもカマンベールではないだろう。
往路のスモークチーズの代わりは、パルミジャーノ系のお味。日本製チーズがおとなしすぎることを再確認できてしまった。チーズって、個性があってなんぼの世界だと思うんだけどなぁ。
チーズは復路の勝ちだったが、フルーツは圧倒的大差で往路日本発の勝ち。
普通なら南国フルーツは美味しいはずなんだけどなぁ・・


左:アーモンドとは洋梨のケーキ バニラソースとクリームを添えて
デザートは往路と違って固定制だが、紅茶と共にワゴンサービスで出てくる点はいっしょ。
小麦粉ベースではなくフィナンシェのようにアーモンド粉を使ったケーキは、安定した美味しさ。
紅茶は、インド系らしくチャイがあったのでお願いしたら、ティーバッグだった。
**********
1食目を食べた後は、日本時間の午前1時半ということで爆睡。
中間食の案内があったかどうかは知らないが、飛行時間が2時間短いので無かったものと思いたい。

到着1時間40分前に、一切点灯せずに大判のおしぼりとジュース(オレンジ/アップル/トマト)が配られた。
この段階でトマトジュースが選択肢にあったのは、たぶん初めて。
朝食ならあって当然と思うけど、意外に無いものだ。

1時間25分前に、コンチネンタル・ブレックファーストの配膳。さすがに、質素な内容だ。
オプションでメイン料理が選べるとは書かれているものの、お腹いっぱいで聞かなかったのは、食べ歩きブロガー失格かな?
ちょっと気になったのは、全員への配膳が終わってからジャムを配り始めたこと。
選ばせるためだろうけど、これでは最初に配膳された人はジャムを使う機会が無くなってしまう。
結局、機内点灯は無しのまま、朝食を配ったテーブルだけ個別ライトをつけることで対応。
これなら朝食パスで寝ていたい人には最高のサービスだ。(食事と無関係なので、評価対象外だけど)
ちなみに、到着40分前に機長アナウンスや入国案内があり、ここで皆さん起こされたことになる。(機内の明かりをつけることもなくシートベルト着用サインが付いたのが到着35分前って早すぎだ!)
ということで、7時間強の飛行時間で2食出てくる点は評価できるものの、さすが夜行便。往路と比べて質の面での劣化は避けられなかった。というか、モルディブ路線の内容を考えると、スリランカ側のケータリング会社のレベルの問題のような気がしないでもない。
サービス面では、朝食のジャムを配るタイミングに問題はあるものの往路と遜色ない水準で、★4つの内容は十分にあると評した。
結局、ビジネスクラス40社の中での機内食総合ランキング(☞ こちら)は、ガルーダ・インドネシア航空に次ぐ5位という線で落ち着くことになった。
※メニュー:日本語版、英語版①、②
☞ ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング
評価: 総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
往路は1泊しなければならなかったコロンボ空港だが、復路の乗継時間は2時間半。

ラウンジは、モルディブに飛ぶ際に使ったスリランカ航空の「Serendib Lounge」が指定されていたが、JALやANAのラウンジと違って出ている料理が変更されていた。
一部同じものはあるものの、時間的には早めのディナータイムになるので、ひょっとするとランチメニューとディナーメニューの間にも入れ替えがあったのかもしれない。
しかし、時間帯に合わせてメニューを総入れ替えするって、ANAやJALではあり得ないよなぁ・・

今回は、春巻きと肉団子に魚団子の断面写真を撮っておいた。
**********


帰国便は夜行便。しかも、偏西風に乗れるので往路よりも2時間近く所要時間が短い。
にもかかわらず機内食は2回構成で、最初にヘビーな内容で出てくる。
サービスや注文手順等は往路(☞ 成田⇒コロンボ))と同じなので、食べたものだけを簡単に紹介したいと思う。
ちなみに、今回の離陸前のウエルカムドリンクは、オレンジジュースを選んでいる。
残念ながら、パック入りの安物系だった。

離陸後の食前酒は、定番のダイエットコーク。おつまみは往路と同じカシューナッツ。
モルディブもスリランカも、ZEROではなくlightが標準なのは嬉しい。
ZEROとlightを併売している国もあるのに、なんで日本はZEROだけにしてしまったんだろう?

