ポーランド/クラクフ [Kraków]: Restauracja Pod Baranem
訪問:2018/5/13 15:00 (☞ Via Michelin 紹介ページ)
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★★、雰囲気★★★★☆、CP★★★★☆
クラクフ2日目は、旧市街南側のユダヤ人地区に行ってみた。正直あまり趣味では無いが、昨日出かけた城の南側にある教会から城までの道を、Ojczyznę wolną pobłogosław Panie 1918(ポーランド独立関連?)と掲げた民族衣装を身につけた人たちのかなり大規模なパレードに遭遇。良いものを見せてもらった。
珍しく5つ星ホテル扱いだった「Holiday Inn Krakow City Centre」では、広くて快適なエグゼクティブルームにアップグレードしてくれただけでなく、豪華朝食まで無料で付けてくれたので(☞ IHGスパイア会員アップグレード記録)、なかなかおなかが空かない。
2万歩ほど歩いて、ようやく食べれそうになったのが午後3時前。


目指したのは、おなじみミシュランレストランガイド(旅行ガイドベースのVia Michelin)だが、ポーランドはワルシャワとクラクフだけが対象となっているようだ。昨日パスした2軒の店と比べて観光客の導線から外れる立地だからか、HP掲載メニューの値段設定が安かった点が決め手。(笑)


Sparkling mineral water(6.00zł≒190円)
ドリンクは炭酸水。
ポーランドは、水代とコーラ等のソフトドリンク代の差が倍前後と大きいことから、いつものダイエットコークでは無く炭酸水をお願いする方針。

150/90g Herring Krakow style(23.00zł≒730円)
前菜からは、北欧から東欧北部の名物であるニシンのマリネ。
このクラクフスタイルのニシンは、店のHPにスペシャリテとして紹介されていたので、マークしていたのだ。
しかし、何がクラクフ風なのか皆目見当が付かない。
マリネしてハーブを施したスライス玉葱のわけないだろうし・・

ニシンのサイズと状態を確認できるように開いて撮った写真。
90gと書いてあったが、サイズの割には肉厚で脂の乗りも十分。
ただ、塩がちょっと多めなのが難。
昨年出かけたお隣のリトアニアでも好んで食べた料理だが、極端にきついわけではないものの、塩が先に来る味付けというのは経験が無い。

220ml Goulash soup(22.00zł≒700円)
スープは、グーラッシュ。
これ、運ばれてきた時にトマトの香りがしたので、トマトスープでも来たのかと思ってしまった。

しかし、具材として内臓肉や骨の周辺の肉にベーコンなども加えた肉のエキスたっぷりの美味しいスープだ。
確かにトマトの味が強めだが、ケチャップのような味ではない。強いて言えばハヤシライスのルーに近いかな。そんな安っぽい味では無いけど、ちょっと濃すぎて水で薄めたくなったほど。(炭酸水だったのでやめておいた)

180/150g Duck breast in apple cinnamon sauce(39.00zł≒1250円)
メインは、3度目の正直で鴨と林檎の組み合わせ。
過去2度ポーランドで鴨肉料理を食べているが、本来のポーランド料理の鴨料理は、名産の林檎を合わせたものであるはずなので、宿題にしていたのだ。
メニューに重量が明記されていたが(HPのメニューには記されていない)、昨日マークしていながらパスした店と比べて値段が3割程度安いにもかかわらず、ボリュームたっぷり!
お目当ての林檎のソースは、シナモン入りとある通り、かなりシナモンを効かせたもの。粉末シナモンのザラザラ感を感じてしまうほど入っているものの、ソースとしては微妙に決まっていない。ソースベースがきちんとしていないからかな?

1番の問題点は、鴨の焼き加減。
断面写真を見ての通り、あまりにも均一に火が通っていたので、注文毎にローストしているわけでは無く、低温加熱したものを保存して再加熱している感じがした。鴨らしい美味しさを感じられないのだ。
でも、フランスでは無くポーランドなので、こんなものなのかもしれない。

お会計は、水代を加えて 90.00zł(≒2850円)也。
ポーランドの名物料理を3種類食べてこのお値段なら、悪くない選択だろう。
ちなみに、昨日店頭調査でパスしたミシュラン推奨店2軒と比べて、客の入りは倍以上。
サービスも洗練されていたし、かなり人気のある店のようだった。
※メニュー:季節もの、温菜、冷菜、スープ①、②・豚肉、牛肉、鹿・羊・鳥、魚・ベジ、バー・サイド①、②、デザート、ドリンク①、②
【店舗詳細情報】
店名:Restauracja Pod Baranem
電話:12 429 4022
営業:12:00~22:00
定休:無休
住所:ul. św. Gertrudy 21, 31-049 Kraków
GPS:50.054856, 19.940021 (☞ Bing Map)
☞ ポーランドの訪問レストラン 地域別ランキング一覧
【クラクフ [Kraków] の風景(ユダヤ歴史地区周辺編)】
☞ Jewish Heritage Route掲示地図、Saint Stanislaw Route掲示地図




▲シナゴーグ (☞ 左下建物の説明掲示)




▲ユダヤ博物館前広場周辺


▲何やらイベント開催で屋台がたくさん出ていた教会




▲スカウカ教会からOjczyznę wolną pobłogosław Panie 1918 関連の(?)パレードだった







▲スカウカ教会[Kościół Rzymskokatolicki Na Skałce](☞ 展示説明掲示)


▲左:イスラエル・米国・ポーランドの国旗を掲げるホテル 右:広場では女性服中心の市


▲左:Seweryn Udziela 民族芸術博物館 右:病院には見えない立派な建物




▲Kładka Ojca Bernatka(ちょっと変わった展示物のある橋)


