ポルトガル/Viana do Castelo: Pousada Monte de Santa Luzia
訪問:2017/10/6 20:30
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★☆☆☆
ペスターナ社が運営を担うようになって、さまざまな面が悪化しているポザーダ(特にキャンセル処理ができないWebサイトは最悪!)。
今までは、宿の紹介も含めて掲載していたが、今後は古城ホテル系でなければ普通のレストランと同じ扱いにしたいと思う。


公式サイトでは「Pousada Viana do Castelo」と城の名称が入っているが、これは「Viana do Castelo」という街の名前を被せているだけであり、本来の名称はタイトルの通り。
ペスターナ社が安易な名称変更を行っている弊害だ。(建物正面の古くからある標識や、ここのように古くから使われている鍵に刻まれた名称で、本来の名称が判別できる)
内部は多少歴史的建造物の雰囲気はあるものの、実態は再建築された近代的なホテル。
立地的には城が建っていたであろう丘(Monte de Santa Luzia)の上にあるが、城の面影はまったく無い。街から見ると、正面に聳える教会が一際目立っている丘だ。
ディナーは抜くつもりだったが、ランチが軽すぎたこともあって小腹がすいたので、レストランで軽く食べることにした。
コース(€33)は食べきれないので、メインを抜いたアラカルトで注文。


Couvert Composto(€4.00)
Variedade de Pão, Manteiga, Azeitonas temperadas, Azeite e Flor de Sal e Acepipe
Couvert Composed
Bread, Butter, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flower and Appetizer
まずは、パンとバターにオリーブオイルとオリーブ。
ポザーダでは、選択制では無くイタリアのコペルトと同じ様に強制的に課金されるが、1人4ユーロというのは過去最高水準。この場合は、別にアミューズが付くのが普通だ。(イタリアでも概ね同じ感じだが、ポザーダと違って明記されていないので、出て来るかは店しだい)

そのアミューズは、内容はともかく前菜級のボリュームで出てきた。


トマトをくりぬいて、中に炒り卵を入れたものと、ツナサラダのラップ。
とても料理とは言えない内容が出てくると、この店の水準がどんなものかと分かってしまうものだ。

Sopa do dia(€4.20)
Soup of the day
家内がスープを飲みたい気分だというので、内容を聞いてから本日のスープをお願いしていた。
細切り生ハムを後付けでトッピングしたベジタブルスープだったようだが、味見していないのでコメントできない。

Gambas Fritas ao Alho(€10.00)
Prawn in Olive Oil
前菜からは2品選んで、それぞれシェアでいただくことにした。
まずは、海老のソテー。英語表記でアヒージョの類と思っていたら、違った。

Lâminas de Polvo em Azeite e Alho(€12.00)
Sliced Octopus in Olive Oil and Garlic
もう1品は、ポルトガルならではということでタコのスライス。
これもアヒージョの類と思っていたわけだが、ご覧の通り。
スライスというだけに、かなり太い足肉を使っている。

取り分け皿に盛りつけた写真も1枚。
ポルトガルらしい柔らかなタコの食感は良いものの(家内は、日本には無いこの食感が嫌いなんだと!)、お味は平凡。物価水準に合わせた値段を考えれば、平凡以下だろう。

Doçaria Regional ou Conventual(€5.00)
Regional or Conventual Pastry Dessert
デザートは何かと聞くと、テーブルに並べられた品から自由に取れると。
別にバイキングメニューがあったので(ケーキとフルーツで€8、それにチーズが加わって€12)、Pastryは単品だと思っていたので嬉しい誤算だ。
これが一番美味しいし、コスパも抜群。
特に丸ごとリンゴを焼き上げたデザートが含まれていた点が、ポイントアップだ。

お会計は、(ポルトガルとしては高い)水代を含めて €47.70也。昔からポザーダの会員登録はしてあるので、5%引きでの請求となっている。
しかし、デザートをを頼んでなかったら★2つの採点になっていたほど、料理の水準は低そうだ。
夜は車が無いと麓のレストランに行くことが出来ない立地なので、泊まる場合は覚悟して行くか、事前に部屋で食べるものを確保してから行った方が良いだろう。
※メニュー:コペルト・スープ・前菜、メイン、デザート・コースの案内
【店舗詳細情報】
店名:Pousada Viana do Castelo
電話:1258 800370
営業:13:00~15:00、19:30~22:00
定休:無休
住所:Monte de Santa Luzia, 4901-909, Viana do Castelo
GPS:41.703562, -8.835741 (☞ Bing Map)
☞ 今日のルート実績LOG
☞ 訪問したポルトガルのレストラン
【Monte de Santa Luzia の風景】
☞ 案内地図掲示、各国版説明掲示




▲麓からはケーブルカーで上れる。ただし運行時間が午後5時までだったと思う。




▲麓からよく見える結構派手な教会


▲教会前の広場から街を見下ろせる


▲城跡かなぁ? ポザーダや教会のある側に入口が無かったので、結局何だか不明。
【ヴァレンサ城 [Castelo de Valença] の風景】
(GPS: 42.026707, -8.645903)
☞ ヴァレンサ・ド・ミーニョ(Ola! Portugal)


▲左:南側ゲート 右:2つの星形要塞を結ぶゲートは歩行者専用信号付


▲城塞都市の中心(上のゲートを使わず、東側の新しいゲートから直接入れる)




