台湾/新竹: 阿城號
訪問:2017/3/11 17:20
評価点:総合★★☆☆☆、味★★☆☆☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★☆☆☆☆、CP★★★☆☆
子供の頃、台湾ビーフンを食べて育っているので、本場新竹のビーフンを食べに行こうと3年前に新竹に来たものの、肝心の炒めビーフン(炒米粉)を食べさせてくれる店が少ないと、当時の呉記小吃のレビューで書いてある。
この店を含めて炒米粉を探したことはよく覚えているが、どの店も炒めた(??)ビーフンを店頭厨房に山積みしていて、そこから麺を注文分だけよそって、具材入り汁を掛けて出していたことから、私が求める炒米粉ではないとパスしていた。
調査範囲が狭すぎだったのだろうと、今度はお隣の北新竹駅で降りて繁華街をウロウロ歩いて回ってみたが、やはり炒米粉を食べさせてくれる店が無いに等しい。とにかく「米粉」の文字はあっても、「炒」の文字が入っていないのだ。
新竹都城隍廟周辺まで来ると、やたらとお土産米粉を山積みにしている店を見るようになるが、それをちゃんと炒めて食べさせてくれる店が無い。ビーフンの「産地」で有名なのであり、郷土料理としては発展していないのかもしれない。


最初に試したのは、ガイドブックに載っている有名店らしく(私は見ないので知らない)、2か所のブースに分散している屋台形式の店舗は全席満席の繁盛ぶり。店員に1人だと声を掛けると相席できるテーブルに案内してくれるので、自らテーブルが空くのを待つよりも店員に頼んでしまった方が早そうだ。
別に「炒麺」という料理もあることから、やはり米粉は当地の料理としては定着していない感じ。
「炒米粉」を食べるのは、新竹で名産のビーフンを食べようという(主に台湾国内の)観光客ぐらいなのかもしれない。
ちょっと気になるのは、別に「炒米粉麺」というものが同価格であったこと。
「炒米粉」と「炒麺」の混合だとは思うが、紛らわしいというか・・

炒米粉(NT$35≒130円)
この店が100年の歴史のある老店だというのだから、それが本来の食べ方なのかもと思って試すことにしたわけだが、予想通り撃沈。やっぱり炒めてない虚偽表示まがいの料理だ。
たぶん軽く炒め鍋に「さわって」いるのだろうが、そんなだまし行為は「炒め」とは言わないし、実際それすら感じないレベル。私の判断は、タレと油の入った汁で茹でた「茹麺」だ。
写真の通り、麺はツルツルでタレを回しかけてあるので、台湾の麺屋にある「乾・湯」の選択肢の「乾」に相当するものだ。
味付けはと言うと、かなり酸味の強い醤油味。これまた、前回食べた炒めビーフンと全く違う。
冷やし中華の酸っぱさほどではないし、ベースの味も違うが、見た目が似ている盛岡冷麺でもいただけそうな味付けだ。


什錦湯(NT$35≒130円)
猪皮竹筍魚羹
見たことが無いスープがあったので頼んでみたが、これまた値付けが高すぎるという感じ。
ほぼ大根とキャベツで、メニューに記されている油で揚げた豚の皮を茹で戻してお麩のような感じになったものが少しと1切れだけ魚団子。