アラビア風軽食の盛り合わせ:ババガヌーシュ、マグドゥーズ 野菜のグリルを添えて
Arabic mezze consisting of baba ghanoush and makdous presented with grilled assorted vegetables
2択の前菜からは、洋食系ではつまらないのでアラビア風軽食を選んでみた。

日本語だと魅力ないが、英語版に Arabic mezze とあったので、トルコ料理のメゼが大好きなことから飛びついたというわけだ。

パプリカの下にスライスビートルートが乗った前菜、それらを片付けてみたら、小型のナスの中央をくり抜いて、カレーとパプリカ味の挽肉炒めを詰めた料理だった。
こういった料理が出てくる点が、メゼ好きにはたまらない。


スライス胡瓜を巻いてザクロをトッピングしてある方は、刻んだナスと野菜をマリネしてたっぷりのオイルで炒めた感じのもの。これも美味しい。やっぱり、メゼ大好きだ。
後からバスケットで出てきたパンは、カレー味だろうと見えたものを取ってみたが、フワフワの食感に少しだけカレー風味。これも美味。

海鮮ヌードル
イカの天婦羅、キングプラウンのグリル、ポーチドサーモンの海鮮ヌードル オイスターソース風味
Mixed Seafood Noodle
comprising calamari tempura, grilled king prawns and poached salmon cubes
served on a bed of fried egg noodles drizzled with oyster sauce
4択のメインは、あまり魅力的なものが無く(さすが夜行便だ!)、恐らく日本路線を意識したであろう海鮮ヌードルを選んでみた。
右の天婦羅、やっぱり日本で食べるイカとは違った種類を使っているみたい。
ここは、イカ天ではなくエビ天の方が良かったかな。
いや、そもそも炒麺に天婦羅を組み合わせるというアプローチがダメか。

反対側を見ると、白っぽい鮭の大きなブロックが2つ。
キングサーモンのように脂が乗っていないので、ちょっとパサパサ感のある鮭でイマイチ。

一番興味があったのが、モルディブのレストランや食堂のメニュー写真でよく見た麺の形状。
現地では、乾燥インスタント麺の形状のまま出していたので、a bed of fried egg noodlesという表記が、それに該当すると予想したのだ。
微妙に雰囲気が違ったものの、弁当箱に茹でた麺を押し込んで、ひっくり返して皿に盛った感じは少し似ている。
味は期待通り。(期待していなかったという期待)
メインの後は、往路と違って小さなトレーの上にチーズとフルーツを乗せて要るかと持ってきた。
もちろん両方をお願いした。

チーズ
世界各国から選ばれた美味しいチーズを野菜やクラッカーとともに
フレッシュフルーツ
旬の美味しい果物の盛り合わせ
メニュー表記も微妙に異なるが、往路のチーズとはかなり異なるお味。
ブルーチーズはしっかり主張した癖があるし、カマンベール風のものもカマンベールではないだろう。
往路のスモークチーズの代わりは、パルミジャーノ系のお味。日本製チーズがおとなしすぎることを再確認できてしまった。チーズって、個性があってなんぼの世界だと思うんだけどなぁ。
チーズは復路の勝ちだったが、フルーツは圧倒的大差で往路日本発の勝ち。
普通なら南国フルーツは美味しいはずなんだけどなぁ・・


左:アーモンドとは洋梨のケーキ バニラソースとクリームを添えて
デザートは往路と違って固定制だが、紅茶と共にワゴンサービスで出てくる点はいっしょ。
小麦粉ベースではなくフィナンシェのようにアーモンド粉を使ったケーキは、安定した美味しさ。
紅茶は、インド系らしくチャイがあったのでお願いしたら、ティーバッグだった。
**********
1食目を食べた後は、日本時間の午前1時半ということで爆睡。
中間食の案内があったかどうかは知らないが、飛行時間が2時間短いので無かったものと思いたい。

到着1時間40分前に、一切点灯せずに大判のおしぼりとジュース(オレンジ/アップル/トマト)が配られた。
この段階でトマトジュースが選択肢にあったのは、たぶん初めて。
朝食ならあって当然と思うけど、意外に無いものだ。

1時間25分前に、コンチネンタル・ブレックファーストの配膳。さすがに、質素な内容だ。
オプションでメイン料理が選べるとは書かれているものの、お腹いっぱいで聞かなかったのは、食べ歩きブロガー失格かな?
ちょっと気になったのは、全員への配膳が終わってからジャムを配り始めたこと。
選ばせるためだろうけど、これでは最初に配膳された人はジャムを使う機会が無くなってしまう。
結局、機内点灯は無しのまま、朝食を配ったテーブルだけ個別ライトをつけることで対応。
これなら朝食パスで寝ていたい人には最高のサービスだ。(食事と無関係なので、評価対象外だけど)
ちなみに、到着40分前に機長アナウンスや入国案内があり、ここで皆さん起こされたことになる。(機内の明かりをつけることもなくシートベルト着用サインが付いたのが到着35分前って早すぎだ!)
ということで、7時間強の飛行時間で2食出てくる点は評価できるものの、さすが夜行便。往路と比べて質の面での劣化は避けられなかった。というか、モルディブ路線の内容を考えると、スリランカ側のケータリング会社のレベルの問題のような気がしないでもない。
サービス面では、朝食のジャムを配るタイミングに問題はあるものの往路と遜色ない水準で、★4つの内容は十分にあると評した。
結局、ビジネスクラス40社の中での機内食総合ランキング(☞ こちら)は、ガルーダ・インドネシア航空に次ぐ5位という線で落ち着くことになった。
※メニュー:日本語版、英語版①、②
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テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