▲スカウカ教会からスタートしたパレードは、各所属教会に向かい、最後はヴァヴェル城へ
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★★、雰囲気★★★★☆、CP★★★★☆
クラクフ2日目は、旧市街南側のユダヤ人地区に行ってみた。正直あまり趣味では無いが、昨日出かけた城の南側にある教会から城までの道を、Ojczyznę wolną pobłogosław Panie 1918(ポーランド独立関連?)と掲げた民族衣装を身につけた人たちのかなり大規模なパレードに遭遇。良いものを見せてもらった。
珍しく5つ星ホテル扱いだった「Holiday Inn Krakow City Centre」では、広くて快適なエグゼクティブルームにアップグレードしてくれただけでなく、豪華朝食まで無料で付けてくれたので(☞ IHGスパイア会員アップグレード記録)、なかなかおなかが空かない。
2万歩ほど歩いて、ようやく食べれそうになったのが午後3時前。


目指したのは、おなじみミシュランレストランガイド(旅行ガイドベースのVia Michelin)だが、ポーランドはワルシャワとクラクフだけが対象となっているようだ。昨日パスした2軒の店と比べて観光客の導線から外れる立地だからか、HP掲載メニューの値段設定が安かった点が決め手。(笑)


Sparkling mineral water(6.00zł≒190円)
ドリンクは炭酸水。
ポーランドは、水代とコーラ等のソフトドリンク代の差が倍前後と大きいことから、いつものダイエットコークでは無く炭酸水をお願いする方針。

150/90g Herring Krakow style(23.00zł≒730円)
前菜からは、北欧から東欧北部の名物であるニシンのマリネ。
このクラクフスタイルのニシンは、店のHPにスペシャリテとして紹介されていたので、マークしていたのだ。
しかし、何がクラクフ風なのか皆目見当が付かない。
マリネしてハーブを施したスライス玉葱のわけないだろうし・・

ニシンのサイズと状態を確認できるように開いて撮った写真。
90gと書いてあったが、サイズの割には肉厚で脂の乗りも十分。
ただ、塩がちょっと多めなのが難。
昨年出かけたお隣のリトアニアでも好んで食べた料理だが、極端にきついわけではないものの、塩が先に来る味付けというのは経験が無い。

220ml Goulash soup(22.00zł≒700円)
スープは、グーラッシュ。
これ、運ばれてきた時にトマトの香りがしたので、トマトスープでも来たのかと思ってしまった。

しかし、具材として内臓肉や骨の周辺の肉にベーコンなども加えた肉のエキスたっぷりの美味しいスープだ。
確かにトマトの味が強めだが、ケチャップのような味ではない。強いて言えばハヤシライスのルーに近いかな。そんな安っぽい味では無いけど、ちょっと濃すぎて水で薄めたくなったほど。(炭酸水だったのでやめておいた)

180/150g Duck breast in apple cinnamon sauce(39.00zł≒1250円)
メインは、3度目の正直で鴨と林檎の組み合わせ。
過去2度ポーランドで鴨肉料理を食べているが、本来のポーランド料理の鴨料理は、名産の林檎を合わせたものであるはずなので、宿題にしていたのだ。
メニューに重量が明記されていたが(HPのメニューには記されていない)、昨日マークしていながらパスした店と比べて値段が3割程度安いにもかかわらず、ボリュームたっぷり!
お目当ての林檎のソースは、シナモン入りとある通り、かなりシナモンを効かせたもの。粉末シナモンのザラザラ感を感じてしまうほど入っているものの、ソースとしては微妙に決まっていない。ソースベースがきちんとしていないからかな?

1番の問題点は、鴨の焼き加減。
断面写真を見ての通り、あまりにも均一に火が通っていたので、注文毎にローストしているわけでは無く、低温加熱したものを保存して再加熱している感じがした。鴨らしい美味しさを感じられないのだ。
でも、フランスでは無くポーランドなので、こんなものなのかもしれない。

お会計は、水代を加えて 90.00zł(≒2850円)也。
ポーランドの名物料理を3種類食べてこのお値段なら、悪くない選択だろう。
ちなみに、昨日店頭調査でパスしたミシュラン推奨店2軒と比べて、客の入りは倍以上。
サービスも洗練されていたし、かなり人気のある店のようだった。
※メニュー:季節もの、温菜、冷菜、スープ①、②・豚肉、牛肉、鹿・羊・鳥、魚・ベジ、バー・サイド①、②、デザート、ドリンク①、②
【店舗詳細情報】
店名:Restauracja Pod Baranem
電話:12 429 4022
営業:12:00~22:00
定休:無休
住所:ul. św. Gertrudy 21, 31-049 Kraków
GPS:50.054856, 19.940021 (☞ Bing Map)
☞ ポーランドの訪問レストラン 地域別ランキング一覧
【クラクフ [Kraków] の風景(ユダヤ歴史地区周辺編)】
☞ Jewish Heritage Route掲示地図、Saint Stanislaw Route掲示地図




▲シナゴーグ (☞ 左下建物の説明掲示)




▲ユダヤ博物館前広場周辺


▲何やらイベント開催で屋台がたくさん出ていた教会




▲スカウカ教会からOjczyznę wolną pobłogosław Panie 1918 関連の(?)パレードだった







▲スカウカ教会[Kościół Rzymskokatolicki Na Skałce](☞ 展示説明掲示)


▲左:イスラエル・米国・ポーランドの国旗を掲げるホテル 右:広場では女性服中心の市


▲左:Seweryn Udziela 民族芸術博物館 右:病院には見えない立派な建物




▲Kładka Ojca Bernatka(ちょっと変わった展示物のある橋)


▲スカウカ教会からスタートしたパレードは、各所属教会に向かい、最後はヴァヴェル城へ
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