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プリトヴィツェ湖群国立公園の歩き方(全トレイル紹介付)

現地調査日:2018/6/5~8
最終更新日:2018/8/22(標識・バス・船・BとKルート上の写真追加)
公式HPNacionalni park Plitvička jezera
世界遺産Plitvice Lakes National Park - UNESCO World Heritage Centre

▲湖群全体地図(地図をクリックで、大きな画像で見れます。以下の地図も同様)

クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園内にある公園直営ホテルに3連泊して(☞ Hotel Plitvice)、閉鎖中だったFルートの一部を除いた全湖群ルート(Lake tour programs)を回ってきた。
公式ルート外のプリトヴィツェ絶景ポイントにも、時間を変えて2度ほど出かけている。


▲プリトヴィツェ絶景ポイント

今年(2018年)は2つのエントランスの間の一部(St1=St2)を走る園内ミニバス(Panorama train)が秋まで運休とのことで、当初予定していた行程を使うことが出来ず無駄に多く歩くことになってしまったが、連日朝から天気に恵まれ(夕方は連日雷雨)、目いっぱい堪能することができた。
特に直営ホテル宿泊者の特権とも言える開園時間の朝7時台は、この素晴らしい景色を独り占めできることから、毎日ほぼ1番乗りで出かけていた。

7~8月のピークシーズンは、最も混雑する10:00~14:00の間ゲート閉鎖することもあるそうだが(☞ 公式ページ「Visiting Plitvice Lakes in summer」)、6月上旬の平日でも電気ボートに乗り切れなかったり、ルートの狭い部分が渋滞するなど大変。
出かける場合は、それらの情報を加味して時間にゆとりをもって計画を立ててほしい。5月下旬から9月の間は、朝食を後回しにして朝7時から回ることをお勧めしたい。


【CONTENTS】
入場料金
営業時間・園内交通運行時間
トレイルを歩く上での共通情報
エントランス1からのトレイル
エントランス2からのトレイル
両エントランスからのトレイル
おまけ:路線バス時刻表
 

■ 入場料金 ■
公式ページ「Price list」

▲プリトヴィツェ湖群国立公園の1日入場券(表面)

入場料金は1日券と2日券があるほか、季節ごとに設定されている。
各エントランスゲート付近の専用窓口(Reception Centre)で7:00~18:00の間に販売。VISA/MASTERカードの利用可能。

●7/1~8/31
1日券:250kn(≒4500円)、2日券:400kn、16時以降発券の当日券:150kn

●4/1~6/30、9/1~10/31
1日券:150kn(≒2700円)、2日券:250kn

●上記以外
1日券:55kn(≒1000円)、2日券:90kn

私が購入したエントランス2の販売窓口(GPS: 44.882417, 15.618403)だが、発券処理が非効率で(今時ドットインパクトプリンタを使って入場券を印字していた!)、日中は行列ができていたのでピークシーズンは入場券を買うだけでも苦労しそうなので要注意。


▲公園直営ホテル宿泊者特典の入場券有効期限延長証付の入場券(裏面)

なお、公式ページにも記載されている通り、公園直営ホテル(Bellevue, Jezero, Plitvice, Grabovac)で宿泊する場合は、1日券を購入するだけで良い。
チェックイン後にフロントで提示すれば、宿泊期間内有効となるように延長手続きをしてくれる。
If you decide to spend a longer stay in one of our hotels (Bellevue, Jezero, Plitvice, Grabovac), one-day tickets may be extended at the hotel reception desk.
 


■ 営業時間・園内交通運行時間 ■
公式ページ「Hours of operation」

営業時間は、毎日7:00~20:00(冬季は不明:冬季に公式ページで要確認)


▲ルートマップ (↑ クリックで、大きな画像が開きます ↑)

地図上の P1, P2, P3 は、電気ボート(Electric boat)乗り場(P1 は Port 1 と発音する)、St1, St2, St3 は、園内ミニバス(Panorama train)乗り場となる。
〇数字は、後で紹介するトレイルのルートではなく、トレイルの区間を示すための印で、その区間距離は以下の写真の通り。



全区間を歩くと20.7Kmとなるが、重複無しで全区間を歩くことは不可能なので30Km程度は見なければならないだろう。ここに記されていないプリトヴィツェ絶景ポイントへのルートを含めて、最低3日は確保したいところだ。
ちなみに、私は3日間で85000歩も(?)歩いている。階段もあるので1歩平均50cmとしても、42.5Kmになる。


入場料金に含まれる園内ミニバスと電気ボートの運行時間は以下の通り。ただし、冬季運休。



●Electric boat(電動ボート)
P1⇔P2: 07:00~20:30 (every 30 min.)
P2⇒P3: 08:00~19:00 (every 30 min.)
P3⇒P2: 08:30~19:30 (every 30 min.)



