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ドイツ/シュトゥットガルト: クリスマスマーケット [Stuttgarter Weihnachtsmarkt]

訪問:2017/12/10~12
公式HPStuttgarter Weihnachtsmarkt
※2017年度日程:11/29~12/23
開催時間:10:00~21:00(金土:~22:00、日:11:00~、11/29:17:00~、12/16:~22:30)



▲上:宮殿広場前会場  左下:クリスマスマーケット会場ゲート  右下:シラー広場会場

ドイツ・クリスマスマーケット第三弾は、初めての訪問都市となるシュトゥットガルト[Stuttgart]で連泊して、じっくり見て食べようと企んだ。
ニュルンベルク[Nürnberg]からは、特急列車ICで2時間20分(€19.90/早割)の移動で到着。

← 青●線上に屋台が展開している

長距離列車が発着するシュトゥットガルト中央駅[Stuttgart Hbf]の駅舎正面左手の歩行者専用道路(Königstraße)をまっすぐ進むと、会場北端部分に当たる 宮殿広場[Schlossplatz]に到着。
地下鉄で1駅分になるが、500mほどなので歩いたほうが断然早いだろう。

宮殿前に広がる大きな広場だが、クリスマスマーケットの屋台が展開するのは、シュトゥットガルト中央駅から伸びる遊歩道沿いと、宮殿広場の南側道路沿いだ。(地図:赤★)
その南側道路と接するキルヒ通り[Kirchstraße](?)(GPS: 48.777547, 9.179306)に、クリスマスマーケットのゲートがある。

このゲートから会場が始まるという意味では無さそうだが、途中からヒルシュ通り[Hirschstraße]と名称が変わるものの1本道に屋台が並んでいる。

途中右手にあるシラー広場[Scjillerplatz](地図:黄★)とマルクト広場[Marktplatz](地図:青★)が、メイン会場的な位置付けだ。


▲カールス広場[Karlsplatz]は、クリスマスマーケット会場とは言えない

今回参考にした書籍「きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅」によると、カールス広場[Karlsplatz](地図:ピンク▲)にフィンランドのクリスマス村があると記載されていたが、該当なし。おそらく取材年だけ企画された会場だと思うが(有料販売書籍なんだから、ちゃんと調査してから掲載しろよ!)、アンティーク販売店が並ぶ大型テントと、その隣に小さなワインバーコーナーしか無かった。


▲Markthalle Stuttgart

また、緑▲マークを付けたところに常設の市場[Markthalle Stuttgart]があり、この中の雰囲気もクリスマスマーケットと一体感があったので、立ち寄ってみる価値はあるだろう。


まずは、私のコレクションであるクリスマスマーケットデザインのカップ。
当地では主に3種類見かけたが、ありがたいことに宮殿広場にあるクリスマスマーケット専用のインフォメーションで新品販売していたので(しかも1個€2.50と割安)、酒を飲まずに入手できた。




会場で一番よく見たのが、絵柄はシンプルながらもガラス素材のカップ。
陶器とは違う形状だったことから、陶器のものとは別に購入してみた。



もう一つは、陶器製のもの。
こちらは絵柄もクリスマスマーケットらしいものだ。
新品なのに、口を当てる部分の一部が欠けた状態で焼かれたものだが、ここはドイツクオリティということかな。あるいは、案内所の職員がアジア人と見てB級品を売りつけたのかもしれない。(明らかに気づいている素振りだった)


クリスマスマーケット@フランクフルト [Frankfurter Weihnachtsmarkt]
クリスマスマーケット@ニュルンベルク [Nürnberger Christkindlesmarkt]



▲宮殿広場会場はゆとりの広さ

シュトゥットガルト会場の特徴は、屋台配置の空間にゆとりがあること。
特に中央駅から延びる遊歩道は道幅が広く通行量が多いものの、両側に屋台を配置しても余裕大。


▲左:ミニ蒸気機関車が走るジオラマは昼夜問わず大人気  右:スケートリンク

南西側に特設スケートリンクを核とした屋台密集地帯と特設コーナーがある。


▲左:宮殿広場南西端のインターナショナル屋台街



クリスマスマーケットのゲートをくぐると、ゲート幅と同じ歩道(本来は車道?)沿いに屋台街が500mほど続く。
50mほど進むと、左側の建物(旧宮殿?の博物館)へのゲートがあるが、この中庭にステージがあり、夕刻時にコーラス隊の歌声が聞こえていた。音がしなくても、ちょっと様子を見に行くと良いだろう。



