イタリア/コルフォスコ [Colfosco]: Hotel Luianta
訪問:2017/7/11 19:30
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★★☆、CPn/a

← 今日のルート実績(by Geo Tracker)
5日目は、紹介を後回しにするブランド城 [Castel Brando]」から再びドロミティ入り。
走行ルートマップは、スイッチを入れ忘れて最初の30Km程度が抜け落ちているが、南ドロミティの東側を北上するルートを取った。
ベネチア空港からドロミティに入る際のゲートウェイとなるベルーノ[Belluno]を経由して、ドロミティの中心都市であるコルティナに向かう際に利用する主要ルートだ。
今回は、ロンガロネ[Longarone]から西に進路を取って、初めてのドゥラン峠 [Passo Duran]を目指した。
さて、いつもなら峠の山小屋レストランでランチをいただくところだが、ブランド城の朝食をたっぷりいただいてしまったことから、ランチは無理とパスした。昔と違って、食べた分だけストレートに体重に反映してしまうので、無理に食べるような真似もしなくなっている。
今日の宿探しは、お気に入りのポルドイ峠を含む周回道路沿いにある街を狙っていたが、最初に狙った Corvara in Badiaの街は、ちょっと人が多すぎということで、そのお隣のコルフォスコ[Colfosco]の街で物色。


今回は、Google Mapのオフライン機能で表示されるホテルのレーティングと格でターゲットを絞ってアタックしているのだが、3軒回って3つ星ながらも評価が高い Hotel Luianta が、近くの4つ星ホテルでやたら日本人レビューが多かったホテルよりも眺めが良さそうということで決定。
この時期なら満室で断られることはまずないし、部屋を見てから決められるだけでなく、Booking.com で予約するよりも概ね1割程度安く泊まれることが多いのでお勧めだ。(1泊2食付€55.00/人)


ディナーは19:30から。この日はピザ・スペシャルだそうで、メインはピザになると。
安く食事を済ませることができるピザのどこがスペシャルなのかは、イタリア人との感覚の違いなんだろうが、選択肢が多いことがスペシャルなのかもしれない。

Buffet di insalate e verdure
Buffet of vegetables and salads
ピザがメインでサラダのバイキングだけとは寂しいのは、3つ星ホテルだから仕方ないと思っていたら、とんでもなかった。一昨日の4つ星ホテル「Hotel Colbricon」よりも全然良いではないか!(ピザがメインだからかも?)
一番上の貝殻に乗っているのは、茹で海老とアサリのオーロラソース、その右は輪切りの茄子にトマトソースを塗ってチーズを振り掛けてからオーブンで焼いたピザ風のもの、右下は鱒のスモーク、中央はチーズのフライとオニオンリング。左上は、ずばり中華風の春巻だ。

隠れて見えなかった部分のアップだが(見栄えが悪くて申し訳ない)、烏賊の中にマリネした魚と何かを詰め込んで、全体をマリネしたような料理は非常に美味。
全体的に食材が安っぽくないことと、調理技術が高いことを感じた予想外の展開だ。


パンは、どこのホテルでも大抵セルフサービス。
イタリアのパンは美味しくないので、大抵はパスするのだが、サラダのつもりが前菜バイキングだったことから、少しだけ取ってきた。
これ、シュリンクパックしたものをスーパーで売っているのを良く見かけるが、硬いのでクラッカー代わりに使える。


▲左:ドロミティで定番の水のブランド 右:レストランからの山の風景
ドロミティで水を頼めば、このブランドが出てくることが多い。
イタリアでは、ほとんどの地域で地元の水を出してくるので、結構楽しみだ。
たまに、日本でもおなじみのサンペレグリノを出す店があるが、過去の経験から料理に拘りのない店であるという結果になっているので、サンペレグリノが出てきたら覚悟しておこう!

