イタリア/シチリア・アグリジェント [Agrigento]: Ristorante Il Re Di Girgenti
訪問:2018/4/22 12:40 (☞ Via Michelin 紹介ページ)
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★☆☆☆

▲今日の走行ルートログ
12日目は、世界遺産の街アグリジェント[Agrigento]に移動。


午前中に旧市街地区を一通り見て回ってから、おなじみミシュランガイドに掲載されていたレストランを目指した。
一番混むであろう日曜日のランチで予約無しなので、開店と同時に着くように目指したが、少し出遅れてしまい2番乗り。


▲左:Acqua(€3.00) 右:瓶の先にコンコルディア神殿[Tempio della Concordia]が見える
行くまで知らなかったのだが、この店のテラス席から、この後出かけるつもりだった世界遺産に指定されている神殿の谷[Valle dei Templi]がよく見える。(日曜日で混んでいることが見えたので、翌日に訪問することにした)
テラス席は先着順みたいで、一等席は1番乗りのお一人様客に取られていたが、2番目に良い席を確保できた。
注文を終えると、最初にパンではなく食前酒(スパークリングワイン?)が出てきたので、運転するから飲めないとお断り。少しだけだから大丈夫と言われたものの、アルコールは飲めないんだと再度断ったら、アミューズを持ってきてくれた。

Coperto(€3.00)
過去の経験から3ユーロを超えるコペルトだとパンの他に小皿が出てくるのが普通だが、この店はコペルトに食前酒が含まれているみたい。(コースを頼むと、食前酒と食後の珈琲に水までセットされていることもあるが)

マッシュポテトにハーブなどを混ぜてサイコロ状にカットしたものを揚げてあるが、爪楊枝だと思っていたらパスタを揚げたものを爪楊枝代わりに使っていた。アイディアは買うけど、折れやすくて実用性には乏しいかな。

もちろん、パンもたっぷり。
でも、イタリアのパンらしく美味しくない。(イタリア人には美味しいんだろうけど・・)

Carpaccio di Pesce Spada con salsa all'Arancia e Pane Saporito(€10.00)
swordfish carpaccio with orange sauce and lasly bread
前菜からは、日本のイタリアンのような魚のカルパッチョがあったので、ものは試しとお願いしてみた。
メカジキを使っているみたいだが、ずいぶんと日本のイタリアで出てくるカルパッチョと違うなぁ。

大きく違うのは、しゃぶしゃぶにして食べるような透けてしまうほど薄く切ってあること。
本来の牛肉のカルパッチョなら見たことあるが、魚バージョンで見たのは初めてかも。
オレンジソースと書いてあったが、見た目はマヨネーズの方が目立っている。
時々オレンジソースの濃厚な味が襲ってくるものの、うまく全体に回さないと浮いてしまう存在だった。

超薄切りメカジキの下には、ルッコラが隠れていた。
トッピングのいくらは、日本の市販品醤油味とは違って塩ベース。味が濃すぎる日本の市販品よりも美味しい。

Pacchero con Gambero Rosso, Datterino e pistachios(€13.00)
pacchero with red shrimp, cherry tomatoes e pistachios
パスタは、海老の文字とシチリア名産のピスタチオの文字が目に入ってしまい、あまり好きではないものの、この後でかけるナポリのパスタであることを考慮してパッケロをチョイス。

海老は超小型のむきえび、ピスタチオは粉末のものを皿の縁と中央にほんの少しトッピングしてあるだけで、良いお値段なのにがっかりな一品だった。量は日本と同じで少なめだったので完食したが、やっぱりパッケリは苦手だ。っていうか、アルデンテだからかも?

Calamaro, Castagne e Porro(€14.00)
squid and chestnuts
全然足りないので、メイン料理も追加でお願いしてしまった。
前夜、前菜とパスタだけ頼んで、後からメインを追加するという注文を初めてしてみたが、問題なかったので早速実行。これで、今後のイタリア料理店では、安心して前菜・パスタだけの注文でお願いできる。量を見ながら、足りなければメインまたはデザートを頼めば良いのだ。

しかし、前夜美味しかった烏賊が美味しくない。(味付けと焼きは問題なさそうだけど・・)
ソースがクルミの味などしないマッシュポテトベースというのも意味不明。ぜんぜんお値段に見合っていない皿だ。


ということで、ミシュラン推奨店ということもあって今回の旅で1番高い注文をしてしまったが、満足度は眺めとサービス以外は惨敗。
不味いわけではないものの、価格設定に見合わないのだ。
※メニュー:前菜、パスタ、メイン、サイド
【店舗詳細情報】
店名:Il re di Girgenti Ristorante
電話:0922-401388
営業:11:30~15:00、19:00~23:30
定休:火曜日
住所:Via Panoramica dei Templi 51, 92100 Agrigento
GPS:37.297035, 13.598614 (☞ Bing Map)
☞ イタリアの訪問レストラン 地域別ランキング一覧
【アグリジェント [Agrigento] 旧市街の風景】
☞ 街の地図掲示


▲左:Parrocchia S Francesco Di Paola 右:旧市街西端の教会




▲Cattedrale di San Gerlando










▲左:Biblioteca Comunale Franco La Rocca 右:Chiesa di San Calogero


▲アグリジェント・セントラル駅 [Agrigento Centrale]