50mほど進めば、シラー広場[Scjillerplatz]会場。
この会場あたりから、凝った装飾の屋台が多くみられるようになる。




▲シラー広場周辺の屋台装飾

シラー広場から200mほど進むと、左側にメイン会場となるマルクト広場[Marktplatz]に到着。
この会場、百軒以上の屋台がニュルンベルクのメイン会場と同じように密集して並んでいる。



▲マルクト広場会場

この会場も、主に外周に面した屋根が見やすい屋台の装飾が凝っている。
今度は、昼間の屋台装飾をお見せしよう。








最後は、食べたものをお気に入り順に紹介しよう。
結構他の会場には無い料理が多かったので、それを選んで食べてみた。


Germknödel(€4.50)
プラムジャム入り蒸しパン、けしの実 粉砂糖がけ バターソース


最大のヒットは、この蒸しパン饅頭。
Germknödelで画像検索すると大量に出てくるので有名なのかもしれないが、会場でこの蒸し器を見たのは3か所だけ。縞々模様の入った饅頭も見かけた。



肉まんじゃないよなぁと思って近づいたら、店員が日本語で書かれたメニューを出してくれた。
確かに日本人の姿もそれなりに見かけたものの、英語表記すらほとんど無い会場で、日本語メニューが出てくるとは思ってもみなかった。

後で見かけたバニラソースは、カスタードクリームみたいな真っ白なソースで覆うように掛けられていたがが、ここはバターソースを指定。



中身のプラムジャムは、左下にちらっと見えるほど少量だが、濃厚なお味。
でも、特に無くても問題ない感じだ。

それよりも、何でもない溶かしバターと、これまた何でもないけしの実と砂糖の混合パウダーが、恐ろしく合っているのだ。蒸しパン饅頭の食感も、適度に重量感があってバッチリ。肉まんの饅頭では軽すぎて無理だろう。
材料的には自宅でも再現できるので、帰国したら試してみようと思う。(まだ帰国便の機内にいるのでロシア上空だ)



店の場所は、シラー広場[Scjillerplatz]会場の南東側角地(GPS: 48.776909, 9.178652)だが、毎年同じ場所で出店しているかどうかは不明だ。




2番手は、いろいろトッピングされているバゲットの店。
指差し注文すると、オーブンで温めて出してくれる。(加熱不足だったけど・・)


Baguette mit Käse champignons(€4.00)

選んだのは、スライスマッシュルームがたっぷり乗ったもの。
マッシュルーム以外のキノコ(舞茸みたいなもの)も乗っていて、加熱不足でなければ風味抜群だっただろう。

場所は、インターナショナル料理店が並んでいた宮殿広場南端の一角。(GPS: 48.777606, 9.178760
バゲットを使っていないが、ピザ生地やナン生地を使った似たような料理は何か所かで見かけているものの、種類の豊富さと、指差し注文できる点では間違いないだろう。




3番手は、中央駅から伸びる遊歩道沿い、宮殿広場の一等地にあったオーストリア料理を標榜する店。


Fleischnudel(€7.50)

水餃子みたいな料理が4種類あったので、一番高いものを選んだのだが大失敗。

これも、Fleischnudelで画像検索すると大量に出てくるので、代表的な料理なんだと思うが、さすがドイツ語圏の国だ。ドイツ名物のザワークラウトを山盛りにした上に、水餃子風のものを4つ乗せてきた。
救いは、ドイツで一般的に遭遇するものよりも酸味の少ないザワークラウトで食べやすかったこと。全部は無理だけど。

つぶつぶは、これまたドイツでメジャーなベーコンビッツ。



水餃子の中身は、やっぱり水餃子かなぁ。中華とは皮の食感もまったく違うし、中の肉の餡も中華味ではないので、いわゆる水餃子とはまったく違うが(パスタに分類される)、その場で調理しているわけでもなく、出来合いのものを湯通しして温めなおしているだけなので、そこは屋台料理と諦めるしかない。

ただし、ザワークラウト以外のもの、例えばトマトとモッツアレラとか、ほうれん草なんかを選んだら、それなりに美味しくいただけそうだ。




ここで、食べなかったものの、気になった料理を紹介。
「きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅」にも写真が載っていたが、サバの丸焼きだ。
青魚アレルギーがあるので手を出せなかったが、食べていた日本人に聞くと脂がのっていて美味しいとか。
€3.99/100gと表示が出ていたが、1匹€13だったそうだ。
場所は、宮殿広場側のクリスマスマーケットのゲートをくぐってすぐの右側。




なんだか、ドイツのクリスマスマーケットでドイツ料理以外のものばかりを食べているが、フランクフルトとニュルンベルクでソーセージは食べているし、この会場のソーセージは鉄板で焼いている店も多かったので、食べる気にならなかったのだ。

