イタリア/オルティゼイ [Ortisei|St. Ulrich in Gröden]: Naturhotel La Cort
訪問:2017/7/14 19:00
評価点:総合★★☆☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★☆☆☆
旅行中の判断ミスというのは付き物だと思うが、この旅2度目のミスチョイスだった。
オルティゼイは、ドロミティの玄関口とも言える街なので、コルティナと同様に宿代が高いことは承知していたが、1軒前にアタックした4つ星ホテルがあまりにも高額だったことに影響を受けてしまった。
冷静に考えればここも不当に高い事に気付いたはずだ。

1泊2食付€111.00/人でOKを出した後に「ホテル」ではないことに気付いたのだが、後の祭り。
単なるアパート改造型の民宿というか米国のモーテル的な施設だったのだ。立地の悪さを考えれば、€75.00/人が妥当な線だろう。
ご夫婦と娘さんだけで運営している感じだったが、紛らわしい名称とGoogle Mapの高評価の先入観も加わって、判断ミスをしたという事だ。

ディナーは19:00~19:30の任意の時間との案内。
メニューは、ドイツ語とイタリア語で記されていたが、チェックイン時に口頭でざっくりと英語で説明してくれている。と同時に、メイン料理の選択もこの段階。


19時ちょうどに入口脇にあるレストランに向かったが、眺めの良い席は街側を見下ろす2テーブルだけ。うちテーブルセッティングの無かった1テーブルは最後まで来なかったので、ちょっと納得できない面も。
みなさんが外の景色を見やすいようにという配慮かもしれないけど、それほどまでして見たい景色では無いと思う。
写真の通り全面ガラス張りの部屋で、温室のような部屋。冬なら良いと思うが、夏は厳しい。
一か所開閉できる場所があったが、蒸風呂のような状態になっているのに最後までこの状態で、こんな点でもホテルではなく民宿、しかも気配りにかけたファミリーの運営だと感じた。(他に色々な面で、客を見ていないと思える節があった)

メニューには書かれていなかったが、最初はサラダ・バイキング。
全種類取ってこんな感じになったが、メインにサーモンが出てくるのに、自家製らしきスモークサーモンもある。っていうか、前菜と言えるものはそれと焼ズッキーニだけ。

セルフサービスのパンは、グリッシーニだけ取ってきたが、これで最後。補充が無かったので、後から来た人はありつけなかったわけで、やはりサービス面では劣悪レベルだ。
口コミ評価の良い店というものは、スタッフの人柄とかホスピタリティで評価される部分も大きいと思っているが、これで高評価というのは納得できない。(ちなみに、部屋もキッチンを使えないようにしているアパート部屋で、低レベル)

Crema di zucca, mela e zenzero
温かいスープは、南瓜ベースに生姜風味のある変わったお味。
リンゴと生姜って書いてあるけど、リンゴはあまり感じなかったし、家庭料理的なスープ。
飾り皿が結局最後まで置かれていたのは、まあご愛嬌。

Risotto con funghi
キノコのリゾットも、花で飾って見栄え良くしてはいるものの、味の方は極めて家庭料理。
昨日のピクニックで出てきたキノコのリゾットとは出来がまったく違う。
下手な埼玉イタリアンで出てくる、冷や飯で作ったリゾットのように米に芯が無いし、ベースとなる出汁がインスタントっぽい。

Salmone fresco alla griglia su contorno di verdurine
チェックイン時に、目いっぱい勧められたサーモン。
これなんかは、見栄えも含めて完全に素人料理っていう内容でガッカリ。
確かにサーモンの質は悪くなかったが、下手な塩使いに焼きも出来ていない。
まあ、料理の基礎を叩きこんでいないアマチュアの奥様が作る料理なんてこんなものだ。家内よりも下手糞だ。

Insalatina di avocado
北イタリアの魚料理はサーモンばかりだから食べたくないと家内が選んだアボカドサラダは、サーモンよりはマシと言っていたが、もっと酷い。
単にアボカドとズッキーニとパプリカを角切りにして混ぜ合わせただけで、アボカドの濃厚な旨味を生かしていない。料理になっていないのだ。
民宿なんて、こんなものだろうと思えば良いわけだが、民宿とは思えない高額の宿代を払っているだけに、求める水準は高くなって当たり前だ。

Semifreddo al amaretto fatto in casa con salsa al cioccolato calda
最後のセミフレッドだけは、真っ当なものが出てきた。
と言っても、これも家庭で作れるレベルで、レストランレベルに達していないけど。
とにかく部屋が暑いので、さっさと食べて涼しい部屋に戻ってしまった。
Trip Advisor や予約サイトの評価点でもそうだけど、民宿系の宿の評価はホテル系と比べて1ランク上がる傾向にあるので、騙されないようにしなければ。
それにしても、Hotel ではなく、Naturhotel って、インチキだよなぁ・・
ググってみると結構ヒットするんだけど、どんなものだろう?
【店舗詳細情報】
店名:Naturhotel La Cort
電話:0471-796488
住所:Pineies 18, 39046 Ortisei
GPS:46.573199, 11.636537
☞ ドロミテ街道と南チロル - 峠と湖の地図
☞ レンタカーで楽しむドロミテ街道とドロミティ周辺情報
☞ 訪問したイタリアのレストランと各州の風景
評価点:総合★★☆☆☆、味★★★☆☆、サービス★★☆☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★☆☆☆
旅行中の判断ミスというのは付き物だと思うが、この旅2度目のミスチョイスだった。
オルティゼイは、ドロミティの玄関口とも言える街なので、コルティナと同様に宿代が高いことは承知していたが、1軒前にアタックした4つ星ホテルがあまりにも高額だったことに影響を受けてしまった。
冷静に考えればここも不当に高い事に気付いたはずだ。