▲南側要塞から入り、時計回りに2つの城塞の城壁沿いを歩いて一周してみた(約30分)
評価点:総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★☆☆☆
ペスターナ社が運営を担うようになって、さまざまな面が悪化しているポザーダ(特にキャンセル処理ができないWebサイトは最悪!)。
今までは、宿の紹介も含めて掲載していたが、今後は古城ホテル系でなければ普通のレストランと同じ扱いにしたいと思う。


公式サイトでは「Pousada Viana do Castelo」と城の名称が入っているが、これは「Viana do Castelo」という街の名前を被せているだけであり、本来の名称はタイトルの通り。
ペスターナ社が安易な名称変更を行っている弊害だ。(建物正面の古くからある標識や、ここのように古くから使われている鍵に刻まれた名称で、本来の名称が判別できる)
内部は多少歴史的建造物の雰囲気はあるものの、実態は再建築された近代的なホテル。
立地的には城が建っていたであろう丘(Monte de Santa Luzia)の上にあるが、城の面影はまったく無い。街から見ると、正面に聳える教会が一際目立っている丘だ。
ディナーは抜くつもりだったが、ランチが軽すぎたこともあって小腹がすいたので、レストランで軽く食べることにした。
コース(€33)は食べきれないので、メインを抜いたアラカルトで注文。


Couvert Composto(€4.00)
Variedade de Pão, Manteiga, Azeitonas temperadas, Azeite e Flor de Sal e Acepipe
Couvert Composed
Bread, Butter, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flower and Appetizer
まずは、パンとバターにオリーブオイルとオリーブ。
ポザーダでは、選択制では無くイタリアのコペルトと同じ様に強制的に課金されるが、1人4ユーロというのは過去最高水準。この場合は、別にアミューズが付くのが普通だ。(イタリアでも概ね同じ感じだが、ポザーダと違って明記されていないので、出て来るかは店しだい)

そのアミューズは、内容はともかく前菜級のボリュームで出てきた。


トマトをくりぬいて、中に炒り卵を入れたものと、ツナサラダのラップ。
とても料理とは言えない内容が出てくると、この店の水準がどんなものかと分かってしまうものだ。

Sopa do dia(€4.20)
Soup of the day
家内がスープを飲みたい気分だというので、内容を聞いてから本日のスープをお願いしていた。
細切り生ハムを後付けでトッピングしたベジタブルスープだったようだが、味見していないのでコメントできない。

Gambas Fritas ao Alho(€10.00)
Prawn in Olive Oil
前菜からは2品選んで、それぞれシェアでいただくことにした。
まずは、海老のソテー。英語表記でアヒージョの類と思っていたら、違った。

Lâminas de Polvo em Azeite e Alho(€12.00)
Sliced Octopus in Olive Oil and Garlic
もう1品は、ポルトガルならではということでタコのスライス。
これもアヒージョの類と思っていたわけだが、ご覧の通り。
スライスというだけに、かなり太い足肉を使っている。

取り分け皿に盛りつけた写真も1枚。
ポルトガルらしい柔らかなタコの食感は良いものの(家内は、日本には無いこの食感が嫌いなんだと!)、お味は平凡。物価水準に合わせた値段を考えれば、平凡以下だろう。

Doçaria Regional ou Conventual(€5.00)
Regional or Conventual Pastry Dessert
デザートは何かと聞くと、テーブルに並べられた品から自由に取れると。
別にバイキングメニューがあったので(ケーキとフルーツで€8、それにチーズが加わって€12)、Pastryは単品だと思っていたので嬉しい誤算だ。
これが一番美味しいし、コスパも抜群。
特に丸ごとリンゴを焼き上げたデザートが含まれていた点が、ポイントアップだ。

お会計は、(ポルトガルとしては高い)水代を含めて €47.70也。昔からポザーダの会員登録はしてあるので、5%引きでの請求となっている。
しかし、デザートをを頼んでなかったら★2つの採点になっていたほど、料理の水準は低そうだ。
夜は車が無いと麓のレストランに行くことが出来ない立地なので、泊まる場合は覚悟して行くか、事前に部屋で食べるものを確保してから行った方が良いだろう。
※メニュー:コペルト・スープ・前菜、メイン、デザート・コースの案内
【店舗詳細情報】
店名:Pousada Viana do Castelo
電話:1258 800370
営業:13:00~15:00、19:30~22:00
定休:無休
住所:Monte de Santa Luzia, 4901-909, Viana do Castelo
GPS:41.703562, -8.835741 (☞ Bing Map)
☞ 今日のルート実績LOG
☞ 訪問したポルトガルのレストラン
【Monte de Santa Luzia の風景】
☞ 案内地図掲示、各国版説明掲示




▲麓からはケーブルカーで上れる。ただし運行時間が午後5時までだったと思う。




▲麓からよく見える結構派手な教会


▲教会前の広場から街を見下ろせる


▲城跡かなぁ? ポザーダや教会のある側に入口が無かったので、結局何だか不明。
【ヴァレンサ城 [Castelo de Valença] の風景】
(GPS: 42.026707, -8.645903)
☞ ヴァレンサ・ド・ミーニョ(Ola! Portugal)


▲左:南側ゲート 右:2つの星形要塞を結ぶゲートは歩行者専用信号付


▲城塞都市の中心(上のゲートを使わず、東側の新しいゲートから直接入れる)




▲南側要塞から入り、時計回りに2つの城塞の城壁沿いを歩いて一周してみた(約30分)
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