Val Mezdi
Pomodoro, Mozzarella, prosciutto crudo, pomodorini, Grana
Tomato sauce, Mozzarella, raw ham, cherry tomatoes, Parmesan
メインのピザは9種類から選べた。しかも、わざわざ英訳したものを作ってくれていた。
同じものを2種類頼んでもつまらないと、ひとつは当地の名が入ったものをチョイス。

これは、生ハムがあまり美味しくないと家内に不評。
確かに。

Capricciosa
Pomodoro, Mozzarella, prosciutto crudo, funghi, carciofi, olive, capperi, acciughe, origano
Tomato sauce, Mozzarella, raw ham, mushrooms, artichokes, olives, capers, anchovies, oregano
もう一方は、具材豊富なカプリチョーザ。

具だくさんなピザは、それなりに楽しめるものの、所詮ピザだ。
メインの代わりにはなれないだろう。
ただ、薄い生地で具材を中心に楽しめる点では良かった。

Desert: Piccolo Buffet di mignon dello Chef
Small Buffet Chef's Mignon
最後のデザートは、ピッコロだと言われていたので期待していなかったのだが、これが10種類以上もある豪華版。
家内が選んだものと私が選んだものを掲載しておく。

水準的には決して高いものではないが、これだけ種類が多いとデザート好きの方には嬉しいはずだ。
難を言えば、ビュッフェ台にシェフ(?)が構えていて、説明しながら盛り付けてくれることから、じっくり吟味する時間を与えてくれなかったことかな。
以上で、夕食おしまい。


ついでに、朝食もなかなか充実していたので紹介しておく。
今回利用したドロミティでのホテルは、朝食は質素なコンチネンタルというパターンばかりだったが、ここは焼き立てパンが美味しいし、スクランブルエッグも素人レベル(朝当番のバイトが作るような物≒私も学生時代にYHのヘルパーで経験した)ではなかった。

※メニュー:この日のピザディナー、(英語版)、翌日のメニュー掲示
【店舗詳細情報】
店名:Hotel Luianta
電話:0471-836005
住所:Str. Pecëi 31, 39030 Colfosco
GPS:46.550573, 11.845156
☞ ドロミテ街道と南チロル - 峠と湖の地図
☞ レンタカーで楽しむドロミテ街道とドロミティ周辺情報
☞ 訪問したイタリアのレストランと各州の風景
【ドゥラン峠 [Passo Duran] の風景】
GPS:46.324613, 12.095978 (☞ Google Map)
この峠も最高地点に標識は無く、平坦な部分の両端に標識があった。
両端に1軒ずつ山小屋があったが、片方は新しくきれいなことから繁盛していたものの、もう片方は古くて閑古鳥。
なお、「Dolomiti Park Road」との標識が出ていた。日本で有名な「ドロミテ街道」なる標識は一度も見たことが無いが、それに似た名称の道路標識は初めて見た。








評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★★☆、CPn/a

← 今日のルート実績(by Geo Tracker)
5日目は、紹介を後回しにするブランド城 [Castel Brando]」から再びドロミティ入り。
走行ルートマップは、スイッチを入れ忘れて最初の30Km程度が抜け落ちているが、南ドロミティの東側を北上するルートを取った。
ベネチア空港からドロミティに入る際のゲートウェイとなるベルーノ[Belluno]を経由して、ドロミティの中心都市であるコルティナに向かう際に利用する主要ルートだ。
今回は、ロンガロネ[Longarone]から西に進路を取って、初めてのドゥラン峠 [Passo Duran]を目指した。
さて、いつもなら峠の山小屋レストランでランチをいただくところだが、ブランド城の朝食をたっぷりいただいてしまったことから、ランチは無理とパスした。昔と違って、食べた分だけストレートに体重に反映してしまうので、無理に食べるような真似もしなくなっている。
今日の宿探しは、お気に入りのポルドイ峠を含む周回道路沿いにある街を狙っていたが、最初に狙った Corvara in Badiaの街は、ちょっと人が多すぎということで、そのお隣のコルフォスコ[Colfosco]の街で物色。


今回は、Google Mapのオフライン機能で表示されるホテルのレーティングと格でターゲットを絞ってアタックしているのだが、3軒回って3つ星ながらも評価が高い Hotel Luianta が、近くの4つ星ホテルでやたら日本人レビューが多かったホテルよりも眺めが良さそうということで決定。
この時期なら満室で断られることはまずないし、部屋を見てから決められるだけでなく、Booking.com で予約するよりも概ね1割程度安く泊まれることが多いのでお勧めだ。(1泊2食付€55.00/人)


ディナーは19:30から。この日はピザ・スペシャルだそうで、メインはピザになると。
安く食事を済ませることができるピザのどこがスペシャルなのかは、イタリア人との感覚の違いなんだろうが、選択肢が多いことがスペシャルなのかもしれない。

