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フランス/ル・マン [Le Mans]: Restaurant Le Beaulieu

訪問:2017/11/3 19:30 ミシュラン1つ星店 (☞ Via Michelin 紹介ページ
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆CP★★★★★


この日の夜はミシュラン1つ星店を第一候補にしていたのだが、ホテルで予約をお願いすると営業時間外は電話に出ないので無理だと断られてしまった。
仕方ないので、ダメもとで開店時間に直接訪問したら、運よく2人席が1つだけ空いていると入れてくれた。空いていても予約無しの客を入れないお高い店もあるようだが、我々は運がいいのか1つ星店でも予約無しで入れてしまうこと通算3軒目。(☞ Fleur de SelLes Pyrénées



渡されたメニューは紙1枚のコースメニュー。アラカルトは無いようだ。
前菜4択、メイン6択、デザート4択、フランス産チーズの中からの組み合わせで、47ユーロの2皿コース(メイン+デザート)から、88ユーロの4皿コースまでと、1つ星店としてはリーズナブルな価格設定。



3皿コース Entrée, plat, dessert 69€ をお願いすることにしたのだが、私はデザートをチーズに変えてほしいとリクエスト。



Les Produits de la semaine

アミューズは、海老とマグロのガスパッチョ。
このアミューズ、普通なら注文を終えてから出てくるものだが、メニューを吟味している段階で出てきてしまったのは、この店のアプローチ?

一流店らしい海老の風味に加えて、1cm角に刻んだ生のマグロのタルタルを、フランスらしいガスパッチョ(スペインのそれのようにトマトトマトしていないという意味)と合わせていただくわけだが、さすが1つ星店と納得するお味。



パンは2種類、小型のまな板の上に乗せられて出てきた。
十字に割れ目を入れてあるのだが、4分の1にカットするには手でちぎるしかない。
バターは有塩。フランスの有塩バターは、塩がきついなぁ。無塩の方が好みなんだけど・・

 
Chateldon(€6.00)

そうそう、バドワは無いかと聞いたら、このブランドの水が出てきた。
初めて見たボトルだが、調べてみると「ルイ14世に愛された「太陽王の水」として名高いプレミアムミネラルウォーター」だと書かれていた日本語サイトを発見。
日本だと良いお値段のようだが、思ったより安い請求だった。



Le Homard Européen, La Langoustine, et Crabe frais décortiqué, vinaigrette à la Truffe

前菜から家内が選択したのは、オマール海老とラングスティーヌ。
海老好きならではのチョイスだが、スライスしたトリュフも加わって豪華な感じ。

さすがに1つ星店なので皿の交換は遠慮したが、美味しかったみたいだ。



Duo de Foie Gras de Canard pochéà la Truffe et au Vin de Loire, Herbes folles

私は、2種類の味を楽しめるというフォアグラ。



右のマーブル仕立てのフォアグラは、ほとんど下味の付いていない、まんまフォアグラという感じ。
上に塩胡椒が振られているものの、添えられているチャツネ(甘いジャムが定番だが、エスニック調のジャムだった)を付けていただくにも趣味でなく、塩胡椒メインでいただくしかない。



と思っていたら、これにフォアグラを付けて食べろって後から持ってきた。
フォアグラの油と何かの出汁を加えた溶き卵みたいだが、味が控えめなのでフォアグラを付けてもソースやジャムの代わりにはならず。



フォアグラに付いてきたトーストと、その上に溶き卵の中に入っていたフォアグラの断片。



Le Ris de Veau et la St Jacques, Risotto au Parmesan et Champignons du moment

家内のメインは、子牛の胸腺肉(リドヴォー)とホタテ。それにキノコもあると書いてあったので、私が無理やり選ばせた感じになってしまった。(リゾットが嫌なのにと、文句を言われたけど)

リドヴォーをカットしてもらって味見したが、大きな塊の部位で味の浸み込みが足りないと、いまいちな感じになってしまうなぁ。本当は、細かな房の部分をちぎってソテーしてもらった方が好みなんだけど。



