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マルタ個人旅行 レンタカー&カーフェリー情報

滞在:2011/4/8 22:00~4/11 15:00
マルタ共和国は、英国統治時代が長かったことから日本と同じ左側通行だ。
通貨はユーロで公用語に英語も含むと、昨年ドライブしてきたアイルランド(☞ こちら)と同じだが、同じ島国のアイルランドと比べて国土は200分の1のわずか316km²という小さな国(人口は10分の1である41万人)だ。

この小さな島国にアイルランドよりも多い3つの世界遺産がある。
世界遺産好きの方にはマルタ島で発達している公共バスだけでも十分回ることが出来るが、人造物よりも自然派の私にとってはゴゾ島を外せない。ということで、初日の午前中にヴァレッタ等を歩き回った後、スリーマの中心にある営業所から2日間だけ借りてマルタ島からゴゾ島に向かうことにした。

ドライブルート by アイ・オー・データ機器「旅レコ」(GPSLOG)
▲アイ・オー・データ機器の「旅レコ」(GPSLOG 約7千円)で記録したドライブルート

HertzのWebサイトで表示される料金概算は税込48時間で€40.19と驚くほどの安さ。メキシコのように高い保険料が別かと思ったら、車両保険・盗難保険共に付いての価格だ。
ただ、ひとつ落とし穴があって、大抵の国では空港で借りた場合のみ空港税が加算されるが、マルタでは空港到着でも加算されてしまうことが現地で判明。これが€13.00とかなりのお値段。が、それにしても安い。心配した地図も無料で立派なものをくれたので一安心。ヴァレッタ周辺の土産物屋で€3.00~3.50で売っていたものと同水準。

どこの国でも街中を走るのは厄介だが、当地の市街地の道路はそれ以上に駐車場を見つけるのが大変。路上駐車できる場所も多いが、空いているスペースが見つからないのだ。

ヴァレッタ周辺 ゴゾ島・ヴィクトリア周辺
▲左:マルタ島の中心ヴァレッタ周辺、 右:ゴゾ島の中心ヴィクトリアに隣接する大城砦周辺

マルタ島とゴゾ島は距離にして約5Km。東京湾フェリーの久里浜・金谷間の約半分。航送料金は往復で€15.70と格安。
昨年の夏休みに出かけたポーランドでは無料というカーフェリーを体験したが(☞ こちら)、たった20分ほどの距離なのに、渡し船的なものではなく立派なカーフェリーだ。船内にはエレベーターまである。

マルタ島側の乗船待合場から見たフェリー船体 ゴゾ島の高台から見たフェリー航路
▲左:マルタ島側の乗船待合場から見たフェリー船体、 右:ゴゾ島の高台から見たフェリー航路

東京湾フェリーと違って24時間運航というのも凄い。運航会社であるGozo Channel Company Ltd.のWebサイトに運行ダイヤや運賃等が詳しく記されているが、ピーク時だと日中は45分間隔、深夜は1時間45分間隔で運行されている。日曜日のゴゾ島からの帰りは臨時便も多く出ていたので、ゴゾ島からマルタ島に戻れなくなるといったリスクは小さいだろう。

面白いのは料金の支払い方法。マルタ島からゴゾ島に向かう際は無料で、ゴゾ島からマルタ島に向かう場合に往復分を支払うことになる。故に、マルタ島側に料金を支払う窓口が存在しない。
この方式は、カナダのプリンス・エドワード島(Prince Edward Island/PEI)にもあったし(PEIでは料金の異なるフェリーと橋で採用していたので、どうやって精算するのか不思議だ!)、米国では都市を結ぶ有料橋やトンネル(例えばマンハッタン)で片方向のみの料金徴収というのが多くあるので、合理的と考えるべきだろう。
乗船手続きは、車検証を持って窓口に行くわけではなく、鹿児島の桜島フェリーのようにゲートで料金を支払うだけである。

借りた車 フェリー乗船券
▲左:借りた車(マルタ島側の乗船待合場所にて)、 右:フェリーの乗船券

マルタ島では日本と同じ様に休日の行楽渋滞に巻き込まれてしまったが、のどかなゴゾ島ではそんなこともない。
ただ、道路標識の少なさには参った。
せっかくタダで貰えた地図には道路番号がしっかり記されているのに、その番号を記した標識がまったく無いのだ。頼りになるのは地名だけだが、地名を記した標識自体もヴァレッタ周辺の幹線道路を除けば非常に少ない。ゴゾ島に至っては皆無に近い状況だ。
マルサルフォーンやシュレンディといった有名地に行く場合でも、建物の壁に打ち付けられた小さな行先表示板を頼りに行くしかないのだが、これも途中で見落としやすい。