スープの味は、日本的に中華出汁の効いた良い塩梅だったが、割高感が先に来てしまった。
やはり、ガイドブックで煽られた店のほとんどは、水準が下がっているか、最初からダメな店なんだろう。
魯肉飯や豬腳などの煮物系なら年季の入ったタレというものには期待できるが、歴史だけでは美味しさは測れないのだ。
※メニュー:注文伝票、壁メニュー
【店舗詳細情報】
店名:阿城號
電話:03-528-4517
営業:07:00~21:30
住所:新竹市北區中山路75號 新竹都城隍廟内
GPS:24.804430, 120.965528 (☞ Bing Map)
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評価点:総合★★☆☆☆、味★★☆☆☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★☆☆☆☆、CP★★★☆☆
子供の頃、台湾ビーフンを食べて育っているので、本場新竹のビーフンを食べに行こうと3年前に新竹に来たものの、肝心の炒めビーフン(炒米粉)を食べさせてくれる店が少ないと、当時の呉記小吃のレビューで書いてある。
この店を含めて炒米粉を探したことはよく覚えているが、どの店も炒めた(??)ビーフンを店頭厨房に山積みしていて、そこから麺を注文分だけよそって、具材入り汁を掛けて出していたことから、私が求める炒米粉ではないとパスしていた。
調査範囲が狭すぎだったのだろうと、今度はお隣の北新竹駅で降りて繁華街をウロウロ歩いて回ってみたが、やはり炒米粉を食べさせてくれる店が無いに等しい。とにかく「米粉」の文字はあっても、「炒」の文字が入っていないのだ。
新竹都城隍廟周辺まで来ると、やたらとお土産米粉を山積みにしている店を見るようになるが、それをちゃんと炒めて食べさせてくれる店が無い。ビーフンの「産地」で有名なのであり、郷土料理としては発展していないのかもしれない。


最初に試したのは、ガイドブックに載っている有名店らしく(私は見ないので知らない)、2か所のブースに分散している屋台形式の店舗は全席満席の繁盛ぶり。店員に1人だと声を掛けると相席できるテーブルに案内してくれるので、自らテーブルが空くのを待つよりも店員に頼んでしまった方が早そうだ。
別に「炒麺」という料理もあることから、やはり米粉は当地の料理としては定着していない感じ。
「炒米粉」を食べるのは、新竹で名産のビーフンを食べようという(主に台湾国内の)観光客ぐらいなのかもしれない。
ちょっと気になるのは、別に「炒米粉麺」というものが同価格であったこと。
「炒米粉」と「炒麺」の混合だとは思うが、紛らわしいというか・・

炒米粉(NT$35≒130円)
この店が100年の歴史のある老店だというのだから、それが本来の食べ方なのかもと思って試すことにしたわけだが、予想通り撃沈。やっぱり炒めてない虚偽表示まがいの料理だ。
たぶん軽く炒め鍋に「さわって」いるのだろうが、そんなだまし行為は「炒め」とは言わないし、実際それすら感じないレベル。私の判断は、タレと油の入った汁で茹でた「茹麺」だ。
写真の通り、麺はツルツルでタレを回しかけてあるので、台湾の麺屋にある「乾・湯」の選択肢の「乾」に相当するものだ。
味付けはと言うと、かなり酸味の強い醤油味。これまた、前回食べた炒めビーフンと全く違う。
冷やし中華の酸っぱさほどではないし、ベースの味も違うが、見た目が似ている盛岡冷麺でもいただけそうな味付けだ。


什錦湯(NT$35≒130円)
猪皮竹筍魚羹
見たことが無いスープがあったので頼んでみたが、これまた値付けが高すぎるという感じ。
ほぼ大根とキャベツで、メニューに記されている油で揚げた豚の皮を茹で戻してお麩のような感じになったものが少しと1切れだけ魚団子。

スープの味は、日本的に中華出汁の効いた良い塩梅だったが、割高感が先に来てしまった。
やはり、ガイドブックで煽られた店のほとんどは、水準が下がっているか、最初からダメな店なんだろう。
魯肉飯や豬腳などの煮物系なら年季の入ったタレというものには期待できるが、歴史だけでは美味しさは測れないのだ。
※メニュー:注文伝票、壁メニュー
【店舗詳細情報】
店名:阿城號
電話:03-528-4517
営業:07:00~21:30
住所:新竹市北區中山路75號 新竹都城隍廟内
GPS:24.804430, 120.965528 (☞ Bing Map)
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