リゾットはパルミジャーノ効かせすぎ。
さすがにランチの店で出てきた「おじや」ではないけど、やっぱりイタリアのリゾットとは違って芯がないタイプ。
まあ、これがフランス人の好きな食感なんだと思う。



Le Liévre à la Royale et Légumes de Saison

私のメインは、よくわからないものの、オフライン翻訳でジビエ系のウサギ料理らしいものと判断して Liévre à la Royale を選んでみた。



後で調べてみると(☞ wiki(仏語))ちょっと違ったみたいだが、内臓肉をまとめてスライス肉で包んで煮込んだ感じの料理。
トッピングに、フォアグラのソテーが乗っていた。



断面写真を見るとわかるが、ロール肉の中身はレバーだらけという感じで、臭みもあるし野性的なお味。美味しいかと聞かれたら、ちょっと趣味でないと答えるしかないかな。

トッピングのフォアグラアは、トロトロの鵞鳥のものだと思うが、あまり味に主張のないタイプ。
お値段から考えたら、欲を言っても仕方ないけど、ちょっと残念かな。
ソースはバッチリ決まっていたので、ここは好みの問題が大きく出てしまった。



Le Millefeuille caramélisé, Créme légère à la Vanille de Mdagascar

デザートは、ミルフィーユをチョイス。
味見していないけど、最上部のパイ生地はキャラメリゼしてあるタイプで、美味しかったようだ。



Les Fromages Fermier de France

デザートの代わりにチーズを選んだ私の方は、すごいのが出てきた。
チーズのお供のパンは、食事のパンと同じものっていうのが残念だけど・・



クレルモンフェランの Fleur de Sel でフランスチーズに魅せられてからというものは、高級店では必ずフランスチーズをいただくことにしているのだが、さすが星付き店だけあって美味しいところを出してくれた。



特に美味しかったのは、小皿に入ったものと右手前のもの。
説明がなかったし(されても分からないけど・・)、ワゴンから選ぶタイプでもなかったが、十分満足できた。




食後の小菓子は、ひとりずつ3種盛りで出てきた。
左はチョコクッキーをアレンジしたもので美味、中央はポルトガルでおなじみの甘い米のデザートの類、右はフィナンシェ。どれも星付き店らしいクオリティだ。



家内が食後のコーヒー(€4.00)を頼んだからか、もともと出てくるのかは不明だが、チョコレートも出てきた。
このチョコレート、家内が言うには今回食べたものの中で1番だったそうで、日本で買えば1粒300円クラスのレベルだったそうだ。高級チョコの価値を理解できない私には、単に美味しいと思っただけだけど。



これでおしまいと思っていたら、マドレーヌが焼けたと10個か12個焼くプレートのままテーブルに持ってきた。サイズは、先ほどのフィナンシェの倍ぐらいあるものだが、マドレーヌというよりはフィナンシェに近いお味で美味。

そうそう、食事中にシェフが各テーブルに挨拶して回るという光景もあった。フランス語が分からないので、単にボン・ソワールとしか言えなかったけど、HPなどにも載っている包丁を持ったシェフの顔写真のイメージ通り、気さくな方のようだ。






お会計は、全部で148ユーロ也。
ミシュラン1つ星店で、街のど真ん中という好立地でこのお値段は良心的だ。

そうそう、1階のビストロも同系列のような印象を受けたが、右側の入口から入って階段を上ると、上の写真のような防火扉のような入口になっていた。まさか、ここから入るのかと思って扉を開けたわけだが、どうも星付き店の一部には、こういった無粋な入口を持つ店が少なからず存在する気がしてならない。(前に3つ星店を拝みに行った時もそうだった)


※メニュー:夜のコース(アラカルトは無い)、店頭掲示

【店舗詳細情報】
店名:Le Beaulieu
電話:02 43 87 78 37
営業:12:00~13:30、19:30~21:30
定休:土曜日・日曜日
住所:34 bis place de la république, 72000 Le Mans
GPS:48.004466, 0.195937 (☞ Bing Map


今日のルート実績LOG
訪問したフランスのレストラン
 

【ル・マン [Le Mans] の風景】










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