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フランス/フジェール [Fougères]: Le Haute-Sève

訪問:2017/11/4 12:30 (☞ Via Michelin 紹介ページ
評価点:総合★★★★★★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★★CP★★★★★


どうもフランスでは2日連続で星5つ進呈店に巡り合ってしまうようだが、昨晩はミシュラン1つ星店であることから当然として、今回はミシュラン旅行ガイドに載っていたいただけの店だ。(フジェールの街での唯一の掲載店)

この街のお目当てであるフジェール城 [Château de Fougères]の営業時間が午後2時からということで、先にランチをいただくことにしたのだが、開店時刻の30分後だというのに、店内は空っぽ。
結構良い感じの店なのに、奥の方に声をかけないと誰も出てきてくれない状態だった。



ボンジュールと奥の方に声をかけて出てきたのが、高校生ぐらいの女の子。家族経営の店だと思うが、土曜日なのでお手伝いかな?
後から出てきた奥様は英語堪能だったけど、この子は一言も英語を話さなかったのは何故だろう?
フランスの若い子は、結構英語を話すものだと思っていたのだが・・

HPに掲載されていたメニューをチェックしていたので、店内で渡されたメニューと内容が同じであったことから、予定通りMenu Terre et Mer(€35.00)の3皿コースにチーズを加えてお願いした。




アミューズは、チャイブ風味の塩味ホイップクリーム。
後から来た20人位の団体客に合わせたお手軽アミューズという感じだが、まずまず。



トーストにたっぷり付けていただき、残りはそのままスプーンで舐めてしまった。



Le foie gras Breton cuit au "torchon", caramel au Pommeau

前菜からは、家内も私もフォアグラ。
普段は料理が被らないように選択するが、フランスの真っ当なレストランでは、お互い好きなものを頼もうという方針だ。



少しブランデー類で香りを付けたオーソドックスなテリーヌで非常に美味。

日本ではフランスで発生した鳥インフルエンザの影響で2年近く禁輸が続いた(まだ続いている?)ことから、2年前までに輸入された冷凍フォアグラも在庫がなくなった状態で食べれなくなっていたが(他国産のフォアグラなど、不味くて食べられない!)、フランス国内なら問題なく食べることができるので、今回は大好物のフォアグラに走る方針でもいる。



そうそう、フォアグラを付けていただくトーストも、ちゃんと布巾でくるんで冷めないようにして出してきた。これが普通だと思っているが、昨晩の1つ星店はそのまま出てきたなぁ・・


フォアグラをいただいた後に、ようやく普通のパンが出てきた。
ビジネスクラスの機内食みたいに、バスケットに盛られたパンから選ばされる形式はフランスでは初めてかも?



何種類かあって例の女の子がフランス語で説明してくれるのだが、わからないので私は種子系のパンをチョイス。



家内はエシャロットと聞こえたのを取っていたが、ネギの風味のあるこちらの方が美味しかった。
バスケットの残り1種類は、混ぜ物のない普通のパン。形状は同じだ。



Le filet de lotte en croûte de sésame, riz vénéré aux asperges, émulsion de fenouil au jus de carapaces et verveine citronnelle

2択のメインから家内のチョイスは、魚料理。
皿に乗っている野菜、アロエの皮をむいたみたいな野菜で面白い味。



電子辞書で「あんこう」だと判断して頼んだそうだが、フライの断面を見ると確かにあんこうらしい筋が見える。
2口サイズが2個と少なかったので味見はしていないが、黒米リゾットや魚の出汁の効いたクリームソースの出来が良かった。



Pièce de boeuf grillée à la plancha, Tian de légumes et petit farci de queue de boeuf tomaté
Boeuf d'origine Française


私は、フレンチでは避けている牛ステーキ系を選ぶしかなかったが、これが大当たりだった。
単なるグリルではなく、付け合わせの方がメインと思えるような皿だ。



牛ステーキの下には、セルクルで固めたラタトゥーユの周りにスライス胡瓜を貼り付けた料理。
今が旬の甘めに味付けられたキノコも美味しい。



ステーキの焼き加減は、指定したミディアムレアでバッチリ。
ソース側にのキノコの味付けと同じ甘めのものだが、これも単に肉のジュをベースにしたものではなく、野菜類の出汁も加わった深みのある味で美味しい。



