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ヴィリニュス空港~市街地の移動手段と鉄道博物館(2019年更新版)

現地調査日: 2019/6/13~16(空港~市街地移動情報のみ)、2017/9/1~2, 9/7
最終確認日: 2019/6/16
2年前に気に入ってしまったリトアニアに再訪問したが、ヴィリニュス空港のレイアウトが少し変わっていたのと路線番号88番バスのルートが変更されていたので、空港から市街地へのアクセス方法を最新情報に書き換えることにした。
地球の歩き方のいい加減さに対して、ボロクソ書いてある過去の記述内容を確認したい場合は、Internet Archive Wayback Machineに登録しておいたので、必要があれば参照していただきたい。



▲左:正面出口(ビル左端にある)を出た光景  右:過去のバス乗り場は屋根だけ残していた

地球の歩き方の筆頭には、空港から市街へは、鉄道、バス、タクシーなどの交通手段がある。最もわかりやすいのは鉄道で、かわいい2両編成の列車がヴィリニュス駅との間を最短7分で結んでいる。と、駅舎に停まる列車の写真まで掲載してあるが、執筆者の資質を疑いたくなる記載だ。



18:40に空港に到着するTK1407便を降りて、真っ先に鉄道駅に向かった際に表示されていた出発案内が、上の写真。「最もわかりやすい」の件は後回しにして、これが地球の歩き方ご推奨の鉄道運行状況の実態だ。(☞ 2017/9/1時点の 掲示時刻表掲示運賃表



1日16便と記してあるのである程度予想はできるものの、鉄道で街に出ることを推奨する理由は、私のような鉄分多めの方をターゲットにしない限りまったく無いだろう。
2017年は空港~ビリニュス駅の単純往復運転だったが、現在は何便かが空港から先の駅まで行くようになっているので、行き先も気にしなければならない。後述する路線バスは全便空港始発なので、分かりやすさと言う点でも劣る。



ちなみに、鉄道駅までは旧バス停付近を除いて屋根が無いので(左上の写真に写っている横断歩道先の屋根は無くなっていた)、雨が降っていたら選択の余地は無いだろう。
到着ターミナル左手の旧路線バス停のあった屋根付きの通路を進み、横断歩道を渡ってしばらく先の線路を渡る橋の手前を左に向けば、右写真ような風景が見えるはずだ。
しかし、空港ターミナル正面にある本数の多いバスを無視して400m先の乗り場まで歩いて行く価値があるのかどうか。鉄道好きな人だけがターゲットだろう。



▲2019/6/13現在のAirport Express時刻表と料金掲示

お次は、空港から市街地までバスで向かう場合の情報。
ダメな地球の歩き方のバス便記載の筆頭は、路線バスではなく業者バス。(いわゆる空港シャトルバス:Airport Express)
この記載順に関してはヴィリニュスに限らずどこの国のものでも同じで、広告主や業者から便宜を図ってもらうガイドブック特有のお約束事項だ。必ず無駄に高い業者バスや、博物館巡りをしない限り極端に割高となるツーリストパスを最初に記して無知な読者を誘導するものだから、読者から金を取っているのに腹が立つ。

ちなみに、ヴィリニュスの空港シャトルバスの運賃は2ユーロと、路線バスの倍額に値上げされているうえに、運行間隔も最大45分も開くようになり、最終も19:40発とさらに早くなっていた。単に駅(正確には駅前にあるバスターミナル)まで直行するだけでホテル送迎が含まていないわけだから、ほとんど選択の余地は無いだろう。


▲中長距離専用バスターミナル(右写真の建物が空港建物の向かって左端になる)

乗り場はターミナル正面に隣接する路線バス乗り場と違って、外に出たら右側に進み、出発ターミナルから降りてくる車道の横断歩道を渡ってすぐ右側にある中長距離バス専用のターミナルだ。空港ターミナルビルの隣になるので100m程度だから大した距離では無いが、雨が降っていたら屋根が無いので傘が必要だ。

この専用バスターミナルから、国内のカウナス[Kaunas]やクライペダ[Klaipėda]、隣国のリガ[Riga]やミンスク[Minsk]に行くバスも出ている。
2019/6/13現在の運行会社と時刻表は以下の通りだが、2年前と比べて運行バスが倍増していた。