▲左:Chiesa B. M. V. Assunta 右:Chiesa di San Domenico
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★☆☆☆

▲今日の走行ルートログ
12日目は、世界遺産の街アグリジェント[Agrigento]に移動。


午前中に旧市街地区を一通り見て回ってから、おなじみミシュランガイドに掲載されていたレストランを目指した。
一番混むであろう日曜日のランチで予約無しなので、開店と同時に着くように目指したが、少し出遅れてしまい2番乗り。


▲左:Acqua(€3.00) 右:瓶の先にコンコルディア神殿[Tempio della Concordia]が見える
行くまで知らなかったのだが、この店のテラス席から、この後出かけるつもりだった世界遺産に指定されている神殿の谷[Valle dei Templi]がよく見える。(日曜日で混んでいることが見えたので、翌日に訪問することにした)
テラス席は先着順みたいで、一等席は1番乗りのお一人様客に取られていたが、2番目に良い席を確保できた。
注文を終えると、最初にパンではなく食前酒(スパークリングワイン?)が出てきたので、運転するから飲めないとお断り。少しだけだから大丈夫と言われたものの、アルコールは飲めないんだと再度断ったら、アミューズを持ってきてくれた。

Coperto(€3.00)
過去の経験から3ユーロを超えるコペルトだとパンの他に小皿が出てくるのが普通だが、この店はコペルトに食前酒が含まれているみたい。(コースを頼むと、食前酒と食後の珈琲に水までセットされていることもあるが)

マッシュポテトにハーブなどを混ぜてサイコロ状にカットしたものを揚げてあるが、爪楊枝だと思っていたらパスタを揚げたものを爪楊枝代わりに使っていた。アイディアは買うけど、折れやすくて実用性には乏しいかな。

もちろん、パンもたっぷり。
でも、イタリアのパンらしく美味しくない。(イタリア人には美味しいんだろうけど・・)

Carpaccio di Pesce Spada con salsa all'Arancia e Pane Saporito(€10.00)
swordfish carpaccio with orange sauce and lasly bread
前菜からは、日本のイタリアンのような魚のカルパッチョがあったので、ものは試しとお願いしてみた。
メカジキを使っているみたいだが、ずいぶんと日本のイタリアで出てくるカルパッチョと違うなぁ。

大きく違うのは、しゃぶしゃぶにして食べるような透けてしまうほど薄く切ってあること。
本来の牛肉のカルパッチョなら見たことあるが、魚バージョンで見たのは初めてかも。
オレンジソースと書いてあったが、見た目はマヨネーズの方が目立っている。
時々オレンジソースの濃厚な味が襲ってくるものの、うまく全体に回さないと浮いてしまう存在だった。

超薄切りメカジキの下には、ルッコラが隠れていた。
トッピングのいくらは、日本の市販品醤油味とは違って塩ベース。味が濃すぎる日本の市販品よりも美味しい。

Pacchero con Gambero Rosso, Datterino e pistachios(€13.00)
pacchero with red shrimp, cherry tomatoes e pistachios
パスタは、海老の文字とシチリア名産のピスタチオの文字が目に入ってしまい、あまり好きではないものの、この後でかけるナポリのパスタであることを考慮してパッケロをチョイス。

海老は超小型のむきえび、ピスタチオは粉末のものを皿の縁と中央にほんの少しトッピングしてあるだけで、良いお値段なのにがっかりな一品だった。量は日本と同じで少なめだったので完食したが、やっぱりパッケリは苦手だ。っていうか、アルデンテだからかも?

Calamaro, Castagne e Porro(€14.00)
squid and chestnuts
全然足りないので、メイン料理も追加でお願いしてしまった。
前夜、前菜とパスタだけ頼んで、後からメインを追加するという注文を初めてしてみたが、問題なかったので早速実行。これで、今後のイタリア料理店では、安心して前菜・パスタだけの注文でお願いできる。量を見ながら、足りなければメインまたはデザートを頼めば良いのだ。

しかし、前夜美味しかった烏賊が美味しくない。(味付けと焼きは問題なさそうだけど・・)
ソースがクルミの味などしないマッシュポテトベースというのも意味不明。ぜんぜんお値段に見合っていない皿だ。


ということで、ミシュラン推奨店ということもあって今回の旅で1番高い注文をしてしまったが、満足度は眺めとサービス以外は惨敗。
不味いわけではないものの、価格設定に見合わないのだ。
※メニュー:前菜、パスタ、メイン、サイド
【店舗詳細情報】
店名:Il re di Girgenti Ristorante
電話:0922-401388
営業:11:30~15:00、19:00~23:30
定休:火曜日
住所:Via Panoramica dei Templi 51, 92100 Agrigento
GPS:37.297035, 13.598614 (☞ Bing Map)
☞ イタリアの訪問レストラン 地域別ランキング一覧
【アグリジェント [Agrigento] 旧市街の風景】
☞ 街の地図掲示


▲左:Parrocchia S Francesco Di Paola 右:旧市街西端の教会




▲Cattedrale di San Gerlando










▲左:Biblioteca Comunale Franco La Rocca 右:Chiesa di San Calogero


▲アグリジェント・セントラル駅 [Agrigento Centrale]


▲左:Chiesa B. M. V. Assunta 右:Chiesa di San Domenico
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