Buffet di insalate e verdure
Buffet of vegetables and salads
ピザがメインでサラダのバイキングだけとは寂しいのは、3つ星ホテルだから仕方ないと思っていたら、とんでもなかった。一昨日の4つ星ホテル「Hotel Colbricon」よりも全然良いではないか!(ピザがメインだからかも?)
一番上の貝殻に乗っているのは、茹で海老とアサリのオーロラソース、その右は輪切りの茄子にトマトソースを塗ってチーズを振り掛けてからオーブンで焼いたピザ風のもの、右下は鱒のスモーク、中央はチーズのフライとオニオンリング。左上は、ずばり中華風の春巻だ。

隠れて見えなかった部分のアップだが(見栄えが悪くて申し訳ない)、烏賊の中にマリネした魚と何かを詰め込んで、全体をマリネしたような料理は非常に美味。
全体的に食材が安っぽくないことと、調理技術が高いことを感じた予想外の展開だ。


パンは、どこのホテルでも大抵セルフサービス。
イタリアのパンは美味しくないので、大抵はパスするのだが、サラダのつもりが前菜バイキングだったことから、少しだけ取ってきた。
これ、シュリンクパックしたものをスーパーで売っているのを良く見かけるが、硬いのでクラッカー代わりに使える。


▲左:ドロミティで定番の水のブランド 右:レストランからの山の風景
ドロミティで水を頼めば、このブランドが出てくることが多い。
イタリアでは、ほとんどの地域で地元の水を出してくるので、結構楽しみだ。
たまに、日本でもおなじみのサンペレグリノを出す店があるが、過去の経験から料理に拘りのない店であるという結果になっているので、サンペレグリノが出てきたら覚悟しておこう!

Val Mezdi
Pomodoro, Mozzarella, prosciutto crudo, pomodorini, Grana
Tomato sauce, Mozzarella, raw ham, cherry tomatoes, Parmesan
メインのピザは9種類から選べた。しかも、わざわざ英訳したものを作ってくれていた。
同じものを2種類頼んでもつまらないと、ひとつは当地の名が入ったものをチョイス。

これは、生ハムがあまり美味しくないと家内に不評。
確かに。

Capricciosa
Pomodoro, Mozzarella, prosciutto crudo, funghi, carciofi, olive, capperi, acciughe, origano
Tomato sauce, Mozzarella, raw ham, mushrooms, artichokes, olives, capers, anchovies, oregano
もう一方は、具材豊富なカプリチョーザ。

具だくさんなピザは、それなりに楽しめるものの、所詮ピザだ。
メインの代わりにはなれないだろう。
ただ、薄い生地で具材を中心に楽しめる点では良かった。

Desert: Piccolo Buffet di mignon dello Chef
Small Buffet Chef's Mignon
最後のデザートは、ピッコロだと言われていたので期待していなかったのだが、これが10種類以上もある豪華版。
家内が選んだものと私が選んだものを掲載しておく。

水準的には決して高いものではないが、これだけ種類が多いとデザート好きの方には嬉しいはずだ。
難を言えば、ビュッフェ台にシェフ(?)が構えていて、説明しながら盛り付けてくれることから、じっくり吟味する時間を与えてくれなかったことかな。
以上で、夕食おしまい。


ついでに、朝食もなかなか充実していたので紹介しておく。
今回利用したドロミティでのホテルは、朝食は質素なコンチネンタルというパターンばかりだったが、ここは焼き立てパンが美味しいし、スクランブルエッグも素人レベル(朝当番のバイトが作るような物≒私も学生時代にYHのヘルパーで経験した)ではなかった。

※メニュー:この日のピザディナー、(英語版)、翌日のメニュー掲示
【店舗詳細情報】
店名:Hotel Luianta
電話:0471-836005
住所:Str. Pecëi 31, 39030 Colfosco
GPS:46.550573, 11.845156
☞ ドロミテ街道と南チロル - 峠と湖の地図
☞ レンタカーで楽しむドロミテ街道とドロミティ周辺情報
☞ 訪問したイタリアのレストランと各州の風景
【ドゥラン峠 [Passo Duran] の風景】
GPS:46.324613, 12.095978 (☞ Google Map)
この峠も最高地点に標識は無く、平坦な部分の両端に標識があった。
両端に1軒ずつ山小屋があったが、片方は新しくきれいなことから繁盛していたものの、もう片方は古くて閑古鳥。
なお、「Dolomiti Park Road」との標識が出ていた。日本で有名な「ドロミテ街道」なる標識は一度も見たことが無いが、それに似た名称の道路標識は初めて見た。








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