カウナス[Kaunas]・クリージュカルニス[Kryžkalnis]・クライペダ[Klaipėda]方面
パネヴェジース[Panevėžys]・Pasvalys方面
ラトビア(リガ[Riga])方面
ベラルーシ(ミンスク[Minsk])方面
ベラルーシ(ミンスク[Minsk])方面
ベラルーシ(グロドノ[Grodno])方面




最後は、本来なら一番最初に詳しく載せるべき路線バスの件。
上の記述は、最新版では改められなければいけない。というのも、2018/6/1から、88番バスのルートが変更されているからだ。駅は通らず、旧市街地区も細かく回らずまっすぐ突っ切るだけになっている。



乗り場は、空港ターミナル正面を出て右側。横断歩道を渡る必要も無く、ターミナルの中央出口を出れば斜め前徒歩10秒という立地だ。到着時に制限エリアから出た場合は、正面に見える出口が左端出口になるので、雨天だったらターミナル内を右側に歩いた出口から表に出ると良いだろう。



▲空港から市街地への路線バス情報 (↑ クリックで路線番号が判別できる大きな画像で見れます ↑)

上の写真は、2018年6月からの新ルートマップだが、これが一番わかりやすい。
ただ、地球の歩き方を含めてガイドブックではカタカナ表記で○○通りだとか日本語名しか書いてないことがほとんどなので、現地ではまったく役に立たない。(例えば、上の掲示路線図と照合できない)

他社ガイドブックには期待しないが、歩き方を謳うガイドブックであれば、路線図、せめて現地語表記ぐらいは掲載すべきだろう。日本語名は仲間との会話でぐらいしか役に立たないものだが、日本語表記が必要ならカッコ併記すれば良い。
なお、日本語名は表記名が統一されていないので、検索するときに厄介なだけでなく、現地発音とかけ離れていることが多いのも注意点だ。これも、現地で人に場所を尋ねる際に、まったく通じないので困ることになる要因だ。
今なら、スペルが分かれば Google翻訳等で発音も分かるので(リトアニア語は非対応だった)、カナ表記をメインにするのは、主な名所旧跡や博物館の類だけにしてほしいものだ。


▲空港発3G系統バス時刻表

路線バスは、すべて空港始発。
従って、路線番号だけ認識しておけば大丈夫だ。

時刻表を見てのとおり、圧倒的に多いのが 3G 路線。5~9分間隔で運行しているので、発車時刻を気にする必要性が無い。駅や駅付近の宿に行くのでなければ、これに乗り込んで、目的地に最も近いバス停から歩くという手段が賢明だと思う。実際私は、2年前を含めて4回利用している。
駅に行く場合は1番バス(☞ 時刻表)か2番バス(☞ 時刻表)あるいは業者バスを利用することになるが、いずれも3G路線と比べると運行本数が極端に少ないので、空港ターミナル内左端出口に設置のモニター画面を確認してから利用しよう。

左が、空港から旧市街先の川向うのバス停までの3G路線の実測ルートだが、ご覧の通り旧市街付近のホテルに行く場合でも使える。バス停の位置は、先の運行図とGoogle Mapで確認できる。

旧市街へは、川を渡る手前の Juozo Tumo-Vaižganto st.バス停(☞ Google Map)か、ひとつ先のバス停で川を渡った先の Žaliasis tiltasバス停(☞ Google Map)を利用することになる。Google Map上ではバス停があっても、3G路線は通過してしまうものがあるので注意が必要だ。

市内バス路線網記号説明
旧市街地区の路線バスマップ
最新の路線バス時刻表[Maršrutų tvarkaraščiai]





3G路線は、2両連結の大型バスでキャパも十分あることから、絶対に歩きたくない向き(そんな方は、素直に約10ユーロのタクシーに乗れば良い)と駅に向かう方以外は、3Gバスを活用していただきたいと思う。



上の写真は、川向うの Žaliasis tiltasバス停周辺だが(手前の橋の端から撮影)、多くのバスが通っているうえに、間もなく到着するバスの待ち時間が、系統番号と行先と共に電光掲示されているので、空港に戻る際にも安心して利用可能だ。