1泊2食付€111.00/人でOKを出した後に「ホテル」ではないことに気付いたのだが、後の祭り。
単なるアパート改造型の民宿というか米国のモーテル的な施設だったのだ。立地の悪さを考えれば、€75.00/人が妥当な線だろう。
ご夫婦と娘さんだけで運営している感じだったが、紛らわしい名称とGoogle Mapの高評価の先入観も加わって、判断ミスをしたという事だ。

ディナーは19:00~19:30の任意の時間との案内。
メニューは、ドイツ語とイタリア語で記されていたが、チェックイン時に口頭でざっくりと英語で説明してくれている。と同時に、メイン料理の選択もこの段階。


19時ちょうどに入口脇にあるレストランに向かったが、眺めの良い席は街側を見下ろす2テーブルだけ。うちテーブルセッティングの無かった1テーブルは最後まで来なかったので、ちょっと納得できない面も。
みなさんが外の景色を見やすいようにという配慮かもしれないけど、それほどまでして見たい景色では無いと思う。
写真の通り全面ガラス張りの部屋で、温室のような部屋。冬なら良いと思うが、夏は厳しい。
一か所開閉できる場所があったが、蒸風呂のような状態になっているのに最後までこの状態で、こんな点でもホテルではなく民宿、しかも気配りにかけたファミリーの運営だと感じた。(他に色々な面で、客を見ていないと思える節があった)

メニューには書かれていなかったが、最初はサラダ・バイキング。
全種類取ってこんな感じになったが、メインにサーモンが出てくるのに、自家製らしきスモークサーモンもある。っていうか、前菜と言えるものはそれと焼ズッキーニだけ。

セルフサービスのパンは、グリッシーニだけ取ってきたが、これで最後。補充が無かったので、後から来た人はありつけなかったわけで、やはりサービス面では劣悪レベルだ。
口コミ評価の良い店というものは、スタッフの人柄とかホスピタリティで評価される部分も大きいと思っているが、これで高評価というのは納得できない。(ちなみに、部屋もキッチンを使えないようにしているアパート部屋で、低レベル)

Crema di zucca, mela e zenzero
温かいスープは、南瓜ベースに生姜風味のある変わったお味。
リンゴと生姜って書いてあるけど、リンゴはあまり感じなかったし、家庭料理的なスープ。
飾り皿が結局最後まで置かれていたのは、まあご愛嬌。

Risotto con funghi
キノコのリゾットも、花で飾って見栄え良くしてはいるものの、味の方は極めて家庭料理。
昨日のピクニックで出てきたキノコのリゾットとは出来がまったく違う。
下手な埼玉イタリアンで出てくる、冷や飯で作ったリゾットのように米に芯が無いし、ベースとなる出汁がインスタントっぽい。

Salmone fresco alla griglia su contorno di verdurine
チェックイン時に、目いっぱい勧められたサーモン。
これなんかは、見栄えも含めて完全に素人料理っていう内容でガッカリ。
確かにサーモンの質は悪くなかったが、下手な塩使いに焼きも出来ていない。
まあ、料理の基礎を叩きこんでいないアマチュアの奥様が作る料理なんてこんなものだ。家内よりも下手糞だ。

Insalatina di avocado
北イタリアの魚料理はサーモンばかりだから食べたくないと家内が選んだアボカドサラダは、サーモンよりはマシと言っていたが、もっと酷い。
単にアボカドとズッキーニとパプリカを角切りにして混ぜ合わせただけで、アボカドの濃厚な旨味を生かしていない。料理になっていないのだ。
民宿なんて、こんなものだろうと思えば良いわけだが、民宿とは思えない高額の宿代を払っているだけに、求める水準は高くなって当たり前だ。

Semifreddo al amaretto fatto in casa con salsa al cioccolato calda
最後のセミフレッドだけは、真っ当なものが出てきた。
と言っても、これも家庭で作れるレベルで、レストランレベルに達していないけど。
とにかく部屋が暑いので、さっさと食べて涼しい部屋に戻ってしまった。
Trip Advisor や予約サイトの評価点でもそうだけど、民宿系の宿の評価はホテル系と比べて1ランク上がる傾向にあるので、騙されないようにしなければ。
それにしても、Hotel ではなく、Naturhotel って、インチキだよなぁ・・
ググってみると結構ヒットするんだけど、どんなものだろう?
【店舗詳細情報】
店名:Naturhotel La Cort
電話:0471-796488
住所:Pineies 18, 39046 Ortisei
GPS:46.573199, 11.636537
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