丸ごと1個の焼きトマトの中には、挽肉とキノコと野菜を合わせて炒めた独特な食感と風味を持った具が入っていた。
創作料理の類だと思うが、今まで味わったことのないタイプで、これも美味。

もうひとつの茹でじゃがの串刺しは、月桂樹の葉っぱを間に挟んであった。



Tartines chaudes de brie de Meaux au chutney de figues
(Avec un supplément de €4.00)


デザートの前にチーズ。
実は、牡蠣が4ユーロの追加料金がかかると誤解してデフォルトで付くものだと思ってチョイスしてしまったのだが。

サラダ仕立てで出てきたので、最初に出してほしかったとは家内の談だが、ブリーチーズのタルティーヌの上に、甘いソースとクミンを振りかけてある点で面白い。いや、結構クミンが良いアクセントになっていたのだ。



Le millefeuille amande et framboise, creme de pistache et sorbet fruits rouges

デザートは選択肢が多く悩んだ結果、家内はまたまたミルフィーユをチョイスしていた。



パイ生地を使っていないとか、ピスタチオの味がしないと不満を述べていたが、ミルフィーユはちゃんと層になっているし、ピスタチオも自宅でシチリア土産で買ってきたものばかり使っていたからで、普通に買えばこんなものだろうという風味。目くじら立てるほどではないと思う。



La Tarte fine aux pommes, sorbet Grany Smith et pommes confites au romarin

私が選んだアップルタルトは、驚愕のボリュームで出てきた。
サイズが分かるようにテーブル周辺のものが写り込んだものを最初にお見せしておくが、これを1人で食べるのか!?



ちょっと焼きすぎて焦げてしまっているものの、特に焦げた嫌な味もせず問題なくいただけた。

日本のリンゴに慣れていると、欧州のリンゴは酸っぱすぎるものだが、スライスリンゴの酸っぱさを、上にトッピングしてある青りんごのアイスクリームをソース代わりにしていただくと、これが美味しい。
アイスクリームの下に盛ってある刻みリンゴも甘くしてあるので、全体を絡めていただくのが良さそうだが、アイスクリーム単独で半分近く食べてしまってから気づいたので、食べ方を誤ってしまった。



ちょっと分かりづらいが、そこの部分は薄いパイ生地でサクサク。




最後に家内だけ珈琲(€2.50、Coffee with milkと言って注文している)をお願いしたが、小菓子は2人分出てきたのでデフォルトで出すのだろう。

小さな器の中は、超濃厚でバニラの効いたブランマンジェだった。




以上でお会計。昨晩の1つ星店 Le Beaulieuでも付いていたが、お会計時にレストランカードを添えて持ってきてくれるのは、フランスの真っ当な店では多い。

しかし、昨晩の半額強でこのクオリティには感動した。地元のパーティ客でホールが疎かになっていたのは否めないものの、連続で星5つ進呈となったしだいだ。
今回のフランス旅行、最初は大外れ、そのあと2軒は大当たりとブレが大きいなぁ。


※メニュー:表紙ロゴMenu €29€35€45平日ランチMenuアラカルトデザート

【店舗詳細情報】
店名:Le Haute-Sève
電話:02 99 94 23 39
営業:12:00~13:30、19:30~21:00
定休:日曜日・月曜日
住所:37 Boulevard Jean Jaurès, 35300 Fougères
GPS:48.351549, -1.197592 (☞ Bing Map


今日のルート実績LOG(Google Map タイムライン機能より)
訪問したフランスのレストラン
 

【フジェール城 [Château de Fougères] の風景】
廃城で雨天強風という悪条件では、中に入る気にならず外側1周のみ。(入城料:€8.50)






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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
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現在 64ヵ国を訪問
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6月:台湾
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
9月:オーストラリア
10月:セルビア
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