公式ページと実際の乗船場の掲示と異なる点で、公式情報は更新頻度が少なく信用できないかもしれない。公式ページでは30分間隔と表示されている運行間隔も、現地表示では10分間隔、実際は適宜運行(ピーク時はフル回転)という感じだった。



運行を終了すると、すべての電動ボートがエントランス2に近い P1 に集結して充電待機するが、その数は写真の通り10隻程度しかない。
セミシーズンの6月の平日でも日中は乗り切れないことが多々あったので、夏のピーク時には何本か待たないと乗れない可能性がある事を考えて行程計画を立てよう!




●Panorama train(連結式ミニバス)
St2⇒St1: 08:00~20:15 (every 30 min.)
St1⇒St2: 08:30~20:30 (every 30 min.)
St2⇒St3: 08:00~19:30 (every 30 min.)
St3⇒St2: 08:30~20:00 (every 30 min.)
運行間隔は公式ページでは30分間隔と表示されているが、こちらも適宜運行という感じだった。


▲左:St2バス停標識  右:St3バス停標識
 


■ トレイルを歩く上での共通情報 ■
公式ページ「Lake tour programs」
  • ルートに示されている公式所要時間は、ピーク時の大渋滞状態を加味していると思われる。
    朝7時から9時のほとんど人がいない時間帯なら、半分程度の時間で歩くことができることは確認済みだ。

  • 背景色が緑のルート英字はエントランス1からのルート、オレンジはエントランス2からのルートを表し、それぞれのエントランスに戻る際の目印になる。
    同じルート名で両方のエントランスから出発できるものは、それぞれ別の背景色を使っているので注意。

    ▲左:左右に向かう案内はあるが、逆から来た場合の手前方向の案内なし  右:船着き場標識

  • Kルート以外は、きつい高低差や滑りやすい道は無いに等しい。
    ただし、エントランス1から湖畔までの区間は連続した高低差があるので年配者は覚悟のこと。
    その代わり、湖畔に降りる途中で絶景を見ることができる。


  • 各ルート地図が示す矢印は一方通行になっているが、実際は無関係。
    ただし、ルート上にある方向やルート名を示す案内掲示は地図通りに歩くことを前提に立てられているので、反対側から歩くとルート通りに歩けない可能性が高い。(私は指定ルートを無視して歩いたので、結構迷った)

  • 実際問題として、高い入場料を取る割には案内標識が少ない。
    特にKルートはあちこちから分岐して入れるのだが、その分岐点に何も標識が無いことが多く、Kルートを目指さないにしても不親切だ。

  • 地図を見ればわかることだが、エントランス2の方が園内交通機関(ミニバスと船)の乗場が集中しているので、あちこち歩くには便利。直営ホテル群もエントランス2側にある。
 


■ エントランス1からのトレイル ■

◆Aルート(3.5Km、2~3時間;エントランス1起点)



ボートもバスも使わず、エントランス1から歩いて下湖群のメインとなる景観を楽しめるルート。
ツアーバスでちらっと寄るだけの団体さんが多く歩いているので、あちこちで渋滞するし、マナーの悪い団体客なので大人数で記念撮影のために道をふさぐこともしばしば。
このルートは、ツアー団体の少ない朝10時前か夕方5時以降に回りたい。


▲右:プリトヴィツェ版青の洞窟?