マルタ島では、少し高台になっている場所を走ると海が見えるので、それを頼りに勘で走ることもしばしば。あと、最初に載せたGPSロガーの「旅レコ」が、常に進行方向を示してくれるのが助かった。この機器、予想以上に活躍してくれた。

田舎町の道路 ゴゾ島の道路はこういった眺めも楽しめる
▲左:田舎町の道路はこんな感じ、 右:ゴゾ島の道路はこういった眺めも楽しめる

街の入り口にある標識(ゴゾ島にて) ゴゾ島の教会(巡回バス停から)
▲左:街の入り口にある標識(ゴゾ島にて)、 右:ゴゾ島の教会(巡回バス停から)

その他の個別情報は、以下に箇条書きで記しておく。
  • マルタではヴァレッタ(Valletta)~スリーマ(Sliema)の一部を除いて駐車場は無料

  • ゴゾ島の中心ビクトリア(Victoria)は、バスターミナルに大きな駐車場がある

  • イムジーナ(Mdina)の主要道路沿いにある駐車場では、見るからに怪しげな身分証明証らしきカードを付けた係員風が駐車場代を取ろうとするので注意。小銭をジャラジャラやっていたので領収書を要求したら、諦めた。
    日曜日に出かけたが、片側通行しか出来ないトンネルをくぐった右側に臨時駐車場があった。

  • ゴゾ島の北部の海岸線を走る道は未舗装で3ナンバー車では通れないほどの狭い部分が多く、高低差も激しいので運転技術未熟者には厳しい。(ページ先頭のルートマップ参照)

  • レンタカーはもちろん、欧州では当たり前のマニュアル車。オートマ車があるかは不知。

  • ガソリン代は日本とほぼ同じ印象。€1.30/Lだった。

  • ガソリンスタンドが非常に少ないので、返却時には10Km位前の段階から見つけた段階で満タンにしておく。空港周辺では見つからなかった。



前述の通りマルタ島ではバスが非常に発達していて運賃も格安。ほとんどの地域に€0.47で行けるらしい。そのバスの車体もユニークで、マルタ島各方面に向かうヴァレッタのターミナルからには、色々な車体を一度に拝むことが出来る。

マルタのバスは色々あって楽しい マルタバスの色々
マルタバスの色々 マルタバスの色々

最後に、そのバスターミナルにあった屋台形式の店で食べたものをご紹介。(当初こちらに載せていた内容を移動&補完しています)

DATES KIOSK ナッツクリームコルネとデーツパイ

美味しそうなパイや菓子パン類を売る店ではナッツを表面に被せたクリームコルネ(€0.50)、もうひとつ、デーツパイだけを売っていた店。デーツの実をあんこのように潰してパイ生地で揚げたものが、ここで売っていたデーツパイ(€0.25)だ。

※日本では馴染みの無いデーツはナツメ椰子の実。欧米諸国の大きなスーパーなら、間違いなくパン売り場の近く、生菓子コーナーで半乾燥させたものを売っている。

さすがにコルネはの皮は湿気ていたが、中のクリームはこの値段では信じられないほど美味。
デーツは欧米諸国で時々買っているので知っているが、あんこのように潰して食べるのははじめて。でも、こちらはコルネの半額なりのお味で、イマイチだった。


in : 2011/4/8 成田[NRT 11:25→16:35 FRA]フランクフルト[19:15→21:50 MLA]マルタ
  by 全日空 S(Y)クラス、マルタ航空
out: 2011/4/11 マルタ[MLA 15:25-18:10 FRA]フランクフルト[20:45→15:00* NRT]成田
  by マルタ航空、全日空 S(Y)クラス



※2017/3/9 追記

ゴゾ島のアズール・ウインドウ [Azure Window](☞ Google Map)が強風と高波の影響で昨日崩壊したというニュースが飛び込んできた。
このブログでは写真紹介していなかったが、崩れる前の様子を追加しておこう。

Azure Windowアズール・ウインドウ

アズール・ウインドウ崩壊前
▲すでに左側に亀裂が入っていたので、崩れるのは時間の問題という感じだった

当時のボートツアー乗り場
▲混雑していた青の洞窟やアズール・ウインドウを巡るボートツアー(当時 €3.50)
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9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
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12月:Stuttgart/ドイツ
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