ということで、先ほどバゲットの店のあったインターナショナル料理店が並んでいる一角にあったイタリア料理店。
ここで、シチリア名物のアランチーニを見つけてしまったので、食べるしかないだろう。(宮殿広場の遊歩道沿いにも、同じ店が出店していた)


Arancino(€3.00)
Italian Riseball, filled with fground beef and Mozzarella


日本のイタリア料理店で出てくるアランチーニ(アランチーノ)は、コロッケサイズでシチリア現地のものとは全く異なるが(☞ Pasticceria Savia)、こちらは本場もの同様にジャンボサイズ。おにぎり2個分サイズだ。

印象としては、シチリア島に渡る際に使ったフェリーの中で食べたものと同じ感じかな。
具材のほとんど入っていない水分を米に完全に吸わせたリゾットという感じ。
それにしても、油切れが悪いなぁ。ドイツ人って、揚げ油がギトギトに残っていても気にならないのかしら?




ここから下は、いまいちだった料理。
雪模様だった到着時、朝抜きでおなかペコペコだったことからザワークラウトとパスタの炒め物が美味しそうに見えてしまったのだ。


Schupfnudeln im Specksauerkraut(€5.50)

料理名も値段も分からないので指差し注文したのだが、屋台料理でこんなボリュームで出してくるか?
いくら朝抜きとはいえ、こんな量を食べたら他のものを食べることが出来なくなってしまう。

ザワークラウト好きのドイツ人大好きっていう感じの料理だけど、酸っぱいザワークラウトは苦手なはずの日本人には厳しい内容。でも、完食したという事は、不味くは無かったっていう事だと思う。
この料理も、あちこちの屋台で置いてあったが、小さな皿で供している店もあったので、まずは値段を聞いて量を推測した方が良いだろう。



Curry Wurst mit Brötchen(€4.00)

どん尻を飾るのは、名物らしいけど一度も食べたことが無かったカレーソーセージ。
のつもりで頼んだものの、出てきたのは串刺し豚肉のカレー煮込みだった。



串の中央部分をハサミで切って2分割してから渡してくれるので、焼き鳥のような食べにくさが無い点では良かったが、肉は水煮したものを後から軽くカレーソースで煮込んだような感じで味が浸み込んでいないし、半分はモモ肉なので淡白なだけで肉の旨味もない。
カレーソースも拘りを感じられず、店の選択を誤ったようだ。




最後に、デザートを1品。
フランクフルトで1個€0.80で、いかにも工場生産品という箱に入れて並んでいたものだが、ニュルンベルクではサイズが大きくなって1個€2.00越え。ここシュトゥットガルトでも同様だったが、偶然小型のものを売っている店を見つけて、買ってみた。
お値段1個€0.50、5個で€2.00。どうせ中身は不味いカステラだろうと思って2種類しか買わなかった。



思ったよりも軽く、底の部分を見るとワッフル仕様のアイスクリームコーン。



ガブっと行ってみたら、中身はカステラでなく軽いムースだった。
それも、右はコーヒー味、左はバニラ味でしっかり主張のあるお味で美味しい。

大型のものが同じ構成とは値段差から見て考えにくいが、これはもっと買うべきだったと後悔した。(実質最終日のホテルに戻る途中で買ったのだ)

クリスマスマーケット@フランクフルト [Frankfurter Weihnachtsmarkt]
クリスマスマーケット@ニュルンベルク [Nürnberger Christkindlesmarkt]
訪問したドイツのレストランリスト


以上で、4泊6日のドイツ・クリスマスマーケット訪問旅はおしまい。レストランには一切入らず、ホテルの朝食2回分を除いて全部クリスマスマーケットの屋台で食べるという、我ながら徹底したスタンスの旅で終わることになった。

3か所の会場をレーティングすると、文句なしの1番はシュトゥットガルトで、特に雰囲気面では最高評価。
2番は意外にも有名でないフランクフルトで、雰囲気も多少はあるし、何といっても食の水準が高い。
残念賞はニュルンベルクで、雰囲気も食も良いこと無しだった。何で世界一有名と言われるのか不思議だ。

■今回の旅の費用
往復航空券: 93520円(成田<>フランクフルト<>ドイツ鉄道、19562マイル獲得/JAL)
現地宿泊費: 34447円(€252.10/4泊;うち朝食付2泊、5つ星1泊、IHG特典1泊)
現地交通費:  4004円(€29.30)鉄道(空港<>各地分は航空券に含まれる)・DB指定席券
飲食雑費等: 12508円(€91.54)飲食・雑費
国内交通費:  2826円
旅費合計:  147305円

この後は、中断している10月のポルトガル旅行の続きをお届けしたいと思う。
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