▲Veliki Slap(プリトヴィツェ滝)周辺


◆Bルート(4Km、3~4時間;エントランス1起点)



Aルートを延長して、P3からP1(公式にはP2経由となるが、実際はP3からP1への直行便も運航されている)を電動ボート、St2からSt1をミニバスを使って戻ってくるルート。



バスルートは2018年秋まで運休となっているため、P1からKルートの一部である湖畔沿いの道を歩き、洞窟の階段を上って本来の道に合流することになる。
景観的には、電動ボートからの眺めが増えるだけで、特にプリトヴィツェ湖群ならではの景色が増えるわけではない。


◆Cルート(8Km、4~5時間;エントランス1起点)



Bルートに加え、エントランス2からのEルートを加えたものになる。
詳細はEルートの解説を参照。
 


■ エントランス2からのトレイル ■

◆Eルート(5.1Km、2~3時間;エントランス2起点)



エントランス2から上湖群のメインとなる景観を楽しめるルートで、個人的にはAルートとこのルートはマストだと思っている。


▲Eルート周辺詳細地図

ただし、上湖群は上の地図のように小さな湖の間をたくさんの道が走っているので(赤細線がトレイル)、全部を歩こうと思うとルートから外れる必要性が出てくる。










◆Fルート(4.6Km、3~4時間;エントランス2起点)



Bルートのエントランス2版。
私が出かけた2018年6月は、秋まで閉鎖されていたため、この区間を走るバスも運休していた。
このように、時期によっては閉鎖されるコースもあり、それにより行程計画が大幅に狂うこともあるので、出かける前に必ず公式HPで確認しておこう!



◆Hルート(8.9Km、4~6時間;エントランス2起点)



Cルートのエントランス2版だが、St3バス停周辺のルートが微妙に違う。
上湖群のトレイルを全部歩こうと思うと、思わぬ取りこぼしが発生するので要注意だ。
私も、GPSLOGで記録した情報を重ね合わせてみた結果、取りこぼしを発見して3日目の朝に潰しに行ったぐらいだ。(☞ 3日間の徒歩&乗車・乗船ログ
 


■ 両エントランスからのトレイル ■

◆Kルート(18.3Km、6~8時間;両エントランス起点)



エントランス1と2の近くを通る、プリトヴィツェ湖群国立公園内に7つあるルートの最長版。
半分は他のルートと重複しているが、このルートならではの絶景ポイントもあるので、その部分だけでも歩きたい。

ルートの途中から他のルートと接続するための道路がいくつかあるが、景観の良い南西側の山道の一部(地図では左上の部分)だけを歩くことをお勧めしたい。
地図とは逆方向になるが、St3からHルートの最初の部分(この後で記す①と共通)を歩き、①と分岐する地点から、P2までの中間点までで良いと思う。(だたし、逆方向に歩くことになるので、標識が無いに等しく迷うかも? 安全策は、Eルートの途中からKルートに合流して、①との分岐点の先からEルートに戻ることで、良いとこ取りできると思う)



なお、P3からP2の湖畔沿いの道も他のルートに含まれていないが、細いうえにかなりの悪路で、水につかりながら歩く必要があったり(左写真)、泥だらけの小川を突っ切ったりする(右写真)必要があった。


▲エントランス2から反時計回りに進む最初の湖畔遊歩道は、他のどのルートにも含まれていない


▲P3からP2の湖畔沿いの道から



▲上記でお勧めしたEルートの途中からKルートに合流して湖群を上から眺める

なお、現在はルート外となっているが、別記事にしたプリトヴィツェ絶景ポイントへのルートも、昔はKルートの一部だったようだ。この絶景ポイントに行くまでの途中にも、下湖群を上から見下ろす展望ポイントが4か所あるので、こちらも歩いていただきたい。


◆Educational and recreational trails of forest ecosystems(21Km;St3⇒1⇒2⇒3⇒P3)



このコースは、Kコースの途中から分岐している一般的なハイキングコース。
案内掲示ではSt4と表示されているが、現在はエントランス2からミニバスに乗って行けるSt3となっている。
湖を楽しむコースではないので試していないが、このコースを歩いている方も散見した。


 


■ おまけ:路線バス時刻表 ■

私はレンタカーを利用したため路線バスを利用していないが(公園内ホテル宿泊の場合は、ホテル指定駐車場に無料で駐車できる)、エントランス1のゲートに張り出されていたザグレブ[Zagreb]~ザダル[Zadar]~シベニク[Šibenik]~スプリット[Split]~マカルスカ[Makarsk]を結ぶ路線バスの時刻表を撮っておいたので参考にしてほしい。


(↑ クリックで大きな画像が開きます ↑)


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