▲左:2019/6現在の88番バス  右:2017/9時点の88番バスは小型車だった

前述の通り、旧市街中心部に向かう88番バスは経路変更されているため、地球の歩き方や過去の情報が使えなくなっている。


▲こんな88番バス専用車両も走っていた!(2019/6/16)

また、ミニバス運行から普通のバスに変更され、20~30分間隔に増発されている。(☞ 時刻表



地球の歩き方には「深夜も1時間に1便の割合で運行」とあるが、これは不正確。
88N系統と路線番号が変わって、22:30~04:30の30分間隔の運行(2:30を除く)と、これまた2017年当時の4本だけと比べたら大増発されていた。



バスに乗り込んだら、運転手からチケットを購入し(€1.00)、写真の刻印機に差し込んで日時を印字する。



上の写真のように、チケット下に日付と時刻が印字される。
この刻印処理は、鉄道路線も含めた欧州全般的に普及している改札処理(一般にバリデーションと言う)であり、たとえチケットを持っていても刻印処理をしていなければ問答無用で不正乗車とみなされ、日本の3倍という甘い罰金(割増運賃)とは比べ物にならない高額罰金をその場で課せられるので注意が必要だ。(Eチケットや列車指定の乗車券は、一般的にこの手のバリデーションは不要。改札機の有無と、手持ちのチケットがその機械で使えるかで判断しよう。最近は、EチケットのQRコード類に対応した改札機も出現している)




実は、ここまで紹介した内容のバスや列車の直近発車時刻が、到着ロビー側のターミナルビル出口付近にあるモニターにまとめて表示されている。回りくどい解説をしてきたが、まずはここで乗りたいバス(または列車)の余裕時間を確認しておこう。

掲示の通り、路線バスなら1分(正確にはこの掲示のある左側出口から出て45秒、中央か右側出口から出れば15秒でOK)、駅までなら7分の移動時間を見なければならないので、上の例だと直近の列車は4分しか余裕が無いことになる。


最後におまけだが、タクシー乗り場はターミナルビル右端出口の正面にある。
駅まで約7ユーロ、旧市街まで約10ユーロとの掲示と、運賃表の掲示があったので載せておこう。日本の3分の1程度の運賃だ。(リトアニアでは、日本と同様にチップの慣習は無いので、チップはレストランやホテルも含めて一切不要)

タクシー乗り場にあった料金掲示

訪問したリトアニアのレストランレビューリスト
 

【リトアニア鉄道博物館 [Lietuvos geležinkelių muziejus] の風景】
リーフレット①
※入場料:€1.80(先に駅舎2階の博物館窓口でチケットを購入のこと)
 営業時間:駅舎側9:00~17:00(土曜~16:00);車両展示場10:00~16:00(土曜~15:00)
 定休日:日曜日・月曜日・祝日、車両展示場は冬季休業



▲ビリニュス駅を入って右側に、博物館入口がある。まずは、2階に上がろう。


▲左:2階入口の天井に鉄道模型が走ってる!  右:模型展示が結構充実している


▲お決まりの過去の物も色々展示


▲何も案内されなかったけど、駅のホーム入口にあるこの表示を見落としてはいけない


▲ホーム左端に車両展示場がある。駅舎2階の博物館の入場券が必要。また、営業時間と期間に注意。



▲入口で入場券を見せると、元鉄道マン風のおじいさんが早速蒸気機関の実演を見せてくれた。
 おまけに、右下の手漕ぎ車輌にも乗ってみろと過剰サービスぶり。(言葉は通じない)
 団体の子供ばかりが入っていたので、鉄道好きの外国人オッサンがよほど珍しかったのかも?


▲お決まりのSLなんかよりも・・



▲最近まで現役だった(あるいは、まだ現役?)工事車両だとか


▲除雪車に加えて、これ何だ? なんていうのもある。








▲踏切に標識の数々


▲ホームにも無造作に色々と。線路なんて色々置いてあるだけで、何も説明が無い


▲塗装し直している訳でもなく雨ざらしの旧車両置き場っていう感じ
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現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
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